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上海は、何回も来ているがツアーで来たのは初めてである。何時も他の中国の都市へ行くための経由地として利用している。<br /> このツアーも1目目は、空港から無錫へバスですぐに向かい一泊し<br />2日目に無錫市内観光をしました。<br /> 中国五大湖のひとつである太湖は、琵琶湖の3倍の面積をもち72の島があり船で遊覧し元頭渚公園、錫恵公園を見学しました。<br /> 無錫の名前は、かつて錫の産地として知られていたが漢の時代に掘り尽くされてしまい無くなってしまったため「無錫」と呼ばれるようになったようです。<br /> 午後は、運河の街で「東洋のベニス」とも呼ばれる水の都の蘇州の拙政園、寒山寺、虎丘斜塔を観光しました。<br /> 世界遺産である蘇州最大の庭園「拙政園」は、中国4大名園の一つでもあリ美しい回廊から眺める庭園や色々な詩風をこらした池と石それに島のたたずまいなど一見の価値がありました。<br /> つつく寒山寺は、寒山拾得などの書画で有名なところで色々な碑文が沢山ありました。<br /> 日本では、お茶席などに寒山拾得を描いた「寒山拾得図」の掛け軸が掛けられます。<br /> 寒山は、授持の経(きょう)終年 読めども足らず。拾得は、手中の箒(ほうき)顛(いただき)の塵埃を払うも転払えば 転生ず という絵柄か有名です。そして掛け軸には、「本来無一物(ほんらい むいちもつ)亦(ま)た塵の払う可(べ)き無し若(も)し能(よ)く此れに了達(りょうたつ)すれば坐して兀兀(ごつごつ)たるを用いず ・・・」という字が添えられています。「本来無一物」とは、人間は、どんな金持ちでも生まれた時はみんな無一物であった、という戒めの詩です。<br /> 伝統工芸のシルク工場では、カイコから絹織物の出来るまでを詳しく展示されていて製品のショッピングも出来るようになっていました。<br /> 3日目は、蘇州から水郷旅情あふれる周庄へ行き街中に川が流れる周庄市内を歩きました。周庄は、中国最古である明代の橋の双橋や100年前と同じたたずまいの迷楼それに大富豪の屋敷などを歩いて見学しました。ここは中国人に人気の観光スポットらしく多くの中国人が観光に訪れていました。<br /> 午後は、上海へ戻り下町情緒たっぷりの豫園・豫園商場などを観光後ひとりで歩いて黄浦公園へ行きました。<br /> 豫園は、明代(1559年}から約18年の歳月をかけて造られた江南を代表する中国式庭園で、もとは四川省の役人・潘允端が造った私庭でした。1956年の一般公開以来、多くの観光客が訪れ鮮やかな色彩の祭殿「三穂堂」、樹齢400年の銀杏の木のそばに建つ「万花楼」、龍の壁画、翡翠や玉が埋め込まれた豪華な屏風がある「会景楼」などが見どころです。豫園周辺は旧上海城のエリアで豫園商場には商店やレストランが立ち並び下町情緒いっぱいの繁華街です。<br /> 黄浦公園のある外灘(バンド)は、黄浦江沿岸、北端の黄浦公園から十六舗フェリーターミナル付近まであります。ここは1920年代に列強が競って建てた美しい建築物が残っています。和平飯店北楼・南楼、上海海関、東風飯店などがあり黄浦江沿いの遊歩道を散策することが出来ます。夜には対岸の東方明珠タワーがライトアップされこれが中国かなと一瞬疑いたくなります。<br /> 私にとってここは数十年前にこの近くのホテルに泊まり黄浦公園まで来たときに市民が早朝太極拳をしていたので本当に懐かしいところです。<br /> 夜も更けていたのと街が大変にぎやかとなっていた為かつて宿泊したホテルを残念ながら見つけることが出来ませんでした。しかし、観光地化されたこの地域は、黄浦江に遊覧船が浮かび向こう岸の浦東にそびえ立つ東方明珠タワーが見え、反対側の外灘の建物に電飾が付けられて照明されていてくっきり浮かび上がっていた。<br /> 上海は、租界時代の建物が残るヨーロッバ調の重厚な建物がある一方、古い町並みがそのまま残っている。南京東路は歩行者天国となっており沢山の人達でにぎわい両側には色々な店やレストランそれに豪華ホテルが林立していた。少し横道にそれると不気味な雰囲気の漂う街に変貌し屋台やかつての小さな中華料理店などが並んでいる。<br /> この様に上海は、地域ごとに様々な雰囲気を留めておりこれらの地域を散策すると実に楽しい旅となることでしょう。私は上海に来た時何時もこの地域を散策することにしている。大変広い地域なので何時も道に迷いうろうろするのが楽しみである。何時だったか上海博物館の近くに「たこ焼き屋」が出来ていたので食べたところ大変辛かったのに驚いた。中国人用に味摘む毛していたようである。街角にはコンビニのセブンイレブンや中国のコンビニも目立つようになってきた。私のように夜うろつく者にとっては、中華料理店が早く店じまいしてしまうためコンビニでパンやラーメンを買い求めてホテルに戻り食べている。<br /> 移動には目下バスとタクシーそれに徒歩である。中でも上海のタクシーは実に親切である、しかし地方の都市へ行くと遠回りをしたりしてボッタクったりするドライバーが殆どである。上海は、良く教育が行き届いている。しかしホテル名を全て把握しているのでないのでしっかりと場所を指示する必要がある。<br /><br />■ここに掲載の写真および記事の無断転載を禁じます。<br />copyright(C)2006 Taketori no Okina YK. All rights reserved.

「中国の華中周遊の旅」上海・無錫・蘇州・周庄

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2000/11/24 - 2000/11/27

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koi

koiさん

上海は、何回も来ているがツアーで来たのは初めてである。何時も他の中国の都市へ行くための経由地として利用している。
このツアーも1目目は、空港から無錫へバスですぐに向かい一泊し
2日目に無錫市内観光をしました。
 中国五大湖のひとつである太湖は、琵琶湖の3倍の面積をもち72の島があり船で遊覧し元頭渚公園、錫恵公園を見学しました。
無錫の名前は、かつて錫の産地として知られていたが漢の時代に掘り尽くされてしまい無くなってしまったため「無錫」と呼ばれるようになったようです。
 午後は、運河の街で「東洋のベニス」とも呼ばれる水の都の蘇州の拙政園、寒山寺、虎丘斜塔を観光しました。
 世界遺産である蘇州最大の庭園「拙政園」は、中国4大名園の一つでもあリ美しい回廊から眺める庭園や色々な詩風をこらした池と石それに島のたたずまいなど一見の価値がありました。
 つつく寒山寺は、寒山拾得などの書画で有名なところで色々な碑文が沢山ありました。
日本では、お茶席などに寒山拾得を描いた「寒山拾得図」の掛け軸が掛けられます。
 寒山は、授持の経(きょう)終年 読めども足らず。拾得は、手中の箒(ほうき)顛(いただき)の塵埃を払うも転払えば 転生ず という絵柄か有名です。そして掛け軸には、「本来無一物(ほんらい むいちもつ)亦(ま)た塵の払う可(べ)き無し若(も)し能(よ)く此れに了達(りょうたつ)すれば坐して兀兀(ごつごつ)たるを用いず ・・・」という字が添えられています。「本来無一物」とは、人間は、どんな金持ちでも生まれた時はみんな無一物であった、という戒めの詩です。
 伝統工芸のシルク工場では、カイコから絹織物の出来るまでを詳しく展示されていて製品のショッピングも出来るようになっていました。
 3日目は、蘇州から水郷旅情あふれる周庄へ行き街中に川が流れる周庄市内を歩きました。周庄は、中国最古である明代の橋の双橋や100年前と同じたたずまいの迷楼それに大富豪の屋敷などを歩いて見学しました。ここは中国人に人気の観光スポットらしく多くの中国人が観光に訪れていました。
 午後は、上海へ戻り下町情緒たっぷりの豫園・豫園商場などを観光後ひとりで歩いて黄浦公園へ行きました。
 豫園は、明代(1559年}から約18年の歳月をかけて造られた江南を代表する中国式庭園で、もとは四川省の役人・潘允端が造った私庭でした。1956年の一般公開以来、多くの観光客が訪れ鮮やかな色彩の祭殿「三穂堂」、樹齢400年の銀杏の木のそばに建つ「万花楼」、龍の壁画、翡翠や玉が埋め込まれた豪華な屏風がある「会景楼」などが見どころです。豫園周辺は旧上海城のエリアで豫園商場には商店やレストランが立ち並び下町情緒いっぱいの繁華街です。
 黄浦公園のある外灘(バンド)は、黄浦江沿岸、北端の黄浦公園から十六舗フェリーターミナル付近まであります。ここは1920年代に列強が競って建てた美しい建築物が残っています。和平飯店北楼・南楼、上海海関、東風飯店などがあり黄浦江沿いの遊歩道を散策することが出来ます。夜には対岸の東方明珠タワーがライトアップされこれが中国かなと一瞬疑いたくなります。
 私にとってここは数十年前にこの近くのホテルに泊まり黄浦公園まで来たときに市民が早朝太極拳をしていたので本当に懐かしいところです。
 夜も更けていたのと街が大変にぎやかとなっていた為かつて宿泊したホテルを残念ながら見つけることが出来ませんでした。しかし、観光地化されたこの地域は、黄浦江に遊覧船が浮かび向こう岸の浦東にそびえ立つ東方明珠タワーが見え、反対側の外灘の建物に電飾が付けられて照明されていてくっきり浮かび上がっていた。
 上海は、租界時代の建物が残るヨーロッバ調の重厚な建物がある一方、古い町並みがそのまま残っている。南京東路は歩行者天国となっており沢山の人達でにぎわい両側には色々な店やレストランそれに豪華ホテルが林立していた。少し横道にそれると不気味な雰囲気の漂う街に変貌し屋台やかつての小さな中華料理店などが並んでいる。
 この様に上海は、地域ごとに様々な雰囲気を留めておりこれらの地域を散策すると実に楽しい旅となることでしょう。私は上海に来た時何時もこの地域を散策することにしている。大変広い地域なので何時も道に迷いうろうろするのが楽しみである。何時だったか上海博物館の近くに「たこ焼き屋」が出来ていたので食べたところ大変辛かったのに驚いた。中国人用に味摘む毛していたようである。街角にはコンビニのセブンイレブンや中国のコンビニも目立つようになってきた。私のように夜うろつく者にとっては、中華料理店が早く店じまいしてしまうためコンビニでパンやラーメンを買い求めてホテルに戻り食べている。
 移動には目下バスとタクシーそれに徒歩である。中でも上海のタクシーは実に親切である、しかし地方の都市へ行くと遠回りをしたりしてボッタクったりするドライバーが殆どである。上海は、良く教育が行き届いている。しかしホテル名を全て把握しているのでないのでしっかりと場所を指示する必要がある。

■ここに掲載の写真および記事の無断転載を禁じます。
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同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
観光バス
航空会社
中国東方航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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