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 山好きの私達夫婦、新日本百名山の東鳳翩山に登りに山口県まで出かけましたが、山登りだけではもったいないので、東鳳翩山に登った夜を防府で泊まり、翌日防府の観光をしました。<br /> これまで私が知っていた防府の観光地といえば、防府天満宮のみでしたが、今回は一日かけて、山頭火生家跡、国分寺、東大寺別院阿弥陀時、毛利氏庭園と博物館、大平山などいろいろと見てきました。防府は歴史の宝庫でした。<br /> 帰り、岩国へも立ち寄り、錦帯橋も見ました。<br /> 旅行記名: ☆山口の鳳翩山に登る<br />■URL:http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10451321/<br />旅行記名: 錦帯橋<br />■URL:http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10449486/<br />    です。これも見てくださいね。    

☆歴史の宝庫・防府をめぐる旅☆

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2009/04/24 - 2009/04/24

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ナオ

ナオさん

 山好きの私達夫婦、新日本百名山の東鳳翩山に登りに山口県まで出かけましたが、山登りだけではもったいないので、東鳳翩山に登った夜を防府で泊まり、翌日防府の観光をしました。
 これまで私が知っていた防府の観光地といえば、防府天満宮のみでしたが、今回は一日かけて、山頭火生家跡、国分寺、東大寺別院阿弥陀時、毛利氏庭園と博物館、大平山などいろいろと見てきました。防府は歴史の宝庫でした。
 帰り、岩国へも立ち寄り、錦帯橋も見ました。
 旅行記名: ☆山口の鳳翩山に登る
■URL:http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10451321/
旅行記名: 錦帯橋
■URL:http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10449486/
    です。これも見てくださいね。    

同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  •  東鳳翩山に登り、防府に泊まった翌日、まず尋ねたのは自由律俳句の俳人・種田山頭火の生家跡です。防府には山頭火の小径などという散策路まであります。私達もぶらぶらとそれを辿って行きます。<br /> 山頭火の独特の俳句はとても人気がありますが、飄々としていてなんとも味が有り、俳句など何もわからない私をも惹きつけるだけの魅力があります。<br /> 

     東鳳翩山に登り、防府に泊まった翌日、まず尋ねたのは自由律俳句の俳人・種田山頭火の生家跡です。防府には山頭火の小径などという散策路まであります。私達もぶらぶらとそれを辿って行きます。
     山頭火の独特の俳句はとても人気がありますが、飄々としていてなんとも味が有り、俳句など何もわからない私をも惹きつけるだけの魅力があります。
     

  • 山頭火の生家跡です。<br /> 山頭火は明治15年、大地主の長男として、この地で生まれています。早稲田大学を病気のため中退、その後、防府で父親と共に造り酒屋を営むも失敗、妻子を連れて熊本に移り住んでいます。<br /> 山頭火は、大正14年44歳の時出家、俳句を作りながら全国行脚しています。<br /> その後、小郡、湯田などに移り住み、昭和15年59歳で松山にて没しています。

    山頭火の生家跡です。
     山頭火は明治15年、大地主の長男として、この地で生まれています。早稲田大学を病気のため中退、その後、防府で父親と共に造り酒屋を営むも失敗、妻子を連れて熊本に移り住んでいます。
     山頭火は、大正14年44歳の時出家、俳句を作りながら全国行脚しています。
     その後、小郡、湯田などに移り住み、昭和15年59歳で松山にて没しています。

  • 私は山頭火の句では、<br /> 「分け入つても分け入つても青い山」<br />が、一番好きですが、山頭火生家跡には、<br /> 「生まれた家はあとかたもないほうたる」<br />の句碑が、建てられていました。

    私は山頭火の句では、
     「分け入つても分け入つても青い山」
    が、一番好きですが、山頭火生家跡には、
     「生まれた家はあとかたもないほうたる」
    の句碑が、建てられていました。

  •  ここは大仏殿です。<br /> 奈良の東大寺の大仏殿を模して作られたものだそうで、以前は別の場所にあったのだそうですが、明治25年にこの地に移築されたのだそうです。<br /> 広く人々の信仰を集めています。

     ここは大仏殿です。
     奈良の東大寺の大仏殿を模して作られたものだそうで、以前は別の場所にあったのだそうですが、明治25年にこの地に移築されたのだそうです。
     広く人々の信仰を集めています。

  •  この大仏は、座像で、高さ約3mある阿弥陀如来です。806年前、周防の国司・俊乗坊重源上人によって作られたと伝わっています。

    この大仏は、座像で、高さ約3mある阿弥陀如来です。806年前、周防の国司・俊乗坊重源上人によって作られたと伝わっています。

  •  続いて、防府国分寺にやってきました。防府国分寺は、741年聖武天皇の命によって全国に建てられた国分寺の一つで、周防国の国分寺として建てられたお寺です。<br />

     続いて、防府国分寺にやってきました。防府国分寺は、741年聖武天皇の命によって全国に建てられた国分寺の一つで、周防国の国分寺として建てられたお寺です。

  •  ここは周防国の国分寺です。<br /> 見えているのは仁王門です。仁王門は1596年、毛利輝元が建立、毛利重就が修築したものだそうです。

    イチオシ

     ここは周防国の国分寺です。
     見えているのは仁王門です。仁王門は1596年、毛利輝元が建立、毛利重就が修築したものだそうです。

  •  防府国分寺は、創建当時の場所にそのまま伽藍が残っている点で、全国的に珍しい例として知られています。<br /> 現在の国分寺金堂は、萩藩七代藩主毛利重就を施主として建立された物で、国指定の重要文化財になっています。私達は、拝観料500円を払って、中を拝観させていただきましたが、本尊の薬師如来座像を初め、多くの重要文化財の仏像が安置されていました。<br /> 寺域も国の史跡に指定されています。

     防府国分寺は、創建当時の場所にそのまま伽藍が残っている点で、全国的に珍しい例として知られています。
     現在の国分寺金堂は、萩藩七代藩主毛利重就を施主として建立された物で、国指定の重要文化財になっています。私達は、拝観料500円を払って、中を拝観させていただきましたが、本尊の薬師如来座像を初め、多くの重要文化財の仏像が安置されていました。
     寺域も国の史跡に指定されています。

  • これは、防府国分寺の樹齢600年の大欅です。

    これは、防府国分寺の樹齢600年の大欅です。

  •  次にやって来たのは、防府天満宮です。私は防府天満宮は三度目です。 防府天満宮は、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神といわれており、ここには、御神幸祭という有名なお祭りが伝わっています。これは、別名裸坊祭と言われる勇壮な荒祭りです。

     次にやって来たのは、防府天満宮です。私は防府天満宮は三度目です。 防府天満宮は、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神といわれており、ここには、御神幸祭という有名なお祭りが伝わっています。これは、別名裸坊祭と言われる勇壮な荒祭りです。

  •  防府天満宮は、学問の神様と言われている菅原道真をお祀りしており、多くに参拝者で賑わいます。<br /> また、境内には、菅原道真にちなんで、梅の木がたくさん植えられており、花の時期は見事です。

     防府天満宮は、学問の神様と言われている菅原道真をお祀りしており、多くに参拝者で賑わいます。
     また、境内には、菅原道真にちなんで、梅の木がたくさん植えられており、花の時期は見事です。

  • 防府天満宮の三重塔です。

    イチオシ

    防府天満宮の三重塔です。

  •  続いてやって来たのは、東大寺別院・周防阿弥陀寺です。<br />下の150台も駐車できる大きな駐車場に車を置き、歩いて参拝です。

    続いてやって来たのは、東大寺別院・周防阿弥陀寺です。
    下の150台も駐車できる大きな駐車場に車を置き、歩いて参拝です。

  •  東大寺別院・周防阿弥陀寺の仁王門の金剛力士像は、鎌倉時代初期の作で、国指定重要文化財です。<br /> 東大寺別院・周防阿弥陀寺には、他にも多くの国宝や重要文化財が残されています。

     東大寺別院・周防阿弥陀寺の仁王門の金剛力士像は、鎌倉時代初期の作で、国指定重要文化財です。
     東大寺別院・周防阿弥陀寺には、他にも多くの国宝や重要文化財が残されています。

  •  東大寺別院・周防阿弥陀寺は、鎌倉時代の初め、東大寺の大仏殿再建のため周防国に派遣された俊乗房重源上人が、後白河法王のために建てたお寺で、山口県下きっての名刹です。また、あじさい寺としても有名です。<br /> 私達は、苔むした石段をてくてくと登って行きます。東大寺別院・周防阿弥陀寺の境内は広いです。<br /> 

     東大寺別院・周防阿弥陀寺は、鎌倉時代の初め、東大寺の大仏殿再建のため周防国に派遣された俊乗房重源上人が、後白河法王のために建てたお寺で、山口県下きっての名刹です。また、あじさい寺としても有名です。
     私達は、苔むした石段をてくてくと登って行きます。東大寺別院・周防阿弥陀寺の境内は広いです。
     

  •  石段を登って、山門を潜って、東大寺別院・周防阿弥陀寺の本堂にお参りします。<br /> 東大寺別院・周防阿弥陀寺では、土砂災害を受けたそうで、私達が訪れた時、一部修理中でした。

     石段を登って、山門を潜って、東大寺別院・周防阿弥陀寺の本堂にお参りします。
     東大寺別院・周防阿弥陀寺では、土砂災害を受けたそうで、私達が訪れた時、一部修理中でした。

  •  続いて、国の名勝に指定された「毛利氏庭園」と「毛利博物館」にやって来ました。<br /> ここでは、旧長州藩主毛利氏の本邸・庭園・毛利氏伝来の家宝が公開されています。

     続いて、国の名勝に指定された「毛利氏庭園」と「毛利博物館」にやって来ました。
     ここでは、旧長州藩主毛利氏の本邸・庭園・毛利氏伝来の家宝が公開されています。

  • 毛利氏庭園は広く、84000?もあり、本邸も約4000?あるのだそうです。

    毛利氏庭園は広く、84000?もあり、本邸も約4000?あるのだそうです。

  • 広い回遊式の毛利氏庭園には、色んな花が咲いていました。これはアヤメだと思います。

    広い回遊式の毛利氏庭園には、色んな花が咲いていました。これはアヤメだと思います。

  •  旧長州藩主毛利氏の邸宅は標高225mの多々良山の南麓にあります。庭園からの展望も最高で、天気に恵まれれば、九州の国東半島まで見えます。

     旧長州藩主毛利氏の邸宅は標高225mの多々良山の南麓にあります。庭園からの展望も最高で、天気に恵まれれば、九州の国東半島まで見えます。

  • これも毛利氏庭園です。

    これも毛利氏庭園です。

  • これも毛利氏庭園です。

    これも毛利氏庭園です。

  • これも毛利氏庭園です。フジの花が見事です。

    これも毛利氏庭園です。フジの花が見事です。

  • これも毛利氏庭園です。

    これも毛利氏庭園です。

  •  旧長州藩主毛利氏邸宅です。明治、大正の建築ですが、書院造り様式の総ヒノキ造りで、素晴らしいものです。<br /> 邸宅の一角は、毛利博物館となっていて、国宝や重要文化財などの美術品、工芸品、古文書などが公開されています。

     旧長州藩主毛利氏邸宅です。明治、大正の建築ですが、書院造り様式の総ヒノキ造りで、素晴らしいものです。
     邸宅の一角は、毛利博物館となっていて、国宝や重要文化財などの美術品、工芸品、古文書などが公開されています。

  •  続いて631mの大平山に登ってきました。ロープウェイ(片道600円、子ども300円)でも登れる大平山ですが、車道もあり、ほとんど頂上まで車で来られます。

     続いて631mの大平山に登ってきました。ロープウェイ(片道600円、子ども300円)でも登れる大平山ですが、車道もあり、ほとんど頂上まで車で来られます。

  •  展望が良く、 芝生広場や遊びの広場、多目的広場などがあり、一年を通していつでも楽しめる大平山ですが、春のツツジの時期は、特に美しいです。大平山はツツジの名所としても知られています。

    イチオシ

     展望が良く、 芝生広場や遊びの広場、多目的広場などがあり、一年を通していつでも楽しめる大平山ですが、春のツツジの時期は、特に美しいです。大平山はツツジの名所としても知られています。

  • 色んな種類のツツジが植えられていますが、これも大平山のツツジです。

    色んな種類のツツジが植えられていますが、これも大平山のツツジです。

  •  大平山の頂上付近は、ツツジで埋め尽くされ、それはそれは綺麗で見事です。私達の行った時は、少し早く、開きはじめもあったのですが、それでも御覧のとおりです。

     大平山の頂上付近は、ツツジで埋め尽くされ、それはそれは綺麗で見事です。私達の行った時は、少し早く、開きはじめもあったのですが、それでも御覧のとおりです。

  •  大平山631mの三角点を見つけました。なんと一等三角点ではありませんか!!こんなに手軽に登れる一等三角点の山があるんですねぇ〜。ビックリしました。<br /> 東鳳翩山に登った後の観光途中の私達には、大平山は思わぬお土産になりました。

     大平山631mの三角点を見つけました。なんと一等三角点ではありませんか!!こんなに手軽に登れる一等三角点の山があるんですねぇ〜。ビックリしました。
     東鳳翩山に登った後の観光途中の私達には、大平山は思わぬお土産になりました。

  •  これも大平山のツツジです。

     これも大平山のツツジです。

  •  大平山631mは防府地方で最も高い山で、一等三角点もあり、それだけに、眺めは最高です。九州の国東半島まではっきり見えます。

     大平山631mは防府地方で最も高い山で、一等三角点もあり、それだけに、眺めは最高です。九州の国東半島まではっきり見えます。

  • これも大平山からの展望です。<br /><br />天気にも恵まれて、山口の旅、最高でした。

    これも大平山からの展望です。

    天気にも恵まれて、山口の旅、最高でした。

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