2009/10/13 - 2009/10/15
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costinさん
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シギショアラから如何に安く早くモルドバに行くかを考えた。
インフォメーションは親切にも二種類のヤシ行きのルートを示してくれた。
1 シギショアラーブラショフーブカレストーヤシ
2 シギショアラークルージーヤシ
2は有効なルートだが時間が合わず、共にヤシ到着は23時頃。
当日中のモルドバ到着は無理。
そこでクルージの女子高生にブラショフーヤシのバスがないか調べてもらう。すると8:00発であるではないか。
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隣のトトロが病院から帰還。
糖尿病が悪化したのかと思っていたら、心臓病だそうだ。まあ食事を見ていると頷ける。
ウクライナ人の奥さんは、娘の移住先の米国でバカンス中とのこと。
おっさん帰って早々にジャム作りを始める。 -
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夜バスィレ達と一緒にレストランに行った。
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レストランから戻るとおっさんまだ黙々とジャム作りを続けていた。
「バスィレ。ちょっと手伝ってくれ」
「いいっすよ」
「この果実をミンチにするだけだ。なぁに、簡単さ。このハンドルをこうやって・・・・ぐるぐる廻すだけさ」
かなりの力仕事みたいだ。
おっさん、はぁはぁ言ってる。
「どれだけやれば?」
「これ全部さ。」
「これ全部ってこの桶全部?」
「いや、奥にもうひと樽ある」
「・・・・・」 -
朝5:20のブカレスト行き
到着が約一時間遅れ。
駅のホームに変な親爺がいる。
最初は煙草をくれと言ってきた。
進呈すると、色々講釈を垂れ始める。
全部ルーマニア語。判るわきゃない。
そのうち、5RONだったか寄付してくれと云いだす。
きっぱり断る。
この親爺はジプシーではない。ルーマニア人だ。
ジプシーはこんな周りくどいことはしない。
呉れないならそれで「viata mea」だからw
明らかに判る3人のジプシーも列車待ちしている。
見かねて、
「おっさん、金をたかるのに講釈は要らない。くれないって言われたら静かに立ち去るんだよ」
「おい、俺は何もたかってない。ちょいと寄付してもらえないか聞いただけだ」
「まわりくどいんだよw」
親爺が俺に合図を送る。(気をつけろ、こいつ等は泥棒だから)
たった小一時間の早朝の駅でも、ルーマニアの現状が見えてくる。 -
「8時までにブラショフに着けるだろうか?」
ちょっと心配 -
7時過ぎてからやって朝日が顔を出す。
そうだった。この辺は冬の間は日の出が遅い。
緯度が北海道より北じゃなかったかしら? -
8:15にブラショフ到着。
隣のバス乗り場に行ってみると、やはり接続待ちをしてくれていた。
バスの出発は8:30くらいだった。
料金が・・ええと70RONくらいだったかな。
後でわかるが、EURO-LINEにブラショフーキシナウがあったりする。ブラショフーミュンヘンと合算で料金102EUROとか言ってた。
ヤシの到着予定時間は15:45
実際には15:15くらいには着いた。
シギショアラーブラショフ 34ron
ブラショフーヤシ 48ron -
駅に隣接したバス乗り場にはパン屋もある。
そこで揚げパン2RON(随分安い)を買いこみ出発 -
山の保養所 オネシュティで休憩。
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ルーマニアのミンチ焼き肉「ミテティ」を売ってた。
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ブラショフーオネシュティーバカウーロマンーヤシの経路だ。
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ミミティを2個だけ食う。
以前食ったことがあるのでどんなものかは知っている。
ちょっと臭う。
マスタードをつけて召し上がれ。
2RON -
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バカウ
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ローマン
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この後、ヤシに到着するわけだが突然の驟雨と寒さに震え写真どころではなかった。
ヤシーキシナウ 前回は38RONだったが、今回は100moldova-lei
18:00くらいの出発でキシナウ着が21:00くらい。
タクシー40leiでショッピングモール「モールドバ」に向かう。 -
キシナウーホステル 11EURO
8月は10EUROだったw
モールドバ一階のマーケット惣菜売り場から買ってきて宿のレンジでチンして食う。
鯖のオイル塩漬けは、そこそこ食える -
翌日、モールで携帯のチップだけ買う。
20lei
これはタイで1200Bで買った携帯で、中のチップだけを換えて使える。
メル友の女子大生に電話してみる。w
一応行くことは伝えてあるw
モールに一時間後の待ち合わせ。
彼女の名前は・・・アンナw
アンナには一月くらい滞在したいのでアパートを探してくれと頼んでおいた。 -
アンナが来た。
何か・・・高飛車な感じがw・・する
「今日はキシナウの市民祭なの。一緒に観に行きましょう」
「OK OK」 -
1lei=9\くらいが目安
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彼女が俺に買い与えてくれた最初のものがこれw
通称ロシアチョコレート
中にゼリーやら色々品を換え入っている。
中々おいしい。癖になるw
スーパーで買うと7-8個入りで12-25leiと結構する -
サンボなのか?
何かやってた。 -
それにしても・・・やけに美人が多い気がする
・・・のは気のせいか?
「何か言いました?」
「いや・・・独り言です」
アンナの突っ込みは鋭い。要注意 -
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「おっ、ワインがある」
「飲んでみる?」
人相の悪いおっさんふたりでやってるせいか?客は誰もいないw
アンナは俺の返事を聞かぬまま、つかつか近寄り
「一杯頂けるかしら?」
「へい、お嬢さんが召し上がるんで?」
「私が飲むわけないでしょ。あちらの客人が」
ぐいっと俺を指差す。
新酒と古酒がある。
両方頂く。
感想
今までワイン飲んでは蘊蓄垂れていた過去がサーッと洗い流されんばかりの衝撃。
素直にうまい。子供が飲むのも頷ける。昔想像していたギリシァやローマ人がグビグビ飲んでいたのはこれなんだと想わせる味。 -
農産物で手作りの拵え。
これぞ将に市民祭 -
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フォークロア・ダンスをやっている。
写真を撮ろうとすると、主催者みたいなのが手招きする。
階段の上から自由に撮ってくれと云うことらしい。
ではお言葉に甘えて -
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「えーとこれは何かと言うと絨毯なのよ」
「ほうほう、大きな絨毯ですね。この図柄はキシナウの市街地地図ですか?」
「その通り、飲み込みが早いわね」
「おかげさまで^^」 -
「それから、これが私たちの大学の建築学科の展示物。あっ紹介するわ、こちらが私の専任教授」
教授も俺もいきなりの紹介にドギマギw
「何か・・すばらしい生徒さんをお持ちで・・」
「鋭いですなw 彼女は頭脳明晰、英語は私より遥かにうまいから性質が悪いwあっこりゃ失言。念のために訂正しときます。・・・・母親が外科医、父親が政府関係者w 親戚にワイナリーオーナーとかいますねw」
「なる・・ほどw お育ちもよろしい訳ですねw」 -
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「アンナ お腹空かないか?」
「別に? でも何か食べたいんなら私に構わずどうぞ」
アンナのモルドバ語に特徴があるのかも知れない。
彼女と話す相手は何故か傍からみても謙っているように見える。そんなオーラを持つアンナだw -
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蒼穹に翻るモルドバ国旗。
それはアンナのように清々しいw -
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この公園はなんとfree wifi
旅行者には有り難い -
アンナは公園が好きだ。
今後も会うと必ずと言っていいほど公園に誘う。
そう。奥へ奥へとw
前 33 欧州の秋 2009 ルーマニア3
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10406630/
後 35 欧州の秋 2009 モルドバ2
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10409868/
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