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2010年3月に北関東へ訪れた際に、旧葛生町(栃木県佐野市)に立ち寄りました。<br /><br />葛生町の石灰関連作業の歴史は江戸時代にまで遡るとのことで、明治以後、ここは日本でも有数の石灰産業の町になったとのことです。<br />それらに関連する産業遺産が数多く残されているようですが、観光の目玉は長い間「葛生原人」だけでした。<br />近代産業勃興の地として、産業遺産などを観光と結びつけて地域の活性化に繋げていくことが期待されます。

旧葛生町(栃木県佐野市)

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2010/03/26 - 2010/03/26

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minaMicaze

minaMicazeさん

2010年3月に北関東へ訪れた際に、旧葛生町(栃木県佐野市)に立ち寄りました。

葛生町の石灰関連作業の歴史は江戸時代にまで遡るとのことで、明治以後、ここは日本でも有数の石灰産業の町になったとのことです。
それらに関連する産業遺産が数多く残されているようですが、観光の目玉は長い間「葛生原人」だけでした。
近代産業勃興の地として、産業遺産などを観光と結びつけて地域の活性化に繋げていくことが期待されます。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 葛生駅です。<br /><br />東武鉄道伊勢崎線館林駅から分かれる佐野線の終着駅で、浅草との間に、1日に1往復、急行りょうもう号が走っています。所要時間は、約1時間40分です。<br /><br />もちろん、急行以外の各駅停車も走っています。

    葛生駅です。

    東武鉄道伊勢崎線館林駅から分かれる佐野線の終着駅で、浅草との間に、1日に1往復、急行りょうもう号が走っています。所要時間は、約1時間40分です。

    もちろん、急行以外の各駅停車も走っています。

  • 葛生駅の料金表と券売機です。

    葛生駅の料金表と券売機です。

  • 券売機の右側に、有人の窓口(兼改札)があります。

    券売機の右側に、有人の窓口(兼改札)があります。

  • 外側から見た改札口です。<br /><br />ICカードには対応していますが、自動改札機はありません。

    外側から見た改札口です。

    ICカードには対応していますが、自動改札機はありません。

  • もう一つの改札口です。<br />建物の中を通らずに直接外へ出られますが、このときは閉鎖でした。<br /><br />その奥は、ホームへの通路です。

    もう一つの改札口です。
    建物の中を通らずに直接外へ出られますが、このときは閉鎖でした。

    その奥は、ホームへの通路です。

  • 葛生駅の構内です。<br /><br />画面中央左側に見えるのが、ホームです。

    葛生駅の構内です。

    画面中央左側に見えるのが、ホームです。

  • 駅の南側には広大な空き地が広がっています。<br /><br />かつては貨物を扱っていたとのことなので、ここには貨物関連の線路や施設があったと思われます。

    駅の南側には広大な空き地が広がっています。

    かつては貨物を扱っていたとのことなので、ここには貨物関連の線路や施設があったと思われます。

  • 葛生駅の東側から見た、駅の南側の空き地です。<br /><br />撤去されたレールや枕木が置いてありました。

    葛生駅の東側から見た、駅の南側の空き地です。

    撤去されたレールや枕木が置いてありました。

  • 上の写真の北側(駅側)です。<br /><br />東武佐野線の架線はここで終わっています。

    上の写真の北側(駅側)です。

    東武佐野線の架線はここで終わっています。

  • 東武佐野線の最終端です。<br />車止めもなく、ただ終わっています。<br /><br />こちら側に線路がないので、このポイントは使えないかもしれません。

    東武佐野線の最終端です。
    車止めもなく、ただ終わっています。

    こちら側に線路がないので、このポイントは使えないかもしれません。

  • 振り返って東方向(駅とは反対の方向)を見ると、鉄道の跡地が続いています。<br />石灰石などをこの葛生駅まで運ぶための専用貨物線のあったとのことです。<br />

    振り返って東方向(駅とは反対の方向)を見ると、鉄道の跡地が続いています。
    石灰石などをこの葛生駅まで運ぶための専用貨物線のあったとのことです。

  • 線路は取り外されていますが、路盤だけでなく架線柱は残されています。

    線路は取り外されていますが、路盤だけでなく架線柱は残されています。

  • 上の写真の後方に見える山の麓から葛生駅方向を見ると、専用線の架線柱などが見えます。<br /><br />現役の鉄道があるように見えます。

    上の写真の後方に見える山の麓から葛生駅方向を見ると、専用線の架線柱などが見えます。

    現役の鉄道があるように見えます。

  • 近寄ってみても現役のように見えますが、線路はありませんし、橋も取り外されています。<br />でも、このあたりは架線が残されています。<br /><br />これは葛生駅方向です。<br />ここから振り返って北方向を見ると……

    近寄ってみても現役のように見えますが、線路はありませんし、橋も取り外されています。
    でも、このあたりは架線が残されています。

    これは葛生駅方向です。
    ここから振り返って北方向を見ると……

  • 広大な線路跡が残されています。<br />右方向に工場があるので、そこへの引込み線もあったようです。<br /><br />専用線が現役で稼動していた頃を知っている方に、説明いただけると更に興味深く歩けると思いました。

    広大な線路跡が残されています。
    右方向に工場があるので、そこへの引込み線もあったようです。

    専用線が現役で稼動していた頃を知っている方に、説明いただけると更に興味深く歩けると思いました。

  • 橋が取り外されている場所の一つです。<br />橋脚は残っていますし、架線柱や架線も残っています。

    橋が取り外されている場所の一つです。
    橋脚は残っていますし、架線柱や架線も残っています。

  • 山の中腹まで登って葛生駅方向を見ると、山の麓から葛生駅に向かって築堤が続いています。<br />ここにも線路があったように見えます。

    山の中腹まで登って葛生駅方向を見ると、山の麓から葛生駅に向かって築堤が続いています。
    ここにも線路があったように見えます。

  • 葛生駅(画面中央)と、専用線の跡地(画面中央から右方向へ)と、築堤(手前から中央へ)との位置関係です。

    葛生駅(画面中央)と、専用線の跡地(画面中央から右方向へ)と、築堤(手前から中央へ)との位置関係です。

  • 専用線の跡は葛生の街中へ続いています。<br />ここは葛生東3丁目付近の交差点で、葛生駅とは反対側の北西方向です。

    専用線の跡は葛生の街中へ続いています。
    ここは葛生東3丁目付近の交差点で、葛生駅とは反対側の北西方向です。

  • 上の写真と同じ交差点で、葛生駅方向です。

    上の写真と同じ交差点で、葛生駅方向です。

  • 佐野市役所葛生庁舎に隣接して、葛生化石館、葛生伝承館、吉澤記念美術館があり、更に葛の里壱番館という食堂や売店が入っている施設があります。<br /><br />これらがある敷地内に共通の駐車場がありますが、その一角に葛生の鉱山鉄道で使われていたガソリンカーと人車が保存されています。<br /><br />鉱山鉄道は1980年に廃止され、カプセルライナーという輸送システムに置き換えられた、とありますので、跡地が残っている専用線とは別物ということなのでしょうね。

    佐野市役所葛生庁舎に隣接して、葛生化石館、葛生伝承館、吉澤記念美術館があり、更に葛の里壱番館という食堂や売店が入っている施設があります。

    これらがある敷地内に共通の駐車場がありますが、その一角に葛生の鉱山鉄道で使われていたガソリンカーと人車が保存されています。

    鉱山鉄道は1980年に廃止され、カプセルライナーという輸送システムに置き換えられた、とありますので、跡地が残っている専用線とは別物ということなのでしょうね。

  • 鉱山鉄道で使われていたガソリンカーです。<br /><br />日立10トンディーゼル13号機だそうです。<br />引退してから30年も経っているとは思えないほどの佇まいで、すぐにでも走れそうな感じでした。<br /><br />ディーゼルエンジンなのにガソリンカーというのは、年配の方が電車でも汽車と言ったり、旅番組のレポータが気動車なのに電車と言うようなものなのでしょうか。<br />ガソリンカーは内燃機関車を指す一般名詞になっているのかもしれませんね。

    鉱山鉄道で使われていたガソリンカーです。

    日立10トンディーゼル13号機だそうです。
    引退してから30年も経っているとは思えないほどの佇まいで、すぐにでも走れそうな感じでした。

    ディーゼルエンジンなのにガソリンカーというのは、年配の方が電車でも汽車と言ったり、旅番組のレポータが気動車なのに電車と言うようなものなのでしょうか。
    ガソリンカーは内燃機関車を指す一般名詞になっているのかもしれませんね。

  • こちらは人を輸送する”人車”だそうですが、鉱石を積む”鉱車”に対してこう呼ばれているようですので、”人が押して移動する”ということではないようです。

    こちらは人を輸送する”人車”だそうですが、鉱石を積む”鉱車”に対してこう呼ばれているようですので、”人が押して移動する”ということではないようです。

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