バンコク旅行記(ブログ) 一覧に戻る
快適に眠り、目覚めると9:00。<br />ちょっと寝坊したが、あせらずに出発。今日は まず王宮周辺を回ることにした。<br />外に出ると今日もじめじめと熱い!<br />まだ交通機関がよくわからないので、歩くことにする。<br />歩き始めて数分で汗が噴き出してきた。朝からこの国はムシ暑い!<br />しかも、車が激しく通っていくので、排気ガスとその熱で暑さが増す。 <br /><br />チャイナタウン(ヤワラー通り)に入り、歩く。<br />チャイチタウンは中国系の人の店と露店が並んでいて、お香の匂いが立ちこめているが、その生活ぶりはタイ人と同じだ。<br />地べたに座り、何やら怪しげなものを食べたり、寝ていたりする。<br />20分ほど歩き、疲れたので公園に入った。<br />道路沿いの公園なのに、一歩入ると驚くはど静かな公園で汗を拭う。しかし、 日ざしは強く、また汗が流れ出てくる。<br /><br /><br /> 初めての観光地となったのは、ワット・スタット。<br />仏像が壁に並び、派手なお堂が建っていて驚く。古都研究会の一員として、腰が抜けるほど、とはいかないが、じっくり見た。<br />人は少なかったので(しかも拝観料無料)、どうやら穴場らしい。非常に落ち着いた。 <br /><br />ワット・スタットを出ると、怪しげなタイ人が話しかけてきた。<br />最初はトゥクトゥクの勧誘かと思ったが、「どこにいくんだ?」<br />と聞くので「パレス(王宮)」 <br />と答えると、道を指さして「あっちだよ、じゃあな」という感じで去って行った。<br />親切なおじさんだったらしい。 <br /><br />次に向かったのが、王宮の横にあるワット・プラケオ。<br />ここは先ほどの寺と違って観光客が多い。韓国人、中国人、英人、スペイン人と人種のるつば状態。<br />彼らに混じって狭い入口を入ると、中はやはり王室の守護寺院とだけあってデカい!<br />死ぬほど混んでいたが、12時まで座ってボーツとしていると、ツアーで来ている客が一気にいなくなり、我々は動き出す。<br />壁画が延々と続き、感動しながらじっくり腰を据えて見る。 <br /><br />もう汗だくで、ノドがカラカラだったの で中で水を買う。水はタイの町を歩くときは必需品だ。 <br /><br />続いて、隣接している王宮へ向かう。<br /><br />ここは王室であり、しか も今はエリザベス女王が来ているらしく、警備が厳重だった。(ライフルを持ったS Pがうじゃうじゃ詰めていた。初めてモノホンの鉄砲を見て、おっかなかった)。<br /> なお、あとでわかった事だが、王宮とワットに入るには、入場料125B(約560 円)が必要だったらしい。<br />しかし、どうやらツアー客と間違われたらしく、私と Tはサクッと中に入れてお金を使わなかった。ラッキー! <br /><br /> 次は歩いて国立博物館へ。<br />中の展示物の量はハンパではなく、回るのが大変!<br />これで25B(100円)は安い!タイの歴史と文化をゆっくり堪能した。<br /> 途中、どしゃ降りになり驚くが、タイ人は平気そうにしていた。<br />なるほど、雨 は10分はどで止み、晴れ上がる。これがタイの気候か、よくわからん。<br /> 博物館内のレストランでメシを食う。<br />レストランといっても、チンケな飯屋で、 メニューは一品しかない。ジェスチャーで「これクレ」と頼み、恐る恐る食った が、これが意外とうまかった。<br />春雨のような麺の入ったスープに魚の練り団子が2個と葉っぱがのっているもので、辛くはなかった。<br />我々が話しながら食べてい ると、となりに座っていた日本人のおばちゃんに話しかけられた。<br />日く、「私は タイに来て18日日で、もう帰るんだけど、日本語を聞くとついピクッと反応し ちゃうのよ。なんだか嬉しいわ」というようなことを言った。<br />全くその通り、私 も話しかけられて嬉しかった。でも、その人はタイ人の家族とメシを食っていた。 何故だろう?<br />それにしても、タイ人は何をしゃべっているかさっぱりわからん。 <br /><br /> 帰りは、安宿街のカオサン通りを見て(英米人ばっかりで、なかなか居心地の よさそうな所だったので、明日はこの辺に泊まろうとT)、トゥクトゥクに乗る。<br />最初、「ファランポーン、ハウマッチ?」と尋ねると、両手で1と5をやったの で、<br />「15B(67円)か、意外と安いな」<br />と思ったら、降りるとき金を払おうとすると 「ノー!」で1+5=6で、60B(270円)。<br />「1人30Bでまあこんなもんか。15Bじゃ さすがに安すぎるよな」。 <br /><br /> 4時頃、ホテルに帰り、一安心。<br />そして今日も豪華なディナーショーを見なが らの夕食となった。<br />ビールにメシを食べながらウェイトレスに、<br />「タイ語で「ありがとう」って何て言うんですか?」(T)と尋ねると、<br />「コープクンカー(笑)」(ウェイトレス)<br />「こーぷくんか?」(私)<br />「ニホン、アリガト、アリガト」(ウェイトレス)<br />「おお!アリガトウ、コープクンカー!」(私)<br />タイ語を1つ覚えた。ウェイトレスのお姉さん、コープクンカー!<br /><br /><br /> さあ、明日からは安宿巡りだ!<br /><br /><br />

タイ日記1996(2)コープ・クン・カーー(ありがとう)

2いいね!

1996/11/01 - 1996/11/01

20197位(同エリア23097件中)

4

0

おぷ

おぷさん

快適に眠り、目覚めると9:00。
ちょっと寝坊したが、あせらずに出発。今日は まず王宮周辺を回ることにした。
外に出ると今日もじめじめと熱い!
まだ交通機関がよくわからないので、歩くことにする。
歩き始めて数分で汗が噴き出してきた。朝からこの国はムシ暑い!
しかも、車が激しく通っていくので、排気ガスとその熱で暑さが増す。

チャイナタウン(ヤワラー通り)に入り、歩く。
チャイチタウンは中国系の人の店と露店が並んでいて、お香の匂いが立ちこめているが、その生活ぶりはタイ人と同じだ。
地べたに座り、何やら怪しげなものを食べたり、寝ていたりする。
20分ほど歩き、疲れたので公園に入った。
道路沿いの公園なのに、一歩入ると驚くはど静かな公園で汗を拭う。しかし、 日ざしは強く、また汗が流れ出てくる。


初めての観光地となったのは、ワット・スタット。
仏像が壁に並び、派手なお堂が建っていて驚く。古都研究会の一員として、腰が抜けるほど、とはいかないが、じっくり見た。
人は少なかったので(しかも拝観料無料)、どうやら穴場らしい。非常に落ち着いた。

ワット・スタットを出ると、怪しげなタイ人が話しかけてきた。
最初はトゥクトゥクの勧誘かと思ったが、「どこにいくんだ?」
と聞くので「パレス(王宮)」
と答えると、道を指さして「あっちだよ、じゃあな」という感じで去って行った。
親切なおじさんだったらしい。

次に向かったのが、王宮の横にあるワット・プラケオ。
ここは先ほどの寺と違って観光客が多い。韓国人、中国人、英人、スペイン人と人種のるつば状態。
彼らに混じって狭い入口を入ると、中はやはり王室の守護寺院とだけあってデカい!
死ぬほど混んでいたが、12時まで座ってボーツとしていると、ツアーで来ている客が一気にいなくなり、我々は動き出す。
壁画が延々と続き、感動しながらじっくり腰を据えて見る。

もう汗だくで、ノドがカラカラだったの で中で水を買う。水はタイの町を歩くときは必需品だ。

続いて、隣接している王宮へ向かう。

ここは王室であり、しか も今はエリザベス女王が来ているらしく、警備が厳重だった。(ライフルを持ったS Pがうじゃうじゃ詰めていた。初めてモノホンの鉄砲を見て、おっかなかった)。
 なお、あとでわかった事だが、王宮とワットに入るには、入場料125B(約560 円)が必要だったらしい。
しかし、どうやらツアー客と間違われたらしく、私と Tはサクッと中に入れてお金を使わなかった。ラッキー!

 次は歩いて国立博物館へ。
中の展示物の量はハンパではなく、回るのが大変!
これで25B(100円)は安い!タイの歴史と文化をゆっくり堪能した。
 途中、どしゃ降りになり驚くが、タイ人は平気そうにしていた。
なるほど、雨 は10分はどで止み、晴れ上がる。これがタイの気候か、よくわからん。
 博物館内のレストランでメシを食う。
レストランといっても、チンケな飯屋で、 メニューは一品しかない。ジェスチャーで「これクレ」と頼み、恐る恐る食った が、これが意外とうまかった。
春雨のような麺の入ったスープに魚の練り団子が2個と葉っぱがのっているもので、辛くはなかった。
我々が話しながら食べてい ると、となりに座っていた日本人のおばちゃんに話しかけられた。
日く、「私は タイに来て18日日で、もう帰るんだけど、日本語を聞くとついピクッと反応し ちゃうのよ。なんだか嬉しいわ」というようなことを言った。
全くその通り、私 も話しかけられて嬉しかった。でも、その人はタイ人の家族とメシを食っていた。 何故だろう?
それにしても、タイ人は何をしゃべっているかさっぱりわからん。

 帰りは、安宿街のカオサン通りを見て(英米人ばっかりで、なかなか居心地の よさそうな所だったので、明日はこの辺に泊まろうとT)、トゥクトゥクに乗る。
最初、「ファランポーン、ハウマッチ?」と尋ねると、両手で1と5をやったの で、
「15B(67円)か、意外と安いな」
と思ったら、降りるとき金を払おうとすると 「ノー!」で1+5=6で、60B(270円)。
「1人30Bでまあこんなもんか。15Bじゃ さすがに安すぎるよな」。

 4時頃、ホテルに帰り、一安心。
そして今日も豪華なディナーショーを見なが らの夕食となった。
ビールにメシを食べながらウェイトレスに、
「タイ語で「ありがとう」って何て言うんですか?」(T)と尋ねると、
「コープクンカー(笑)」(ウェイトレス)
「こーぷくんか?」(私)
「ニホン、アリガト、アリガト」(ウェイトレス)
「おお!アリガトウ、コープクンカー!」(私)
タイ語を1つ覚えた。ウェイトレスのお姉さん、コープクンカー!


 さあ、明日からは安宿巡りだ!


PR

この旅行記のタグ

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (4)

開く

閉じる

  • josanさん 2010/06/09 09:05:36
    懐かしい思いがします。
    今日はおぶさん、訪問有難うJOSANです。

    私のブログはタイの田舎の話ばかりで済みません、日本に
    住む家族に宛てたフォトレターですので、我慢して下さい。

    私が初めてタイを訪れたのは、もう30年も前に成ります
    当時は独立して仕事を始めた頃で、開業まで1ヶ月程時間
    が開いたので、タイに遊びに行きました。

    タイは初めての私のアジアの旅でした、当時のバンコクの怪
    しい雰囲気が楽しくて、シテイウォチングに毎日出かけた者
    でした。(笑)
      
    でも後年、私がタイに移住する事に成るとは、当時は思いもし
    ませんでした。

    おぶさん続きのタイ旅行記楽しみに拝見します。


    PS。
    おぶさん、コップン・カーは女性の話し方で、男性はコップン
    ・カップと話します、気を付けないとタイ人にカトゥーイ(オ
    カマ)と間違われますよ。(笑)


    ウドンよりJOSAN。

    おぷ

    おぷさん からの返信 2010/06/10 08:50:35
    RE: 懐かしい思いがします。
    JOSANさん、ご訪問ありがとうございます。

    いくつかの私のタイ日記に投票していただいたみたいでありがとうございます!

    思えば、初めてタイを訪問したのは1996年のことで今から約15年前です。
    (あのころは若かった!)

    初めての海外旅行がタイだったので、かなりカルチャーショックを受けた覚えがありますが、それから東南アジアのゲートウェイとして、はたまたちょっとしたショッピング程度でもタイ・バンコク旅行を経験し、今では訪問すると懐かしささえ感じる国になりました。タイ語はさっぱりわかりませんが。

    JOSANさんそんな国に住んでいる(現地の方と結婚されてるんですか?)ようで、とってもうらやましいです。

    ウドンターニーもぜひいってみたい都市ですね。ラオスよりの都市はとても興味があります。ご家族向けとはいえ、楽しい旅行記ですのでぜひ読ませていただきます♪



    > 今日はおぶさん、訪問有難うJOSANです。
    >
    > 私のブログはタイの田舎の話ばかりで済みません、日本に
    > 住む家族に宛てたフォトレターですので、我慢して下さい。
    >
    > 私が初めてタイを訪れたのは、もう30年も前に成ります
    > 当時は独立して仕事を始めた頃で、開業まで1ヶ月程時間
    > が開いたので、タイに遊びに行きました。
    >
    > タイは初めての私のアジアの旅でした、当時のバンコクの怪
    > しい雰囲気が楽しくて、シテイウォチングに毎日出かけた者
    > でした。(笑)
    >   
    > でも後年、私がタイに移住する事に成るとは、当時は思いもし
    > ませんでした。
    >
    > おぶさん続きのタイ旅行記楽しみに拝見します。
    >
    >
    > PS。
    > おぶさん、コップン・カーは女性の話し方で、男性はコップン
    > ・カップと話します、気を付けないとタイ人にカトゥーイ(オ
    > カマ)と間違われますよ。(笑)
    >
    >
    > ウドンよりJOSAN。

    josan

    josanさん からの返信 2010/06/10 10:26:46
    RE: RE: 懐かしい思いがします。
    > JOSANさん、ご訪問ありがとうございます。
    >
    > いくつかの私のタイ日記に投票していただいたみたいでありがとうございます!
    >
    > 思えば、初めてタイを訪問したのは1996年のことで今から約15年前です。
    > (あのころは若かった!)
    >
    > 初めての海外旅行がタイだったので、かなりカルチャーショックを受けた覚えがありますが、それから東南アジアのゲートウェイとして、はたまたちょっとしたショッピング程度でもタイ・バンコク旅行を経験し、今では訪問すると懐かしささえ感じる国になりました。タイ語はさっぱりわかりませんが。
    >
    > JOSANさんそんな国に住んでいる(現地の方と結婚されてるんですか?)ようで、とってもうらやましいです。

    今日はおぷさん、私は5年前にタイ人の妻、ピムと結婚して居ます。

    ブログに出てくる娘は陽子と言い、我がまま盛りの私の4歳の女の子です。

    ウドンの妻の田舎に田んぼを買い、妻の両親達とお米を作り暮らしています。

    私は12年前に心臓病を患い、医者の指示でタイに移住しました、幸い医学の進歩で6年前に心臓の手術が出来て、ある程度普通の暮らしが出来るように成りました。

    今はタイの田舎で家族で楽しく暮しています。(笑)


    ウドンよりJOSAN。

    おぷ

    おぷさん からの返信 2010/06/10 17:50:25
    RE: RE: RE: 懐かしい思いがします。
    JOSANさん、こんにちは。

    タイ人の奥様とお子様に囲まれてのタイでの生活(しかも田舎!)超あこがれます。

    実は私も結婚していて4歳と1歳の息子がいるのですが、嫁の兄(日本人)がタイのバンコクに住んでおりまして、嫁の兄の嫁もタイ人です。

    なので、私の嫁もよくタイに行っていて、タイでの生活は夫婦そろって憧れがあるのです。

    病気も治り、さらに多くの機会に恵まれてご生活されているなんて、本当にすばらしいと思います。

    ウドンの旅行記を今後も読ませていただきたいので、お気に入り登録させていただけませんか!?
    のちほど、リクエストお送りさせていただきます。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    > 今日はおぷさん、私は5年前にタイ人の妻、ピムと結婚して居ます。
    >
    > ブログに出てくる娘は陽子と言い、我がまま盛りの私の4歳の女の子です。
    >
    > ウドンの妻の田舎に田んぼを買い、妻の両親達とお米を作り暮らしています。
    >
    > 私は12年前に心臓病を患い、医者の指示でタイに移住しました、幸い医学の進歩で6年前に心臓の手術が出来て、ある程度普通の暮らしが出来るように成りました。
    >
    > 今はタイの田舎で家族で楽しく暮しています。(笑)
    >
    >
    > ウドンよりJOSAN。

おぷさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

タイで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
タイ最安 88円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

タイの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP