2009年12月エジプト(34) ホルス神殿１／６

2009/12/12 - 2009/12/19

エドフに来ました。そろそろホルス神殿に着きます。ホルス神殿は、ハヤブサの神ホルスを祀った神殿です。昔からこの辺りには神殿が建てられていたらしいのですが、現在の神殿はプトレマイオス朝時代のものです。紀元前２３７年に建設が始まり、約２世紀をかけて完成したものだそうです。長い間砂に埋もれていたので、とても保存状態のよい神殿として知られています。直前に添乗員さんがチケットを配ります。８時５５分到着。

エリア エドフ(エジプト)

まずは、このような開けた場所があります。この位置の右側にはトイレがあります（観光地のトイレには１ポンド程度必要です）。前方の、人がたくさんいるところまで行ってみると、

こんな感じになっています。この階段を上っていくと、

塔門が大きく見えてきます。でも、塔門へ行く前に、手前左側に見える崩れかかったような建物に行ってみると、

こんな感じです。これは誕生殿です。誰の誕生かというと、ホルスです。右側の２つの柱の間にある壁をよく見ると、

このようなレリーフがあります。右側のファラオが何か真ん中のホルスに捧げ物をしているようです。左側にイシス女神がいて、よく見ると子供に乳をあげています。イシスの乳を飲んでいるのは、これまたホルスです。顔の部分がどれも削られています。昔ここに住んでいたコプト教徒（キリスト教徒の一種）の仕業だと考えられます。

柱の上の部分はこのようになっています。開いた花のような模様が１本１本違っています。