2009/12/09 - 2009/12/14
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トラッキー☆さん
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この旅で一番衝撃的だったのが、ネパール最大のヒンズー教寺院パシュパティナート。
観光客や地元の人に見守られながら火葬された遺灰は、ガンジスの支流であるバグマティ川に流される。
職業上、人の死に立ち会うことはあるけれど、火葬の場に立ち会うことは初めて。泣き伏すご遺族とカメラ構える観光客に矛盾を感じながらも、一連の儀式を見学させていただいた。
あの光景と臭いは、一生忘れられないだろうなぁ・・・
この寺院には、日本で言うホスピスや老人ホームも併設されており、改めて、人の死について考えさせられた。
火葬だけ見るんじゃもったいない。
私は時間がなくて全部見られなかったけど、ぜひともガイドをつかまえて、野生のサルや修行中のサドゥー、ネパールならではの施設を見学して欲しい。
中世の街並みが残るバクタプルでは「ハッパあるよ」と声かけられ複雑な気持ちになり・・・ボダナートでは敬虔な信者を目の当たりにし、ストゥーパのエネルギーをいっぱいもらってきた。
[12/9]
17時35分 香港発 キャセイパシフィック航空6730便
22時15分 カトマンズ着
[12/10]
ナガルコット
[12/11]
ナガルコット
★バクタプル、ボダナート、パシュパティナート
[12/12]
マウンテンフライト
パタン、ダルバール広場/カトマンズ、スワヤンブナート
[12/13]
タメル地区
23時25分 カトマンズ発 香港ドラゴン航空127便
[12/14]
7時50分 香港着
[参考]地球の歩き方 ネパール'09〜10
- 同行者
- 一人旅
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空 キャセイドラゴン航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
≪バクタプル≫
ナガルコットから約1時間、バクタプルへ。
外国人は、文化財保護基金として、US$10支払う。
ライオンゲートをくぐると・・・ -
ダルバール広場、中世の街並みが広がる。
タメルのガチャガチャした雰囲気とは違う。
ガイドの押し売りあり、だけどお断り。
だって、英語で説明されてもわからないも〜ん。 -
<非日常のできごと その5>
ここバクタプルで「チャング・ナラヤン知ってるか?宿をやってる」と話しかけてくる人がいた。
話を聞いてると、日本語で「日本、ハッパ高い」と。
「ハッパ?」って聞き返すと「マリファナ・・・」、丁重にお断りして足早に逃げる。 -
55窓の宮殿。
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ドウマディー広場にあるニャタポラ寺院。
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イチオシ
さらに進むと、タチュパル広場。
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-
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ネワ・ファミリーというトコで、ダルバートをいただく。
家族で経営してるっぽい。 -
イチオシ
≪ボダナート≫
続いてやってきたのは、カトマンズの東約6kmに位置するボダナート。
ネパール最大のストゥーパがある。 -
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右回りに回る仏教徒たち。
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大きなマニ車。
私も、中に入って回してきました♪ -
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≪パシュパティナート≫
ネパール最大のヒンドゥー教寺院、シヴァ神寺院としてネパールで最も有名。
聖なる川、バグマティ川の川岸にある火葬場で火葬されたあと、遺灰が流される様子を見学することができます。
なぜか、チケット(Rs500)買わずに入れてしまった。
モクモク煙が立っているすぐ横を歩くと、煙の中から足が見えた・・・ -
<非日常のできごと その6>
橋の下流に4つ、上流に2つ火葬台がある。
その上流で行われていた葬儀、やけに人が集まっている。
黄色い布に包まれた遺体をグルグル回し、口から火をつける・・・日本では非日常な光景に、ただ驚くばかり。
泣き伏す遺族とカメラを構える観光客(私も含む)に矛盾を感じながらしばらく見ていると、一人の男の人が日本語で話しかけてきた。
「この人は警察で、犯人に殺された」
「昔、こちら側は王様や大統領だけしか使えなかった。今は、お金を払えば使える」
「こちらから写真撮って大丈夫」
すぐにガイドだとわかったが、興味のある話だったので聞き入ってしまった。 -
写真を撮るの気が引けたが・・・撮ってもいいっていうので。
彼がいなかったら、写真撮れなかっただろうな。 -
「上から写真が撮れます」
これがパシュパティナート寺院、ヒンドゥー教徒以外は中に入れない。 -
「ここから写真撮れます」
と、言われるがまま写真を撮る。
エッカイダス・ルドゥラと呼ばれる11の白い塔の中に、シヴァ神の象徴リンガが祀られている。 -
イチオシ
「Rs50〜100で、全員の写真が撮れます」
「この人は、この本(地球の歩き方の古いやつ)に載った」
このサドゥーは103歳らしい。 -
せっかくだから、全員・・・
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やる気なし。
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-
「上に行くと、全体が見えます。こちらです」
言われるまま・・・階段を登っていく。
野生のサルがいっぱい。食べ物を持ってると危険!! -
-
「ここは・・・ホスピス。終末期。医者も薬もない。治療ができなくなるとここに来る。でも、ここから元気になって帰る人もいる」
建物に十字のマークが見える。
医者も薬もないって・・・日本でいうホスピスとはちょっと違うけど。
すぐ横が火葬場って、どんな気持ちでここに入るのだろうか。 -
シヴァ神?
-
ドゥルガー、シヴァの妻パールバティーの化身。
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ガネーシャ、シヴァとパールヴァティの息子。
父シヴァに激怒され、頭を切り捨てられ、我に返ったシヴァがあわててくっつけたのが通りすがりの像の頭。 -
ヒマラヤも描かれていた。
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「ミルクババ、ミルクしか飲みません」
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「ここで、サドゥーが生活しています」
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火葬台の対岸から見た景色。
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ここは、日本でいう老人ホーム。
中へ・・・ -
「ここで食事を作ります」
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ここは食堂かな?
-
「ここは、洗濯したり、シャワー浴びたりするところです」
-
具合の悪い人が収容される部屋には、マザーテレサの絵が。
-
ここに住む老人たち。
-
一人だったら、火葬見て終わりだったろうなぁ。
今までもこの後も、さんざんガイドを断ってきたけど、ここはおもしろかった。
中国語が難しくて、日本語の勉強をしたらしいけど、最近、日本人より中国人観光客が多くて、商売あがったりだそう。
入場料払わなかった分だけ、ガイドにチップをあげて、さようなら〜。
明日は、マウンテンフライトだぁ!!
http://4travel.jp/traveler/HANSHIN_Tigers/album/10411673/
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この旅行記へのコメント (7)
-
- 羊さん 2010/05/05 17:59:26
- ネパール一人旅、全部見させた頂きました。
- トラッキー☆さん こんにちは 羊です。
ネパール一人旅、全部見させた頂きました。
スワヤンブナートの”あの階段を”降りて登ったのには、
笑わせてもらいました。ププッ ( ̄ω ̄*) 辛さがよく分ります!
パシュパティナートのおサルが逆光にたたずむ写真は素敵ですね。
ではでは・・・
- トラッキー☆さん からの返信 2010/05/05 21:50:08
- RE: ネパール一人旅、全部見させた頂きました。
- 羊さん、ネパール旅行記見てくれてありがとうございます☆
> スワヤンブナートの”あの階段を”降りて登ったのには、
> 笑わせてもらいました。ププッ ( ̄ω ̄*) 辛さがよく分ります!
なんで、途中で気付かなかったんでしょう・・・
途中に踊り場みたいなとこもなく、急な階段の途中で休み休み登りました。
> パシュパティナートのおサルが逆光にたたずむ写真は素敵ですね。
どうも、どうも♪
私も、羊さんのハートの風船の写真が好きで、また投票しそうになりました。
夜のタメル、女一人では歩けなかったのですが・・・ライトアップされてるんですねぇ。
トラッキー☆
-
- Ted@CiscoTours comさん 2010/03/25 14:31:54
- 人々の生活
- トラッキーさん、こんにちは
第一話経由で、こちらにきています。
これは凄いですね。
というか、これが素顔のネパールですね。
トラッキーさん、素晴らしい旅できましたね。
アメリカでは今でも土葬ですし、葬儀はその国の文化と宗教を一番表している気がします。昨年母を見送ったものとしても非常に興味深く見させていただきました。
聖なる川のほとりで火葬にされるのって幸せな人たちなのでしょうね。
Ted
- トラッキー☆さん からの返信 2010/03/26 00:33:48
- RE: 人々の生活
- Tedさん、コメントありがとうございま〜す♪
> 第一話経由で、こちらにきています。
> これは凄いですね。
医療に携わる私でも衝撃が強すぎて・・・見ちゃいけないものを見てしまった気がしましたが、でも、ネパールではこれが普通なんですよね。
> というか、これが素顔のネパールですね。
> トラッキーさん、素晴らしい旅できましたね。
ホント、いい経験ができました。
ネパールでヒマラヤを見て感動!で終わるかと思ったら、いろんなことを学ばせてもらった気がします。
> アメリカでは今でも土葬ですし、葬儀はその国の文化と宗教を一番表している気がします。昨年母を見送ったものとしても非常に興味深く見させていただきました。
> 聖なる川のほとりで火葬にされるのって幸せな人たちなのでしょうね。
土葬のアメリカ人が火葬の光景を見たら、もっとカルチャーショックを受けるのでしょうか。
トラッキー☆
- Ted@CiscoTours comさん からの返信 2010/03/26 13:06:58
- RE: RE: 人々の生活
- トラッキーさん
> 医療に携わる私でも衝撃が強すぎて・・・見ちゃいけないものを見てしまった気がしましたが、でも、ネパールではこれが普通なんですよね。
そうなんですよね。
きっと立ち上がる煙見て故人のことを偲んで亡くした辛さを癒されるのではないでしょうか。
そんな風に多様性をもって考えられるのって、日本人の素晴らしさだと思うのです。
> 土葬のアメリカ人が火葬の光景を見たら、もっとカルチャーショックを受けるのでしょうか。
西洋人、とりわけアメリカ人は、自分の「基準」が絶対だと思ってますから、きっとこの風景見て「不衛生だから直ぐ禁止せよ」とか言い出しそうです。
Ted
-
- romanさん 2010/01/06 12:47:30
- 衝撃!
- とらちゃ〜ん!ども!
凄い。
こんなディープな旅をしていたんだね。
こちらのご飯は、お口に合った?
しかし、火葬の現場を見学出来るだなんて凄いなー。
それも「煙の中から足が見えた・・・ 。」ですって…。
この写真から細部は見えぬけど、とらちゃんの気持ちが
伝わって来ました。
サドゥーのみなさんいい味出してるし
お猿さんもいて、ホント刺激的!
色々な事を考えさせられた、奥深い旅行記に感動の1票!
続きもじっくり拝見させてねー!
ろまん
- トラッキー☆さん からの返信 2010/01/06 13:14:38
- RE: 衝撃!
- ろまんちゃん、遊びに来てくれてありがと〜♪
> こんなディープな旅をしていたんだね。
ただ世界の屋根ヒマラヤが見たくて、ネパールに行ったんだけど、いろんな出来事に遭遇して、のほほんと日本で生活している私にはかなり衝撃的な旅でした。
> こちらのご飯は、お口に合った?
カレーとか好きだから、私は大丈夫だったよ。
でも、外でお肉売ってるのとか見たら大丈夫かなぁって心配になったけど・・・整腸剤のお世話にならずに済みました。
> しかし、火葬の現場を見学出来るだなんて凄いなー。
> それも「煙の中から足が見えた・・・ 。」ですって…。
日本では考えられないけど、ネパールでは当たり前のことなんだよね。
でも、ビックリした!
更新が滞ってたけど、ネパール完成に向けて、頑張るかなぁ。
とら☆
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