2009/12/27 - 2009/12/31
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まつしょうさん
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年末年始の休みを利用して、2009年12月27〜31日、雲南省麗江に行ってきました。
ずっと、天気は良く、雲一つない玉龍雪山を眺めることもできました。
・麗江古城(大研)
・黒龍潭
・束河古鎮
・白沙古鎮
・麗江印象古城文苑
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
12月27日、8:10北京発のMU5714便(東方航空)で出発。この便は昆明空港で一度降りなければなりません。
昆明空港でタラップを降りたら、麗江行き乗り継ぎの乗客は昆明までの乗客と分かれて、別のバスに乗って直接搭乗ロビーに行きます。(ここで間違って別のバスに乗ってしまうと昆明空港の外に出てしまうので、要注意。)
この搭乗ロビーで今までのチケットの半券と麗江行きの新しいチケットと交換してくれます。(座席番号が一緒の名前入りチケットが用意されています。)
少し待ったら再び搭乗開始。北京空港で預けた荷物は、直接麗江空港で受け取ることになります。 -
麗江上空で旋回して着陸。その際、きれいな玉龍雪山が見えました。
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2時前に麗江空港着。空港から麗江市内までは車で40分ほど。
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市内へ向かう道路。玉龍雪山(標高5,596m)が迎えてくれます。
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麗江古城(大研)の正面口。
麗江古城 城・宮殿
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麗江古城は1997年12月、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。
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麗江古城は、1996年2月3日に起きた雲南省麗江大地震(M7.0)で大きな被害を受けたようですが、その後の世界遺産への登録を契機に復興が進み、中国の観光ブームにも乗り、現在はほとんどの建物はきれいで商店や宿泊施設(客桟)が並んでいます。
でも、ちょっと路地の奥に入れば、普通の家もたくさんあります。 -
古城区は、思っていたよりも結構広かった。
古城区内は、特別の許可車以外は車両立ち入り禁止です。だから、古城内の宿に泊まる場合は、城外で車を降りて荷物を持って歩かなければなりません。一部のホテルでは、連絡すると城外まで許可車で迎えに来てくれるようです。 -
古城の中心の四方街。ここから四方に道が広がっているので、四方街というそうです。
四方街 散歩・街歩き
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四方街では、決まった時間になるとおばあさんたちが出てきて、踊りを始めます。
スピーカーの音楽に合わせて踊るナシ族のおばあさんたち。真ん中のおじさんは笛のようなものを吹いています。 -
三眼井と呼ばれる井戸。地下水の井戸で、上中下3つの段階に分かれています。一番上は飲み水に、その次は野菜を洗うため、一番下は衣類を洗うために使われます。
三眼井は古城内に数箇所ありました。 -
麗江は犬の多い街です。ここの犬はここの人と同じで非常に穏やか。吠えているのを見たことがありません。毎日の〜んびりと過ごしてるよう。
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石畳の道を1日中歩いてたら、結構足にきました。
麗江市街地でも海抜2,400mあり、そのせいか、息も少し苦しいです。 -
麗江名物麗江バーバ(真ん中の平たいホットケーキみたいなやつ)。丸いパンケーキのようなもので、中に甘いあんが入っています。
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夕方になると、ちょうちんに灯りがともりだし、だんだんいい雰囲気になってきます。
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四方街の上の丘からの麗江の夜景。
紅い灯りが幻想的です。 -
夕食は黄豆麺と大理ビール。黄豆麺とは、大豆で作った麺のこと。
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夜の酒吧一条街ではこのようなショーが行われる飲み屋がたくさん並んでいます。これは、東巴宮という店。
民族服を着た小姐たちがディスコチックに踊ったり、歌手によるポップスの歌唱があったり、なかなかのエンターテインメントです。お酒は値段高めです。
麗江には似つかわしくないという意見もありますが、これはこれで結構楽しいです。(夜遅くまで騒いでるのはこの一角だけです。)
客は中国の若い観光客がほとんど。当代若者観光客のノリを見ているのも面白いです。 -
中心部では夜10時過ぎでもまだ店は開いていて、人通りは絶えません。
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翌朝、8時過ぎの麗江。麗江は北京よりかなり西にありますので、北京時間(中国標準時)からすると、夜明けはかなり遅いです。この12月ごろなら、8時ごろにようやく明るくなります。(そのかわり、夕方は7時ごろまで明るいです。)
静かな古城を散歩したいなら、朝早く出掛けるのがおすすめです。このとおり、ほとんど人は歩いていません。
早めに開店準備を始める店の前では民族服を着た店員の女の子が掃除をしています。 -
早朝の四方街もこのとおり静寂。
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これは、朝日に映える木府の前の忠義坊。
忠義坊は、明の万暦時代(1620年)にこの地を治めた木氏によって建立。木氏は時の朝廷、明に対してひたすら恭順の姿勢を保ったので、万暦帝が「忠義」の二字を下賜して勅令により建造されたもの、だそうです。 -
8時半になると、主な観光拠点が開場します。
まだ誰も来ていない木府に入場。木府は元、明、清の時代に土司として麗江を統治した木氏の館。
入場料45元。木府 建造物
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木府の前議事庁。木氏が政事を行った建物です。
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萬巻楼。木氏の蔵書が収められていた建物です。
木府にはこの他にも建物がたくさん並び、結構広いです。現在の建物はどれも近年修復されたもので、新しいものでした。 -
木府の中にあったナシ(納西)族の展示室。
ナシ族は人口30数万人。麗江市に23万人が住み、その内、古城区には8万人余りが住んでいるそうです。 -
木府から萬古楼へ抜ける門が閉まっていたので、一旦四方街へ戻り、四方街の後方の上り坂を登って萬古楼へ向かいます。
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古城区にある丘、獅子山の頂上に建つ萬古楼。建物自体は新しいもの(1997年建立)。
獅子山公園入場料15元。万古楼 城・宮殿
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萬古楼の最上階からの玉龍雪山の眺めはすばらしい。
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萬古楼の最上階から麗江古城をのぞむ。
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新市街の新大街を北へ向かいます。正面にそびえるは玉龍雪山。
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古城の北口から歩いて20分ほどで黒龍潭公園に着きます。この黒龍潭越しに見る玉龍雪山の眺めがまたすばらしい。
黒龍潭 広場・公園
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麗江市内から北へ移動。束河古鎮へ向かいます。
麗江古城(大研)から束河古鎮まで、タクシーで20分ほど(麗江古城から4km)。 -
束河古鎮の入口。
束河古鎮 文化・芸術・歴史
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束河古鎮は麗江古城よりも更に新しくきれいに整備された街という印象です。
麗江古城ほどの賑やかさはなく、観光客も少なめです。こちらのほうが落ち着いて散歩や買い物ができます。 -
雲南らしいおみやげ物屋が並んでいます。
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束河古鎮の四方聴音広場では、きれいな少数民族服の踊りのショーが行われていました。
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束河古鎮からさらに北方に白沙古鎮があります。
白沙古鎮は、麗江古城よりも、束河古鎮よりも、さらに素朴な古い街です。白沙壁画がなければ、本当に単なる田舎の村といった感じです。
白沙は、ナシ族が麗江で最初に本拠とした街で、木氏の発祥地でした。白沙 散歩・街歩き
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ナシ族は古代中国の遊牧民「羌」の末裔で、数千年前に中国の西北部から南下し、現在の雲南省に落ち着いたと言われています。
明代には木氏が明王朝から「土司」(周辺民族の首長に与えた軍事指揮官の称号)を拝命し、漢文明を積極的に吸収しました。 -
麗江はかつてチベットとの交易で栄えました。雲南省からは茶や塩、砂糖、日用品などを、チベットからは馬や毛織物、薬草、毛皮などを運んだため、その道は「茶馬古道」と呼ばれています。
雲南省南部からの道と四川省からの道が合流する麗江は、重要な商品の中継地、集散地として発展しました。 -
白沙壁画の正門。入場料30元。
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白沙壁画はこの大宝積宮(1582年建立)と隣の瑠璃殿(1417年建立)に現存します。
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大宝積宮の白沙壁画を外側から撮りました。
壁画は明の洪武帝の時代(1385年)から清の乾隆帝の時代(1743年)まで、350年以上にわたって次々と描かれたのだそうです。
現在はかなり損傷していて、仏の顔はみなつぶされていました。 -
白沙壁画のガイドをしてくれた女の子。ガイド料は入場料に込みです。
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今回、麗江古城内の「麗江印象古城文苑」(旧 剣南春)に泊まりました。
北京の旅行会社を通して予約。480元/泊(朝食込み)。古城の中心にある印象古城文苑 by まつしょうさんリージャン スカラー リトリート ホテル (麗江印象古城文苑酒店) ホテル
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「麗江印象古城文苑」は、このような建物に客室が並んでいます。
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部屋はきれいです。大きなベッドで部屋のほとんどが占められていて、移動するのがちょっと困難です。
インターネット可能です。ただし、LANの穴を探すのに苦労しました。さて、どこにあったでしょう?
答え:この写真の奥の右側の椅子の後ろでした・・・ -
フロントの服務員は愛想がよく(雲南の人はみんな愛想がいいけど)、好感が持てます。
チェックインする時に、古城維持費80元を払わなくてはなりません。この時に、名前とパスポート番号が記入された領収書を受け取ります。
この領収書は麗江を観光する時にはいつも携帯して、求められれば提示しなければならないことになっています。私は、玉龍雪山に行った時、風景区への入口の料金所で提示を求められました。(持っていなかったら、その場でまた80元を払わなくてはなりません。)要注意です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- shimahukurouさん 2010/01/26 23:08:13
- こんばんは
- まつしょうさん、行って来られたんですね!!
とっても懐かしく拝見しました
夏は毎日ず〜と雨でしたが、
冬は天気も良く、空気が澄んでいる感じが写真からもあふれ出てます
良かったですね。でも寒かったのでしょうか?
旅行記を拝見して私も正月に行ってみたくなりました。
- まつしょうさん からの返信 2010/01/31 19:58:22
- RE: こんばんは
- コメントありがとうございます。
麗江、本当に良かったですよ。
天気も景色も良かったですが、何といっても人の優しさ、明るさが一番良かったです。
朝晩は少し寒いですが、昼間は天気が良かったので、全然寒くはなかったです。(0〜10℃くらいかな)
もとっも、僕はマイナス10℃の北京から行ったので、あまり寒く感じなかったのだと思いますが。
日本の年末のこの時期は、中国では休みではないので人もそれほど多くなく、絶対おすすめです。
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