2010/04/17 - 2010/04/17
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きっちーさん
「春雪が降る!」
昨夜まで、てな天気予報だったので、買い込んだまま、ほったらかしになっている本ども相手に、ゴロゴロ怠惰な1日を過ごす。
もしくは、『のだめカンタービレ〜後編〜』を観に行く!
(たまきしゃーんvv)
いつもながら、インドアな土曜計画を立てていたのですが・・。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル
-
おそと晴れとるがな・・。
多少風が冷たく、雲が流れておりますが、青空が広がるイイ天気!
「洗濯すっか、洗濯!いや、これなら布団も干せちゃうな。干してるあいだに掃除機、かけよう」
所詮はアニマル。
お天気がイイと、小動物並みに活発に動きます(汗)。
「なんか、家で過ごすのもなんだよなあ・・・」
明日はお仕事。
遠出は面倒なので、近場へゴー。 -
手近なトコで、横浜美術館へやって来ました。
じもちーの強みは、帰りの時間を気にせず、遅めの時間に来れること。
3:30くらいなので、そろそろ空いてっかな? -
ただいま横浜美術館では、『ポンペイ展』が開催中。
横浜市内の本屋さんやデパートなどで、チラシやカタログ、ポスターなどを見かけていたので、知ってはいたものの、今日行くことになろうとは。
会期が6/13までと、とても長いので、「そのうち行けばいいや」くらいに思ってました(笑)。
残念ながらオイラは、日本の美術館や企画展をまったく信頼しておりませんので、好きではあるのだけれど、あんま積極的に行くほうじゃナイので〜。 -
もちろん、美術館関係でお仕事されている方々を否定しているわけじゃないことを、お断りしておきますね。
海外から持ち込まれる、美術品を扱った企画展へ行っても、たいてい期待ハズレな場合が多いので、どしても胸躍らせて、というのが出来なくって。
中国や西欧の展示規模に比べて、国立施設にもかかわらず日本のスペースの狭さは、際立っています。
小狭い場所に展示しようとするのですから、量質共に貧弱だし、動線も厳しい。
狭いトコに、ムリムリ押し込んだ展示だと、鑑賞行列は一方通行。
オイラのようにウロウロするタイプ。
あっち見たら、こっちへ戻ってきて、気に入ったところで立ち止まっている。
みたいな鑑賞方法は、ものすごい迷惑です(笑)。
見学者を多数呼び込む展示会に、立ち止まって鑑賞する余地がない。
招待作品や、有名作家でもわずかな範囲しか与えられないのですから、若手創作家が出てきにくい土壌だなあーと、残念に思います。 -
とかくクリエイターの創作活動は、社会の余剰的なものと見なされたりしますが、個人的には芸術って新しい価値の創出だと思っていますので、多様な価値観を生み出す創作活動が肯定されない社会ってのは、狭く感じちゃうんですよねー。
ともあれ。
時間が遅いせいか、チケット・オフィスに並んでいる人は、ほとんどおりません。
狙いどおり? -
ハイ、すみません。
撮影禁止コーナー、でございます。
写真が撮れなかったときの、お助けスズメ根付!
イメキャラ、みかちゃんでお送りしマス。
「人いなそうで、ラッキ・・!」
と思えたのは、一瞬。
展示室のある2Fへあがると、ドバッと人×人の行列!
ふぬぅ〜。
みんな、観覧車にでも乗ってこいや〜(泣)。
わがまま宇宙人発言は謹んで(笑)、さっそく人の隙間を縫って、展示を観ていきます。 -
ポンペイは、ナポリの近郊の商業都市。
いうまでもなく歴史的に有名な、ヴェスヴィオ火山噴火によって、西暦79年8月24〜25日にかけて崩壊し、火山灰によって人命もろとも埋没しました。
入り口で主催者あいさつに目を通し、展示室に足を踏み入れると、ものすごい人垣が出来ている、ガラスケース。
のぞいてみると・・うおうっ・・。
これまた有名な、死者の石膏人型!
こーいうのは、不得意なので飛ばしましてー(笑)。
(『奴隷の足輪』なんてのもありました。おっそろしい〜)
ポンペイで発掘された、室内装飾品を観ていきます。 -
観たかったのは、彫刻とモザイク。
あと、名高いポンペイの赤!
彫刻はいくつか展示されていましたが、思ったほどクルものが無くて、がっかり。
年末に洛陽で観た、あの途方もない数の大理石彫刻を思い出して、チョット凹みます。(http://4travel.jp/traveler/need/album/10415565/)
音楽も芸術も福祉も教育も、なくてはならないものが、この場所には不足してるよなあ〜。
モザイク・タイルは見当たらず(イルカのがあったくらい)、代わりにフレスコ画の展示が目立ちます。
へえ〜!
フレスコ画って、こんな時代からあったんだ。
ルネサンスの古典画法っていう、イメージがあったんですけど、そーとう昔っから使われてたんですね。
完成度は、やはり落ちますけど。
火山灰に覆われた街の、漆喰にのせた顔料がこんだけ残っているっていうのは、やっぱり感動します。
灰だって熱かったろうに、化学変化で壊れちゃったりしなかったんですかねー! -
「あ、これがそうなんじゃね?!」
と思った、バーミリオンが使われたフレスコ画は1点だけ。
あとはどちらかっちゃ、レンガ色?
そして、モティーフとして繰り返し現れてくるのが、『ウェヌス(Venus)』。
ローマ神話の女神で、英語読みでヴィーナス。
ギリシャ神話ではアフロディテ、です。
余談ですが、ギリシャ神話から古典に入っているので、ヴィーナスより『アフロディテ』のほうが、オイラにはしっくり聞こえます。アフロのあたり・・。
女神ウェヌスの大量展示に戸惑いますが、そもそもポンペイの名称自体が、正式にはウェヌスを冠したものであった事を、初めて知りました。
Colonia Cornelia Veneria Pompeianorum(ポンペイ人によるウェヌス女神に献呈されたコルネリウスの植民市)
つまり、ポンペイは女神ウェヌスをシンボルとした都市だった、というわけです。
行っとけば、色んなトリビアがあるものじゃ。
ほかにも生活雑貨や、ポンペイのボイラーの仕組みなど、若干興味のある展示はされておりますが・・・。
まあ、こないだのカラヴァッチョのように「2度観たい!」とは、思わないカナ(笑)。 -
うーん。
本格的な作品を観たいなら、日本での企画展に期待せんと、大作をがっつり招聘してる中国で観るか、いっそご当地へ行っちゃったほうが、正解かも。
予想通りでちと残念ですが、そいでも次回の展示会へ期待をv
ところで、企画展は撮影不可でござるが、常設展示室はノーフラなら撮影オーケーだったりします。
「ちがってたら、まずいよね・・」
一応、係員さんに確認。
「ノーフラッシュ撮影してもいいですか?」
「はい、どうぞ」
おお〜。
んじゃ、さっそく。 -
「マグリットv」
好きな作品にカメラを向けていると、
「お客様・・」
先ほどの、係員さんに肩をたたかれます。
ん?!
なんか、まずかった??
断りも入れての、ノーフラ撮影ですけど。
カメラを出した途端なので、一瞬あせります。 -
「落としましたよ」
係員さんが差し出したのは、スズメ根付のみかちゃん。
うおう・・!
みかちゃんっ。
デジカメを出したときに、カバンから落っこちていたみかちゃんでした(汗)。 -
行方不明にならなくて良かった。
イメキャラ逃亡未遂でした。
みかちゃんカクホ(笑)。 -
ふたたび、マグリット♪
-
さきほどまでの行列がウソのように、閑散とした展示室ですが、このくらいじゃないと美術館ぽくないと思います。←作文?
-
見渡せば、マグリットさんだけでなく、サルバドール・ダリの立体造形や、絵画三部作がどーんっと並べられています。
シュルレアリスムのコーナーみたいですね。 -
テーマで集められた展示室は、素人の自分でも知っている画家さんだけでなく、全然知らない画家さんの作品と出会えたりして、楽しいです。
-
寄って立つ三対の骸骨。
タイトルも作者さんの名前も、ひかえてこなかったんですが(汗)。
『死を想え』=メメント・モリ(Memento mori)の主題/表現が好きなので、こゆ作品も結構好きです。
骸骨って、薄気味悪くもあるけど、どこか滑稽にも見えます。 -
ほかにも日本画と、アメリカ写真の展示室がありましたが、こちらはなぜか撮影禁止。
いっそ、全面禁止なら分かるんですけど。
このような、びみょーな差別というか区別は、なんなんでしょう?? -
終了〜っ。
首をコキコキやりながら出口をくぐると、すでに5:30をまわり、日が傾いて夜の匂いのする潮風が吹きつけています。
あぁ・・。
また、長居してしまった。
たいした量の展示でなくても、なっかなか入れ込んじゃって観終われないんですよね。
こうして、一緒に行ってくれる友達が、いなくなると(笑)。
まあ、楽しけりゃいっか。 -
今回の『ポンペイ展』は、観たかったものが来ていなくて残念でしたが・・・。
ふふふのふ。
これは、序章にすぎないのだよ。
だっはは!
そう!
今年の夏休みのひとり旅は、伊太利へ行こうと狙ってますのよ、奥たんv
脳内計画段階で、つか4ヶ月も先じゃんって話しですけどー。
いいじゃん、いいじゃん。
ウェンティンとの卒業旅行以来だもんね。
エロおじいたん達に、肩&腰に手をまわされまくった、びみょーな思い出いっぱいですが・・。
行けなかったトコ、まわってきたいでござる。
どう転ぶかは分かりませんが、乞うご期待☆
さて、最後に。
ふたたびの、中国での地震に驚いています。
くり返し行っている愛着のある地域だけに、動揺があります。
けれど中国に限らず、最近各地で自然災害が頻発してますよね。
終末論みたいなコトを、平然と言う人もいますが、被災者を前にそんなこと言えんのかなあ、と。
そういう言説には、反発も感じます。
個人で出来ることには限界がありますが、それでも人が人に対して出来る事をしたいと思っています。
被災地域に、力を貸すことが出来る方がいらっしゃいましたら、ぜひお願いします。
それでは、また。
つまんない休日に、目を通して頂きまして有難うございました〜っ。
fromきっちー
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この旅行記へのコメント (11)
-
- ジェームズ・ボンドさん 2010/04/30 22:43:49
- トリノ・エジプト展
- 今日、三宮へ「トリノ・エジプト展」を見に行ってきました。
途中「みんなの党 神戸初上陸 大丸前で御挨拶」とワメいて走る車があったので見ていると車内からてを降る、ちっちゃいオッチャンの姿が。
髪型が不思議なテレビでお馴染みの渡辺党首でありました。
さてトリノ展、ミイラの作り方解説があったので読んでみると。
「脳を鼻腔から金属鈎で掻きだす」と。
うぁあ、痛そう!!
- きっちーさん からの返信 2010/05/01 00:08:27
- 連休は稼ぎ時☆
- 今日、仕事帰りに横浜屈指のデートスポット、桜木町前でボーっとしてたら、某政党の皆さんが「自衛隊だけで足りると思っているのか!世界屈指のアメリカ軍にいて頂くための責任というものを、首相はわかっているのか!」とがなっているのを聞いて、うすら寒くなりました。
う〜ん。
いきなり野党になるとズレきってて、つかみがイマイチ(笑)?
「トリノ・エジプト展」いかがでした?
保存のためとはいえ、容赦ないですよね(笑)。
カノプス壺でとっておく臓器が、胃・肺・肝臓・腸だけだと、甦っても王様は脳なし・・・?
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2010/05/02 23:54:25
- RE: 連休は稼ぎ時☆
- 連休も頑張ってますな。
以前「君は労働者ではない、タダの労務者だ」と言われた事が。
政治も混沌としていますが旗挙げ時に「新政党の名前にサムライを入れたかった」という代表者のコメントが。
そこで疑問、サムライというのは騎士道を指すのか、または士農工商の身分制度を指すのか(まつりごとはワシらに任せてオマエたちは黙って年貢を納めよ)良く分かりませんな。
駅前で寂しく佇んでいたハナシ、可哀想だな(オラなんて朝、駅前でボンヤリしていたら人材派遣会社から来た人と間違えられた)。
剣道初段だけど、騎士道武士道というのもイマイチよく分からないよー。
- きっちーさん からの返信 2010/05/03 19:03:29
- 初日だけ頑張りました!
- どもども。
海を汚す原油って、とりあえず燃やしたらなくなる・・・ってワケには、いかないんでしょうね??
労務者か〜。
職業差別に使われていた言葉だそうですけど、どちらかといえば奴隷労働を含むニュアンスでしょうか。
どちらにしろ、二重に失礼なコトを言う人ですね〜(怒)。
明日から2日間は、自由な休日!
ため込んでいた本を、優雅にまとめ読みです。
怖いDVDも借りてきたし(笑)、これは寝る前に。
師匠は竹刀片手に、桜木町駅前で素振りをして来てください。
気合でわけ分かんない政治屋さんたちも、撃退してほしいです(笑)。
- ジェームズ・ボンドさん からの返信 2010/05/03 23:33:40
- 休み
- 二日間なんて、すぐ終わってしまう。
アレやろうコレだけは、などと思っていても結局、何も実行出来ていない事に。
「二日もある」などと気を許さない様!
ウチは相変わらず、骨折の父と、それを「うっとおしい」と切り捨てる母の騒ぎで参っておるぞ。
-
- 唐辛子婆さん 2010/04/25 21:53:48
- わ〜お、すんげー企画パチパチパチ!!
- コーギーきっちー、こんばんわん。
ミケランジェロ編が稼働中でカキコできなかったからこっちにきました。
わたしもいつかフィレンツェにいきたいと思ってるので
ミケランジェロ編は私のために作ってくれたんだと勝手に解釈して
きっちーコーギーの勉強をまるかじりしやうっと。
いながらにして人の勉強をのぞき見ることができるなんてらくちんらくちん。
便利な世の中になったもんぢゃ、長生きはするもんぢゃのう。
編の終了が旅のはじまりなんて、いいアイディア。
きっちー姫は頭がいいのう。
- きっちーさん からの返信 2010/04/26 09:44:03
- おはようございます
- PCの調子が悪くて、遅くなってすみませぬ。
無論、いつだって女王のためにここ掘れワンワン。(ごますりっ)
フィレンツェへ行くかは分かんないんですけど、出発までは随時稼働中なので、お好きに書き込んで下されv
ミケランジェロは、頑固で偏屈で癇癪持ち、という芸術家で知られていますが、それはそれとして(笑)、もっと違う面からアプローチしようと考えています。
メディチ家のロレンツォが開催した、市民も含めたアカデミックな場で学んだミケランジェロが、与えられたテーマに対してどんな部分を自分の表現とすり合わせたのか、とかみていけたらなーと思ってマス!
のんびりやってきますので、宜しくお願いしまーす!
-
- ジェームズ・ボンドさん 2010/04/23 23:29:52
- ポンペイ ボンベイ
- 長い間、ポンペイをインドのボンベイだと思っておりました。
神戸でも昔、ポンペイ展がありました。
やっぱり石膏の人型はコワいですが面白くもあり。
そういえば北海道物産展並の頻度で日本の何処かでいつも「ルーブル美術館展」をやってる様な気がするなぁ。
日本の美術館博物館はハコモノばかりで内容が貧弱なのがねー。
伊太利なんて身ぐるみ剥がされてしまうよ、きっと。
- きっちーさん からの返信 2010/04/23 23:53:16
- インドのどこ・・?
- こんばんは、師匠!
地名に弱いので、難しいコト言わないでくだされ(笑)。
インドって、牛様が街なかにのさばっていると聞きますヨ。
楽しそう・・。ノラ牛・・・。
人型石膏、興味深くはありますけど。
エジプト系の綺麗な棺おけ&映画系ミイラならそんなでもないんですけど、アレじゃちょっと生々しすぎで〜。
伊太利は、ダメですかね(笑)。
法国(仏蘭西)で、おみやを洗いざらい没収されたイタイ経験が活かせないかなー。
いま思い出しても悔しいっ。マイみやげーっ!
フィレンツェはむかし行った時、夜マジ治安悪くて怖かったス。
へんなお兄さんが、横にピタッと張り付いて離れないんですよー。
本屋へ逃げ込みました。
その点、アジアはフツーに歩けて安心安全。
いわれてみれば、ルーヴル展ってホントに何年かに1回は来てる気が・・!
-
- okuyanさん 2010/04/19 02:43:45
- ほうほう。今、横浜でやってんのね。
- どもー。きっちーさん、お元気そうですね。(^ー^)
あ、「ポンペイ展」って今、横浜で開催してるんですか。
最近、愛知のテレビを観てると盛んに「ポンペイ展」のコマーシャルをやってます。
確か、6月からの開催だったかな?
日本のあっちこっちを渡り歩いてゆくんですな。
前売り券を売るために必死で宣伝してるけど、待つのがイヤなら横浜で観ちゃうというのもアリだよね。
でもまぁ、美術館や博物館も運営が厳しいだろうから、地元で観てあげよう。(爆)
案外、「きっちーさんのブログ観たからもういいや。」って人が続出しちゃったりして・・・。
それじゃ、またー!
- きっちーさん からの返信 2010/04/19 09:20:26
- そうなんですー
- okuyanさん、早上です♪
営業妨害になっちゃったですかね(汗)。
6月に渡りゆく、ポンペイ展。
私は彫刻&モザイクが観たかったので、ちょっと物足りなかったですが、フレスコ画に興味のある方ならとても楽しめるのではないかと!(←フォロー)
あと、ボイラーの仕組みも面白かったですよ!(←必死)
涼をお求めなら人型石膏も!!(←?!)
上野の美術館だと出かけるにも距離があるので、「そろそろ、出なくちゃだの〜」と時間をみてしまいますが、近場だとダラダラ居すわってしまいますね(笑)。
okuyanさんも、ポンペイ展へおいでくださいませ〜。
ご感想があればぜひ(笑)。
そんではでは〜。
再見☆
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