2009/05/05 - 2009/05/06
188位(同エリア307件中)
ナオさん
五月のGWを長野で遊んだ私たち夫婦は、信州で過ごす最後の日を、野沢温泉でのんびり過ごそうと計画しました。
古くから、いで湯の里として親しまれてきた野沢温泉には十三もの外湯が点在しています。温泉大好きの私としては、温泉めぐりをしないわけにはいきません。(^.^)
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
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前泊の上田を出て、上田菅平ICから上信越自動車道を豊田飯山ICまで走り、そこからは国道117号線を使って野沢温泉にやって来ました。
見えているのは野沢温泉の観光協会の建物です。私達はまずここに立ち寄り、タウンマップをいただきました。 -
次に観光協会の近くにある今夜の宿「御宿 ブランチ あけびや」に行き、宿泊手続きをして、車を止めさせてもらいます。
その後は、タウンマップを片手に、歩いて野沢温泉の散策に出かけます。 -
野沢温泉は坂の町です。私達は「おぼろ月夜の館」目指して、だらだらと坂を登って行きます。
野沢温泉に点在している十三の外湯(共同浴場)の一つ、「十王堂の湯」の所に来ました。
「十王堂の湯」は「おぼろ月夜の館 斑山文庫」の所から坂を少し下った所にあります。前には閻魔堂があります。
ここの湯は、麻釜と湯ノ宮から引湯しています。泉質は含石膏ー食塩・硫黄泉です。効能は胃腸病、リュウマチ、婦人病、中風などです。
ここの湯は飲用もできるそうです。また、ここでは温泉卵をつくることもできます。 -
これが閻魔堂です。
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閻魔堂の中をのぞいて見ました。
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「おぼろ月夜の館 斑山文庫」の前には商工会館があります。
これは、その前に保存されている「長野パラリンピックの聖火台」です。
その隣には道祖神があります。野沢温泉ではこのような道祖神があちこちに立っていて、私たちを歓迎してくれています。 -
イチオシ
「おぼろ月夜の館」の入口には道祖神神社が祀られています。1月15日に行われる道祖神祭りは重要無形文化財になっているのだそうです。
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ここが「おぼろ月夜の館 斑山文庫」です。中野市出身の国文学者で、「故郷」、「春がきた」、「春の小川」、「朧月夜」、「紅葉」などの文部省唱歌を作詞した高野辰之博士の記念館です。
高野辰之博士は、野沢温泉から近い中野市の生まれですが、生誕地の中野市と、晩年を過ごした野沢温泉に記念館が建てられています。 -
イチオシ
「おぼろ月夜の館 斑山文庫」です。八重桜と菜の花に囲まれ、とても素敵でした。
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これは「おぼろ月夜の館 斑山文庫」の庭に建つ高野辰之博士の像です。
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これは「おぼろ月夜の館」の庭園に建つ高野辰之作詞の「春がきた」の歌碑です。
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ぶらぶら歩いて大湯通りにやって来ました。
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イチオシ
ここが野沢温泉の十三の外湯の一つ、大湯です。大湯は野沢温泉のシンボル的な建物です。
あたたまる湯で、飲用してもいい湯なのだそうです。泉質は単純硫黄泉で、胃腸病、リュウマチ、婦人病、中風に効くそうです。
ここには薬師三尊が祀られています。
江戸時代から湯仲間と言う制度によって守られてきた村の人たちの共有財産の共同浴場。野沢温泉にはこのような外湯と呼ばれる共同浴場が十三も点在しています。そして、大湯には薬師三尊が祀られ、そのほかの湯には、十二の神将が祀られ、野沢の湯の守り仏となっているのだそうです。
私たち観光客も地元の方と一緒に、この外湯に入れていただくことができます。 -
ここは大湯の近くにある足湯です。時間があまりない方など、ちょっと足湯に浸かるだけでも癒されるものです。
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「ミニ温泉広場 湯らり」の所までやって来ました。湯らり周辺に、建ち並ぶ土産物店です。
野沢温泉は温泉の他にも、スキー場、野沢菜漬け、アケビ細工、鳩車などで有名ですが、この辺りの土産店でも、アケビ細工や野沢菜漬けなどが並んでいました。 -
続いてやって来た所が「ミニ温泉広場湯らり」です。
ここには二つの足湯と温泉卵を作る設備が整っています。
近くのお土産店では、すでに出来た温泉卵だけでなく、生卵も手に入りますので、自分で温泉卵を作ることができます。
温泉卵を作る設備のされた所の蓋を取って、網に入った卵を杭に引っ掛けておくだけでいいのです。
後は足湯に入って待っていれば、美味しい温泉卵の出来上がりです。 -
「湯らり」には足湯と温泉卵を茹でる設備がありますが、これが温泉卵を作る設備です。
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「湯らり」から見える所に、「野沢温泉小唄記念碑」が建っています。
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ここは御嶽神社参道です。観光客がお参りしています。
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この御嶽神社の雰囲気だけでも、野沢温泉の長い温泉街の歴史を感じさせるようです。
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イチオシ
「天然記念物 麻釜熱湯湧泉」です。麻釜(おがま)には大釜、茹釜、円(丸)釜、竹伸釜、下釜の五つの釜があります。
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麻釜の丸釜です。
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麻釜の茹釜です。
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地元の人が麻釜で野菜をゆでていました。
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私達は休憩がてら立ち寄った店で、コーヒーを飲み、温泉卵と温泉饅頭を食べました。
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ここは野沢温泉の日帰り温泉施設「温泉健康館のざわ」です。ここには露天風呂もあります。
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「温泉健康館のざわ」の入口に建つ高野辰之博士の「朧月夜」の歌碑です。
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野沢温泉の十三の外湯の一つ「麻釜の湯」の共同浴場です。この麻釜の湯は麻釜の坂の下(麻釜通り)にあり、麻釜から源泉を引いています。
泉質は含芒硝ー石膏・硫黄泉で、効能は痔核、糖尿病、リュウマチ、中風、神経痛となっています。
ここには摩虎羅大将・大威徳明王が祭られています。 -
麻釜の湯の所から旅館組合、民宿組合のところを通り、宿近くまで引き返し、新田の湯へと向かいます。
ここは民宿組合のところです。横落の湯はここにありますが、新田の湯に入るつもりなので、素通りします。 -
ここが野沢温泉の十三の外湯の一つ、「新田の湯」の共同浴場です。新田の湯は西ノ宮神社の裏にあります。泉質は含芒硝ー石膏・硫黄泉で、効能は痔核、糖尿病、リュウマチ、中風、神経痛となっています。ここには安底羅大将・観音菩薩が祀られています。
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今夜の宿ブランチあけびやに帰って来ました。
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ブランチあけびやでの夕食です。馬刺し、山菜の天麩羅、岩魚の塩焼きなどどれもおいしいです。
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翌朝は大湯通りで行われている「朝市」に行って見ました。地元の野菜や野沢菜漬け、地酒、山菜、山菜キノコの加工品、つる細工製品などが売られており、観光客で溢れていました。
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これも朝市風景です。
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朝市では、一個五十円で温泉卵も売られていました。
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今朝は、昨日素通りした「横落の湯」にはいって行きます。「横落の湯」は民宿組合案内所の地下にあります。源泉が脱衣場の真下を通っているそうで、夏には熱いが、冬には温かくて気持ちよいとは地元の人の話でした。泉質は含石膏ー食塩・硫黄泉で、効能は痔核、糖尿病、リュウマチ、中風、神経痛などによく効くといわれています。珊底羅大将・虚空蔵菩薩が祀られています。
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横落の湯です。たった一人入っていた地元の人も出て、私一人になったので、急いで脱衣室からカメラを持ってきて写しました。
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ゆったりのんびりと過ごした野沢温泉、楽しかったです。
十三もある外湯、今回はほんの一部しか紹介できませんでしたが、また何時の日にか、他の湯にも入りに来たいものです。
この桜は、野沢温泉で私たちを歓迎してくれた桜です。
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