☆鹿児島の旅☆　＜国指定名勝・仙巌園（磯庭園）＞

2008/05/31 - 2008/05/31

　2008年のＮＨＫ大河ドラマは、薩摩の島津家から将軍の元に嫁いだ「篤姫」の話でしたが、この旅行記は、大河ドラマ大好きの山の大先輩に請われて、2008年5月末、篤姫の故郷・鹿児島を訪ねた時のもので、磯庭園と呼ばれる仙巌園をまとめて紹介しています。。
　桜島が正面に見える島津家の別邸・仙巌園は磯庭園とも呼ばれ、国の特別名勝に指定されています。ここは「篤姫」のロケが行われたロケ地でもあります。古い石段などを登っていると、篤姫の時代にタイムスリップできそうです。
　磯庭園見学後には、鹿児島のウォーターフロントに、「篤姫」のことなら何でもわかるという「篤姫館」も尋ねました。

エリア 鹿児島市(鹿児島)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

　磯庭園と呼ばれる鹿児島の島津家別邸は、正式名を仙巌園と言い、国指定名勝文化財になっています。鹿児島では桜島とともに、もっとも有名な場所の一つです。ＮＨＫの大河ドラマ『篤姫』のロケも、ここで撮影された場面がたくさんあります。
　私は磯庭園には何度か来ていますが、ここは何度来ても素晴らしいところです。
　フォトは仙巌園の受付です。仙巌園（磯庭園）の入園料は庭園コース大人（高校以上）￥１０００小人￥５００、御殿コース大人￥１５００小人￥７５０です。

　これは仙巌園（磯庭園）の受付を入ってすぐの所に置いてある反射炉（後）と、鉄製１５０ポンド砲（前）です。

　ここには「近代薩摩焼発祥の地」の碑がありました。

　仙巌園（磯庭園）は昔は島津家別邸でした。丸に十は島津家の家紋です。

　磯庭園と呼ばれる鹿児島の島津家別邸は、正式名を仙巌園と言い、国指定名勝文化財になっています。
　ここが島津家別邸の正門です。ここも｢篤姫」のロケ地の一つです。

　旧島津家の庭園、仙巌園の松です。

　磯庭園と呼ばれる鹿児島の島津家別邸は、正式名を仙巌園と言い、国指定名勝文化財になっています。
　ここは錫門です。

　ここが磯御殿です。

　この大きな灯篭は、日本で初めてガス燈が灯された鶴燈籠です。

　立並ぶのは、年中行事の一つとして、5月に飾られる島津家の五月幟です。その向こうに見える桜島、風情があっていいですねぇ。(^.^)

　ここは仙巌園（磯庭園）の曲水の庭に通じる石段のところですが、この辺りでも篤姫のロケは行われたようです。

　池を見ながら仙巌園の中を散策します。

ここは望嶽楼です。

　巨大な岩に刻まれた１１ｍにも及ぶ大文字は「千尋巌」と記されており、２７代島津斉興が文化１１年に完成させたものです。

　ここは曲水の庭です。

　磯庭園の「曲水の庭」の辺りから望む桜島です。

　「江南竹林」と呼ばれています。今、日本のいたるところに孟宗竹はありますが、昔、日本で初めてここに孟宗竹が移植されたのです。

　ここには日本でも稀な猫神様が祀られている神社があります。そのすぐそばにあるショップ「猫屋」です。

　磯庭園の中にある「島津・薩摩切子館」です。現在日本に残る薩摩切子の名品のほとんどがここにあるのだそうです。

　これが薩摩切子です。きれいでしょう！　
　もっともこれは、美術館にある江戸時代の物とは違い、お土産用に造られ、展示販売されている現代の作品ですが。

　その後、仙巌園（磯庭園）から移動、鹿児島ＮＨＫ近く、鹿児島ウォーターフロントのドルフィンポート内に創られている「篤姫館」に行きました。ここは２００８年放送のＮＨＫ大河ドラマ「篤姫」の世界へといざなってくれるところです。
　私たちもドルフィンポートの駐車場に車を止めて（篤姫館入館者は１時間無料、「篤姫」館に入りました。会期は平成２０年１月６日〜平成２１年１月１２日（９時〜１８時）までで、年中無休です。入館料は大人（高校生以上）￥５００　小人￥２５０です。

　篤姫館の中です。これは大河ドラマ「篤姫」の人物相関図です。

　ここは篤姫館の大奥再現エントランスです。

篤姫体験コーナーがあって、「篤姫」がロケで着ていた着物（打ちかけ）を着せ掛けてもらえます。私も着てみましたが、重かったです。