2008/09/01 - 2008/09/05
1996位(同エリア2168件中)
やっピーさん
3日目。まずは名物・ゲゲゲの鬼太郎ストラップ(水木しげるの故郷だから)を買い、米子をあとにし、各駅で出雲市へ向かう。
天気はまぁまぁだけど、なんか雨降りそうだな〜。
ディーゼルカーは、しじみで有名な宍道湖や田園風景の中を走る。
一時間半後、ようやく出雲市駅に到着。ここからは一畑電鉄っていうローカル私鉄に乗り換えて出雲大社を目指すわけだが…。
また雨降ってきたよ!最悪やわ〜。まぁ傘があるからいいんだけど。ホントに傘持ってきてよかった!
ボロいローカル電車(南海電鉄のおさがり?)に揺られ、レトロな雰囲気の中マッタリしていれば出雲大社前まではあっという間。
さぁいよいよ縁結びの聖地・神のいる出雲大社へやってきましたぞ!
●出雲大社参拝
雨の中、松並木を抜けて歩くこと10分…出雲大社に到着。
静かな境内に響く観光客の声。そしてずっしりした縄と重みのある神宮に圧巻。
まずはお参り。ここはフツーの神社と違い、二礼四拍一礼が参拝スタイルらしい…。静かに礼をして…
『イイご縁がありますよーに♪』
帰りに縁結び御守&御札、そして御神籤を…。ここの御神籤、大吉とかはなくて、ただ今後の運勢が書いてあるのみ。
幸いにも俺は結構よさげな文が書いてありましたよ。雨の中、遠路はるばる来たんだからイイことありますように、神様…!
ちょうどお昼だったので、帰りは出雲名物・出雲割子そばを戴く。
三段重ねの小さな割子そば。関東とは違い、薬味はねぎのほかに鰹節ともみじおろし。
また違った味わいでなかなかよかったね〜。ところ変われば蕎麦も変わる…。蕎麦マニアとして、またひとつ初めての蕎麦が食えてよかったわ。
心も腹も満たしたところで一畑電鉄で出雲市に戻りましょうか。雨も小降りになり、天気も少しよくなってきたかな?
出雲市からはさらにディーゼルカーで西へ。途中から荒々しい日本海を眺めながら進む。
なんか心に響くぜ…。日本海の荒波は!
昨年、世界遺産に登録された島根県・石見銀山の麓にあり、日本海に面したところに温泉津(ゆのつ)温泉という温泉がある。
日本には温泉なんて山ほどあるけど、温泉という名前が付く温泉はここぐらいじゃないかな?(笑)
しかも日本の天然温泉五つ星に入った数少ない温泉というわけで、こりゃあ行くっきゃない!…と考え、途中下車。
険しい石見の山と、日本海に挟まれた小さな港町。昔は銀山の銀を搬出するのに栄えた街だそうだ。
道を歩くこと20分、ようやくレトロな雰囲気の温泉街へ。なんかいいムードだわ…。
お目当ての公共浴場『薬師湯』を見つけ、早速入浴!!素晴らしい泉質なだけに期待は高い!
うっ、熱い…そして体に染みる!舐めてみると鉄と塩分が…。かなりの高温だったけど、不思議とのぼせない。
なんだか体にしっかり染みる感じで、熱いのに心地よかった。
湯上がりには、レトロな館内の屋上にテラスがあったので、日本海の潮風を浴びてひとやすみ。これがマジ気持ちよかった!
あ〜降りてよかった、温泉津!小さな港町の小さな温泉…。だけどイイとこ見つけました!
やっぱり旅に出て、新しい温泉との出会いは嬉しい限りです。
ここから浜田までは、ダイヤの都合で別料金を払って特急スーパーおきに乗車!
そしてここから、専門学校時代の友人が合流。俺の旅の話を聞いて、わざわざ山陰までついて来てくれたのだ…。
雨の中到着も遅れて大変だったろうけど、ホントにすげぇ行動力…。俺もずっと一人旅だったから、少し新鮮だね。
相変わらず荒々しい日本海、そしてトンネルを貫きながら列車は西へ。浜田〜益田ではちょうど日没の中、日本海に沈み夕日を拝めて感動…。
ずっと並走してきた日本海、そして山陰線とは益田でお別れ。ここからは、山口線で一気に日本海側から太平洋側へ抜ける。
すっかり闇に包まれ、唯一の車内の楽しみは会話と旨い酒(笑)一人じゃ寂しかったけど、あっという間の山口線でしたよ。
こうして20時過ぎ、今夜の宿泊地、山口県・湯田温泉に到着。贅沢にも、今日二つ目の温泉です!!
今日は湯田温泉・梅の屋という旅館に宿泊。ちゃんとした宿だけど、素泊まりで6300円というビジネスホテル並の破格!
部屋もちゃんとした旅館の部屋で大満足!でも友人とは別部屋、しかも無駄に広くて寂しかったけどね(笑)
とりあえず温泉に入ろう!わずかに硫黄が香る単純温泉。湯の質も温度もちょうどよくて、マッタリ入浴させていただきました。
湯上がりに近くの居酒屋へ一杯やりに。考えてみりゃ、昼間から飲んでたからまわったわー(笑)
さすがに今日で旅も三日目、毎日酒を飲みながらだから体もバテバテ…。でも楽しいからいいけどさー(笑)
ホテルや旅館に泊まるのは今日が最後…。明日は夜行列車だからフトンでは寝れないわけだし、今日は早めに寝よう。
おやすみなさい!明日は山口から広島を経て、山陽線をひたすら東に戻ります。
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