ドイツ・スイス・イタリア・フランス・カミカゼ旅行記（５４）Jungfrau Joch. Top of Europe 3454m.

2009/12/28 - 2010/01/05

外の雪原を見るために、ユングフラウヨッホ駅構内の観察は後にして、表に飛び出したが、今凍えそうな外気から良く暖房の利いた駅ビルに入り、これからゆっくりと駅内の観光をする。

「Top of Europe 3454m」。実にユングフラウヨッホ駅は３０００ｍを越えた山の上にあり、殆ど富士山に近い高度である。

日本の最高地点駅は、小海線の野辺山駅で、標高は１０００ｍもない。それに較べたら３倍以上の高さであるが、僕は知らないが、つい一昨日地震のあったチリとかペルーのアンデス山中にはもっと高い鉄道駅があるかも知れない。

兎も角空気が薄い。と言うか、一種の高山病だろうか、頭がすこしくらくらしてきて、動きに自信が持てない。ビル内のカウンターでコーヒーを飲もうと思ってメニューを見たら、アイリッシュコーヒーがある。ああこれだ、これに決めた。これに限る。

ヨーロッパでは良くあるコーヒーにウイスキーを混ぜたもの。ウイスキーボンボンを濃くしたようなもので、これを飲むと身体の中から暖かくなり、濃い目のウイスキーに漸く一息つくことができた。

さあこれから館内巡り。と言っても動きは緩慢だ。このビルは３フロアーに分かれていて、一番上が鉄道駅。ホームなどもある。その下の階が、「氷の廊下」、「スフィンクステラス」、更に一番下がレストランとなっている。

ウイスキー入りコーヒーで元気を取り戻して、ゆっくりゆっくり階段を下りて行く。

エリア ユングフラウ周辺(スイス)

寒い外の雪原から戻ってきて、最初に兎も角身体を温めたかった。

メニューを見ると、おお、アイリッシュコーヒーがあるではないか！

ウイスキーが並々と入った、アイリッシュコーヒー。本当に身体の中から温まりました。

さてこれからヨーロッパ最高地点駅の観光。

こんな感じの駅舎内でした。

今外の気温はマイナス１１．６度。旭川に較べたら、びっくりする程の気温じゃないですね。

こんな所に日本の郵便ポストも置いてあったりして、これにはびっくりしました。

窓の外に見える建物の一部。

窓の外に切り立つユングフラウの断崖絶壁。

さて、これからいよいよ構内の探検だ！