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「竹取物語」“かぐや姫の里”は、京都府京田辺が舞台とされた所です。古事記に登場する実名のかぐや姫(迦具夜比売命)の父である大筒木垂根王は、その名前から京都府京田辺市の普賢寺(朱智荘)・興戸・飯岡・三山木(佐賀荘)の村々を合わせた「大筒木郷」の地方の長ではなかったかと思われ、「竹取の翁」と推定出来ます。あるいは山本の駅家の長や佐牙神社の太夫の一人とも考えられます。また、「垂根」とは「竹の根」をさすと思われますし、「筒木」の「筒」は竹を、「つつき」は月を連想させます。京田辺市には、平安時代からある真竹・破竹が大住隼人によって奈良時代に持ち込まれました。<br />筍として食べている孟宗竹は、江戸時代頃からで竹取物語ができた頃の竹ではありません。<br /><br />●「“かぐや姫の里”京田辺」  <br />日本最古の物語『竹取物語』の舞台となった場所は、奈良時代よりも古い歴史のある京都府京田辺市です。かぐや姫伝説発祥の地とされるまちは日本全国に存在しますが、全てウソです。日本最古の史書『古事記』に記されている竹取物語に登場する地名など数々の史料や出土品から、京田辺が舞台であると言うことが確定しています。大学の名誉教授(考古学・文献学・地名学・言語学)らの権威と言われる先生方から全面的に認めて頂いています。

「竹取物語」“かぐや姫の里”京田辺

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2000/10/17 - 2000/10/27

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koi

koiさん

「竹取物語」“かぐや姫の里”は、京都府京田辺が舞台とされた所です。古事記に登場する実名のかぐや姫(迦具夜比売命)の父である大筒木垂根王は、その名前から京都府京田辺市の普賢寺(朱智荘)・興戸・飯岡・三山木(佐賀荘)の村々を合わせた「大筒木郷」の地方の長ではなかったかと思われ、「竹取の翁」と推定出来ます。あるいは山本の駅家の長や佐牙神社の太夫の一人とも考えられます。また、「垂根」とは「竹の根」をさすと思われますし、「筒木」の「筒」は竹を、「つつき」は月を連想させます。京田辺市には、平安時代からある真竹・破竹が大住隼人によって奈良時代に持ち込まれました。
筍として食べている孟宗竹は、江戸時代頃からで竹取物語ができた頃の竹ではありません。

●「“かぐや姫の里”京田辺」  
日本最古の物語『竹取物語』の舞台となった場所は、奈良時代よりも古い歴史のある京都府京田辺市です。かぐや姫伝説発祥の地とされるまちは日本全国に存在しますが、全てウソです。日本最古の史書『古事記』に記されている竹取物語に登場する地名など数々の史料や出土品から、京田辺が舞台であると言うことが確定しています。大学の名誉教授(考古学・文献学・地名学・言語学)らの権威と言われる先生方から全面的に認めて頂いています。

同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
徒歩

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  • この京都府京田辺市は、元の地名が「筒城」で、京都府綴喜郡の「綴喜」でした。竹取物語の本文で、竹取の翁の名を全国の出版社は「讃岐の造(さぬきのみやつこ)」と印刷して販売されていますが間違いです。最初は「さかきの造」と呼ばれており、三山木の佐牙神社は古代酒造りの地であり「さか」と呼びました。また、「榊」から朝廷に仕える人であったとも考えられます。現存する竹取物語の本には,他に「さるきのみやつこ」と書いているのも在ります。この「さるき…」では意味が判らないので、こじつけで勝手に「讃岐」だろうとして奈良県の広陵町が部立てだとされているだけです。讃岐の本場は、四国です。ゆえに竹取物語の里だという広陵町説は、間違いです。 

    この京都府京田辺市は、元の地名が「筒城」で、京都府綴喜郡の「綴喜」でした。竹取物語の本文で、竹取の翁の名を全国の出版社は「讃岐の造(さぬきのみやつこ)」と印刷して販売されていますが間違いです。最初は「さかきの造」と呼ばれており、三山木の佐牙神社は古代酒造りの地であり「さか」と呼びました。また、「榊」から朝廷に仕える人であったとも考えられます。現存する竹取物語の本には,他に「さるきのみやつこ」と書いているのも在ります。この「さるき…」では意味が判らないので、こじつけで勝手に「讃岐」だろうとして奈良県の広陵町が部立てだとされているだけです。讃岐の本場は、四国です。ゆえに竹取物語の里だという広陵町説は、間違いです。 

  • “かぐや姫の里”京田辺市は確定された!!<br /> 現在「竹取翁博物館」(京都府京田辺市三山木直田10)の館長は、地元郷土の歴史に興味を持ち、延喜式内佐牙神社の宮座で「十七の頭(男子が17歳位になると当たる宮座の役)」という行事に参加された。その時に何故この様な古い行事を村の人達が行っているのかという疑問から日本民俗学の勉強が始まった。<br /> 仕事は、地元の放送局「京都放送」の放送記者で京都や滋賀の年中行事など多くの現場を取材された。ところが日本の神社行事には、宮座という組織があり太夫・中老・若座という不思議な存在のあることがわかり、その後一冊の本『稲作民俗の源流』文理閣にまとめられた。<br /> そして民俗学を勉強するうちに、田辺町郷土史会の理事となり『田辺町郷土史社寺篇』『京都府田辺町史』を読破して地域を調査し各種の研究発表をされ2012年2月に『京田辺の史跡探訪』という本を出版された。<br /> 一方、長年疑問であった「山本駅」の存在についても調べていた所、中国の古代駅制を取り入れた重要な駅(うまや)のあることがわかり、郷土史会の会誌(「山城国綴喜郡山本駅と古代駅制について」平成5年3月発行)に山本駅と竹取物語なども合せて掲載された。しかし周囲の学識経験者の人達からは、京田辺は京都と奈良の通貨地点だけで「そんな古い歴史は無くて、ただ継体天皇の都が置かれただけ…」などと笑われ続け批判的な目にさらされていた。その後、平成13年に京都府埋蔵文化財調査研究センターによる三山木駅周辺の区画整理事業で駅周辺の三山木遺跡発掘があり、奈良時代の平城京から最初の駅である「山本駅」に関連する施設と遺構が出土。田んぼの地下3メートルから、奈良時代の遺跡から硯や和銅開宝、勾玉、祓い串、井戸跡などが次々と出土したため公共的な建物であったことがわかり、山本駅の遺構と確定された。<br /> その後、昭和の終りごろ日本最古の物語である『竹取物語』の文中に、翁の家は「…山本近く…」 という文のあることがわかり、さらに調べていくうちに京田辺市が竹取物語の舞台だと判ってきた。<br /> 日本の史書で最古の『古事記』には、第9代開化天皇の孫「大筒木垂根王(おおつつきたりねのみこ)」とその娘「迦具夜比売命(かぐやひめのみこと)」の名が記されているのに注目した。<br />それで郷土史会員らと一緒に調べ古絵図の三山木駅の所に「大筒城佐賀冠者殿旧館地」があり、また近くの普賢寺の古文書に「大筒木垂根王」古墳のあることもわかった。<br /> そこで、京田辺の”かぐや姫の里” 伝承として、大々的に発表するため、平成12年11月3日から4日の「第35回京田辺市民文化祭」で『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺と題して展示を行った。<br /> 展示では、大筒木(おおつつき)が継体天皇の「筒(つつ)城宮(きのみや)」の「筒城」となり、現在の綴喜郡になったと認めてもらえなかった。<br />そこで京田辺市郷土史会では、平成13年にシンポジウムを開催した。チベットの『斑竹姑娘』と日本の『竹取物語』、大住隼人と月読神・ 甘南備山、日本及び世界各地「天女伝説」との関係、5人の求婚者と「壬申の乱」、大友皇子を祀る山崎神社、説話・民話・万葉集の竹取翁、天皇とかぐや姫の「歌垣」(古代の恋愛)、作者は誰か・・など多彩な分野に渡って発言があった。<br /> このシンポジウムには、地元を初め全国紙の新聞社やNHK・京都放送などのマスコミ各社の取材があり大きく報道された。<br /> その時、山城の地名に詳しい日本語源研究会代表で姫路獨協大学名誉教授・大阪外国語大学名誉教授の吉田金彦先生が会場にこられていて、間違いなく「筒木」は、この地のことであり「これは凄い発見であるので研究を進めてほしい…」と助言された。それまでは周囲の教育関係者から「大筒木垂根王」なる人物は、古事記に記されているだけで「その時代はなかった」と言われ続けていただけに大変な事になった。<br /> これに続き、平成15年5月25日には、元京都府立大学長(名誉教授)・元橘女子大学学長(名誉教授)の門脇禎二氏(文献学の権威)を講師に招き「−甦った大筒木(綴喜)「王女かぐや姫」−」を同郷土史会主催で開催した。門脇氏は、講演で「文献の大筒木は、山代の古代史系図にある。そして王女かぐや姫は、この山代にいた・・」ということを話された。 <br /> これらについては、郷土史会機関誌『筒城』第36輯・第38輯・第45から49輯、それに郷土史会シンポ用の冊子『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺」、京都地名研究会編集発行のシンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」に記されている。<br /> また2012年2月には、全てを網羅その後の研究も付け足した『竹取物語 現代考』大筒木出版と『京田辺市の史跡探訪』大筒木出版 著者 小泉芳孝が出版された。竹取物語研究者には、この本を読まなければ竹取物語の本質を理解出来ないだろう。また『竹取物語 現代考』には、愿文・現代語訳・注・解説も付けられ、物語の展開や弘法大師・空海作者説、それに日本の歴理を塗り替える内容が多数含まれているのでお読み頂きたい。古代史研究や物語研究、天女伝説、蓬莱山の不老不死、除服伝説など多方面から竹取物語を分析した名著である。<br /> この著者は、現在、退職金などの全財産を拠出して「竹取翁博物館」を建てて館長に就任された小泉芳孝氏である。「竹取翁博物館」では、竹取物語に関する詳細な展示を始め、邪馬台国に終止符! と題した「邪馬台国は徳之島!?」を発表!! これが認められるのは、竹取物語の里と同様に20年から30年かかるだろうと話されている。<br /> また、日本神道の元は、イスラエルの「エルサレムにある」と現地を訪れて確信を得られた。さらに「天皇家の祖先」である「菊の御紋」も神殿の門の入口にあり、ユダヤ教の一番古い「シナゴーグ(教会にあたる物)」から五世星・六世星を確認され、弓月君や景教の詳細な展示をされ解説もされている。入館料は大人500円。ホームページのヤフーやグーグルで「竹取翁博物館 竹取物語 京田辺」と検索すれば場所や内容が判る。

    “かぐや姫の里”京田辺市は確定された!!
     現在「竹取翁博物館」(京都府京田辺市三山木直田10)の館長は、地元郷土の歴史に興味を持ち、延喜式内佐牙神社の宮座で「十七の頭(男子が17歳位になると当たる宮座の役)」という行事に参加された。その時に何故この様な古い行事を村の人達が行っているのかという疑問から日本民俗学の勉強が始まった。
     仕事は、地元の放送局「京都放送」の放送記者で京都や滋賀の年中行事など多くの現場を取材された。ところが日本の神社行事には、宮座という組織があり太夫・中老・若座という不思議な存在のあることがわかり、その後一冊の本『稲作民俗の源流』文理閣にまとめられた。
     そして民俗学を勉強するうちに、田辺町郷土史会の理事となり『田辺町郷土史社寺篇』『京都府田辺町史』を読破して地域を調査し各種の研究発表をされ2012年2月に『京田辺の史跡探訪』という本を出版された。
     一方、長年疑問であった「山本駅」の存在についても調べていた所、中国の古代駅制を取り入れた重要な駅(うまや)のあることがわかり、郷土史会の会誌(「山城国綴喜郡山本駅と古代駅制について」平成5年3月発行)に山本駅と竹取物語なども合せて掲載された。しかし周囲の学識経験者の人達からは、京田辺は京都と奈良の通貨地点だけで「そんな古い歴史は無くて、ただ継体天皇の都が置かれただけ…」などと笑われ続け批判的な目にさらされていた。その後、平成13年に京都府埋蔵文化財調査研究センターによる三山木駅周辺の区画整理事業で駅周辺の三山木遺跡発掘があり、奈良時代の平城京から最初の駅である「山本駅」に関連する施設と遺構が出土。田んぼの地下3メートルから、奈良時代の遺跡から硯や和銅開宝、勾玉、祓い串、井戸跡などが次々と出土したため公共的な建物であったことがわかり、山本駅の遺構と確定された。
     その後、昭和の終りごろ日本最古の物語である『竹取物語』の文中に、翁の家は「…山本近く…」 という文のあることがわかり、さらに調べていくうちに京田辺市が竹取物語の舞台だと判ってきた。
     日本の史書で最古の『古事記』には、第9代開化天皇の孫「大筒木垂根王(おおつつきたりねのみこ)」とその娘「迦具夜比売命(かぐやひめのみこと)」の名が記されているのに注目した。
    それで郷土史会員らと一緒に調べ古絵図の三山木駅の所に「大筒城佐賀冠者殿旧館地」があり、また近くの普賢寺の古文書に「大筒木垂根王」古墳のあることもわかった。
     そこで、京田辺の”かぐや姫の里” 伝承として、大々的に発表するため、平成12年11月3日から4日の「第35回京田辺市民文化祭」で『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺と題して展示を行った。
     展示では、大筒木(おおつつき)が継体天皇の「筒(つつ)城宮(きのみや)」の「筒城」となり、現在の綴喜郡になったと認めてもらえなかった。
    そこで京田辺市郷土史会では、平成13年にシンポジウムを開催した。チベットの『斑竹姑娘』と日本の『竹取物語』、大住隼人と月読神・ 甘南備山、日本及び世界各地「天女伝説」との関係、5人の求婚者と「壬申の乱」、大友皇子を祀る山崎神社、説話・民話・万葉集の竹取翁、天皇とかぐや姫の「歌垣」(古代の恋愛)、作者は誰か・・など多彩な分野に渡って発言があった。
     このシンポジウムには、地元を初め全国紙の新聞社やNHK・京都放送などのマスコミ各社の取材があり大きく報道された。
     その時、山城の地名に詳しい日本語源研究会代表で姫路獨協大学名誉教授・大阪外国語大学名誉教授の吉田金彦先生が会場にこられていて、間違いなく「筒木」は、この地のことであり「これは凄い発見であるので研究を進めてほしい…」と助言された。それまでは周囲の教育関係者から「大筒木垂根王」なる人物は、古事記に記されているだけで「その時代はなかった」と言われ続けていただけに大変な事になった。
     これに続き、平成15年5月25日には、元京都府立大学長(名誉教授)・元橘女子大学学長(名誉教授)の門脇禎二氏(文献学の権威)を講師に招き「−甦った大筒木(綴喜)「王女かぐや姫」−」を同郷土史会主催で開催した。門脇氏は、講演で「文献の大筒木は、山代の古代史系図にある。そして王女かぐや姫は、この山代にいた・・」ということを話された。 
     これらについては、郷土史会機関誌『筒城』第36輯・第38輯・第45から49輯、それに郷土史会シンポ用の冊子『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺」、京都地名研究会編集発行のシンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」に記されている。
     また2012年2月には、全てを網羅その後の研究も付け足した『竹取物語 現代考』大筒木出版と『京田辺市の史跡探訪』大筒木出版 著者 小泉芳孝が出版された。竹取物語研究者には、この本を読まなければ竹取物語の本質を理解出来ないだろう。また『竹取物語 現代考』には、愿文・現代語訳・注・解説も付けられ、物語の展開や弘法大師・空海作者説、それに日本の歴理を塗り替える内容が多数含まれているのでお読み頂きたい。古代史研究や物語研究、天女伝説、蓬莱山の不老不死、除服伝説など多方面から竹取物語を分析した名著である。
     この著者は、現在、退職金などの全財産を拠出して「竹取翁博物館」を建てて館長に就任された小泉芳孝氏である。「竹取翁博物館」では、竹取物語に関する詳細な展示を始め、邪馬台国に終止符! と題した「邪馬台国は徳之島!?」を発表!! これが認められるのは、竹取物語の里と同様に20年から30年かかるだろうと話されている。
     また、日本神道の元は、イスラエルの「エルサレムにある」と現地を訪れて確信を得られた。さらに「天皇家の祖先」である「菊の御紋」も神殿の門の入口にあり、ユダヤ教の一番古い「シナゴーグ(教会にあたる物)」から五世星・六世星を確認され、弓月君や景教の詳細な展示をされ解説もされている。入館料は大人500円。ホームページのヤフーやグーグルで「竹取翁博物館 竹取物語 京田辺」と検索すれば場所や内容が判る。

  •  奈良女子大学の本田義憲さんは『序説』「かぐや姫の家」で、山本や大住の京田辺あたりを指摘された。<br />「かぐや姫の家」(叙説 昭和54年)で、かぐや姫の故郷である「月」と関わりのある「月神」を祀る式内社が山城国に三社あり、その内の「月読神社」が綴喜郡に祀られている。南山城地域は「月神信仰」が盛んであったので「綴喜」が相応しいと報告されている。<br /> 本田氏紹介−奈良女子大学教授、京都外国語大学教授など歴任。奈良女子大学名誉教授。 <br />くわしくは、<br />☆京田辺市郷土史会 機関誌『筒城』参照<br /> 1. 第36輯 「山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」平成3年3月発行 山本駅と竹取物語について 小泉芳孝を参照されたい。<br /> ■現在2012年2月「竹取翁博物館」の館長をされている小泉芳孝氏は、上記記事を知った時に本田義憲さんにお話しを聞かれたのであるが、「それ以上のことは若い時に書いたので判らない」と話されたという。地元の古代駅制の「山本駅」を研究発表されてた小泉さんは、山本という地元に住んでおられ、その後「竹取物語が京田辺である」証拠を地元の歴史や古文書、考古学、民俗学などあらゆる分野から調査研究して次々に発表され、多数の名誉教授の先生方から「竹取物語の舞台とされたところに間違いない!!」と認められたのである。

     奈良女子大学の本田義憲さんは『序説』「かぐや姫の家」で、山本や大住の京田辺あたりを指摘された。
    「かぐや姫の家」(叙説 昭和54年)で、かぐや姫の故郷である「月」と関わりのある「月神」を祀る式内社が山城国に三社あり、その内の「月読神社」が綴喜郡に祀られている。南山城地域は「月神信仰」が盛んであったので「綴喜」が相応しいと報告されている。
     本田氏紹介−奈良女子大学教授、京都外国語大学教授など歴任。奈良女子大学名誉教授。
    くわしくは、
    ☆京田辺市郷土史会 機関誌『筒城』参照
     1. 第36輯 「山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」平成3年3月発行 山本駅と竹取物語について 小泉芳孝を参照されたい。
     ■現在2012年2月「竹取翁博物館」の館長をされている小泉芳孝氏は、上記記事を知った時に本田義憲さんにお話しを聞かれたのであるが、「それ以上のことは若い時に書いたので判らない」と話されたという。地元の古代駅制の「山本駅」を研究発表されてた小泉さんは、山本という地元に住んでおられ、その後「竹取物語が京田辺である」証拠を地元の歴史や古文書、考古学、民俗学などあらゆる分野から調査研究して次々に発表され、多数の名誉教授の先生方から「竹取物語の舞台とされたところに間違いない!!」と認められたのである。

  • かぐや姫に求婚する5人の貴公子は、いづれも日本最大の乱である「壬申の乱」の功労者であり、その乱で自殺した大友皇子が京田辺市三山木の山崎神社に祀られている。「壬申の乱」で滅ぼされた一族の子孫である功労者への批判や報復のために物語をてんかいさせたものと見られる。これらを批判的に見られるのは、奈良でなく奈良に近い地域を舞台として京田辺市のあちこちに残されていた伝承をもとに弘法大師・空海が「竹取物語」を書き記したのである。

    かぐや姫に求婚する5人の貴公子は、いづれも日本最大の乱である「壬申の乱」の功労者であり、その乱で自殺した大友皇子が京田辺市三山木の山崎神社に祀られている。「壬申の乱」で滅ぼされた一族の子孫である功労者への批判や報復のために物語をてんかいさせたものと見られる。これらを批判的に見られるのは、奈良でなく奈良に近い地域を舞台として京田辺市のあちこちに残されていた伝承をもとに弘法大師・空海が「竹取物語」を書き記したのである。

  • 車持皇子の蓬莱の玉の枝を造った6人の鍛冶工匠は、普賢寺の多々羅に住んでいた製鉄集団をモデルにしたのであろう。この製鉄集団は、かぐや姫の「かぐ」すなわち「火の神」と関係している。<br /> かぐや姫の名付け親の「御室戸斎部の秋田(みむろどいんべのあきた)」の「みむろ」とは神の宿るところ「三室」であり、京田辺市でそう呼ばれるところは薪の甘南備山であり、屡銘額からは宇治市三室戸の「三室」とも考えられる。

    車持皇子の蓬莱の玉の枝を造った6人の鍛冶工匠は、普賢寺の多々羅に住んでいた製鉄集団をモデルにしたのであろう。この製鉄集団は、かぐや姫の「かぐ」すなわち「火の神」と関係している。
     かぐや姫の名付け親の「御室戸斎部の秋田(みむろどいんべのあきた)」の「みむろ」とは神の宿るところ「三室」であり、京田辺市でそう呼ばれるところは薪の甘南備山であり、屡銘額からは宇治市三室戸の「三室」とも考えられる。

  • かぐや姫(迦具夜比売命)の父である大筒木垂根王は、その名前から「大筒木郷」(京田辺市の普賢寺・興戸・飯岡・三山木を含む地域)の地方の長であり「竹取の翁」と推定できる。あるいは、山本の駅家の長や佐牙神社の太夫の一人とも考えられる。また、「垂根」とは「竹の根」、「筒木」の「筒」は竹、「つつき」は、月を連想させる。、奈良時代に大隅隼人が京田辺の大住にやってきて竹を植えている。大隅隼人は、『隼人司』にトルされているように「竹細工にたけてていた」。山崎の山崎神社所蔵の古図には大筒木垂根王の居館と思われる「大筒城佐賀冠者旧館地」が記されている。ここは、物語の中に出てくる「翁の家は山本近く…」にあたり古代駅制の「山本駅」の中心であった。

    かぐや姫(迦具夜比売命)の父である大筒木垂根王は、その名前から「大筒木郷」(京田辺市の普賢寺・興戸・飯岡・三山木を含む地域)の地方の長であり「竹取の翁」と推定できる。あるいは、山本の駅家の長や佐牙神社の太夫の一人とも考えられる。また、「垂根」とは「竹の根」、「筒木」の「筒」は竹、「つつき」は、月を連想させる。、奈良時代に大隅隼人が京田辺の大住にやってきて竹を植えている。大隅隼人は、『隼人司』にトルされているように「竹細工にたけてていた」。山崎の山崎神社所蔵の古図には大筒木垂根王の居館と思われる「大筒城佐賀冠者旧館地」が記されている。ここは、物語の中に出てくる「翁の家は山本近く…」にあたり古代駅制の「山本駅」の中心であった。

  • 日本の古代文献学の権威である門脇禎二さんは、京田辺市で開催された「講演会」山代の古代史と民族(的)文化−甦った大筒木(綴喜)「王女かぐや姫」でかぐや姫は京田辺にいたと話された。−主催:京田辺市郷土史会 開催日:平成15年5月25日(日)。<br /> 門脇禎二の公演趣旨から、<br />「筒木は、神功皇后や仁徳天皇それに継体天皇などが居住していたといわれ、記紀などに明記されている。また、今まで神話と言われていた大筒木垂根王や大筒木真若王それに迦邇米雷王などの時代においては、平安時代に作られた『竹取物語』に迦具夜比売命(かぐや姫)がいて実在の皇后である」と発表された。<br /> 門脇氏紹介−文献史学の第一人者。京都大学文学部史学科卒業。専攻:日本古代史。奈良女子大学教授、京都府立大学文学部教授、京都府立大学長、京都橘女子大学長など歴任。京都府立大学名誉教授。 文学博士。著書:『日本古代共同体の研究』『日本古代政治史論』『「大化改新」史論』上巻下巻『古代日本の「地域王国」と「ヤマト王国」』上下『葛城と古代国家』・『古代出雲』他多数。<br /><br />

    日本の古代文献学の権威である門脇禎二さんは、京田辺市で開催された「講演会」山代の古代史と民族(的)文化−甦った大筒木(綴喜)「王女かぐや姫」でかぐや姫は京田辺にいたと話された。−主催:京田辺市郷土史会 開催日:平成15年5月25日(日)。
     門脇禎二の公演趣旨から、
    「筒木は、神功皇后や仁徳天皇それに継体天皇などが居住していたといわれ、記紀などに明記されている。また、今まで神話と言われていた大筒木垂根王や大筒木真若王それに迦邇米雷王などの時代においては、平安時代に作られた『竹取物語』に迦具夜比売命(かぐや姫)がいて実在の皇后である」と発表された。
     門脇氏紹介−文献史学の第一人者。京都大学文学部史学科卒業。専攻:日本古代史。奈良女子大学教授、京都府立大学文学部教授、京都府立大学長、京都橘女子大学長など歴任。京都府立大学名誉教授。 文学博士。著書:『日本古代共同体の研究』『日本古代政治史論』『「大化改新」史論』上巻下巻『古代日本の「地域王国」と「ヤマト王国」』上下『葛城と古代国家』・『古代出雲』他多数。

  • ■京田辺市郷土史会 機関誌「筒城」の『竹取物語』かぐや姫の里を紹介した初出記事<br />1. 『筒城』第36輯・・(平成3年3月発行)<br /> 「山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」山本駅と竹取物語につい   て・・小泉芳孝 <br />2. 『筒城』第38輯・・(平成5年3月発行)<br /> 「出垣内村のこと-大筒木旧館跡-」竹取の翁と大筒木旧館跡について・・  水山春男<br />3. 『筒城』第45輯・・(平成12年3月発行)<br /> 「竹取物語を考える」地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定・・  水山春男<br />4.『筒城』第46輯  (平成13年3月発行)<br /> 「『竹取物語』発祥の地は”京田辺”」小泉芳孝<br />5.『筒城』第47輯・・(平成14年3月発行)<br /> 『竹取物語』” かぐや姫の里” 京田辺<br /> 「シンポシウムで「物語の発祥地」強調!」文化部会<br /> 「シンポジウム『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺を開催」<br /> ・かぐや姫が生まれたタケを考える・内村悦三<br />京田辺市市民文化祭の展示と上演<br /> 『竹取物語』かぐや姫の里は、やはり京田辺だった・文化部会 「竹取物 語』発祥の地は”京田辺”その二」・小泉芳孝 <br />「飯岡トヅカ出土の神人車馬画像鏡は中国製か」・小泉芳孝 内容:道教の神 仙・西王母と従者、四頭立て車馬出行などの画像がみられる銅鏡「神人車 馬画像鏡」が出土している。西王母は、中国の神話上の中心的人物とさ  れ、不老不死の薬をもって永遠の若さを保ちながら人の世の生命を司って いるとされる。<br />6.『筒城』第48輯・・(平成15年3月発行)<br /> 『竹取物語』発祥の地は”京田辺”<br />・インドネシアの民話、中国『後漢書』『斑竹姑娘』から・ 小泉芳孝<br />・「私と竹取物語」・玉井芳泉<br />・「竹製の民族楽器アンクルン」と「ミニミニ展」・文化部会<br />・「『竹取物語』” かぐや姫の里”展を京都信用金庫で開催!」・文化部会<br />・「かぐや姫の町」広陵町を訪ねて・藤本富雄  <br />7.『筒城』第49輯・ (平成16年3月発行) <br /> 「『竹取物語』“かぐや姫の里”京田辺の活動経過」・小泉芳孝「竹取物 語ゆかりの筒木について」・京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える  会」会長 小泉芳孝「今、京田辺がおもしろい」かぐや姫ゆかりの里散策 マップ・京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える会」会員 太田文代<br />8.『筒城』第49輯・・(平成16年3月発行)「かぐや姫の里」・小泉芳孝<br />9.『筒城』創立五十周年記念誌 (平成17年7月発行) <br /><br />「”かぐや姫の里”と京田辺について」・小泉芳孝<br />「キトラ・高松塚古墳」被葬者の貴公子説について・太田文代<br />『竹取物語』かぐや姫の里を紹介した書籍など<br /><br />■稲作民俗の源流-日本・インドネシア-』 小泉芳孝著(文理閣)<br /> 第4章.古代駅制・山本駅と『竹取物語』 平成12年2月20日発行<br />■『竹取物語』かぐや姫の里 &quot;京田辺&quot; 小冊子 京田辺市郷土史会編集 平 成13年9月発行<br />■『地名探求』創刊号「『竹取物語』かぐや姫の里 &quot;京田辺&quot;」 小泉芳孝 <br /> 内容:京都地名研究会 平成14年3月発行<br />1.『竹取物語』の発祥地について <br />2.「竹取の翁」の家は、「山本」の近く <br />3.『竹取物語』の「かぐや姫」と『古事記』の「迦具夜比売命」 <br />4.「かぐや姫」は「光り輝く」「火の神」<br />5.『竹取物語』の五人の求婚者は実在人物  <br />6.「大住隼人」の天孫降臨神話  <br />7.「不死の山」は「甘南備山」<br />8.『竹取物語』の舞台は京田辺<br /><br />■別冊1号 シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」 平成15年<br />     10月10日発行「竹取物語ゆかりの筒木について」小泉芳孝      発行:京都地名研究会<br />■『ぴゅあはうす』特集「不思議のクニ」京田辺市 隼人の民がルーツ!?  かぐや姫の里 ぴゅあはうす編集室 東方出版(株)<br />   平成15年8月号。<br />  記事内容:記事内容:かぐや姫と竹取の翁は実在の人物。古事記、開化天  皇の孫「大筒木垂根王」とその娘「迦具夜比売命」。要衝「山本駅」の  存在が焦点に。竹取の翁は「山もと」の「山本村」周辺が発祥の地。  「竹取物語」の原型は隼人の民の伝承?。考古学者の森浩一氏は、この地に  竹の文化を持ち込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に  集約されたのではないかとしている。<br />■学研都市の&quot;わ&quot;Wa. 2004.May VOl.22 編集:都市公団 関西支社 <br />   平成16年5月記事から。<br /> 記事内容: 古事記には、開化天皇の孫「大筒木垂根王」とその娘 「迦具    夜比売命」の名が記されていたり、竹取の翁は「山もと」とあり、    また竹取の翁は最初「さかきの造」と呼ばれていたなどから、京都    府京田辺市三山木の通称名「山本村」周辺が発祥の地であるとして    いる。<br />■『エプタ』Vol.23 エプタ編集室 2005年9月号。「日本昔話の世界」<br />1.浦島太郎(京都伊根町・浦島神社)、<br />2.桃太郎(岡山・吉備津神社)         <br />3.かぐや姫発祥の地 日本民俗学・郷土史研究家 小泉芳孝  京田辺市郷土史会 会長 藤本富雄<br /> 内容:京田辺の地名が「竹取物語」の多くと一。翁の家のある「山本」は古   代の駅だった。古事記、日本書紀にかぐや姫のモデルが。「竹取物    語」の作者はだれか?<br />■京田辺市郷土史会 かぐや姫の里を考える会<br />その他関連のもの<br />  中西 進さん・・古事記は日本の史書である。決して神話や物語ではな  い。万葉集』は、史書ではない。『古事記』は、史書である。編纂者の  政治的立場が、いたるところに見え隠れしている。&quot;史書&quot;を研究する際  には、特別な注意が必要である。『古事記』上巻は、神話ではない。徐  福集団の日本渡来(紀元前210年)と、その子孫の&quot;歴史&quot;を描いた史  書である。この仮説が、私の『古事記』観の基本をなしている。『真福  寺本古事記』こそ『古事記』本来の姿を伝える唯一の写本と判断する。  この立場からすれば、本居宣長の『訂正古訓古事記』は贋作と考えられ  る。『古事記』を曲解、改竄した偽物である。あらゆる&quot;歴史&quot;は、常に  書き替えられる宿命を持っている。それが、&quot;歴史&quot;の本質である。『思  索過程』2002年7月24日より<br /> 中西氏紹介−東京大学大学院修了。文学博士。成城大学教授を経て、アメ   リカ・プリンストン大学客員教授 筑波大学教授、国際日本文化研究   センター教授、トロント大学客員教授、大阪女子大学学長、帝塚山学   院学院長に就任。奈良県立万葉文化館長、京都市立芸術大学学長、国   際日本文化研究センター名誉教授。<br />  『万葉集』など古代文学の比較研究を主に、日本文化の全体像をおさめ   た研究・評論活動で知られる。 <br />   読売文学賞、日本学士院賞、大佛次郎賞、和辻哲郎文化賞ほか受賞多   数。著書:『中西進万葉論集』(全8巻)『万葉集全訳注』『中西進   日本文化をよむ』ほか。<br /><br />

    ■京田辺市郷土史会 機関誌「筒城」の『竹取物語』かぐや姫の里を紹介した初出記事
    1. 『筒城』第36輯・・(平成3年3月発行)
     「山背国綴喜郡山本駅と古代駅制について」山本駅と竹取物語につい   て・・小泉芳孝 
    2. 『筒城』第38輯・・(平成5年3月発行)
     「出垣内村のこと-大筒木旧館跡-」竹取の翁と大筒木旧館跡について・・  水山春男
    3. 『筒城』第45輯・・(平成12年3月発行)
     「竹取物語を考える」地元資料や文献から「かぐや姫」京田辺を推定・・  水山春男
    4.『筒城』第46輯  (平成13年3月発行)
     「『竹取物語』発祥の地は”京田辺”」小泉芳孝
    5.『筒城』第47輯・・(平成14年3月発行)
     『竹取物語』” かぐや姫の里” 京田辺
     「シンポシウムで「物語の発祥地」強調!」文化部会
     「シンポジウム『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺を開催」
     ・かぐや姫が生まれたタケを考える・内村悦三
    京田辺市市民文化祭の展示と上演
     『竹取物語』かぐや姫の里は、やはり京田辺だった・文化部会 「竹取物 語』発祥の地は”京田辺”その二」・小泉芳孝 
    「飯岡トヅカ出土の神人車馬画像鏡は中国製か」・小泉芳孝 内容:道教の神 仙・西王母と従者、四頭立て車馬出行などの画像がみられる銅鏡「神人車 馬画像鏡」が出土している。西王母は、中国の神話上の中心的人物とさ  れ、不老不死の薬をもって永遠の若さを保ちながら人の世の生命を司って いるとされる。
    6.『筒城』第48輯・・(平成15年3月発行)
     『竹取物語』発祥の地は”京田辺”
    ・インドネシアの民話、中国『後漢書』『斑竹姑娘』から・ 小泉芳孝
    ・「私と竹取物語」・玉井芳泉
    ・「竹製の民族楽器アンクルン」と「ミニミニ展」・文化部会
    ・「『竹取物語』” かぐや姫の里”展を京都信用金庫で開催!」・文化部会
    ・「かぐや姫の町」広陵町を訪ねて・藤本富雄  
    7.『筒城』第49輯・ (平成16年3月発行)
     「『竹取物語』“かぐや姫の里”京田辺の活動経過」・小泉芳孝「竹取物 語ゆかりの筒木について」・京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える  会」会長 小泉芳孝「今、京田辺がおもしろい」かぐや姫ゆかりの里散策 マップ・京田辺市郷土史会「かぐや姫の里を考える会」会員 太田文代
    8.『筒城』第49輯・・(平成16年3月発行)「かぐや姫の里」・小泉芳孝
    9.『筒城』創立五十周年記念誌 (平成17年7月発行)

    「”かぐや姫の里”と京田辺について」・小泉芳孝
    「キトラ・高松塚古墳」被葬者の貴公子説について・太田文代
    『竹取物語』かぐや姫の里を紹介した書籍など

    ■稲作民俗の源流-日本・インドネシア-』 小泉芳孝著(文理閣)
     第4章.古代駅制・山本駅と『竹取物語』 平成12年2月20日発行
    ■『竹取物語』かぐや姫の里 "京田辺" 小冊子 京田辺市郷土史会編集 平 成13年9月発行
    ■『地名探求』創刊号「『竹取物語』かぐや姫の里 "京田辺"」 小泉芳孝 
     内容:京都地名研究会 平成14年3月発行
    1.『竹取物語』の発祥地について 
    2.「竹取の翁」の家は、「山本」の近く 
    3.『竹取物語』の「かぐや姫」と『古事記』の「迦具夜比売命」 
    4.「かぐや姫」は「光り輝く」「火の神」
    5.『竹取物語』の五人の求婚者は実在人物  
    6.「大住隼人」の天孫降臨神話  
    7.「不死の山」は「甘南備山」
    8.『竹取物語』の舞台は京田辺

    ■別冊1号 シンポジウム「秘められた南山城の地名を探る」 平成15年
         10月10日発行「竹取物語ゆかりの筒木について」小泉芳孝      発行:京都地名研究会
    ■『ぴゅあはうす』特集「不思議のクニ」京田辺市 隼人の民がルーツ!?  かぐや姫の里 ぴゅあはうす編集室 東方出版(株)
       平成15年8月号。
      記事内容:記事内容:かぐや姫と竹取の翁は実在の人物。古事記、開化天  皇の孫「大筒木垂根王」とその娘「迦具夜比売命」。要衝「山本駅」の  存在が焦点に。竹取の翁は「山もと」の「山本村」周辺が発祥の地。  「竹取物語」の原型は隼人の民の伝承?。考古学者の森浩一氏は、この地に  竹の文化を持ち込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に  集約されたのではないかとしている。
    ■学研都市の"わ"Wa. 2004.May VOl.22 編集:都市公団 関西支社 
       平成16年5月記事から。
     記事内容: 古事記には、開化天皇の孫「大筒木垂根王」とその娘 「迦具    夜比売命」の名が記されていたり、竹取の翁は「山もと」とあり、    また竹取の翁は最初「さかきの造」と呼ばれていたなどから、京都    府京田辺市三山木の通称名「山本村」周辺が発祥の地であるとして    いる。
    ■『エプタ』Vol.23 エプタ編集室 2005年9月号。「日本昔話の世界」
    1.浦島太郎(京都伊根町・浦島神社)、
    2.桃太郎(岡山・吉備津神社)        
    3.かぐや姫発祥の地 日本民俗学・郷土史研究家 小泉芳孝  京田辺市郷土史会 会長 藤本富雄
     内容:京田辺の地名が「竹取物語」の多くと一。翁の家のある「山本」は古   代の駅だった。古事記、日本書紀にかぐや姫のモデルが。「竹取物    語」の作者はだれか?
    ■京田辺市郷土史会 かぐや姫の里を考える会
    その他関連のもの
      中西 進さん・・古事記は日本の史書である。決して神話や物語ではな  い。万葉集』は、史書ではない。『古事記』は、史書である。編纂者の  政治的立場が、いたるところに見え隠れしている。"史書"を研究する際  には、特別な注意が必要である。『古事記』上巻は、神話ではない。徐  福集団の日本渡来(紀元前210年)と、その子孫の"歴史"を描いた史  書である。この仮説が、私の『古事記』観の基本をなしている。『真福  寺本古事記』こそ『古事記』本来の姿を伝える唯一の写本と判断する。  この立場からすれば、本居宣長の『訂正古訓古事記』は贋作と考えられ  る。『古事記』を曲解、改竄した偽物である。あらゆる"歴史"は、常に  書き替えられる宿命を持っている。それが、"歴史"の本質である。『思  索過程』2002年7月24日より
     中西氏紹介−東京大学大学院修了。文学博士。成城大学教授を経て、アメ   リカ・プリンストン大学客員教授 筑波大学教授、国際日本文化研究   センター教授、トロント大学客員教授、大阪女子大学学長、帝塚山学   院学院長に就任。奈良県立万葉文化館長、京都市立芸術大学学長、国   際日本文化研究センター名誉教授。
      『万葉集』など古代文学の比較研究を主に、日本文化の全体像をおさめ   た研究・評論活動で知られる。 
       読売文学賞、日本学士院賞、大佛次郎賞、和辻哲郎文化賞ほか受賞多   数。著書:『中西進万葉論集』(全8巻)『万葉集全訳注』『中西進   日本文化をよむ』ほか。

  • ☆『京都新聞』記事 平成12年10月15日<br /> 朝刊「山城版」語り手 考古学者・森浩一さん<br />   「いま南山城の古代がおもしろい」竹取物語のルーツ<br /> 原型は隼人の伝承 -文学的に集約- <br /> 森浩一さんは、「京田辺市は自身を持って『かぐや姫の里』と言っても何        ら学問的に不思議はない」 

    ☆『京都新聞』記事 平成12年10月15日
     朝刊「山城版」語り手 考古学者・森浩一さん
       「いま南山城の古代がおもしろい」竹取物語のルーツ
     原型は隼人の伝承 -文学的に集約- 
     森浩一さんは、「京田辺市は自身を持って『かぐや姫の里』と言っても何        ら学問的に不思議はない」 

  • ■森 浩一さん・・京田辺は『竹取物語』が熟成した場所・・原型は隼人の伝承 -文学的に集約- 。」<br /> 歴史シンポジウム「いま南山城の古代史がおもしろい」で、「京田辺は『竹取物語』が熟成した場所として自信を持っていい」と発表、主催:京都新聞社、平成12年9月23日。竹取物語のルーツ「京田辺市は自信を持って『かぐや姫の里』と言っても何ら学問的に不思議はない」。森浩一氏は、この地に竹の文化を持ち込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に集約されたのではないかとしている。<br /> 森氏紹介−考古学研究の第一人者。考古学界の第一人者。同志社大学大学   院文学研究科修士課程修了。同志社大学名誉教授。専攻:日本考古学   日本文化史学。著書:『日本神話の考古学』『記紀の考古学』『語っ   ておきたい古代史―倭人・クマソ・天皇をめぐって』他多数。<br />

    ■森 浩一さん・・京田辺は『竹取物語』が熟成した場所・・原型は隼人の伝承 -文学的に集約- 。」
     歴史シンポジウム「いま南山城の古代史がおもしろい」で、「京田辺は『竹取物語』が熟成した場所として自信を持っていい」と発表、主催:京都新聞社、平成12年9月23日。竹取物語のルーツ「京田辺市は自信を持って『かぐや姫の里』と言っても何ら学問的に不思議はない」。森浩一氏は、この地に竹の文化を持ち込んだ隼人達の伝承が原型となって、後に一つの文学に集約されたのではないかとしている。
     森氏紹介−考古学研究の第一人者。考古学界の第一人者。同志社大学大学   院文学研究科修士課程修了。同志社大学名誉教授。専攻:日本考古学   日本文化史学。著書:『日本神話の考古学』『記紀の考古学』『語っ   ておきたい古代史―倭人・クマソ・天皇をめぐって』他多数。

  • ■第36回京田辺市民文化祭で成果発表、平成13年11月3日〜4日<br />展示『竹取物語』絵巻物の展示 京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品 天皇家の図面(大筒木真若王の入った開化天皇家系図)拡大して『旧記普賢寺之遺跡』の「大筒木垂根王」の古文書天女伝説の大住隼人の天孫降臨関係資料(隼人の盾)など特設ステージ 人形劇(ペープサート)『竹取物語』を上演。脚本・制作・出演メンバー・・・<br />人形劇団「ぷくぷく」、朗読の会「萌え」代表者 太田恵美さん 演者7人(女性)                            <br /> 会員らの竹に関する珍品を展示。<br />竹の道具 茶・花道具 「茶せん・茶杓・花器・蓋置き・結界・など」<br />その他会員から<br /> 竹の楽器 中口ひとみさん インドネシアの竹の楽器「アンクルン」1.8 mX1.7m<br />ベトナムの(竹の木琴)チャルン、ペルー・メキシコ・チリの楽器<br />竹工芸 岩本俊彦さん 作品名「かぐや姫の誕生」 畳一畳の大きさ<br />

    ■第36回京田辺市民文化祭で成果発表、平成13年11月3日〜4日
    展示『竹取物語』絵巻物の展示 京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品 天皇家の図面(大筒木真若王の入った開化天皇家系図)拡大して『旧記普賢寺之遺跡』の「大筒木垂根王」の古文書天女伝説の大住隼人の天孫降臨関係資料(隼人の盾)など特設ステージ 人形劇(ペープサート)『竹取物語』を上演。脚本・制作・出演メンバー・・・
    人形劇団「ぷくぷく」、朗読の会「萌え」代表者 太田恵美さん 演者7人(女性)                            
     会員らの竹に関する珍品を展示。
    竹の道具 茶・花道具 「茶せん・茶杓・花器・蓋置き・結界・など」
    その他会員から
     竹の楽器 中口ひとみさん インドネシアの竹の楽器「アンクルン」1.8 mX1.7m
    ベトナムの(竹の木琴)チャルン、ペルー・メキシコ・チリの楽器
    竹工芸 岩本俊彦さん 作品名「かぐや姫の誕生」 畳一畳の大きさ

  • ◎第35回京田辺市民文化祭で『竹取物語』“かぐや姫の里”京田辺と題して展示。平成12年11月3日4日 京田辺市主催。<br />「展示コーナー」、田辺の竹を利用した“かぐや姫誕生シーン”、かぐや姫の絵画、京田辺市内の“物語ゆかり”の場所説明図(地図・写真など)、日本全国の「かぐや姫シンポジウム」活動している自治体の紹介、市民向けの簡単な冊子の配布や参考書籍、会員による展示説明も行った。<br />展示、本久和枝氏制作の人形(かぐや姫)・大内理恵氏の絵画等。<br /><br />

    ◎第35回京田辺市民文化祭で『竹取物語』“かぐや姫の里”京田辺と題して展示。平成12年11月3日4日 京田辺市主催。
    「展示コーナー」、田辺の竹を利用した“かぐや姫誕生シーン”、かぐや姫の絵画、京田辺市内の“物語ゆかり”の場所説明図(地図・写真など)、日本全国の「かぐや姫シンポジウム」活動している自治体の紹介、市民向けの簡単な冊子の配布や参考書籍、会員による展示説明も行った。
    展示、本久和枝氏制作の人形(かぐや姫)・大内理恵氏の絵画等。

  • ◎第36回京田辺市民文化祭で成果発表 平成13年11月3日(土)〜4日(日) 展示<br /> 『竹取物語』絵巻物の展示 京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品(絵巻物提供者:「京鹿ノ子絞館」吉岡健治氏)会員らの竹に関する珍品を展示。<br />『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺の活動経過実績今までの京田辺市郷土史会などの取り組み<br /><br />◎京田辺竹の道具 茶・花道具「茶せん・茶杓・花器・蓋置き・結界・など」その他会員から竹の楽器 中口ひとみさん インドネシアの竹の楽器「アンクルン」1.8mX1.7mベトナムの(竹の木琴)チャルン、ペルー・メキシコ・チリの楽器 竹工芸 岩本俊彦さん 作品名「かぐや姫の誕生」 畳一畳の大きさ<br />ミュージカル「竹取物語」上演 京田辺市中央公民館大ホール<br />

    ◎第36回京田辺市民文化祭で成果発表 平成13年11月3日(土)〜4日(日) 展示
     『竹取物語』絵巻物の展示 京田辺市薪の手書き染色作家 玉井芳泉さんの作品(絵巻物提供者:「京鹿ノ子絞館」吉岡健治氏)会員らの竹に関する珍品を展示。
    『竹取物語』”かぐや姫の里”京田辺の活動経過実績今までの京田辺市郷土史会などの取り組み

    ◎京田辺竹の道具 茶・花道具「茶せん・茶杓・花器・蓋置き・結界・など」その他会員から竹の楽器 中口ひとみさん インドネシアの竹の楽器「アンクルン」1.8mX1.7mベトナムの(竹の木琴)チャルン、ペルー・メキシコ・チリの楽器 竹工芸 岩本俊彦さん 作品名「かぐや姫の誕生」 畳一畳の大きさ
    ミュージカル「竹取物語」上演 京田辺市中央公民館大ホール

  • ◎紙人形劇と語りで綴る「竹取物語」の上演活動。2006年(京田辺市在住の人形劇団「ぷくぷく」朗読の会「萌え」)<br />「竹取物語の里 &quot;京田辺&quot;」での2006年公演<br />2/21 京田辺市立桃園小学校/6年生授業<br />6/6  京田辺市中央図書館/京都子供文庫連絡会南部研究会<br />12/3 京田辺市福祉センター/児童青少年演劇まつり&#12316;やましろのくに<br />12/18 京田辺市立薪小学校/6年生授業<br />他に12/2.3開催の「児童青少年演劇祭り&#12316;やましろのくに今年のテーマ「きずの竹」で企画しています。<br />&#8226;出演作品/ミュージカル「竹取物語」、紙人形劇 と語りで綴る「竹取物語」<br />&#8226;展示作品/人形劇「かぐやひめ」(八幡)<br /><br />

    ◎紙人形劇と語りで綴る「竹取物語」の上演活動。2006年(京田辺市在住の人形劇団「ぷくぷく」朗読の会「萌え」)
    「竹取物語の里 "京田辺"」での2006年公演
    2/21 京田辺市立桃園小学校/6年生授業
    6/6  京田辺市中央図書館/京都子供文庫連絡会南部研究会
    12/3 京田辺市福祉センター/児童青少年演劇まつり〜やましろのくに
    12/18 京田辺市立薪小学校/6年生授業
    他に12/2.3開催の「児童青少年演劇祭り〜やましろのくに今年のテーマ「きずの竹」で企画しています。
    •出演作品/ミュージカル「竹取物語」、紙人形劇 と語りで綴る「竹取物語」
    •展示作品/人形劇「かぐやひめ」(八幡)

  • かぐや姫の「かぐ」は、「火の神」であり、天王の朱智神社には迦爾米雷命(かにめいかづちのみこと)を主神に「火明命(ほあかりのみこと)」などが祀られています。 古事記には、開化天皇の孫「大筒木垂根王(おおつつきたりねのみこ)」とその娘「迦具夜比売命(かぐやひめのみこと)」の名が記されています。

    かぐや姫の「かぐ」は、「火の神」であり、天王の朱智神社には迦爾米雷命(かにめいかづちのみこと)を主神に「火明命(ほあかりのみこと)」などが祀られています。 古事記には、開化天皇の孫「大筒木垂根王(おおつつきたりねのみこ)」とその娘「迦具夜比売命(かぐやひめのみこと)」の名が記されています。

  • ■「かぐや姫の里」京田辺 <br />写真は、京田辺市文化祭で展示中のかぐや姫の里&quot;京田辺&quot;のスナップ写真。<br />また、京都府のホームページ「京都eラーニング塾」でもビデオで詳しい内容が公開されています。但し作者は紀長谷雄となっているが、2010年後から弘法大師・空海がふさわしくなった。この空海説については、2012年2月発行の『竹取物語 現代考』と『京田辺市の史跡探訪』著者 小泉芳孝に記されているので参照して下さい。竹取物語研究者には、この本を読まなければ竹取物語の本質を理解出来ないだろう。またこの『竹取物語 現代考』は、解文・現代語訳・注・解説付である。<br />、<br />日本最古の物語『竹取物語』は京田辺が舞台!! <br />「かぐや姫伝説」発祥の地とされるまちは日本全国で名乗りを上げているが、本命は京田辺市である。上記の『竹取物語 現代考』は、作者が20数年に渡って研究を続けて来られた大著である。市販されている竹取物語の本には書いていない最新情報が多数網羅されているので研究者には必ず必要な本である。本では『古事記』をはじめとする数々の史料や昔話、出土品をもとにした考古学や民俗学、文献学などあらゆる立場から分析していて、京田辺とかぐや姫伝説のつながりについて解説もある。 <br />本の詳細目次やないようは、ヤフー・グログルで「竹取物語 竹取翁博物館 著者 小泉芳孝」と検索すると出て来ます。

    ■「かぐや姫の里」京田辺 
    写真は、京田辺市文化祭で展示中のかぐや姫の里"京田辺"のスナップ写真。
    また、京都府のホームページ「京都eラーニング塾」でもビデオで詳しい内容が公開されています。但し作者は紀長谷雄となっているが、2010年後から弘法大師・空海がふさわしくなった。この空海説については、2012年2月発行の『竹取物語 現代考』と『京田辺市の史跡探訪』著者 小泉芳孝に記されているので参照して下さい。竹取物語研究者には、この本を読まなければ竹取物語の本質を理解出来ないだろう。またこの『竹取物語 現代考』は、解文・現代語訳・注・解説付である。

    日本最古の物語『竹取物語』は京田辺が舞台!!
    「かぐや姫伝説」発祥の地とされるまちは日本全国で名乗りを上げているが、本命は京田辺市である。上記の『竹取物語 現代考』は、作者が20数年に渡って研究を続けて来られた大著である。市販されている竹取物語の本には書いていない最新情報が多数網羅されているので研究者には必ず必要な本である。本では『古事記』をはじめとする数々の史料や昔話、出土品をもとにした考古学や民俗学、文献学などあらゆる立場から分析していて、京田辺とかぐや姫伝説のつながりについて解説もある。
    本の詳細目次やないようは、ヤフー・グログルで「竹取物語 竹取翁博物館 著者 小泉芳孝」と検索すると出て来ます。

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