2009/12/28 - 2010/01/05
402位(同エリア513件中)
ちゃおさん
この「ヴィース巡礼教会」はガイドブックによれば「ヨーロッパで最も美しいロココ様式の教会の一つ」であり、続いて「のどかな草原の真っ只中に建っていて、目立たない外観だが、一歩内部に足を踏み入れると、華麗な装飾と色彩のシンフォニーに包まれる。」と書かれている。
外の景観も内部の装飾も全くガイドブック通りの記載で、この田舎の小さな教会にこれ程の芸術が凝縮されている、西洋人のキリストに対する宗教心の篤さ、キリストに帰依する心の深さを知るものだった。
ガイドブックには出ていないが、この教会を建てたのは当代随一の建築家Dominikus Jimerman で、1746年、この地にこの「ヴィース教会」を建てた後、直ぐ横に自身の住宅を建て、生涯この教会を伴にしたとのことである。
小雪も上がり、雲間から薄日の漏れる周辺の草原。緑がどこまでも広がっている。時々、牧童らしきが遠くの小屋を出入りしている。長閑で豊かなドイツの田園。丁度、朝日新聞夕刊にこの情景を記載した記事が出ていたので、ほぼ全文を転記する。
「ある日航社員の転進」ー<山形県朝日町観光協会に勤務する亀井秀介さんの話しである。彼は18年間日航の客室乗務員として働き、去年朝日町に転職した。>
”日航時代に世界三十数カ国を訪問し、なかでもドイツやフランスなどで見た田園風景の美しさにひかれた。古い町並みを大切に残し、田舎でも人々は生き生きと暮らしているように映った。”
”一方、たまに帰る古里は農村から若い人が出て行ってお年寄りが多く、活気がない。「山形の自然と食、農を生かせないか」という思いで、40歳を期に転職した。”との内容。(2月8日付朝日新聞夕刊)
全くこの記述通りの自然豊かな田園が目の前に広がっていた。
PR
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
フュッセン(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
12