2009/04/24 - 2009/04/24
89位(同エリア135件中)
ナオさん
山好きの私達夫婦、新日本百名山の東鳳翩山に登りに山口県まで出かけましたが、山登りだけではもったいないので、東鳳翩山に登った夜を防府で泊まり、翌日防府の観光をしました。
これまで私が知っていた防府の観光地といえば、防府天満宮のみでしたが、今回は一日かけて、山頭火生家跡、国分寺、東大寺別院阿弥陀時、毛利氏庭園と博物館、大平山などいろいろと見てきました。防府は歴史の宝庫でした。
帰り、岩国へも立ち寄り、錦帯橋も見ました。
旅行記名: ☆山口の鳳翩山に登る
■URL:http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10451321/
旅行記名: 錦帯橋
■URL:http://4travel.jp/traveler/nnkojima/album/10449486/
です。これも見てくださいね。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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東鳳翩山に登り、防府に泊まった翌日、まず尋ねたのは自由律俳句の俳人・種田山頭火の生家跡です。防府には山頭火の小径などという散策路まであります。私達もぶらぶらとそれを辿って行きます。
山頭火の独特の俳句はとても人気がありますが、飄々としていてなんとも味が有り、俳句など何もわからない私をも惹きつけるだけの魅力があります。
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山頭火の生家跡です。
山頭火は明治15年、大地主の長男として、この地で生まれています。早稲田大学を病気のため中退、その後、防府で父親と共に造り酒屋を営むも失敗、妻子を連れて熊本に移り住んでいます。
山頭火は、大正14年44歳の時出家、俳句を作りながら全国行脚しています。
その後、小郡、湯田などに移り住み、昭和15年59歳で松山にて没しています。 -
私は山頭火の句では、
「分け入つても分け入つても青い山」
が、一番好きですが、山頭火生家跡には、
「生まれた家はあとかたもないほうたる」
の句碑が、建てられていました。 -
ここは大仏殿です。
奈良の東大寺の大仏殿を模して作られたものだそうで、以前は別の場所にあったのだそうですが、明治25年にこの地に移築されたのだそうです。
広く人々の信仰を集めています。 -
この大仏は、座像で、高さ約3mある阿弥陀如来です。806年前、周防の国司・俊乗坊重源上人によって作られたと伝わっています。
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続いて、防府国分寺にやってきました。防府国分寺は、741年聖武天皇の命によって全国に建てられた国分寺の一つで、周防国の国分寺として建てられたお寺です。
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イチオシ
ここは周防国の国分寺です。
見えているのは仁王門です。仁王門は1596年、毛利輝元が建立、毛利重就が修築したものだそうです。 -
防府国分寺は、創建当時の場所にそのまま伽藍が残っている点で、全国的に珍しい例として知られています。
現在の国分寺金堂は、萩藩七代藩主毛利重就を施主として建立された物で、国指定の重要文化財になっています。私達は、拝観料500円を払って、中を拝観させていただきましたが、本尊の薬師如来座像を初め、多くの重要文化財の仏像が安置されていました。
寺域も国の史跡に指定されています。 -
これは、防府国分寺の樹齢600年の大欅です。
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次にやって来たのは、防府天満宮です。私は防府天満宮は三度目です。 防府天満宮は、京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本三天神といわれており、ここには、御神幸祭という有名なお祭りが伝わっています。これは、別名裸坊祭と言われる勇壮な荒祭りです。
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防府天満宮は、学問の神様と言われている菅原道真をお祀りしており、多くに参拝者で賑わいます。
また、境内には、菅原道真にちなんで、梅の木がたくさん植えられており、花の時期は見事です。 -
イチオシ
防府天満宮の三重塔です。
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続いてやって来たのは、東大寺別院・周防阿弥陀寺です。
下の150台も駐車できる大きな駐車場に車を置き、歩いて参拝です。 -
東大寺別院・周防阿弥陀寺の仁王門の金剛力士像は、鎌倉時代初期の作で、国指定重要文化財です。
東大寺別院・周防阿弥陀寺には、他にも多くの国宝や重要文化財が残されています。 -
東大寺別院・周防阿弥陀寺は、鎌倉時代の初め、東大寺の大仏殿再建のため周防国に派遣された俊乗房重源上人が、後白河法王のために建てたお寺で、山口県下きっての名刹です。また、あじさい寺としても有名です。
私達は、苔むした石段をてくてくと登って行きます。東大寺別院・周防阿弥陀寺の境内は広いです。
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石段を登って、山門を潜って、東大寺別院・周防阿弥陀寺の本堂にお参りします。
東大寺別院・周防阿弥陀寺では、土砂災害を受けたそうで、私達が訪れた時、一部修理中でした。 -
続いて、国の名勝に指定された「毛利氏庭園」と「毛利博物館」にやって来ました。
ここでは、旧長州藩主毛利氏の本邸・庭園・毛利氏伝来の家宝が公開されています。 -
毛利氏庭園は広く、84000?もあり、本邸も約4000?あるのだそうです。
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広い回遊式の毛利氏庭園には、色んな花が咲いていました。これはアヤメだと思います。
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旧長州藩主毛利氏の邸宅は標高225mの多々良山の南麓にあります。庭園からの展望も最高で、天気に恵まれれば、九州の国東半島まで見えます。
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これも毛利氏庭園です。
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これも毛利氏庭園です。
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これも毛利氏庭園です。フジの花が見事です。
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これも毛利氏庭園です。
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旧長州藩主毛利氏邸宅です。明治、大正の建築ですが、書院造り様式の総ヒノキ造りで、素晴らしいものです。
邸宅の一角は、毛利博物館となっていて、国宝や重要文化財などの美術品、工芸品、古文書などが公開されています。 -
続いて631mの大平山に登ってきました。ロープウェイ(片道600円、子ども300円)でも登れる大平山ですが、車道もあり、ほとんど頂上まで車で来られます。
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イチオシ
展望が良く、 芝生広場や遊びの広場、多目的広場などがあり、一年を通していつでも楽しめる大平山ですが、春のツツジの時期は、特に美しいです。大平山はツツジの名所としても知られています。
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色んな種類のツツジが植えられていますが、これも大平山のツツジです。
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大平山の頂上付近は、ツツジで埋め尽くされ、それはそれは綺麗で見事です。私達の行った時は、少し早く、開きはじめもあったのですが、それでも御覧のとおりです。
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大平山631mの三角点を見つけました。なんと一等三角点ではありませんか!!こんなに手軽に登れる一等三角点の山があるんですねぇ〜。ビックリしました。
東鳳翩山に登った後の観光途中の私達には、大平山は思わぬお土産になりました。 -
これも大平山のツツジです。
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大平山631mは防府地方で最も高い山で、一等三角点もあり、それだけに、眺めは最高です。九州の国東半島まではっきり見えます。
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これも大平山からの展望です。
天気にも恵まれて、山口の旅、最高でした。
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