雑感タイ旅行「マレーに吹く風」（１３）公園と猿。

2009/09/24 - 2009/09/29

タイの各地には野生のサルが人と仲良く住み分けている。最初に驚いたのは、ロップリー（ลพบลี ）の町で、古都の遺跡は猿に占領され、猿の棲家、「サルの家」となっていた。

次に驚いたのは、ホアヒン（หัวหิน）の「箸の寺」（วัดตะเกียบ＝ワットタキアップ）で、ここはお寺の中や参道下の土産物屋の中まで猿が入ってきて、店内を遊び回っている。

しかしどういう訓練がされているのか、店内の土産物を盗って行ったり、荒らしたりするようなことはない。ただ面白おかしく、走り回っているだけである。

ここソンクラーのサルは、これ等二つの町のサルと較べると、大人しい。普段は木立の中で、生活しているが、時々人前に現れてはおやつとか、食べ物をねだっている程度だ。

観光客も良くしたもので、近くにいる屋台から果物などを買ってきては、サルに与えている。人と猿との平和な光景。日本の日光・江戸村の猿軍団。どうしてこの様な躾の悪い猿が日本で育ったのか、自分には分らない。タイ人は性格が優しいから猿も人を見習ったのだろうか・・・

エリア ソンクラー(タイ)

ソンクラーのサミラ海岸（หาตสมิหลา）の前の道路は綺麗な花壇で飾られている。

街路も南国のブーゲンビリアで飾られている。

サミラ海岸に別れを告げ、向いの小山に登る。

小山の上には誰か知らないが、立派な銅像が立っていた。

この銅像の前も、綺麗な花で飾られていた。

小山を越えた木立の中はサル（ลิง＝リン）の棲家になっている。

２０−３０匹の集団で我が物顔に歩いている。

ボスの補佐猿か？　最後をゆっくり睥睨するようにして去って行く。

道路際の小公園には猿が集まってきている。

餌を当然のごとくに貰っている猿。