2009/11/22 - 2009/11/22
294位(同エリア338件中)
早島 潮さん
平成21年11月22日(日)
国立博物館を見学しただけで午前の部は終了した。交通渋滞の中に埋没して時間を無為に費消したが街中の様子を車窓から瞥見することができた。
一言で言えば「人間が地から沸いてくる」という感じの町の雑踏振りである。
ホテルのレストランで昼食を摂ったが野菜スープと牛肉の筋で作った肉団子は美味いと思った。
昼食後オールドダッカ地区にあるラールバーグフォートを見学した。
ラールバーグ・フォートに関する歴史を概観すると
・ムガール王朝のアクバル大帝が1574年〜1574にかけてベンガル、ビハール、オリッサ地方を征服しダッカをベンガル地方の首都とした。
・ムガール帝国第六代皇帝のアウラングゼーブ(在位1618〜1707)はベンガル地方総督のナワブ・シャイスタ・カーンに命じて皇帝の三男であるムハメッド・アザム皇太子のためにラールバーグ・フォート(要塞)の建設を計画させた。
・皇太子のムハメッド・アザムは当初の計画を修正して自らラールバーグ・フォート建設の指揮をとった。
・父アウラングゼーブ皇帝からインド中央部での戦役に従軍する命令を受けてムハメッド・アザム皇太子はラールバーグ・フォート(要塞)の完成を見ないでダッカを去った。
・ベンガル地方総督のナワブ・シャイスタ・カーンはムハメッド・アザム皇太子の建設事業を引き継いだ。
・ナワブ・シャイスタ・カーンの娘ビビ・パリが死んだので悲しみのあまりラールバーグ・フォート(要塞)の建設を中止した。
・ナワブ・シャイスタ・カーンは愛娘ビビ・パリのためにインドのタージ・マハールに倣った墓を建てた。
なおアウラングゼーブ皇帝は父の皇帝シャー・ジャハーンを監禁した厳格な正当派イスラム教徒であったことで知られる。
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