チュニジア③ドゥッガ 似非ガイドと共に

2010/03/08 - 2010/03/20

ブルギバ通りの路上で出会った自称「ガイド経験豊富」なモハメッド（120kg）がドゥッガまで連れてってくれる事に。しかしいきなり約束の時間から30分以上遅刻。悪びれず食べる食べる。

でも確かにドゥッガはツアーに参加しない限りバスやルアージュの乗り継ぎや少々厄介でありました。丘いっぱいに広がる壮大な遺跡ドゥッガ。もっとじっくり巡りたかったのにモハメッドがすぐくたびれて「お腹すいた」を連発しさっさと撤収する羽目に。

色んなチュニジア人と出逢いましたが、全般に「憎めない」。ああ、悔しいけれど憎めないのはなぜ。

エリア ドゥッガ(チュニジア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ

ドゥッガ観光なら任せとけ！と安請合いのモハメッド

（遠いから早朝集合と言い出しといて30分遅刻）

お土産にあげたおにぎりせんべいを速効完食

黄色いのはタジン

まずドゥッガに最も近いテブルスークまで行こうとバスステーションに

英語表記の全く無い時刻表
モハメッドがいて良かった！と思った数少ない瞬間

チュニジアでも新型インフルがやや話題に（ただしマスクや手洗いなど対策している人は皆無）

ドゥッガにはめぼしい店が見当たらない（手前のテーブルスークには少々）ためサンドイッチみたいなものを持参すると◎

ランチに買ったサンドイッチを乗車してすぐ平らげる太っちょ

バスの乗客の大半はドゥッガの先のルケフを目指す

チュニスを出て程なく車窓は緑いっぱいに

テーブルスークでタクシーを拾って十分強でドゥッガ着（迎えに来てもらう時間を約束するか携帯の番号を聞くのをお忘れなく）

遺跡に着いて最初に視界に入るのが劇場

見えた！キャピトル！

真下から見上げると迫力増大

アテネのパルテノン神殿みたく遠巻きに見るのでなく中も入り放題！柱も抱きつき放題！

遺跡になんて全く興味のないモハメッドは可愛い女子を探し続ける

そして人のデジカメで勝手に旅行者の女子を撮影しまくる

ドゥッガの丘一面どこまでも遺跡

オリーブ林の向こうにリビコピュニック廟

額縁の中にキャピトル

撮影中でも容赦なく写り込むモハメッド

聞けば「実はドゥッガに来るのは生まれて二度目」それでよくガイド役に名乗り出たものだ

遺跡に飽きたモハメッドは羊の群れを追いかけ始める

余談ながら羊の放尿に触発されたか、こともあろうにキャピトルの壁に向かって立ちション開始。世界遺産に放尿！！ひぃ！！

遺跡散策中に足元で見つけた…干からびた白い方

貯水場

カエレスティス神殿まで行きたかったのに太っちょモハメッド「歩き疲れたからもう帰ろう」何ちゅうガイド

くたびれて劇場に座り込む「あとは適当に観光しといで」職務放棄

劇場のてっぺんから望むサターン神殿

僕らの他にはフランスから来た団体さんのバス一台のみ

３月はどこもかしこもガラすきです

タクシーでテーブルスークに戻ってチュニス行きのバスを待つ間「お腹がすいた」駄々をこねるモハメッドとお店に（※僕のランチのサンドイッチを半分譲ったのに）

チュニジアの炭酸飲料ボガは尋常でない甘さ　要注意

メシュイーヤ（焼いた野菜にオリーブオイルやツナを混ぜて）

巨漢はひたすら食べ続ける

昼飯を御馳走したらお返しにガムをくれた…食べ残しのガムを

いつ来るか分からないバスはやめてルアージュに

バスより速くてウトウトしてたらあっという間にチュニス市内

打ち上げだ！（何の？？）と飲みに誘われオレンジをつまみにまたビール大会に

ジャスミン売りのおじさん
一つ買い求め鉛筆みたいに耳の上にさしとけば良い香りを独り占め

翌日には黒ずんでしまいました

隣のテーブルのオッサンたちが食べてたアーティチョーク（興味を示しまくっていたらくれた）

ビール１本１００円強　　そら飲むわ

どのテーブルの上にも山盛りビールの空き瓶

夕飯は日本在住のチュニジア人友達の兄上一家のお宅へおよばれ

チュニジアの新居にありがちな「建設中」状態

一階しか出来てなくて一部の壁や二階に続く階段がまだ造り中だったりする

「お金が溜まったらまた自分で造るんだ」本当にチュニジアの家ではよくある話

常にフォトジェニック！　
カメラ目線の愛らしいマリアム

若ママからは結婚式の写真を山ほど披露いただきました「どれが一番綺麗か選んでみて」って

どのチュニジア人も「我が家の料理が一番旨い」というのは確かにその通り

どんな有名店で食べるよりもお母さんの手料理が抜群！

エッグタルトのようにまろやかなタジン
牛肉やモツの味が染み出たスープはカムニーヤ

地球の歩き方09年版には載ってなかった６つめの線路がチュニスから伸びていました