2010/04/17 - 2010/04/17
2604位(同エリア7284件中)
みにくまさん
首里城の観光を終えた後に、この付近の観光スポットとして名高い「金城町石畳道」へ行ってきました。
ここは日本の道百選にも選ばれているそうで、沖縄に来たなら必ず行った方が良いと聞いていました。
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首里城金城町石畳道
県指定名勝
石畳道は約238mの坂道になっています。
元々は首里城から南部への主要道路として整備されていたのですが、戦火によりそのほとんどを焼失。
この看板を境に、下へ続く道が昔からの石畳道で、上の首里城へ続く道は戦後に整備されたものです。 -
首里金城町石畳道
首里城から南西へ続く、琉球石灰岩で舗装された道。
日本の道百選にも選ばれた、琉球王朝時代を偲ばせる石畳道です。 -
首里金城町石畳道
金城町石畳道は首里城から南西方向に続く石畳の道で、琉球王朝時代の最盛期、第二尚氏王統時代の第3代国王であった尚真王が、16世紀初め1522年頃から南部や現在の那覇軍港方面への交通路として整備したものが、造られた往時そのままの姿で残されているものです。
王統時代には約10kmにも及ぶ石畳の道が続いていたそうですが、現在は金城町に赤マルソウ通りから金城ダム通りまでの約238mほどの区間だけ、琉球王朝の往時を偲ばせる石畳の道が残されています。
当時はこの道を真珠道(まだまみち)と呼んでいました。 -
首里金城町石畳道
写真のとおり、かなりの急坂。
下りはいいが、上りはかなりキツいです(^_^;) -
首里金城町石畳道
石畳道周辺の文化財
この地図の中にある”金城町大アカギ”。
ところどころに看板もあって、ちょっと気になったのですが、時間の関係で見に行けませんでした。
しかし、後から調べたところ、どうせ石畳道まで来たのなら、大アカギだけは絶対に見た方がいい、とのことで、後からとても残念な気持ちになりました。 -
首里金城町石畳道
道沿いには沖縄独特の、赤瓦屋根の民家が立ち並んでいます。 -
首里金城町石畳道
★ トップ写真 ★ -
首里金城町石畳道
この建物は、2001年にNHKにて放映された連続テレビ小説「ちゅらさん」の古波蔵家として、外観が活用されました。 -
首里金城町石畳道
この家は個人の自宅なので、観光客はそれなりの配慮をするように看板に書かれております。
以前はここで観光客のマナーの悪さが問題になったようです。 -
首里金城町石畳道
石垣を覆うように咲いている木。
沖縄の風景を見ていると、石と木と花が生活の中に密接に溶け込んでいる感じがします。 -
首里金城町石畳道
これらの石垣の中には、近世以前のものも多く現存します。 -
首里 金城村屋(かなぐしくむらや)
1996年に出来た屋根つきの建物でトイレ付きの無料休憩所として一般に開放されています。
単に観光客向けの無料休憩所というだけでなく、地元自治会の集会所としての役目や、この建物自身もこの地域の歴史的景観を守ろうとする先導的役割も持っているそうです。 -
首里 金城村屋(かなぐしくむらや)
坂道の途中にある休憩所ということで、観光客にとってはありがたい施設です。 -
首里 金城村屋(かなぐしくむらや)
部屋に飾られていたこの立派なものは何でしょう??
太鼓かな? -
首里金城町石畳道
またこの石畳の道には、当時の琉球王朝の土木技術の粋が集められていて、真水の確保に苦労していた当時、石畳の道に降り注いだ雨は地下に浸透する間にきれいに濾過され、傾斜を利用して共同井戸に集まる仕組みになっているそうです。 -
首里金城町石畳道
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首里金城町石畳道
あまり見たことのない木。 -
首里金城町石畳道
この看板が下側の入口です。
ここから238mの道のりですが、上りの方が下りよりも数倍大変そう。
石畳には、滑りにくいように溝が彫ってあったそうですが、今ではずいぶん擦り減ってしまい、つるつるしているところもありますので、雨の日などには注意が必要でしょう。
最後に”大アカギ”は見ておくべきだったー・・・(大後悔)
◎ おしまい
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