2009/12/28 - 2010/01/05
91位(同エリア112件中)
ちゃおさん
古城街道がネッカー川沿いに開けた町々を通り、温泉と塩の街「バッド・フリードリッヒハル」を経由して、ローデンブルグまで至るのは再三見てきた通り。
この地帯はドイツ南部の田園地帯で、丘陵の多くの斜面は豊かな耕地に耕されている。ネッカー川沿いの多くは葡萄の畑で、この辺り、有数なモーゼルワインの産地に違いない。
ハイデルベルグ城が13世紀頃より建設が始まったと先に書いたが、大体この辺りのお城は同時期位の発祥で、十字軍遠征の頃の時期に形成されているようだ。
十字軍で有名な「ホルンベルグ城」もこの近くにあり、当時のドイツ、神聖ローマ帝国と言っていたが、には3つの有力な騎士団が存在し、ここはドイツ騎士団のチュートン騎士団の発祥の地でもあった。
今こそテンプル騎士団はマルタ島が有名になっているが、当時はドイツのこの地、ネッカー沿いの城を騎士団修道院としていたのであった。他にヨハネ騎士団もこの近くの丘陵地にあった。
ブドウを栽培し、ワインを製造し、舟運を利用して、広く交易していた。富の蓄積が数多くの集落とお城を生み、騎士団誕生の礎ともなっていた。
その舟運に代わり、現代の交通主体はアウトバーン。ドイツ全土を網の目のように張り巡らし、ドイツをヨーロッパ一の経済大国に位置づけている。しかしその高速道もよく見ると、日本程の高規格には作られていない。殆どの部分にガードレールすらないのだ!そう、事故は自己責任。居眠りして路外逸脱するのは行政の責任ではなく、運転者自身の問題なのだ。
又、時々見えるパーキングエリアも簡単な簡易トイレがある位で、あとは車内で一休みできる程度の駐車スペースがあるだけ、が大半。しかしそのスペースはキャンピングカーなども駐車するから、林の中に広々と取ってある。確かにこの国では、日本のような公団天下り先の下請けがどうのこうの、という問題は決して起こらないだろう、と確信した。
-
ネッカー川沿いには豊かな田園が広がっている。写真の中央には、川をせき止める何番目かの堰(水門)が見える。
-
十字軍時代、チュートン騎士団、ヨハネ騎士団、テンプル騎士団の3大騎士団もこの辺りに城館の修道院を持っていた。
-
ドイツ・モーゼルワインはネッカーの舟運を利用して各地に運ばれたに違いない。
-
真冬でも農地は日本の様に荒地にはなっていない。
-
糠雨の中に煙るドイツ南部の耕作地。
-
アウトバーンの周辺に広がる農地。ジャガイモ畑だろうか・・
道路の横にはガードレールもない。 -
アウトバーンと交差する地方道も、日本のような大々的な立体交差ではなく、T字型の交差になっていて、建設費も安くついている。勿論、どこにもガードレールは見当たらない。
-
林の中に広がるパーキングエリア。「何も無い!」
-
漸く簡易トイレが一つあるパーキングを見つけました。しかし、自販機はどこにも見えません!
-
天下り下請けとか建設業者をいたずらに儲けさせない。その代わり、通行料をフリーにする。ドイツ人の合理的考えだ。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ちゃおさんの関連旅行記
古城街道周辺(ドイツ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
10