ウズベキスタンの旅（４）～ブハラ～

1994/04/29 - 1994/05/08

独立して間もない時期のウズベキスタンの旅の記録です。
シルクロードの面影を色濃く残す街で、旧市街には当時の遺跡が数多く残されており、街歩きをするだけで中世の雰囲気を感じ取ることができる素晴らしい街です。

ソ連解体後の混乱が依然として続いていた94年にウズベキスタンとモスクワを旅した時の記録です。

＜日程＞
　4/29(金)　名古屋→モスクワ
　4/30(土)　モスクワ→タシケント
　5/1(日)　タシケント
　5/2(月)　タシケント→サマルカンド
　5/3(火)　サマルカンド
★5/4(水)　サマルカンド→ブハラ
★5/5(木)　ブハラ
　5/6(金)　ブハラ→モスクワ
　5/7(土)　モスクワ→機中
　5/8(日)　成田

エリア ブハラ(ウズベキスタン)

サマルカンドを9時ころ出発し、ブハラに13時に到着しました。ブハラホテルにチェックインしましたが、やはりここでもビザが無いためチェックインがなかなかできず、とりあえず部屋には入らせてもらいました。再びロビーに戻り公安を待つと、彼からは問題ないとの返事でした。ブハラ空港でひと悶着ありそうな予感がします。
早速街歩きに繰り出し、まずはリャビハウズに向かいます。

リャビハウズは地元の憩いの場となっていました。

ゲームに興じる人々。

チャイを飲んでくつろいでいます。ウズベクのチャイはグリーンティーですので、とても飲みやすかったです。

ホッジャ･ナスレッディンの銅像と絵になる老人。

ラビハウズに面して建つナディール・ディヴァンベギ・メドレセ。

このメドレセにもイスラムでは御法度のはずの人面と鳳凰の絵が描かれています。

ブハラの旧市街。

ブハラの旧市街。

玄関先でたたずむウズベク人。

街中にはモスクやメドレセなどの古い建物が通りに面して数多く建てられています。

タキ・ザルガランとカラーン・ミナレット。通りの四つ角にはタキと呼ばれる円屋根のある建物が建てられていて、その中にはいくつもの店が構えられています。

カラーン・ミナレットの尖塔とミル・アラブ・メドレセの青いドーム。

ブハラのシンボルであるカラーン・ミナレット。カラーン・モスクとミル・アラブ・メドレセがミナレットを間にして向かい合っています。

カラーン・ミナレット。高さが４６ｍある塔ですが、昔は処刑場として罪人を突き落として処刑していた時代もあったそうです。

カラーン・ミナレット。

カラーン・ミナレット。

カラーン・ミナレット。

カラーン・モスクとミナレット。

ミル・アラブ・メドレセ。

ミル・アラブ・メドレセ。

ミル・アラブ・メドレセのドーム。

カラーン・モスク。

カラーン・モスク。

カラーン・ミナレットと路地。

カラーン・ミナレットと路地。

カラーン・モスクの門とドーム。

カラーン・モスクのドームと街並み。

かすり模様の服を着たウズベク女性。

アルク（宮殿）

アルクからのブハラの街並み。

アルクの隣にあるバラハウズ・モスク。ちょうど礼拝のアザーンがこだましていました。ウズベキスタンでの旅でアザーンを聞いたのは、このモスクが唯一でした。

バラハウズ・モスク。

この二人の子供たちがコーランを読み上げていました。

チャシュマ・アイユブ。預言者ヨブの泉とされています。

イスマイル・サーマン廟。１０世紀に建てられた中央アジア最古のイスラム建築です。

イスマイル・サーマン廟のある公園の近くに遊園地があり行ってみると、ここの観覧車は囲いが無く、椅子と手すりしかないため、上にあがっていくときは相当怖かったです。

観覧車からのイスマイル・サーマン廟とブハラの街並み。

この公園の近くにバザールがありました。

民族衣装売り。

帽子売り。

野菜売り。

右側の男性の胸にソ連時代の勲章が飾られており、第二次世界大戦時にもらったものと説明してくれました。

このチャイハナで休憩。チャイ売りのご老人の写真を撮らせてもらうと、その後お菓子をふるまってくれました。

ブハラの旧市街に戻ります。

旧市街のタキ。

カラーン・ミナレットのミニチュア版。

売店。

公園で遊ぶ子供たち。

旧市街を歩いていると、チャール・ミナールの４つの尖塔が見えてきました。

チャル・ミナルの写真を撮っていると、笑顔を返してくれたので、彼女の写真を撮らせてもらいました。

チャル・ミナル。

パトカー。

路線バス。

ウズベキスタンの国章と国旗。
ブハラからタシケントへは飛行機で向かいました。ブハラ空港でチケットを受け取るときにビザが無いために私だけ後に残され、結局１０＄を支払って急いで飛行機に飛び乗りました。飛行機はプロペラ機で機内は蒸し風呂のように暑く、まさにサウナ状態でした。
タシケントに到着し、その日の深夜にモスクワに向かい、モスクワで１泊した後に帰国しました。