2009/12/28 - 2010/01/05
2543位(同エリア2800件中)
ちゃおさん
凍てつく大地と流氷の海を通り過ぎ、内陸部の上空を飛行すること約1時間、豊かな田園風景が広がってくる。先週欧州が大寒波に襲われ、大雪が降ったそうだが、今は雪も溶けて、全くそのような寒さは感じさせない。
30数年前、最初に北海道に降り立った時、綺麗に耕作された網の目状の田園風景に見とれたが、このドイツでも同じ様な光景が広がっている。機内放送で電子機器の使用が禁止されているので、写真を取れないのが残念であるが・・・
100軒、200軒程度の小さな集落が固まって、なだらかな丘陵の田園地帯に散在している。カラフルな色合いの住宅も多い。ドイツは田舎でも個人所得が高いに違いない。
フランクフルトに近づいてきた。街の周辺をアウトバーンが走っている。市域はそれ程大きくない。30数年前に来た時の人口が80万人だったが、いまでもそれ程変わっていないと思う。
街の中心に幾つか高層ビルも見える。これも又30年前と変わらない姿で、ビルの数もそれ程増えているとも思えない。ヨーロッパの金融センター。何も派手派手しい華美を競う必要もないのだろう。
上空から見下ろす市街地とその周辺地。アウトバーンは当然のことだが、街へ通じる一般道も全て立体交差になっていて、交差点には信号などは見当たらない。これでは日本のように交差点での出会い頭事故など起こりようもない。
空港傍の広大な森林地帯の上空を飛翔し、定刻の14時5分、フランクフルト空港に到着した。日本との時差は8時間あるので、この時、日本では既に夜の10時になっていた。
市の中心から僅か数キロの至近距離にあるフランクフルト空港。その周辺には全く手付かずの状態の広大な森林が広がっている。ドイツ人、フランクフルトに住む人々の幸福を感じられるものだった。
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成田からの12時間の飛行を終え、漸くフランクフルト空港に降り立った。
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カスタムを出た直ぐの所にある両替店。残念ながら円の表示はなかった。聞いてみたら5万円で385ユーロとのことだった。逆算すると1000ユーロで129,870円。円高が更に進んだのか、東京の都銀で交換するより1万円も有利だった。尤も、日本の邦銀は法外な手数料を分捕るので、その分が嵩上げされているのかも知れないが・・
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空港を出てバスに乗り込む同行者一行。
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成田空港のような大きさ、派手さはないが、質実な感じがする空港ビル。
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案外小型車が多い。バンコクの方がもっと立派な大型車が多いように思えた。
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円の交換表示も出ていない、日の丸もどこにも見当たらなかったが、タイ航空の旗が空港に翩翻としていた。
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合計35名の団体客を乗せ、バスは一路ハイデルベルグへ向った。
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フランクフルトからハイデルベルグへ向う途中のドイツ田園風景。ドイツの貨物列車が通過している。
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