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バルヴィニー蒸留所はグレンフィデック蒸留所が作ったスペイサイド地区の蒸留所。この地区に流れる川の水源を守るために、グレンフィデックが新しく設立しました。蒸留所も隣り合わせになっています。<br /><br />この蒸留所からは蒸留所名にもなっている「バルヴィニー」と「キニンビー」という2種類のモルトを生産しています。<br /><br />常に生産量がTOP3に入る「グレンフィデック」。これら3つのモルトをベースにした、ブレンドウィスキーの定番「グランツ」。この蒸留所はとても大きな生産規模を誇ります。<br /><br />蒸留所見学ツアーは、グレンフィデック蒸留所見学の「コニサーズツアー」を選択します。値段は£25もします。見学時間も3時間コースです。<br /><br />しかしながら、、、、蒸留所の裏側までじっくり体験でき、秘蔵カスクも味わえるとなれば結構お徳ですね。

蒸留所 12 Balvenie 1/2

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2010/03/05 - 2010/03/05

549位(同エリア644件中)

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menhir(メンヒル)

menhir(メンヒル)さん

バルヴィニー蒸留所はグレンフィデック蒸留所が作ったスペイサイド地区の蒸留所。この地区に流れる川の水源を守るために、グレンフィデックが新しく設立しました。蒸留所も隣り合わせになっています。

この蒸留所からは蒸留所名にもなっている「バルヴィニー」と「キニンビー」という2種類のモルトを生産しています。

常に生産量がTOP3に入る「グレンフィデック」。これら3つのモルトをベースにした、ブレンドウィスキーの定番「グランツ」。この蒸留所はとても大きな生産規模を誇ります。

蒸留所見学ツアーは、グレンフィデック蒸留所見学の「コニサーズツアー」を選択します。値段は£25もします。見学時間も3時間コースです。

しかしながら、、、、蒸留所の裏側までじっくり体験でき、秘蔵カスクも味わえるとなれば結構お徳ですね。

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  • バルヴィニー蒸留所の見学は、グレンフィディック蒸留所の「コニサーズツアー」を選択します。集合場所もグレンフィデック蒸留所になります。<br /><br />グレンフィデック蒸留所のキルン塔。実際には稼動していませんが、赤いデザインが素敵です。

    バルヴィニー蒸留所の見学は、グレンフィディック蒸留所の「コニサーズツアー」を選択します。集合場所もグレンフィデック蒸留所になります。

    グレンフィデック蒸留所のキルン塔。実際には稼動していませんが、赤いデザインが素敵です。

  • グレンフィデック蒸留所のビジターセンター。駐車場は蒸留所の外側に専用駐車場を完備。この蒸留所にはカフェも有り、この地域の観光スポットになっています。

    グレンフィデック蒸留所のビジターセンター。駐車場は蒸留所の外側に専用駐車場を完備。この蒸留所にはカフェも有り、この地域の観光スポットになっています。

  • グレンフィデックはモルトとしてはとてもメジャーな部類に入ります。メジャーすぎて日本ではあまり取り扱いが少ない?三角のボトルが有名ですね。

    グレンフィデックはモルトとしてはとてもメジャーな部類に入ります。メジャーすぎて日本ではあまり取り扱いが少ない?三角のボトルが有名ですね。

  • バルヴィニー蒸留所はグレンフィデック蒸留所に隣接しています。しかし両蒸留所とも規模が大きいため、移動はクルマで行います。

    バルヴィニー蒸留所はグレンフィデック蒸留所に隣接しています。しかし両蒸留所とも規模が大きいため、移動はクルマで行います。

  • フロアモルティングを待つモルト。バルヴィニーは自前でフロアモルティングを行う数少ない蒸留所です。<br /><br />フロアモルティングは煩雑で肉体労働を伴う工程のため、今ではほとんどの蒸留所が行っていません。蒸留所を見学する時は、フロアモルティング実施蒸留所を見学すると良いですね。

    フロアモルティングを待つモルト。バルヴィニーは自前でフロアモルティングを行う数少ない蒸留所です。

    フロアモルティングは煩雑で肉体労働を伴う工程のため、今ではほとんどの蒸留所が行っていません。蒸留所を見学する時は、フロアモルティング実施蒸留所を見学すると良いですね。

  • フロアモルティングが終わるとこの穴か乾燥室へ落とします。

    フロアモルティングが終わるとこの穴か乾燥室へ落とします。

  • ウィスキーを造るには大麦を発芽させた状態のものを用います。水分を与え、ほんの少し芽を出した状態まで生育させます。<br /><br />この状態で放置しておくと、当然のことながら写真のように発芽してしまいますので、麦芽状態で成長を止めます。この成長を止める工程が乾燥で、ピートを用いて香り付けを行います。

    ウィスキーを造るには大麦を発芽させた状態のものを用います。水分を与え、ほんの少し芽を出した状態まで生育させます。

    この状態で放置しておくと、当然のことながら写真のように発芽してしまいますので、麦芽状態で成長を止めます。この成長を止める工程が乾燥で、ピートを用いて香り付けを行います。

  • キルン室への入室の際はマスクをつけましょう、との案内ですね。

    キルン室への入室の際はマスクをつけましょう、との案内ですね。

  • まさにピートが炊かれている乾燥室。ピートは香りつけの意味が多い。分かりやすく言えば、燻製を作っているようなもの。燻しながら香りを付けて行きます。

    まさにピートが炊かれている乾燥室。ピートは香りつけの意味が多い。分かりやすく言えば、燻製を作っているようなもの。燻しながら香りを付けて行きます。

  • 上部の空気穴へ向かって燻された煙が立ち昇ってゆきます。かなり煙たいです。

    上部の空気穴へ向かって燻された煙が立ち昇ってゆきます。かなり煙たいです。

  • キルン塔から立ち上るピートの煙。このよう風景を見る事が出来るのは、ラフロイグやボウモアなど独自でフロアモルティングを行っている蒸留所のみです。<br /><br />ちなみにキルン塔ですが、東洋のパゴダデザインを取り入れています。1800年ごろ英国で煙突のデザインとして大流行した名残だそうです。

    キルン塔から立ち上るピートの煙。このよう風景を見る事が出来るのは、ラフロイグやボウモアなど独自でフロアモルティングを行っている蒸留所のみです。

    ちなみにキルン塔ですが、東洋のパゴダデザインを取り入れています。1800年ごろ英国で煙突のデザインとして大流行した名残だそうです。

  • キルン塔の下にある乾燥用の釜。バルヴィニーでは石炭の上にピーとは直接乗せず、すぐ脇にある専用釜で燻されるようです。

    キルン塔の下にある乾燥用の釜。バルヴィニーでは石炭の上にピーとは直接乗せず、すぐ脇にある専用釜で燻されるようです。

  • こちらがピート用の釜。ここにピートを乗せ、下から熱を加えます。不思議な構造ですね。

    こちらがピート用の釜。ここにピートを乗せ、下から熱を加えます。不思議な構造ですね。

  • ミルマシーン。スコットランドの蒸留所では皆同じブランドのミルマシーンを使っています。

    ミルマシーン。スコットランドの蒸留所では皆同じブランドのミルマシーンを使っています。

  • マッシュタンはバルヴィニー用とキニンビー用それぞれ準備されていました。とても大きな槽です。

    マッシュタンはバルヴィニー用とキニンビー用それぞれ準備されていました。とても大きな槽です。

  • まさに攪拌中のマッシュタン。加熱して酵素の働きを加速化、デンプンをドンドン分解しています。

    まさに攪拌中のマッシュタン。加熱して酵素の働きを加速化、デンプンをドンドン分解しています。

  • 時間毎に投入した量などを管理するためのボード。こういう管理表はどの蒸留所もアナログ管理でした。

    時間毎に投入した量などを管理するためのボード。こういう管理表はどの蒸留所もアナログ管理でした。

  • 発酵槽は全部で19基あります。最盛期はフル稼動らしいので、生産量はものすごく多いです

    発酵槽は全部で19基あります。最盛期はフル稼動らしいので、生産量はものすごく多いです

  • 仕込み1日目の発酵槽。ふたを開けると沸騰しているのでは?と思うほどボコボコとCO2を吐き出しています。酵母の力は凄いですね。

    仕込み1日目の発酵槽。ふたを開けると沸騰しているのでは?と思うほどボコボコとCO2を吐き出しています。酵母の力は凄いですね。

  • ここでも若ビールを体験しました。いつ飲んでも美味しいです。

    ここでも若ビールを体験しました。いつ飲んでも美味しいです。

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