2009/09/15 - 2009/09/25
1083位(同エリア1445件中)
真美ママさん
最初は1泊2日でナポリだけを楽しむ予定でした。
TVでたまたまやっていた、爆笑問題のポンペイの番組を見て、こりゃ絶対行かなけりゃ!と予定変更。
考古学博物館のポンペイの出土品は見事で、遺跡だけでなくこちらもセットで見なきゃあの時代がわからないよ!
とくに「秘密の小部屋」の展示物は、おおらかに生きた彼らの人間性が見えるようで・・。
アダムとイブが楽園で楽しみすぎて追放され、アダムには労働という苦しみが、イブには出産という苦しみがあたえられ・・。
だからイタリアの男にとって、労働とは嫌々ながらするもの・・なんてのを何かで読んだけど、確かにワイン片手に恋するイタリア男って、イメージ的には・・アルと思います!
それって、きっと昔からの姿だったのかもね。
考古学博物館→ダンテ広場→お菓子屋さん→インマコラータの塔
→サンタ・キアーラ教会→スパッカ・ナポリ→トリアノン
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
ナポリ考古学博物館
薄いピンク色が南イタリアを感じさせるここは、ファルネーゼコレクションといわれる大理石の彫像や、
ポンペイ・エルコラーノ遺跡からの発掘品で有名で、遺跡見学とここの見学はセットで!みたいな・・。 -
そう とっても広くて・・ わかるでしょ?
-
出迎えてくれた迫力ある彫像は・・いかん、やっぱ説明本買ってくればよかった。
-
もちろんポンペイ遺跡の発掘品もファルネーゼコレクションも見てみたいけど、一番気になる「秘密の小部屋」。
なにしろここを見学するには窓口で申し込み、指定された時間に小部屋扉前に集合、30分〜1時間ごとに英語・イタリア語でのガイド付きツアー!
なんて条件が厳しいから 入ってすぐに申し込んだのだけど・・。
簡単に「2階ですよ!」って・・ツアーじゃなくても入れるんかい。
博物館の中なのに、さらにこの入口って怪しすぎです -
きゃっ!って入ってすぐがこれですから・・。
こんなふうにごっそり展示されると、かえっておおらかでいいってもんです。 -
コレはいったいなんざんしょ?
表情もポーズもユーモラスで、ヤラシさというよりもかわいいじゃん!なんて思う私は変ですか?
私たちは行けなかったのだけど、ポンペイの町に「ヴェッティの家」というのがあり、そこに描かれているのが「プリアポス」という生殖の神。
プリアポスは伝統的に勃起した男根とともに描かれ、豊饒と多産の神で農園の守護神でもあり、さらには邪眼を退ける魔除けでもあったとか。
邪眼・・邪視と同じで人々が何気なく目を向けた物に不運を与えるジンクスとされる・地中海沿岸に邪視の信仰が強い
というわけで 古代では家の魔よけとしてその家の入り口に飾ってあったみたいですね -
これはドアベルとして使われたそうで、まぁ魔よけ兼ドアベルとしては機能的かも。
-
ローマ神話の神様(?)だと思うんだけど、まぁ元気がよくっていいこと!
-
ポンペイ遺跡でも見かけた娼館のマーク。
ポンペイには税務登録簿によると25もの売春宿があったそうです。
人々が行きかい、たくさんの荷物が集まってくる活気ある町で、ワインや豪勢な食卓を楽しみ、 恋をして欲するままに性を謳う。
自由奔放に人生を謳歌していたようなポンペイの人たちが、ヴェスーヴィオの噴火でその生活を一気に絶たれ・・。
そんな怠惰な繁栄の舞台だった町の残された痕跡。
ちょっと 考えさせられちゃいますね。 -
続く中2階は、ポンペイ・エルコラーノから出土したモザイク画。絵のような細密さに驚きます。
-
ユーモラスな中にそこはかとないペーソスを感じさせますねぇ。
-
「踊る牧神」・・ポンペイの富豪の屋敷のアトリウムにあったオリジナル。山羊の角と足と尾を持つ半獣半人の牧神は、野山を駆け回り好んで笛を吹くんだそうです。
-
大富豪の屋敷の床から発見された「アレクサンドロ大王の戦い」のモザイク画。
左側上半身が見えてるのが大王です。 -
これもすごいよね。ワニもカバもいるって、アフリカとの接点があったってことですよね。
あっでもコロッセオの工事が75年から始まって、出来上がってからはそこでいろんな動物の行進や戦いがあったわけだから、わかってたのかも・・。
こんなことからも歴史の一片が垣間見れて楽しい。 -
トラに乗るバッカス・・その名の通り幼いバッカスがトラに乗っている。
好色・酒好きなバッカスは、当時の人々に人気の神様だったとか。
この周りの波のような模様は、ピッツェリアの釜にも使われていて、きっとイタリアの人が好きな模様なのかしら? -
今でも使えそうなおしゃれなテーブルと
-
その足。
-
ポンペイにあった「猛犬注意!」の犬に似てますね。
-
貴重なこの絵はヴェスーヴィオが噴火する前の姿。
こんな形をしていたんですね。杖を持ち葡萄の衣装をまとったのは、みんなの人気者バッカス。
この蛇は・・ま・まさか、噴火を予言してたわけじゃないでしょうね。 -
ヴェスーヴィオ絵画、これもポンペイの赤というんでしょうか?
-
さらに進んでいくと、とーーっても大きな部屋で、ここの彫像はコレだけだったような・・。
地球を担ぎ上げてるようなこのお方は、何かの神様? -
教えてgooから回答が入りました!「アトラス」です!
アトラス・・ティターン(巨人族)の勇者。
ゼウスらオリュムポスの神々が父クロノスとティターン達と戦った時、クロノス側についた。
結局クロノスが破れ、アトラスは世界の果てに立って天空をたえず支え続けるという罰を受けた。
彼が双肩で支えていたのは、天空だったんですね。 -
1階へ移動していよいよファルネーゼコレクションです。ここから入っていくんだけど、この彫像のおおきさったら。
ファルネーゼ家は15世紀のルネサンスの頃に権勢を誇った、ローマ教皇やパルマ公・スペイン王妃などを輩出したイタリアの貴族です。 -
ファルネーゼのヘラクレス・・ヘラクレスはギリシャ神話の主神ゼウスの子供。
誕生に関してはいろいろ面白い話があって、それを読み始めちゃうと話がさらに広がって・・。
やっぱギリシャ神話っておもしろいな!って思います。 -
この立派な体、腕の血管までがわかります。それにしても丸いお尻が魅力的です。
-
そして絶対見てみたかった「ファルネーゼの雄牛」は
なんと・・調査中!
まぁこんなことってよくありますよね。
でっこの修復が 10月15日に終わって公開されたようです・・ほんと残念や (泣)
でっそのときの新聞に、じつはこれが噴水として作られていて、天才ミケランジェロは直感でそれを噴水として使おうとしていたこと、ルイ14世がこれを買おうとしていたことなんかが書かれていて興味深いです。
こんなすごいたくさんの彫像がおうちの中にあったファルネーゼ家ってどんなん?
そのお屋敷(お城?)はカラカッラ浴場のあたりにあったってこと?
掘り下げれば下げていくほど、興味は尽きなく・・。 -
この服に色がついているってことが不思議だったんだけど、昔の彫刻は着色されたものが多かったようです。
-
そして各地に貸し出されていく彫像。
そういえば当地にも、来年古代ローマ展というのがまわってくるそうで、今からとっても楽しみです。 -
明るい日差しが差し込む中庭。
-
考古学博物館を出たらいよいよスパッカ・ナポリへ。
ガレッリアの様なアーケード。 -
町の建物を見てると、考古学博物館が薄いピンク色なのもうなずけます。
-
まずは南下してダンテ広場へ。
たぶんこれは「神曲」のダンテですよね?
疲れた私たちはナポリっ子の間に混じって、この像の前で一休み。 -
でっ疲れたら甘いもの!
ナポリにはほんと魅力的なお菓子屋さんが多くて。 -
下にあるのはビスコッティ。
-
いろんな種類を食べたい人のために、小さいバージョンがあるってのがうれしいですねぇ。
ここでナポリ名物の「ババ」買いました。 -
サンタ・キアーラ教会を目指してるんだけど、見つからなくて・・。みんな教えてくれるんだけど、イタリア語で長々言われても、せっかくだけどわからなくて・・。
何人かに聞いて さっきちょっと気になるもの見つけたとこまで戻って・・。
な〜んだ!やっぱここだったんだ。ジェズ・ヌオーヴォ広場にあるインマコラータの塔。
イエズス会士の布教を称えるものだそうで、よく見ればその後ろに特徴的なジェズ・ヌオーヴォ教会のファサードが見えますねぇ。
実はここに来るまでがかなりの上り坂で、でもそのせいで塔の全景がきれいに撮れました。 -
ジェズ・ヌオーヴォ教会は一見地味な印象だったのでそのまま通り過ぎちゃったのだけど、イエズス会の規律に反し華麗な装飾・・なんてことを後で知り、ちょっと残念。
イエズス会はカトリック教会の男子修道会としては最大のもので、創設メンバーの一人フランシスコ・ザビエルは日本に布教したことで知られ・・。 -
教科書にあったこの人物画がちょっとなつかしく・・。でっ会の紋章の「IHS」がここにもかかれてますね。
ちなみにこの「聖サンフランシスコ・ザヴィエル像」は神戸市立博物館にあるそうです。 -
このステンドグラスが、ジェズ・ヌオーヴォ教会だったか、サンタ・キアーラ教会だったのか、わからなくなってしまいました。
-
同じところのバラ窓のステンドグラス。たぶんサンタ・キアーラ教会だったような気がします。ジェズ・ヌオーヴォ教会は覗かなかったような記憶が・・。
-
サンタ・キアーラ教会・・聖フランチェスコの伝道を助け、最初の女性の弟子となった美貌の若き乙女キアーラ。フランチェスコ会の女子修道会である「キアラ会」や「イエスの小さい姉妹の友愛会(クラリッセ会)」を創設。
男子修道会と女子修道会が向かい合って建っているというのは、なんか意味があるんでしょうか?
ワタクシ・・ 仏教徒ですので・・。 -
サンタ・キアーラ教会の見所は、マヨルカ焼きの回廊装飾が見事な、中庭のクラリッセのキオストロ(回廊)。
マヨルカ焼きは13〜14世紀にスペインから輸入されていた陶器で、マヨルカ島で積み替えられイタリアへ輸入されたらしい。マヨルカ島で焼かれた陶器ということで、その後マヨルカ焼きとして定着。
明るい色彩で絵付けされた伝統的な絵柄の動物や植物からは、人の温もりやエネルギーが感じられ、それが太陽の光いっぱいのナポリの町によく似合います。 -
-
そして・・この空間の静かなこと。さっきまで歩いていた車の多い通りや、観光客が溢れる教会の様子とは遮断されたような別空間です。
でっ、つい目的地に着いた安心感でこのベンチに座って写真なんぞ撮ってたら・・
「ピーーッ!」と笛吹かれまして、いかん、ココは世界遺産だったわ。 -
この光景にあこがれてましたの。
-
この空間が心休まるのは、たくさんのこの緑も影響してるかも。レモンの木にはあの大きな実がなっていて、鳥のさえずりも聞こえて・・。
-
なんか演奏会みたいな支度してたんだけど、きっといい雰囲気で聞けそうよね。
アルテカードを使っての3ヶ所目の見学場所ということで、料金は半額! 1.5ユーロ -
スパッカ・ナポリの活気を感じるには午前中歩く。
そう、何でこんなにたくさんの人がいるの?というくらいに、密集率高いです。 -
サン・ドメニコ・マッジョーレ教会の塔。
教会が多すぎて、こんな特徴的なものがないとよくわからない。 -
プレゼービオはキリスト降誕のシーンを表現した飾り物。
-
これらもプレゼービオなんでしょうか?
部分的に動くものなんかがあって、楽しくて見飽きません。 -
奥に見えるのは、サン・グレゴリオ・アルメーノ教会の鐘楼。
ここも女子修道院で、鐘楼の奥にキオストロがあるそうです。 -
このあたりのお土産屋さんで買ったのが、レモンチェッロとメロンチェッロ。
それぞれレモンとメロンのお酒で、ほんとはカプリあたりの名物らしいんだけど・・。
でっ買うにあたっては「やっぱ 試飲しなきゃわかんないよねぇ・・」
なんて話してたら、わかったかのように「飲んでみなよ!」ですって。試飲ありなんだ! -
チョコレートも試食させてもらいました。
買い物に夢中になって、お店の写真を撮り忘れたのがとっても残念。
-
カメラを向けたら、手を振ってくれたおじいちゃん。
-
人形の病院。
-
これぞスパッカ・ナポリの光景!と言わんばかりの洗濯物。なんか観光用かな?と思えるくらいの光景なんだけど、おばちゃんたちにとってはごく普通のことなのね。
そろそろホテルの近くに行きつくはずなんだけど・・。地図を見ても微妙に放射線状に道が増えてきて、ただ勘で進み・・。
大丈夫? なんて思った頃見覚えのあるホテルが見えてきて・・よかったぁ。 -
ランチはもう一度ダ・ミケーレに行きたかったのだけど、お店の前に人が溢れていて・・。
じゃ時間がないから近くのトリアノンへ。 -
娘はココの名物、ラザーニヤをのせた物だったんだけど、それほどラザーニヤがのってるというかんじではなかったよね。
たしかに具沢山ではあったけど・・。 -
もう一度マルゲリータ!やっぱ でかいです!
でっここだってもっちもちですよ。 -
この釜のモザイク模様なんかも、ポンペイの発掘品思い出しちゃうわ。
-
たくさんのってる白いのは、モッツァレラチーズ。
これが普通サイズですもの、そりゃふちは残しちゃうよね。 -
最後にホテルカヴールに戻って、お土産詰め込んでナポリ駅へ。
いやぁ、このホテルはほんと便利でした。ナポリが怖い町って、いったいいつ頃のことだったんでしょうか?
今度はナポリにもっとゆっくり滞在して、南イタリアをまわりたーーい。 -
13:54ナポリ発、フィレンツェ到着予定は17:09。
ESAV(ユーロスター・アルタヴェロチタ)のプロモ料金は2等、2人で、114ユーロ。 -
ナポリで買ったお菓子!
ということで・・見ていただいてありがとうございました。
さらに詳しくはこちらのブログで!
http://ameblo.jp/mamimamabh/entry-10369261854.html
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
真美ママさんの関連旅行記
ナポリ(イタリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
65