2009/11/22 - 2009/11/22
310位(同エリア346件中)
早島 潮さん
平成21年11月22日(日)
国立博物館内は撮影禁止なので館内展示物の撮影はできなかった。
入場すると電光版式のバングラデッシュの大きな地図(四畳半位の大きさ)が床平面に多少の傾斜をつけて設置してある。民族衣装を纏った係員に都市名をいうとスイッチを押してその所在を電球の点燈により示してくれる。訪問予定地を視覚的に理解し位置関係を頭にいれるのには便利である。
展示物はインド大陸が生成された頃の地質学的な図解や化石、バングラデッシュに棲息する鳥や禽獣、生えている植物、生産される穀類や果物、伝統工芸品等である。どこの博物館にでも見られるものばかりであるが、バングラデッシュの文化は時系列的には仏教文化⇒ヒンドゥー文化⇒イスラム文化⇒イギリスの植民地文化という段階を経ている様子がよく判る。
インド、パキスタンからの独立した時の苦難の独立運動の歴史的な写真、運動の立役者達が使用した机や衣服類、虐殺の写真、武器類なども展示されている。
この博物館に対しては以下の引用の如く日本のOADの援助がなされている。
http://www.mofa.go.jp/mofaJ/gaiko/oda/data/gaiyou/odaproject/asia/bangladesh/contents_01.html
実施年度 平成20年度
供与限度額 0.62億円
案件概要 被供与機関である国立博物館は、首都ダッカ市内の中心に位置し、同国の歴史、科学、民族及び生物などあらゆる分野の展示を行っている最大規模の博物館である。また国内外からの公演を実施するホールを有し、同国の中心的な文化拠点であると同時に、博物館訪問を実施する学校の増加に伴い、青少年の教育拠点としての役割を果たしている。
同博物館ではビデオ撮影機材及び音響並びに照明機材を導入し、日常的に使用しているが、老朽化が著しく、故障した機材も多く、新規機材の導入の必要性に迫られている。このため、今回わが国に対して一般文化無償資金協力の要請があったものである 。
裨益効果 今回の支援により、同博物館の展示水準の向上や公演活動の活性化はもとより、日本側と同博物館との間でこれまでにも行われてきた日本文化紹介事業などが更に活発に実施されることを通じて、バングラデシュ国民の対日理解や親日感情の促進に繋がっていくことが期待される。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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