2010/03/01 - 2010/03/01
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menhir(メンヒル)さん
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アイラ島蒸留所巡りで最初に訪れた蒸留所はラガブーリン蒸留所。
2010年3月1日(月)
朝9時半から見学がスタートするのも魅力的。見学料金は6ポンドで試飲は無料。しかもラガブーリン蒸留所の見学券でカリラ蒸留所も見学できるセット価格です。
アイラ島の蒸留所見学は、この蒸留所見学からスタートしましょう。
ちなみにオールシーズン見学可能。フル操業です。
オフシーズンは土日は閉館されています。
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夜明けの蒸留所を見たくなったので、早朝に立ち寄りました。
朝早いのですが既に煙が上がっています。
ちなみにラカブーリン蒸留所の正面は西側を向いているので、きれいに撮影するには午後が良いです。 -
蒸留所の反対側にある鐘。この蒸留所には、元々教会が有りました。その名残を蒸留所の中にたくさん発見できます。
下から紐を引くと鳴る仕掛けになっていました。 -
ラガブーリン蒸留所は、アードベッグ、ラフロイグと共にアイラ島の東側の海に面しています。そのためどの蒸留所にも桟橋があります。
昔はこの桟橋を用いて樽の輸送などを行っていたようです。干満の差が大きいのでタイミングは重要そうですね。 -
朝焼けに光り輝くラガブーリンの文字。
かなり大きな字体なので、遠くの海からでも十分分かります。 -
早朝6時頃。街はまだ眠っているのに蒸留所は既に動き始めています。
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蒸留所の脇を小川が流れています。ピートがしみこんでいる水なので、茶色です。
と言う触れ込みですが、、、、、、水底面にピートが付着しているちょっと濁った水と言う感じです。上流には人家は無いので大丈夫だと思いますが、「魅力的」とはあまりいえません。
但し蒸留所と水は大切な関係です。この後、いろいろな蒸留所を見学しましたが、主な蒸留所の脇には、必ず素敵な川が流れています。 -
蒸留所の中にあるビジターセンター。なんとなく昔の学校という雰囲気。素敵です。
昔の教会の建物を流用しているためでしょうか? -
ビジターセンター内部はまさに学校そのもの。懐かしい雰囲気が漂います。
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多分昔の教会で用いていたであろう椅子が、そのまま飾ってあります。
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壁面を飾る魅惑の品々。ハーフサイズのボトルもあります。
一番興味があるのは「PORT ELEN」ですね。驚くほどの高さですけど、、、、 -
昔用いたフィリングブック(出荷リスト)が残っています。時間が有ればじっくり読み込みたくなる内容です。
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入り口で6ポンド支払ってツアーに参加します
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ラガブーリンはフロアモルティングを行っていません。ヴィジターセンターではフロアモルティングの仕組みが紹介されていました。
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本格的なツアーはミルマシーンから始まります。このマシーンはどの蒸留所でも見かけました。
単純な機械なので、殿蒸留所も同じものを用いていました。
当然、稼働中で、大麦を砕いていました。 -
糖化槽(mash tun)は全面ステンレス製。この時期、蒸留所見学はかなり寒く、マッシュタンの温かさは嬉しいです。離れたくないのですが、先の工程へ進みます。
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マッシュタンの中を拝見。まさにお粥状態。攪拌機はゆっくり回転していました。
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発酵槽(wash back)は全部で8機。どれも良い香りを漂わせています。
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最終段階の発酵槽(wash back)から若ビールを抜き出します。蒸留所見学のだいご味はこのような試飲体験ですね。
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遠慮せずドンドン飲みましょう。
ちなみに「I want to drink this」と言わなければ飲ませてもらえません。ドンドン要求しましょう。楽しみましょう。
但し、ビールのようなすっきり感はありませんので、「凄くおいしい」ものでは有りません。
従って「酔っ払うほど」飲めませんでご安心下さい。 -
ポットスチルは2セット。左側に初留(Wash Still)右側に再留(Sprits Still)が有ります。初留は赤でマーキングされています。
蒸留釜は分かり安く言えば「巨大なやかん」。沸騰させて蒸発したアルコール分を取り出すためのものです。絶えず沸騰してるので、「温かい」というより「チンチンに熱い」です。触れません。
スチルはくびれが無く、全体的にすっきり立ち上がっています。 -
右側に青い印で再留釜(Spirit Still)が有ります。
再留釜は初留釜に比べ、更にくびれが有りません。 -
2つ並ぶと違いが良く分かります。再留釜の方が若干小さいです。
この時期まさに蒸留真っ盛りです。 -
スピリッツセーフ(sprits safe)には蒸留されて取り出したアルコールが、無色透明のニューポット(New Pot)として、どんどん流れています。
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施設の外にある、昔の蒸留所の看板。石で出来ています。
こういう歴史的な重要遺物が、蒸留所には何気なくたくさん有りました。 -
樽詰め所(FILLING STATION)でニューポットを味わいます。原液なのでアルコール度が非常に高く、決して美味しいものでは有りませ
が、貴重な体験を逃す手はありません。
肌に塗ると、体温で温められて蒸発したニューポットの香りを楽しむ事ができます。口に含むより香りが分かりやすいです。 -
初春のヒース。6月ごろが見ごろだそうです。
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ツアー終了後に試飲があります。「10年」「12年」「16年」「ダブルマチュアード」の4種類の中から好きなものを飲めます。
殆どの方が、アイラ島での最初の蒸留所見学場所となるはずです。初回からあまり飲み過ぎないようにしましょう。
では次の蒸留所へ向かいます。
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