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  2025年夏、10日間のスイスアルプス紀行です。ここ十数年は個人でオリジナルなルートを組んでヨーロッパの街歩きを楽しんでいます。スイスは久しぶりで、アルプス方面は初めてです。温暖化の影響で氷河が猛烈なスピードで後退しているので、溶けて消えてしまう前に行っておかなければ…。<br />  今回は、列車などの予約の煩雑さ、観光や移動の効率の良さを考慮して、短期間でサクサク周遊するパッケージツアー(添乗員付き)を選びました。半年以上も前に予約して楽しみにしていたところ、出発の1か月前(5月28日)になって、スイスで氷河が崩壊し、麓の村が埋没したというニュースが飛び込んできました。マッターホルンやツェルマットのあるヴァレー州での出来事ですし、他にも危機が迫っている村があるという情報もあって少し心配しましたが、スイスの世界屈指の監視システムを信じて、予定どおり参加することにしました。<br />   元山ガール?(私)と現役山ガール?(友人)の2人で、3回のハイキングも楽しみました。<br /><br />★羽田発着10日間(現地8泊)2025.6.29~7.8<br />1日目 羽田発→ミュンヘン着/泊(①)<br />2日目 ミュンヘン→ザンクトガレン(②)→マイエンフェルト(③)→ユリア峠(④)→サンモリッツ泊(⑦)<br />3日目 ベルニナ急行→ティラノ(⑤)→ディアヴォレッツァ展望台/ベルニナアルプス~モルテラッチ氷河ハイキング(⑥)→サンモリッツ泊(⑦)<br />4日目 氷河特急→アンデルマット(⑧)→ローヌ氷河→サースフェー/ミシャベルアルプス→ツェルマット泊(⑨)<br />5日目 スネガ展望台(⑩)→ゴルナーグラート展望台/マッターホルン→ハイキング(⑪)→ツェルマット泊(⑫⑬)<br />6日目 ツェルマット→シャモニー→エギーユ・デュ・ミディ展望台/モンブラン(⑭)→インターラーケン泊(⑮)<br />7日目 インターラーケン→グリンデルワルト→スフィンクス展望台/ユングフラヨッホ(★⑯はココ)→ハイキング(⑰)→インターラーケン泊(⑱)<br />8日目 インターラーケン→ブリエンツロートホルン鉄道(⑲)→ルツェルン(⑳)→ミュンヘン泊(21)<br />9日目 ミュンヘン発、帰国へ(21)<br />10日目  羽田着<br /><br />⑯は、7日目-1:宿泊地のインターラーケンからユングフラウヨッホを目指します。まずはバスでグリンデルワルトへ。そこからアイガーエクスプレスで一気にグレッシャーパラダイスまで上がります。さらにアイガーの中を貫くユングフラウ鉄道に乗り継いで、ヨーロッパ最高峰の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅へ到着。TOP OF EUROPEの展望台やテラスから雄大な景色を楽しみました。<br /><br />

氷河が消える前に~夏のスイスアルプス2025⑯ アイガーを貫く鉄道でユングフラウヨッホへ

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2025/06/29 - 2025/07/08

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ちゃーくんさん

2025年夏、10日間のスイスアルプス紀行です。ここ十数年は個人でオリジナルなルートを組んでヨーロッパの街歩きを楽しんでいます。スイスは久しぶりで、アルプス方面は初めてです。温暖化の影響で氷河が猛烈なスピードで後退しているので、溶けて消えてしまう前に行っておかなければ…。
今回は、列車などの予約の煩雑さ、観光や移動の効率の良さを考慮して、短期間でサクサク周遊するパッケージツアー(添乗員付き)を選びました。半年以上も前に予約して楽しみにしていたところ、出発の1か月前(5月28日)になって、スイスで氷河が崩壊し、麓の村が埋没したというニュースが飛び込んできました。マッターホルンやツェルマットのあるヴァレー州での出来事ですし、他にも危機が迫っている村があるという情報もあって少し心配しましたが、スイスの世界屈指の監視システムを信じて、予定どおり参加することにしました。
元山ガール?(私)と現役山ガール?(友人)の2人で、3回のハイキングも楽しみました。

★羽田発着10日間(現地8泊)2025.6.29~7.8
1日目 羽田発→ミュンヘン着/泊(①)
2日目 ミュンヘン→ザンクトガレン(②)→マイエンフェルト(③)→ユリア峠(④)→サンモリッツ泊(⑦)
3日目 ベルニナ急行→ティラノ(⑤)→ディアヴォレッツァ展望台/ベルニナアルプス~モルテラッチ氷河ハイキング(⑥)→サンモリッツ泊(⑦)
4日目 氷河特急→アンデルマット(⑧)→ローヌ氷河→サースフェー/ミシャベルアルプス→ツェルマット泊(⑨)
5日目 スネガ展望台(⑩)→ゴルナーグラート展望台/マッターホルン→ハイキング(⑪)→ツェルマット泊(⑫⑬)
6日目 ツェルマット→シャモニー→エギーユ・デュ・ミディ展望台/モンブラン(⑭)→インターラーケン泊(⑮)
7日目 インターラーケン→グリンデルワルト→スフィンクス展望台/ユングフラヨッホ(★⑯はココ)→ハイキング(⑰)→インターラーケン泊(⑱)
8日目 インターラーケン→ブリエンツロートホルン鉄道(⑲)→ルツェルン(⑳)→ミュンヘン泊(21)
9日目 ミュンヘン発、帰国へ(21)
10日目 羽田着

⑯は、7日目-1:宿泊地のインターラーケンからユングフラウヨッホを目指します。まずはバスでグリンデルワルトへ。そこからアイガーエクスプレスで一気にグレッシャーパラダイスまで上がります。さらにアイガーの中を貫くユングフラウ鉄道に乗り継いで、ヨーロッパ最高峰の鉄道駅ユングフラウヨッホ駅へ到着。TOP OF EUROPEの展望台やテラスから雄大な景色を楽しみました。

  • 7:30、宿泊地のインターラーケンから、ツアーバスでグリンデルワルトへ。そこからユングフラウヨッホを目指します。まずはアイガー・エクスプレス(ロープウェイ)で 一気にアイガーグレッチャーまで登り、そこからユングフラウ鉄道に乗り継いでユングフラウヨッホ駅に向かいます。この写真ではわかりにくいですが、このエリアにはかなりの数のロープウェイや登山列車などが張り巡らされています。<br />

    7:30、宿泊地のインターラーケンから、ツアーバスでグリンデルワルトへ。そこからユングフラウヨッホを目指します。まずはアイガー・エクスプレス(ロープウェイ)で 一気にアイガーグレッチャーまで登り、そこからユングフラウ鉄道に乗り継いでユングフラウヨッホ駅に向かいます。この写真ではわかりにくいですが、このエリアにはかなりの数のロープウェイや登山列車などが張り巡らされています。

  • グリンデルワルト・ターミナル/Grindelwald Terminal からアイガーエクスプレス/Eiger Expressに乗り、一気にアイガーグレッチャー/Eigergletscherまで上がります。26人乗りのゴンドラが1分毎に回ってきます。<br /><br />

    グリンデルワルト・ターミナル/Grindelwald Terminal からアイガーエクスプレス/Eiger Expressに乗り、一気にアイガーグレッチャー/Eigergletscherまで上がります。26人乗りのゴンドラが1分毎に回ってきます。

  • 出発するとすぐ、足元にグリンデルワルトの村が広がります。緑の絨毯にゴンドラの影がくっきりと映っています。

    出発するとすぐ、足元にグリンデルワルトの村が広がります。緑の絨毯にゴンドラの影がくっきりと映っています。

  • アイガーエクスプレスは2020年にできた最新型3Sロープウェイで、3本のロープに支えられているため安定性が高く、揺れがほとんどありません。途中、アイガーの北壁を間近に見ることができます。

    イチオシ

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    アイガーエクスプレスは2020年にできた最新型3Sロープウェイで、3本のロープに支えられているため安定性が高く、揺れがほとんどありません。途中、アイガーの北壁を間近に見ることができます。

  • 今回のツアーでは、6日目と7日目の宿泊地が「ユングフラウ地方」となっていて、インターラーケン、グリンデルワルト、ヴェンゲンのうちのどこになるか出発の1週間前までわかりませんでした。グリンデルワルトになるといいなぁと願っていましたが、インターラーケンになりました。ホテルのキャパシティからしてインターラーケンになる確率が高いだろうとは思っていました。グリンデルワルト泊なら山の麓なので行程にも余裕ができてゆっくりできそうですよね。ヴェンゲンだともっと山深い感じがして、それはそれでいいなぁとも思っていましたが、ふと耳にした添乗員さんたちの話では、ヴェンゲン泊になるとスケジュールが地獄だそうです。

    今回のツアーでは、6日目と7日目の宿泊地が「ユングフラウ地方」となっていて、インターラーケン、グリンデルワルト、ヴェンゲンのうちのどこになるか出発の1週間前までわかりませんでした。グリンデルワルトになるといいなぁと願っていましたが、インターラーケンになりました。ホテルのキャパシティからしてインターラーケンになる確率が高いだろうとは思っていました。グリンデルワルト泊なら山の麓なので行程にも余裕ができてゆっくりできそうですよね。ヴェンゲンだともっと山深い感じがして、それはそれでいいなぁとも思っていましたが、ふと耳にした添乗員さんたちの話では、ヴェンゲン泊になるとスケジュールが地獄だそうです。

  • アイガーが近づいてきました。手前側が有名な北壁で、高さ約1,800mの巨大な石灰岩の壁がそそり立っています。高さの感覚がよくわかりませんが、東京タワーを縦に4.5本積み上げた高さです。今回の旅では、3大北壁といわれるマッターホルン、グランドジョラス、アイガーの3つの北壁/North Faceを観ることができました。アイガーエクスプレスは、標高差1,377mを15分で一気に上がります。その間はぐるりと360度+上下まで見渡せ、まさに空中散歩です。<br />

    アイガーが近づいてきました。手前側が有名な北壁で、高さ約1,800mの巨大な石灰岩の壁がそそり立っています。高さの感覚がよくわかりませんが、東京タワーを縦に4.5本積み上げた高さです。今回の旅では、3大北壁といわれるマッターホルン、グランドジョラス、アイガーの3つの北壁/North Faceを観ることができました。アイガーエクスプレスは、標高差1,377mを15分で一気に上がります。その間はぐるりと360度+上下まで見渡せ、まさに空中散歩です。

  • アイガーグレッチャー駅/Eigergletscher (2,320m)に到着しました。<br /><br />

    アイガーグレッチャー駅/Eigergletscher (2,320m)に到着しました。

  • アイガーグレッチャー駅でゴンドラを下りたら、次はアイガーの中をくり抜いたトンネルを登るユングフラウ鉄道/Jungfraubahn(JB)に乗り継ぎます。駅横から見えた岩肌はアイガーの一部なのでしょうか。

    アイガーグレッチャー駅でゴンドラを下りたら、次はアイガーの中をくり抜いたトンネルを登るユングフラウ鉄道/Jungfraubahn(JB)に乗り継ぎます。駅横から見えた岩肌はアイガーの一部なのでしょうか。

  • ユングフラウ鉄道のアイガーグレッチャー駅です。登山電車のコンパクトなホームではなく、普通の鉄道駅のような大きなホームと線路でびっくりしました。ここからはアイガーとメンヒの岩盤内をくり抜いた約7kmのトンネル内を走ります。重機もない時代に岩盤や氷雪と闘いながら(イタリア人労働者が30人も犠牲になったそうです)建設され、1912年8月1日のスイス建国記念日に全線開通されたそうです。113年前の1912年は、日本では明治45年、天皇が崩御されて大正元年となった年にあたります。

    ユングフラウ鉄道のアイガーグレッチャー駅です。登山電車のコンパクトなホームではなく、普通の鉄道駅のような大きなホームと線路でびっくりしました。ここからはアイガーとメンヒの岩盤内をくり抜いた約7kmのトンネル内を走ります。重機もない時代に岩盤や氷雪と闘いながら(イタリア人労働者が30人も犠牲になったそうです)建設され、1912年8月1日のスイス建国記念日に全線開通されたそうです。113年前の1912年は、日本では明治45年、天皇が崩御されて大正元年となった年にあたります。

  •  そもそも、アルプスの山の内側を爆破してトンネルを作り線路を敷くという奇想天外なプランは、休暇で娘とミューレンを訪れていた実業家のツェラーがユングフラウを眺めながら思いついたものだそうですが、スイス自然美保護連盟とスイス文化財保護協会は、美しい自然を子孫に譲り渡さなければならないとして計画の中止を訴えたそうです。今はこうして恩恵に預かり観光に来ている私ですが、当時だったらたぶん反対しただろうと思います。<br /> ちなみに、富士山では、1963年に静岡県側で5合目~山頂(地下)を繋ぐケーブルカー計画(富士山トンネル)が持ち上がり、環境保全への懸念から1974年に申請が取り下げられたという経緯があります。できなくて良かったです。<br /> さて、一駅前の始発駅クライネシャイデックから赤い列車が到着しました。パンフレットなどでおなじみの雪山に向かって進むユングフラウ鉄道の写真は、クライネシャイデックからアイガーグレッチャー駅までの区間のものです。アイガーグレッチャー駅から先は完全にトンネルです。

     そもそも、アルプスの山の内側を爆破してトンネルを作り線路を敷くという奇想天外なプランは、休暇で娘とミューレンを訪れていた実業家のツェラーがユングフラウを眺めながら思いついたものだそうですが、スイス自然美保護連盟とスイス文化財保護協会は、美しい自然を子孫に譲り渡さなければならないとして計画の中止を訴えたそうです。今はこうして恩恵に預かり観光に来ている私ですが、当時だったらたぶん反対しただろうと思います。
     ちなみに、富士山では、1963年に静岡県側で5合目~山頂(地下)を繋ぐケーブルカー計画(富士山トンネル)が持ち上がり、環境保全への懸念から1974年に申請が取り下げられたという経緯があります。できなくて良かったです。
     さて、一駅前の始発駅クライネシャイデックから赤い列車が到着しました。パンフレットなどでおなじみの雪山に向かって進むユングフラウ鉄道の写真は、クライネシャイデックからアイガーグレッチャー駅までの区間のものです。アイガーグレッチャー駅から先は完全にトンネルです。

  • ひたすらトンネルなので景色はありません。とはいえ、アイガーの内部を通っていると思うとわくわくします。3,160mのアイスメーア駅/Eismeerで5分ほど停車します。Eismeerは氷の海という意味だそうです。

    ひたすらトンネルなので景色はありません。とはいえ、アイガーの内部を通っていると思うとわくわくします。3,160mのアイスメーア駅/Eismeerで5分ほど停車します。Eismeerは氷の海という意味だそうです。

  • バタバタとホームに降りて外の景色を眺めます。ホームにはアーチ型のガラス窓がいくつかあって、そこからフィッシャー氷河を見下ろすことができます。

    バタバタとホームに降りて外の景色を眺めます。ホームにはアーチ型のガラス窓がいくつかあって、そこからフィッシャー氷河を見下ろすことができます。

  • 手前に広がるのがフィッシャー氷河、奥にそびえ立つのはシュレックホルン(4,078m)です。奥行き感のスケールが大きい眺めです。しかも、アイガーの中から見ているなんて…。<br />

    手前に広がるのがフィッシャー氷河、奥にそびえ立つのはシュレックホルン(4,078m)です。奥行き感のスケールが大きい眺めです。しかも、アイガーの中から見ているなんて…。

  • ユングフラウ鉄道は歯車を噛み合わせて急勾配を走行するラック式の鉄道で、最大勾配は250パーミル(25%)です。運転席はこんな感じ。操縦に詳しくないのでわかりませんが、通常のレール式の鉄道とは違うところもあるのでしょうね。

    ユングフラウ鉄道は歯車を噛み合わせて急勾配を走行するラック式の鉄道で、最大勾配は250パーミル(25%)です。運転席はこんな感じ。操縦に詳しくないのでわかりませんが、通常のレール式の鉄道とは違うところもあるのでしょうね。

  • アイガーグレッチャーを出発して30分弱、標高3,454mのユングフラウヨッホ駅/Jungfraujochに到着しました。ヨーロッパで最も標高が高い場所にある鉄道駅です。

    アイガーグレッチャーを出発して30分弱、標高3,454mのユングフラウヨッホ駅/Jungfraujochに到着しました。ヨーロッパで最も標高が高い場所にある鉄道駅です。

  • ユングフラウヨッホ駅と直結するTOP OF EUROPE/トップ・オブ・ヨーロッパという複合施設は、展望台だけでなくいろいろ楽しめる規模の大きいアミューズメント施設になっています。<br />

    ユングフラウヨッホ駅と直結するTOP OF EUROPE/トップ・オブ・ヨーロッパという複合施設は、展望台だけでなくいろいろ楽しめる規模の大きいアミューズメント施設になっています。

  • まずはエレベータに乗って標高3,571mのスフィンクス展望台/Sphinx Terraceに向かいます。氷河から突き出た岩の先端にある展望台の様子がモニターで映し出されています。<br /><br />

    まずはエレベータに乗って標高3,571mのスフィンクス展望台/Sphinx Terraceに向かいます。氷河から突き出た岩の先端にある展望台の様子がモニターで映し出されています。

  •  テラスに出ると、目の前にユングフラウが現れました。ユングフラウは高さが4,158mあるのですが、自分たちがすでに3,571mの場所にいるためそれほど高く感じられません。標高差はわずか587mです。贅沢な悩みです。<br /> 以前、ネパールのポカラ(標高822m)から8,000m級の山々(ダウラギリ 8,167m、アンナプルナ 8,091mなど)を眺めたときには、標高差が7,000m以上あったにもかかわらず、山まで離れていたので実感がなかったことを思い出しました。早朝、サランコットという丘の上をめざして登って行くと、小枝を山盛り担いだ現地の女性たちとすれ違ったり、庭先で遊ぶ裸足の子供たちと手を振り合ったり、大人には薬を持っていたらくださいと頼まれたりしました。スイスの山は便利で快適ですが、それとはまた違う風景です。そのときは途中で折り返しましたが(一人でしたし、時間が厳しかったので安全第一です)、今はポカラの町からケーブルカーでサランコットの展望台(1,592m)まで気軽に行けるようなので、観光地化も進んでいるかもしれません。

     テラスに出ると、目の前にユングフラウが現れました。ユングフラウは高さが4,158mあるのですが、自分たちがすでに3,571mの場所にいるためそれほど高く感じられません。標高差はわずか587mです。贅沢な悩みです。
     以前、ネパールのポカラ(標高822m)から8,000m級の山々(ダウラギリ 8,167m、アンナプルナ 8,091mなど)を眺めたときには、標高差が7,000m以上あったにもかかわらず、山まで離れていたので実感がなかったことを思い出しました。早朝、サランコットという丘の上をめざして登って行くと、小枝を山盛り担いだ現地の女性たちとすれ違ったり、庭先で遊ぶ裸足の子供たちと手を振り合ったり、大人には薬を持っていたらくださいと頼まれたりしました。スイスの山は便利で快適ですが、それとはまた違う風景です。そのときは途中で折り返しましたが(一人でしたし、時間が厳しかったので安全第一です)、今はポカラの町からケーブルカーでサランコットの展望台(1,592m)まで気軽に行けるようなので、観光地化も進んでいるかもしれません。

  • ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch) は、ユングフラウとメンヒの鞍部(ドイツ語でJoch)という意味です。というわけで、ユングフラウの反対側(北東方向)側にはメンヒ(4,099m)があります。どちらもとても近いので、頑張れば登れそうな気がするくらいです(もちろん無理です)。メンヒは「修道士」という意味で、稜線が修道士の横顔に見える(この写真の左側)からという説もあります。

    ユングフラウヨッホ(Jungfraujoch) は、ユングフラウとメンヒの鞍部(ドイツ語でJoch)という意味です。というわけで、ユングフラウの反対側(北東方向)側にはメンヒ(4,099m)があります。どちらもとても近いので、頑張れば登れそうな気がするくらいです(もちろん無理です)。メンヒは「修道士」という意味で、稜線が修道士の横顔に見える(この写真の左側)からという説もあります。

  • 南東側に見えるのはアルプス山脈で最大(全長24km)のアレッチ氷河です。4つの氷河が合流しているので流域面積もかなり広そうですね。河というより雪原のように見えますが、厚さ900mもの氷河が1年に180mの速さで流れているそうです。真っ白で綺麗です。スキーで滑ったら気持ちよさそうですが、もろにアイスバーンですよね。<br />

    南東側に見えるのはアルプス山脈で最大(全長24km)のアレッチ氷河です。4つの氷河が合流しているので流域面積もかなり広そうですね。河というより雪原のように見えますが、厚さ900mもの氷河が1年に180mの速さで流れているそうです。真っ白で綺麗です。スキーで滑ったら気持ちよさそうですが、もろにアイスバーンですよね。

  • 山名パネルが設置されていますが、見てもよくわからず、山座同定はできません。とはいえ、ここは吹雪いて何も見えないことも普通にあるそうなので、これだけの眺望を楽しめたことに感謝です。

    山名パネルが設置されていますが、見てもよくわからず、山座同定はできません。とはいえ、ここは吹雪いて何も見えないことも普通にあるそうなので、これだけの眺望を楽しめたことに感謝です。

  • すぐ近くに、ニシツグミ(Yellow-billed Chough)という鳥がとまっていました。黄色いくちばしを持つ高山性の小型の鳥で、カラスの仲間ですが、日本のカラスとは違って愛嬌があるそうです。

    すぐ近くに、ニシツグミ(Yellow-billed Chough)という鳥がとまっていました。黄色いくちばしを持つ高山性の小型の鳥で、カラスの仲間ですが、日本のカラスとは違って愛嬌があるそうです。

  • スフィンクス展望台から、逆側にあるプラトー展望台に移動します。途中の通路は、アイガーの岩肌がむき出しです。

    スフィンクス展望台から、逆側にあるプラトー展望台に移動します。途中の通路は、アイガーの岩肌がむき出しです。

  • 途中には、登山の歴史などを知ることができる展示があります。

    途中には、登山の歴史などを知ることができる展示があります。

  • ボッカの人は籠を背負っていますね。リュックもなかった時代ということなんでしょうか。

    ボッカの人は籠を背負っていますね。リュックもなかった時代ということなんでしょうか。

  • アルパインセンセーション(Alpine Sensation)というセクションに入ります。これはユングフラウ鉄道開通100周年記念として作られたアトラクションで、ダイナミックな映像やサウンド、光やイルミネーションを駆使して、鉄道とユングフラウ地方にまつわる歴史と魅力を紹介しています。

    アルパインセンセーション(Alpine Sensation)というセクションに入ります。これはユングフラウ鉄道開通100周年記念として作られたアトラクションで、ダイナミックな映像やサウンド、光やイルミネーションを駆使して、鉄道とユングフラウ地方にまつわる歴史と魅力を紹介しています。

  • 巨大なスノードームです。このほかたくさんの展示がありましたが、時間がないので大急ぎで通り抜けました。

    巨大なスノードームです。このほかたくさんの展示がありましたが、時間がないので大急ぎで通り抜けました。

  • プラトー展望台/Plateauは万年雪のスノーパラダイスで、雪原に降りて景色を楽しむことができます。雲が多くなってきましたが、ここから見上げるとスフィンクス展望台が見えるという位置にあります。

    プラトー展望台/Plateauは万年雪のスノーパラダイスで、雪原に降りて景色を楽しむことができます。雲が多くなってきましたが、ここから見上げるとスフィンクス展望台が見えるという位置にあります。

  • 目の前に雪原が広がっています。<br /><br />

    目の前に雪原が広がっています。

  • 薄い雲が流れてきました。

    薄い雲が流れてきました。

  • プラトーはスフィンクス展望台とは違い、雪原に降り立って自分の足で雪を踏みしめることができるので、山を身体で感じることができます。なんなら雪合戦もできます。絶好の撮影ポイントで、テンションはMAXです。

    プラトーはスフィンクス展望台とは違い、雪原に降り立って自分の足で雪を踏みしめることができるので、山を身体で感じることができます。なんなら雪合戦もできます。絶好の撮影ポイントで、テンションはMAXです。

  •  左の黄色い板には、Risk of deathと書かれています。右には、雪を踏み抜いて転落する絵が描かれています。そんなに雪氷の薄いところがあるのかと不思議ですが、風が運んだ雪が雪庇のようになっているところがあるのでしょうか。<br /> TOP OF EUROPE は複合施設でいろいろな楽しみ方ができるのですが、集合時間から逆算しながら行動しなくてはなりません。アレッチ氷河の中につくられた氷の宮殿(アイスパレス)では氷の回廊を歩いて回りながら氷の彫刻などを鑑賞できるのですが、時間に余裕がないのであきらめました。まあ、そういう施設はお天気が悪くて展望台で楽しめない場合に対応するという面もあるのでしょうから、欲張らずに集合場所近くのギフトショップへ向かいます。<br />

     左の黄色い板には、Risk of deathと書かれています。右には、雪を踏み抜いて転落する絵が描かれています。そんなに雪氷の薄いところがあるのかと不思議ですが、風が運んだ雪が雪庇のようになっているところがあるのでしょうか。
     TOP OF EUROPE は複合施設でいろいろな楽しみ方ができるのですが、集合時間から逆算しながら行動しなくてはなりません。アレッチ氷河の中につくられた氷の宮殿(アイスパレス)では氷の回廊を歩いて回りながら氷の彫刻などを鑑賞できるのですが、時間に余裕がないのであきらめました。まあ、そういう施設はお天気が悪くて展望台で楽しめない場合に対応するという面もあるのでしょうから、欲張らずに集合場所近くのギフトショップへ向かいます。

  • TOP OF EUROPE には、たくさんのショップがあります。ギフトショップ(お土産屋さん)も充実しているし、高級時計の専門店などもあり、標高3,454mにいることを忘れてしまいそうです。ここでしか買えないと言われると欲しくなる「TOP OF EUROPE」のロゴ入りTシャツを自分用のお土産に購入しました。<br />

    TOP OF EUROPE には、たくさんのショップがあります。ギフトショップ(お土産屋さん)も充実しているし、高級時計の専門店などもあり、標高3,454mにいることを忘れてしまいそうです。ここでしか買えないと言われると欲しくなる「TOP OF EUROPE」のロゴ入りTシャツを自分用のお土産に購入しました。

  • ユングフラウヨッホ駅にはヨーロッパ最高地点となるユングフラウ山頂郵便局(3,454m)があります。日本の最高地点にある富士山五合目簡易郵便局(2,305メートル)と1993年から姉妹提携を結んでいることから、日本の郵便ポストが置かれているんです(富士山の五合目にもスイスの黄色い郵便ポストがあるらしいです)。ここから出すとスペシャルな消印を押してもらえるそうで、ハガキを買って投函する人もいました。帰国したころに自分宛に届くお土産としていいですね。

    ユングフラウヨッホ駅にはヨーロッパ最高地点となるユングフラウ山頂郵便局(3,454m)があります。日本の最高地点にある富士山五合目簡易郵便局(2,305メートル)と1993年から姉妹提携を結んでいることから、日本の郵便ポストが置かれているんです(富士山の五合目にもスイスの黄色い郵便ポストがあるらしいです)。ここから出すとスペシャルな消印を押してもらえるそうで、ハガキを買って投函する人もいました。帰国したころに自分宛に届くお土産としていいですね。

  • ユングフラウ鉄道でアイガーグレッチャー駅まで下ります。そこからはクライネシャイデックまでハイキング(⑰)を楽しみます。<br /><br />

    ユングフラウ鉄道でアイガーグレッチャー駅まで下ります。そこからはクライネシャイデックまでハイキング(⑰)を楽しみます。

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