世界遺産ベトナム⑨　フエ・グエン朝の帝廟

2015/03/03 - 2015/03/11

ベトナムは2回め。でも前回はホーチミン周辺だけで世界遺産にひとつも行かなかったので、今回行けるだけ回りたいと思います。

⑨はフエ観光のうち、午前中に回ったミンマン帝、カイディン帝、トゥドゥック帝の各廟です。

エリア フエ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: バイク
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベトナム５日目。
曇り気味です。

朝食へ。

たくさんの人がいました。

意外と種類ありました。

味は普通。

今日の朝もフォー。

９時前に出発。
ツアーに入ると、予定に合わないので、

バイクタクシーと交渉して、フエの世界遺産巡り、スタート。

まずは、ミンマン帝廟。
グエン朝、第2代皇帝ミンマン帝のお墓です。

チケット（80,000ドン/2015年３月時点）買って入ります。
※今は値上がりして、150,000ドンになっているみたいです。

これが正門です。

死者の霊魂の守り神として、武官や文官、象、馬などの
たくさんの石像が並んでいる。

最初に見える建物には、

ミンマン帝の功績の石碑。

龍の欄干。

石碑のために建てられたのかな？
にしては、凝ってるかんじ。

石碑のあるたてものから次に見えるのは顕徳門。

装飾がとてもきれい。

顕徳門を抜けた先には、崇恩殿。

皇帝と皇后の位牌が安置されている。

崇恩殿の天井。

ミンマン帝自身で設計したとされる敷地内は、
当時は宗主国としていた中国風になっている。

明楼の手前には橋が3つ。

池には蓮。

明楼の中。
休憩所として作られた。

明楼を越えて、

三日月型の池を渡る。

この門をくぐると、

突き当たりがミンマン帝のお墓。

お墓は、門は高さ３メートル、長さ285メートルの壁で囲まれている。

門の隙間から覗きましたが、何もありませんでした。
手入れされていないように見えます。

入口から墳墓まで1キロほどありました。

あまり人がいなく、のんびり観光できました。

ミンマン廟の外壁。

正門の表側。

次は、カイディン帝廟へ。
1916年から1925年まで在位した12代皇帝カイディン帝の死後に造られた。

ここは建物のきれいさから
結婚記念の写真スポットになっているそう。

門を入ると、さらに階段があります。

ミンマン帝廟と違い、ヨーロッパなかんじです。

ミンマン帝廟のように、ここにも、大きな象と人の像。

中央の建物には、

ヨーロッパ風の建物にでかい中国風の石碑。
なんとも言えない違和感が。。

この建物の両脇に上へ行く階段。
やっぱり、フランス文化を取り入れている廟だそう。

階段を上がって後ろみたところ。

白い部分は修復したのか、屋根部分との色の違いがはっきりしていた。

池は、ベトナム風？中国風？

啓成殿から下を撮る。

啓成殿内部へ。

カイディン帝の写真が祀られていました。

カイディン帝等身大の像。
青銅で作られた上に金箔が貼られています。

装飾は、磁器やガラスのモザイク細工だ。

天蓋や壁はフランス風。

遺品が展示されている。

立ち姿のカイディン帝。
これも実物大らしい。

なんかゴチャゴチャしてて、落ち着かない装飾。

淡い色の組み合わせがなんか良い。

龍は皇帝の象徴らしい。

最後に訪れた帝廟は、トゥドゥック帝廟。
ほかの帝廟に比べ、フエ市内に近い。

トゥドゥック帝は、グエン朝4代目。

入口すぐの壁。

もとはトゥドゥック帝の別荘でした。
池のほとりに立つ釣殿で詩を書いたり、釣りを楽しむことを好んでいたそう。

まずは建物などの見学から。

本殿の和謙殿。

和謙殿の奥にある良謙殿。

右側は、鳴謙堂。

良謙殿の中。
手を合わせている人がいました。

謙虚な皇帝だったためか、内部も質素なかんじだ。

謙宮門。
残念ながら工事中でした。

敷地の一番奥にある陵墓へ向かいます。

お墓の手前には三日月形の池があります。

門らしき建物が見えてきました。

門の手前にはやはり動物と官僚の像。

大きな石碑には、皇帝自らが書いた功績が彫られている。
ベトナム最大らしい。

お墓が見えました。

墓のようにみえるが、これはニセモノ。
遺体はどこに埋葬されたか不明だそう。