2010/04/06 - 2010/04/13
16218位(同エリア24256件中)
STAR777さん
- STAR777さんTOP
- 旅行記5冊
- クチコミ2件
- Q&A回答3件
- 21,342アクセス
- フォロワー0人
2010年4月6~13日の期間で、タイ(バンコク)から南下してマレーシア(クアラルンプール)への旅行記です。
まずは第一章、バンコク編です。
成田を出発するところから始まります。
何かのご参考にでもなればと思い文字にしましたので、これからタイ&マレーシアに行く方は見てみてください。
何かヒントがあるかも??
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー
- 航空会社
- JAL
-
2010年4月5日、16:00成田国際空港に到着。ネットで知り合った友人(T氏)と待ち合わせするも一向に表れず。しかたなく彼に電話してみると明日の便に乗ることになったとの事。T氏はタイには何度も仕事で行っていて詳しいとの事だったので機内でイロイロと聞こうと思っていたがあてが外れる。幸先の悪いスタートだ。
イミグレーションの長い列に並んでいると、見るからに怪しげな(金正男ソックリ!)なおじさんが声をかけてきた。「何処に行くの?」「一人旅行?」などと当たり障りの無い質問を投げかけてくる。正直30分は待つであろうこの行列に退屈しそうだったので、話に付き合うことにした。どうやら彼はこれから上海のマンションを買いに行くところらしい。彼に言わせれば今中国は20年前の日本のバブルと同じ状況らしく、4月現在2000万円のマンションが夏には5000万円になるよ。との事。そもそもそんな大金持っていないので何の徳にもならない話だ。やはり金は金のある所にだけ集まるのだ。そんな金正男とは手荷物検査のゲートで別れた。(金正男のバックがX線検査に引っかかったため。何を持ってたんだ??)
そうこうして18:05、JL707便は僕と乗客を乗せて定刻どおりバンコクへと旅立った。
JL707便はエコノミークラスとはいえ快適だった。シートの前には小さなTVが埋め込まれており好きな映画やゲームができるのだ。
肘置きの中に収納されているリモコンを取り出しメニューボタンを押すと画面に視聴可能な映画のリストが現れた。その中に僕は「アメトーーク!」と見つけて見ることにした。その回は、学生の頃の友達とコンビ組んでる芸人。それをしばらくみていると隣の席の女性が僕の方に頭を倒して寝始めた。タイ人なのだろうか?褐色の肌に大きな目、かなり美人と言っていいだろう。さらにその隣にはその女性のマネージャー?のような年配の女性が座っている。タイの芸能人なのだろうか?でもここはエコノミー席だし、、、。などと思っているうちに機内食が配られた。
メニューはチキンカレー。機内にイイ匂いが充満する。隣の美女も目を覚まし食事をとりはじめた。
僕はアメトーークを見ながら食事した。その時だった。番組のコーナーで、学生時代の写真を紹介するコーナーが始まり、サバンナの高橋の高校生の頃の写真が画面に映し出された。そこには高橋が素っ裸で友達四人に担ぎ上げられ、大きく開いた股の間にモザイクがかかっているという、食事中に一番見たくない種類の映像が映し出された。個人的には面白い写真だったが、隣の美女はオモイッキリしかめっ面をしていた。 その写真はすぐに画面から消え、場に気まずさだけを残した。しかしサバンナからの不幸は続く。MCの宮迫が次の写真を紹介し、そこに映し出されたのは教室の黒板の前で、高校生のサバンナの二人が素っ裸でボディービルのポーズをとっているものだった。
その後、隣の美女はマネージャー?の方を向いて寝るようになってしまった。。。
僕も壁を向いて寝た。
現地時間22:40、JL707はスワンナプーム空港に到着。
特に何も問題無く入国審査をパスし、バス乗り場へ向かった。(その途中で、ベンチで鼻の穴に丸めたお札を突っ込んで寝ているおばさんを見たが見なかったことにした。)
(写真はスワンナプーム空港の長ーーいエスカレーター) -
バスは夜の蒸し暑いバンコクを走る。
高速道路では100キロオーバーで失踪する。これならばすぐに目的のプロムポーンに到着できそうだ。
しかし、バスがサイアムという繁華街に差し掛かったときに暫く停車を余儀なくされた。それは赤シャツと呼ばれるタクシン派のデモ隊と遭遇したからだ。彼らはみな赤いシャツを着て、トラックの荷台や交差点で旗を振ったり大声で何かを叫んだりしていた。最初は恐ろしく感じたが良く見ると中学生ぐらいの男女や仲には小学生低学年のような子供も混じっている。そしてその表情は日本のお祭りの人ごみで見かけるそれと同じ印象を受けた。
バスはやがて進みだし、目的のプロムポーンへ到着した。予約していたゲストハウスを探すが見つからず。やっと見つけたゲストハウスは、汚い路地にある風俗店に挟まれてひっそりと僕を待っていた。建物に灯りはついていない。ドアをノックして中に入ると僕を出迎えたのはゲストハウスの女将ではなく小型犬の威嚇するうなり声だった。
すると奥の方で影が床の上を動いた。その影は「こんにちは」と日本語を話した。女将だった。彼女は玄関口の床の上にタオルをひいて寝ていたのだ。すぐにドミトリーの部屋のある最上階に案内され重い荷物を降ろした。夜中の1時頃だった。 -
初日の朝は早かった。日本からネットで予約していたツアー会社が集合時間を朝の7時と指定してきたのだ。しかも場所はカオサン通り(上野のアメ横のような商店街)で、近くに駅は無い。仕方なく駅員に尋ねると国立競技場駅まで行き、そこからはタクシーで行くように、との事だった。
国立競技場駅に降りた僕が目にしたのは、駅の目の前にある学校の校庭で早朝からエアロビを踊るタイ人の集団だった。まだ6時30分ぐらいだが物凄いハイテンションな音楽にあわせて爺さん婆さん子供達が踊っている。あっけにとられているとトゥクトゥクの運転手の青年が声をかけてきた。「どこ行くんだ?」ガイドブックにもトゥクトゥクは基本的にボッタクリ価格だと載っていたので無視しようと思ったが、その青年を良く見ると会社の同僚にソックリだった。つい気を許して話に乗ってしまった。
国立競技場駅→カオサンまでは通常なら60Bくらいだろうか?しかし最初に提示された金額は200Bだった。ここで先日TV番組(アナザースカイ)で東儀秀樹さんが「タイで買い物するときはとにかくペンマーク!と言えばいい」と言っていたのを思い出した。ペンマークとは(高すぎるよ!)という意味だそうだ。早速ペンマークを使って交渉した結果150Bまで値下げさせることができた。(まだまだボラれてます。。)
生暖かいバンコクの早朝の風をトゥクトゥクの荷台で感じながら走る。途中昨日の夜も見た赤シャツの団体とすれ違ったが早朝ということもあって数は少なかった。 -
カオサンの集合場所に着くと数人の日本人がいた。彼らは医学生でタイの大学に留学中なのだとか、たまの休みに友達達とカンチャナブリへ観光旅行にいくのだという。彼らとタイについてイロイロと話しているうちに7時30ぐらいになっていた。しかしツアー会社のスタッフらしき人物は登場したが車は現れない。さらに20分ほど野良猫を見たり、汚い地面を裸足であるく白人バックパッカーを見たりして時間は過ぎていった。結局車に乗り出発したのは8時過ぎだった。アジア時間というやつか。日本人の彼らとは目的地が違うのでここでお別れ。僕は11人乗りのバンに外国人ツアー客と一緒にぎゅうぎゅう詰めで水上マーケットへと出発した。
約1時間ほど車にゆられ到着したのはダムノン・サドゥアックにある水上マーケット。全長7mほどの木製のボートに船頭と客が6人くらい乗り、川幅やく5m位の水路を進んで行く。川の両岸には土産物屋がずーっと並び木製の置物や蝋燭・お香・人形・香辛料・その他訳のわからないものまで売っている。この時間帯は観光客で混んでいるらしく、川の上でボートの渋滞が起こっていた。木製のボート同士がゴツゴツとぶつかる音がする。約30分かけて市場を回り、その後エンジン付きのボートに乗り換え何も無い水路をひたすらに進む。川岸にあるのは古く土台の腐りかけた民家と椰子の木だけ。たまに緑色の川の水で洗濯や水浴びをする人たちを見かけた。ディズニーランドのジャングルクルーズを思い出さずにいられなかった。 -
その後車に乗り換えクロコダイルファームへ。その名のとおりワニ園である。しかし、神奈川県にあるワニ園とは違いここでは象にだって乗れるしトラにだって触ることが出来る。今回は時間の都合で象には乗れなかたっがトラに触ることが出来た。2m近くある大きなトラが2匹首輪に繋がれて座っている。そこに背後から近づき背中に触ったところで写真を撮ってもらうのだ。(100B)首輪をしてるとはいえやはり恐ろしいものだ。トラの毛はまるでタワシのように硬かった。
このツアーでは他にもローズガーデンというところに寄ったがバラは咲いていなかった。時期のせいなのか?昼食も食べたがよく覚えていない。大した物じゃなかったのは覚えている。
(写真はクロコダイルショー、このワニ、思ったよりも調教しきれていないので、途中逃げようとしたり棒を噛み折ったりとけっこうヒヤヒヤものです) -
ツアーから戻り、カオサン通りの外れで車から下ろされた。カオサン通りの近くだから後は好きにしな!くらいの感じのしめくくりでツアーは終わった。マイペンライ(気にしない気にしない)
そして5分後には早速迷子になってしまった。。。
ガイドブックの地図を広げて交差点でウロウロ。実はこの後、三日後の電車のチケットを押さえにファランポーン駅に行かなくてはいけないのだが、まずここが何処だかわからない。途方にくれているといかにも怪しい風貌のタイ人のおじさんが話しかけてきた。「どこから来た?バンコクの寺はもう見たか?」いつもどおりガイドブックの言葉がよみがえる。怪しい人に着いて行かないようにしましょう。
No Thank You を連発してもニコニコとおじさんは僕の手を握ってきた。そしてグイグイと寺院の中に連れ込んでいくのであった。。
寺院の休憩所のような場所に案内されると、更にもう一人タイ人のおじいさんが現れた。彼は最初のおじさんの叔父だと言う。荷物は見ててあげるから、寺院の中の仏像を見てきなさい。写真も撮って大丈夫だよ、とおじさん。
完璧に怪しい、しかしなんだか更にもう一人のおじさんが現れ(計三名のおじさん)もう駄目だと、荷物を置いて寺院の境内へエスケープ。そこには金色に輝く仏様が鎮座してらっしゃられました。僕はこの後どうしたらいいですか?と聞いても仏様は何も言ってくれませんでした。。
5分して先ほどの休憩所に荷物を取りに戻ると、まだおじさん達がいる。しかも荷物も有る。仏様は僕を見捨てていなかったのか?
おじさんにチケットを買いに駅に行かなければいけない旨を説明し立ち去ろうとするが激しく止められた。早く逃げたい! と思っていた。 しかし、良く聞くと何やら思っている展開と違うようだ。チケットを取りたいならTATへ行け!と言っている。後で判ったのだが、TATとはタイの旅行関係の組合が運営しているチケット予約やホテル予約を無料で行ってくれるサービスセンターなのだ。どうやらおじさん達は根っからの善人で困っている旅行者(僕)を助けたかっただけらしい。それもそのはず、良く見ればおじさんの胸にはツーリストポリスと書かれたワッペンが縫い付けてあった。おじさん達の善行は更に続き、トゥクトゥクを捕まえて、彼をTATまで10Bで連れて行ってやれ!と交渉してくれた。今日朝乗った時は200Bと言われ、今は10B。現地人パワーはスゴイ!
気のいいおじさん達と別れ一路TATへ。
いったいどんな施設かな?と思っていたTATは町のセブンイレブンの隣に目立たずに存在していた。
そこのスタッフもまた親切丁寧で、自分のワガママな旅行プランを一緒に組みなおしてくれ、さらにチケットの手配のために何本もイロイロな場所に電話してくれた。ガイドブックなんかあてにならない。人間と人間がコミュニケーションを図るのに邪魔なだけだ。その時からガイドブックは地図を見るときだけ使うようにした。親切なタイのおじさん達、コップンカー。
-
その後夕食は適当に屋台のご飯を食べ(最初はお腹を壊すかも?と警戒していたが、この時点で全て受け入れる心構えが出来ていた。実際お腹を壊すことはタイでは無かった。)予約していたオカマショーを見にカリプソへ向かった。
しかし時間がややあまっていたので近くにあったオシャレなカフェバーへ入り冷たくひえたハイネケンを注文。3分ほどでハイネケンはテーブルに置かれた。一緒に出てきたグラスにはタイらしく氷が入っていた。 うまい。 うまい。 このカフェバーで30分ほどボーーっと過ごす。やはりおじさん達の事を考える。自分の中の価値観が変わってきているのを感じてた。そして、思えば生まれて初めての海外一人旅であるのはもちろん、初めてのユーラシア大陸を今踏んでいるんだと気づき、何か嬉しくなった。
時間が来てカリプソへ。通されたやや薄暗い部屋には丸テーブルと椅子が沢山並んでいて、それらは前方のステージを囲むように配置されていた。暫くして席が埋まりだすと大御所といった雰囲気の人が登場し、レディースエンドジェントルメン、イッツショータイム! の声と共に1時間ほどのショーが始まった。中にはビックリするほどの美人もいれば、完全に色物としてステージに立つ人もいた。内容は歌と踊りをメインに構成されたもので、どの国の人が見に来ても楽しめるように配慮されているように思えた。よくできている。
明日も早い、寄り道はせずにゲストハウスに戻った。
(写真はカフェバー、こんな店が東京にもあったらいい。) -
今日のツアーも昨日と同じツアー会社。集合場所への道順も全て同じだ。(なんと昨日の同僚にソックリのトゥクトゥク運転手の車に乗ることになる、彼に会うのはこれが最後だった)
一応7時に到着するも、どうせ待たされるのは判っていたから近くの人に、20分だけインターネットしてくると伝言しネットカフェへ。(実はこのときホテルや船の清算がいくつか終わっていなかったので、旅行代理店にメールを打ちたかったのだ)
20分して戻るがやはり車は着ておらず、更に待って今度は20人乗りのミニバスで出発した。目的地はアユタヤだ。
1時間か、2時間か。車の中で眠ってしまっていたのであまり時間は覚えていないが、起きた時には大きなピラミッドのような物の前に車は停車していた。ワットプーカオトーンという遺跡らしい。車から降りて何処からか現れたアジア系の60近いおじさんがカタコトの英語で一生懸命説明を始めた。15分近く力説しているが何も解らない。だって英語が話せないから。。。いや、きっと英語が聞き取れても話が入ってこなかっただろう。なぜならそのオジサンの髭がスゴク変だったから。口の左側に大きなホクロがあり、そこから30本くらいの白髪の髭が20cmくらい伸びているのである。その部分以外はキレイに剃ってあるのだ。何なんだ?何でだ?剃れよ!客は白人もアジア系もインド人もいたが、皆そう思っていたに違いない。
一行は自由時間に遺跡に登ったり、遺跡の内部を見学したりしてアジアを肌で感じていた。しかし、凄く気になることを見つけてしまった。車の中では寝ていたので気づかなかったが、この団体の中にチラホラ日本人がいる。。。と思う。。見た目は極東系の人がチラホラ。 しかし中国人や韓国人かもしれない。 でも、やっぱり日本人の匂いがプンプンする。 声をかけてみようか? 白人達は全く見ず知らずの人同士でも席が隣になっただけであっと言う間にジョークを飛ばしあっている。 何だその社交性。 日本人(仮)なんて、海外の同じバスの中に何人もいるのに一言も言葉を交わそうともしないぞ!? ここはとりあえず様子見することにした。
次はワットロカヤスタ、巨大な白いスリーピングブッダがある。正直思っていたのと違う。確か、、そう、、ガイドブックでは仏像に黄色い布が着せられていた。今は何もない。何だか少し損した気分だ、、、でも、ガイドブックの情報には頼らないと昨日決めた。今寝の前にある物を感じよう。
しばらく見学して時間が余ると客達は皆木陰に非難しだした。物凄く熱いのだ。とても日向にいられない。 時間を持て余している客達を見て髭のガイドが手品をするから集まれ!と言い出した。手品の内容は手のひらの上のコインがいつの間にか裏返るという、、なんとも地味なものだった。 髭ガイドは自信があるのか何度も何度も客に見せてまわった。その時だった、黒いTシャツのアジア系の男が小声でつぶやいた「気まじぃ〜、、、」 日本人だ。
-
アユタヤのツアー中、沢山の現地人がお参りしている寺を見つけて入ってみた時の写真だ。
ここでよくTV番組でみる光景を目にしてウキウキが止まらなくなってしまったので、当然トライ!
金箔を仏像に貼る。
たぶん自分の悪い場所に貼るのだろう。日本のお地蔵様と同じシステムのようだ。
僕は顎関節症をわずらっているので、アゴにぺタリ。これなかなか上手くくっつきません。擦り込むようにしてなんとかくっつく程度です。値段はたしか30Bくらいで金箔10枚くらい。
安いよねー。 -
次はワットマハタートを見学、有名な仏像が木にめり込んでいるようなヤツだ。実際は戦争で切り落とされた仏像の首を、樹木が長い時間をかけて取り込んだらしい。ちなみに思ったよりも小さい。それとその周辺の遺跡を見てまわる。これまでに日本人と思われる客をリストアップしてみた、先ほどの黒いTシャツの男、それとその男の彼女、緑のTシャツで両腕に刺青の男性、やや雰囲気が韓国人っぽいカップル、の5名。旅先で友達を作るのも旅の目的の一つと考えていたので、この後の昼食の前に声をかけて行きたい。恐らく話しやすいのは黒Tシャツカップル、次に韓国人風、最後が刺青だろう。チャンスはいくらでもある。さて、どうするか。。。
などと考えていたら時間は過ぎ、もう移動の時間になっていた。一人でご飯を食べるのは寂しすぎるのでもうマイペンラーイ!精神で一番近くにいた刺青の男性に声をかけてみた。「こんにちは、、日本人ですか?」
1時間後食事しながらの会話ですっかり仲良くなった我々は互いが象に乗っている写真を撮りあったり、寺院で一緒に現地の人にまざってお祈りの儀式に参加するような感じになっていた。基本人見知りな僕だが、またこの旅で自分の心が開いていく感覚を感じていた。その後も1つ2つ遺跡を見てまわり、昨日と同じ場所に下ろされた。 今日は夕方、成田で会う予定だったT氏ともう一人、K氏という女性と夕食の予定があったので刺青の彼も誘って行くことにした。 -
一旦彼とは別れ、朝ネットでメールしていた代理店からのメールをチェックしにネットカフェへ。内容は夕方の5時までに銀行振込をしないと、ホテルはキャンセルされるとのこと、今の時間は、、4:45分。銀行はどこだ!?タイ語で振り込むのか?とにかく走れ!カオサンを走りぬけ、昨日の寺院の前を通り、アユタヤ銀行に走りこむ。カタコトの英語で送金したいというが、行員に両替と間違われどんどん時間が過ぎていく。結局送金できたのは本当にギリギリ1分前だった。
一度宿に戻って休もうとタクシーに乗るが運転手がプロムポーンとファランポーンを聞き間違える。全然知らない駅前で降ろされそうになり口論発生。違うって! 結局BTS(モノレールのようなモノ)の駅ならもう何処でもいいよ!と言い、電車に乗り換える。もう宿に戻ってる暇は無い。。。
(写真はカオサン通り、この通りの突き当りにバーガーキングがあるのだが、数日後この場所で激しい衝突が起こり、少なくない人数が射殺される。) -
集合場所のトンロー駅に7時30分に到着、時間もピッタリだ。しかし誰もいない。。。10分してT氏が友人3人を連れて合流、続いて刺青の彼、最後に女性のKさん。ふふふ。マイペンライ。
T氏のオススメのお店にて食事会スタート。ここで初めて出会う料理『オースワン』味はややもんじゃ焼きに近く、野菜と牡蠣の炒めたものなのだがスゴク美味い!コレの海老(タイ語でクン)バージョンの『オースワンクン』も絶品。タイに行ったら是非。
丁度この頃、広場では警察と赤シャツが激しい戦いをしていて、お店の窓越しにもその雰囲気が伝わってきた。(激戦区からこの店は遠いがやはり解るんです)日本人のカメラマンの方が撃たれたのも丁度この頃です。お悔やみ申し上げます。
(写真の中央、もんじゃみたいのがオースワンクン、あんまり食べ物の写真をUPしないけど、これはオススメなのでUPします。) -
腹も膨れて酒も入りいい気分。そのまま歓楽街にGO!タクシーに運転手含めで8人乗ったのは始めての経験でした。アソークでキャバクラのオカマ版の店へ。
店内には水着姿のオカマが15人くらい回転する台の上に立ってこちらを挑発する目で微笑んでいる。ハッキリいってスゴクカワイイ。タイに入国してからこんなにカワイイ娘は見たことなかった。(男だけど)
Kさんと何番の子の方がカワイイとか品定めして結局マイという名の娘を席に呼んでみた。近くで見れば見るほどカワイかった。ちなみに席に呼ぶとコーラなどのドリンクをおごらなくてはいけない。(190B)ちなみにいつの間にか隣に座ってたイカツイオカマにもコーラをおごることになっていた。マイペンライ??
しばらくするとイカツイ方が、この娘をお店から連れ出すなら600Bよ。と耳打ちしてくる。ここらが潮時だと店を後にした。
この日その後もイロイロとあった訳だが、このサイトのカラーに合わないと思うので控えさせてもらいます。また明日の朝も早い。宿に戻ったのは3時過ぎ。3時間は寝れそうです。
-
今日は朝8時30に予約をしていたヤンヒー病院へ。病院?と思ったでしょう。このヤンヒー病院はアジアで最大規模の整形手術に特化した病院なのです。。。そう、この旅の目的の一つでも有る整形手術を受けに来ました。とはいえ、性転換とかそこまで大きな手術ではなく、乳輪縮小の手術です。僕は子供の頃すごく太っていたため、乳輪が人よりもやや大きかったのです。それがずっとコンプレックスだったので誰にも内緒でやっちまおう!というくらいのノリでヤンヒー病院までやってきました。
受付で日本語スタッフを呼んで欲しいと頼むと、若くてカワイイ女性が日本語で挨拶をしに着てくれました。彼女はメイさん。大学で日本語を学んで今はこの病院で働いているそうです。ちなみにアニメと漫画が好きで、アニソンのバンドのボーカルをしていて、大会では優勝するほどのスキルの持ち主。流石!
このメイさんとは日本にいるときから手術についてのやり取りをメールでしていただいており、とても丁寧な対応をしていただき感謝しております。(ややレスポンスは遅いが。。そして今月あたりで辞めると言ってました。お疲れ様です。)
話はすでに大体済んでいるので、ササッとサインや問診をして、最終的に医者に乳首にマジックで丸をされて「これぐらいの大きさでいいかい?」との質問にYESと答えた。その後は緑色の手術着を着て青い薬を飲まされた。メイさんが、それは睡眠薬、飲んだら寝る! とかわいい顔で微笑んだ。ベットで数分横になったらいつの間にか寝てしまっていた。
「起きてください」とメイさん。
手術室に移動するのかな?と思ったら、「服を着てください」と言う。服を脱いだ覚えは無い。とにかく更衣室に行きさっきまで着ていたはずのTシャツを着ようと手術着を脱いだ。鏡の中の自分の胸には半透明の絆創膏と赤いシミがあった。すでに終わっていたのだ。 やってしまえばなんて事は無い。居眠りして起きたら乳首が小さくなってた。それくらいの感覚だ。
今までコンプレックスに感じていたモノは消えた。
(写真は院内の様子、たまにローラーブレードを履いて資料を配って回る女の子がシャーっと通る。キュート!しかし素早いのでカメラを出す前にいなくなる、、) -
そうそう、このヤンヒー病院、整形手術以外にも目玉商品があと2個ある。『ヤンヒーやせ薬』と『腸内洗浄デトックス』だ。今回はせっかくなので腸内洗浄にもトライしてみた。(何でもやっちゃうタイプなんです)
写真の装置がデトックスの装置で、水色に見える部分がタンク。ここに30リットルくらいのミネラルウォーターと薬草エキスが入ってます。アイボリー色のような部分に仰向けで座り、液を注入する棒を尻に刺し込みます。あとはどんどん液が入ってくるので、無理をせずに腸に溜まった便を出し尽くすだけです。ちなみに何故か出て行く便が透明のパイプを通って流れていくので丸見えです。自分で確認できるってゆう意味ではいいんでしょうね。だいたい30分くらいで完了です。
心も内臓もリフレッシュ。
ちなみに、手術は日本で受けると約30万円以上、ヤンヒー病院は600USD=5.5万円くらい?25万円くらい安いです。(仲介業者に頼むと手数料が5万くらいとられるので、僕は自力でやりました。大きな手術なら仲介を入れた方がいいと思います)腸内洗浄の方は、バンコク市内のエステでやると3000Bくらい?ヤンヒー病院は800Bくらい?だったと思います。 や やすいー!
-
無事、デトックスと手術を終えた。時間は4時30くらい。このヤンヒー病院はチャオプラヤ川にほど近い場所に建っているので、水上バスで川を下りつつ、暁の塔を見てみようと思いつく。
早速、病院のすぐ裏手にある船乗り場へ行き、そこにいた青年にその旨を伝えるが「ここは違うんだよね、別のとこなんだよ」(たぶん)との反応。
何処へ行けばいいのか聞いてみたが説明が難しいらしく、「じゃあ着いてきなよ」と大通りまで案内してくれた。そこで彼はトゥクトゥクと交渉してくれて、お目当ての船乗り場へと導いてくれたのだ。なんてイイ人。お礼のつもりで差し出した20Bも「いいよ、いいよ」と受け取らない。無理やりポケットに突っ込むと「えー?ほんとにいいの?」という感じの反応。
金にガメツイ人は腐るほど見たが、こういう人もたまにいる。心が豊かになるよね!
目的の船乗り場から水上バスに乗り、お目当ての暁の塔を見ることが出来た。(写真) あと30分遅ければ夕焼けに染まる姿で見ることができただろう。でも大満足。 -
暁の塔を過ぎ、次の船乗り場で降りればすぐにワットポーだ。ワットポーはご存知、キンピカのスリーピングブッダがあるお寺である。
小学生の頃、駄菓子屋のゲーム機でやったスト2のサガットのステージだ。 何度も僕のブランカはタイガーアッパーカットの前に倒れ去ったものだ。。。
そのワットポーがすぐ目の前に! と思ったが船は止まらずに川を下っていく。。そう、降り方が解らないのだ。 何がしかの降りる意思表示が必要なのだと思うのだが、どうやって? ボタンとかも無いよ?
結局3駅ほど過ぎた場所で他の客達と一緒に降りた。
時間が無い! ワットポーは5時には閉まるのだ。急いでタクシーを拾い、ワットポー!レッツゴー!と伝える。
タクシーが到着したのは5時5分だった。
境内を覗いてみるが誰もいない。。 ここまで来て駄目か〜。 と、落ち込む前にダメ元で入り口の女性に「入場料はいくら?」とすっとぼけて聞いてみた。
「50Bですよ」との返答。 え? 入れるの?
アジアのユルさ最高!
閉館時間を過ぎ、一人も観光客がいないワットポーをじっくりと見て回ることができた。人気の無い巨大でゴージャスな境内は神秘的な雰囲気に包まれている。まるでCMでしか見れないようなシチュエーションだ。
すごいレアな体験だよね!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
STAR777さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
17