2009/09/15 - 2009/09/25
4118位(同エリア6981件中)
真美ママさん
サン・ピエトロ大聖堂のクーポラに登り、ローマの街を360度見渡す快感。フォーリ・インペリアーリやフォロ・ロマーノの古代遺跡をを歩き、3000年の歴史を刻む永遠の都ローマのすごさをあらためて実感。
4年前の旅行とダブるところはたくさんあるけど、やはりローマの見所は1回だけ見て終わり!じゃすまなくて、じっくりと2回は見たいですよね。
今回の反省点としてあがったのは、ヴァティカン博物館と大聖堂は違う日に分けて見た方がいい!ということ。クーポラに登ったせいもあるんだけど、疲れて大聖堂内の彫像をじっくりと見る余裕がなかったから。
サン・ピエトロ大聖堂→サンタンジェロ城
9/23 ヴィットリアーノ→フォーリ・インペリアーリ→フォロ・ロマーノ
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
昼食を済ませたらサン・ピエトロ大聖堂へ。
ここのクーポラにのぼるのが、今回の大目的!
行く途中バティカンを守るスイス人衛兵発見。こちらを守る方の人たちは制服が違うのね。
でっ、かっこいいですねぇ。 -
私たちがのぼるのは、このクーポラの上の人が小さく写ってるところ。
大聖堂への入館の行列は比較的早く進むのですが、このクーポラへの行列が、まったくといってもいいくらい進まなくって・・。
きっと一番混んでる時間帯だったのかもしれません。 -
クーポラの切符売り場は正面柱廊の右奥、内部には入らず入口から脇に進もう!
なんて歩き方にはあるんだけど、クーポラはこの行列!なんて案内板はないのよね。
ちっとも進まない行列に「ここで大丈夫?」
見事にたくさんの国の人たちが集まっていて、でも聞いちゃおう!
「クーポラ?」「イエ〜ス!」
遅々として進まない行列だけど、ようやくここに来てクーポラの案内が・・ -
とにかく歩き続けるんならともかく、立ちっぱなしってのが辛かったですねぇ。
この看板が見えて、あと少し!なんて思ったら、実はまだまだチケット売り場は先で・・。
まぁのぼりたい人がたくさんいて、でもエレヴェーターは小さくて、もちろん上がった先だって広くはないから、だからなかなか進まない・・ってことなんでしょうけど・・。
結局45分くらいかかったのかな。 -
エレヴェーター7ユーロ、階段だったら5ユーロ。
こんなに待つんだったら、階段でもよかったかも。 -
でっ小さいエレヴェーターから出ると、開けた視界にみんなの口から「お〜!」
でもまだその先には階段があり・・ -
そこから中へ入ればまたまた「ほぉ〜〜!」
かなりの高さがあるようで、人間が小さく見えます。
丸屋根の下の円環部分に書かれているのはラテン語で
「あなたはペテロである
私はこの石の上に私の教会を立てよう
そしてあなたに、天の王国の鍵を授けよう」(マタイ16-18)
なんか信者でなくても、敬虔な気持ちになってきますねぇ。 -
ミケランジェロ作の見事な天井
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周りのモザイク画もすごくって・・。
歩ける部分はぐるっと一周してるわけではなく半円くらいかな。
でっここから上の92mは階段で! -
クーポラの丸くなってる部分を登っていくわけなので、体は常に右に傾いて・・。
階段はけっこう急で狭くて、休みたいと思っても後ろから続いてくる人がいるからから休めず。
ちょっと感覚がおかしくなってきた頃、ようやく外へ。 -
当たり前だけど外に出てみれば、歩ける部分はすれ違うのもやっと、というくらい狭くて人でいっぱい、でもこの光景です!
長径240m、左右に並ぶ柱は284本、30万人近くの人たちが集まることができるこの広場は、もちろんベルニーニの設計。
信者を迎えるために、あたかも母が両腕を差し出しているかのように見せるコロネード。
サン・ピエトロの広場は、広場としての境界はしっかり、でもコロネードによって外部に対しても開かれている格好になっていて、信者をゆるやかに抱擁するものになっているのです。
ここに来れてよかった!気持ちよく送り出してくれた○○さん、ありがと〜!
貴方の愛のおかげで、私は旅行ができるのよ! -
白い大きな建物はヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂。
その左奥・緑の辺りがクイリナーレ宮かなぁ。 -
サンタンジェロ城とその前を流れるテヴェレ川
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左側に見えるのはヴァティカン博物館のピーニャの庭
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緑が美しいヴァティカンの庭
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鷺の噴水、鷺はボルゲーゼ家のシンボル
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これは何のマークでしょうか?
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ヴァティカン教庁舎
いやぁ〜、ほんとに感激のひと時でした。 -
ヴァティカンは総面積44万平方メートル、といっても想像がつかないんだけど、これを正方形にすると 一辺が664メートルくらいの大きさです。
サン・ピエトロ大聖堂はキリストの12使徒のひとり「ピエトロ」のために造られたもので、「ピエトロ」はイタリア語では「ペテロ」。
ティベリウス帝の時代にキリストが十字架にかけられ、その後ネロ帝によるキリスト教への大迫害があり、ペテロはキリストと同じ十字架では恐れ多いと逆さに張り付けにされ殉教。
その後コンタンティヌス帝によりキリスト教が公認となり、木造建築の寺院が聖ペテロの墓の上に建てられ、カトリック教の総本山となったのです。
テラスに下りてきました。 -
ベルニーニの弟子たちの製作した、140体の聖人像が立ち並んでいます。
かなり大きくて見下ろすように前かがみになってます。
横に並んで写真撮っておけばよかったかも・・。 -
この後階段で寺院内に・・。
たとえどんなに混雑していようと、ここには荘厳な雰囲気が満ち溢れています。
目に飛び込んでくる、29mもの高さのねじれを加えたブロンズの天蓋は、ベルニーニの初めての建築作品であり大聖堂の象徴。
建物の中央地下深くに眠る守護聖人「ペテロ」、その墓を守る大きな天蓋を依頼された彼は、9年の歳月をかけて完成させました。鋳造のため、ローマ中からブロンズ(銅)が集められたのだとか。 -
でっ中央のこの通り道。
ミサなどが執り行われるときには、スイス衛兵→聖職者たち、そしてパーパ(教皇)がここを通るのです。 -
ピエタの礼拝堂
ミケランジェロが25歳のときの傑作です。
以前ここに石を投げたというおバカがいて、それからは防弾ガラスが張り巡らされています。
制作を依頼したフランス人枢機卿が
「どうして聖母さまの顔はこんなに若いのかね?息子よりも若いようだが・・」と尋ねると、ミケランジェロは
「枢機卿さま わたしにとって聖母マリアさまは年をとらないように思われるのです。聖母さまはけがれのないお方でした。だから、老いることのない若さを保っておいでなのです」と答えたのだとか。
たしかにその美しさや優しさに引き込まれ、足を動かすことができなくて・・。 -
洗礼堂の洗礼盤
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右足に触れると幸せになる・・と言われている聖ペテロの像。
あれっ?これって信者だけでなく、誰でもって事だったのかな?
やだ・・触れてくればよかった。 -
まわりすべてがすごすぎて
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ようやく天蓋に近づいてきました。
ダイナミックに上昇のリズムを刻むねじれた柱、細部に至るまで緻密な装飾で埋め尽くされたさまは、観る者を圧倒する絢爛豪華さ。
そしてこの真下が聖ペテロの墓で、教会で一番神聖な場所。 -
実は昨日からTVでもアフガンの映像がよく出ていて、何かあったのかなぁ?
翌日わかったのは「アフガニスタンの首都カブールで、反政府武装勢力タリバンによる自爆攻撃を受け、
17日に死亡したイタリア人兵士6人の遺体が、20日ナポリターノ大統領や遺族・多数の兵士らが見守る中、ローマ近郊の空港に到着した」というもの。
もしかしてそれ関連のミサだったのでしょうか? -
聖アンデレの像
聖ペテロの兄弟だったとされる人で、処刑された時にXの十字架にかけられたので、これがシンボルとなっています。 -
ファサードの上には中央にキリスト、両側に11人の使徒と洗礼者ヨハネの像
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ここを守るスイス人衛兵の姿も
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このオベリスクはエジプトからカリギュラ帝が持ち帰ったもの
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修復中というかクリーニング中というか、建物がちょっと白くきれいになっていますね
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その美しい姿は、いつまでも人の心を惹きつけます
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でっ一休みのジェラート。
わかりにくいけど、どちらかが松の実たっぷりのジェラートで、これは初めてだったわ -
さて、続いて5分ほど歩けばサンタンジェロ城。
前回は気になる丸いお城を横目で見つつ、35度の炎天下向こう岸の道をやみくもに歩いたっけ。
なにしろ何度も言うように、天使と悪魔ではとってもインパクトある映像だったここです。 -
ヴァティカンとつながっている城壁
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城の上には堂々とたたずむ大天使ミカエル。
法王の行列がこの近くにさしかかった時、大天使ミカエルが現れ、剣を収めながらペストの終息を告げたということで・・。 -
美しいサンタンジェロ橋。
橋の欄干には城の名前にちなんで天使の彫像が並ぶ。
こういうベタなやり方は、もちろんベルニーニ。 -
この日はなんかほんとうにたくさんおまわりさんを見かけて・・。
イタリア警察の制服もかっこいいですねぇ。
っていうか・・制服って男も女もかっこよく見えますね。赤いラインがとってもおしゃれ。 -
ちょっと曲がってるけど・・まぁよく見る構図ですね。
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さてこの後ホテルまでどのようにして帰るか?
バスで?
ってチケットを買う場所はと探してみると・・券売機があるじゃん!
外に普通に券売機があるのを見たのは、初めてです。 -
バスの中
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バスの中からもサンタンジェロ城の姿が・・
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降りるバス停の名前なんかはわからないから、覚えていた景色で。
まっすぐ行けば共和国広場、ってことだけわかれば大丈夫でしょ。 -
ホテル近くのスーパーで果物やパンチェッタを買ったんだけど、豚バラ肉を塩漬け・乾燥させたこのパンチェッタが、500g近くあって3ユーロちょっとというお値段。
さっすがイタリア! -
雨が降っていたので、夜はホテルの隣のレストランへ。
アンティパストミストを頼んだら、びっくりするような大きなモッツァレラ。
後はサラダとラビオリ。 -
スーパーで買ったフィキを試食。
これって種がたくさんあって、一見パッションフルーツみたいなかんじなんだけど、パッションフルーツとは違って、種が硬くて食べられないのよね。
つまり、あまり食べるところがない!みたいな・・。 -
これがフィキ、インドイチヂクともいうらしい。
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このメロンが0.86ユーロは安いですね
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生ハムを買って生ハムメロンにしようと思ったんだけど、スーパーでの生ハムは200g以上じゃないとだめだって。
バルセロナでは、ハモンイベリコをちゃんと100gで売ってくれたのに・・。 -
9月 23日
朝食です!私たちはいつも安宿なんだけど、でもイタリアの朝食には満足です。 -
チーズはたくさんあるんだけど卵がなくって、久しぶりのゆで卵のおいしかったこと
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今日の予定はフォロ・ロマーノとコロッセオ。
バス停そばの屋台でチケットを買います。
暗くて見えにくいけど、右側にあります。
まだ開いてなかったんだけど、人がいる雰囲気だったから「バスチケット!」と叫んで・・。 -
斜めむかいにあるローマ三越
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バスの中でもチケット買えるみたいですね
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これは刻印機
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ヴェネツィア広場の前で降ります
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私たちが降りたバス停は芝生の広場の奥、大きな建物の前
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トラヤヌスの記念柱が見えます。
トラヤヌスの広場に立てられたこれには、ダキア戦勝利の浮彫りが23回転ほどしながら螺旋状に彫られていて、しかも中には階段があって、上っていけるんだとか・・。
ちなみにトラヤヌス帝は、生涯の大半を外征に費やしローマ帝国の史上最大版図を実現した賢帝です。 -
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世祈念堂、通称ヴィットリアーノは、イタリアを統一し初代国王となった ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の偉業を記念して建てられたもの。
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この騎馬像が彼です
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そしてローマの像の足元には、第一次世界大戦で死んだ無名戦士たちが祀られていて、儀仗兵が常にこれを守っている。
えっ? これって別にアフガンで死んだ兵士の・・ってわけじゃなかったのね。 -
ここからフォーリ・インペリアーリ=諸皇帝のフォロ(公共広場)を進みます。あちこちで石畳の道の整備をしています。
決して石畳をやめて!というわけではなく、下地をきちんとしてもう一度敷き詰め直してるようです。
そうすることでぼこぼこだった石畳の道が以前より平らになり、大変なことだけど石畳がそのまま残されて観光客としてはうれしいかも。
でっ その後ろに見えるのが、半円形のトラヤヌスのマーケット・・ だと思う。 -
カエサルのフォロとヴィットリアーノ。
3本の円柱がカエサル一族の守護神ヴィーナスのための神殿跡。
ヴィットリアーノの後ろに見える、ブルーの半透明のものが屋上に上がるエレヴェーター。 -
でっ・・もうトラヤヌスのフォロなんだか、アウグストゥスのフォロなんだかわかりません。
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たぶんこの円柱があるところが、アウグストゥスのフォロだとは思うんだけど・・。
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前回は地下鉄コロッセオ駅からフォロ・ロマーノに入り、ヴィットリアーノから真実の口という方向で・・
今回は逆方向から入ったのよね。
フォーリ・インペリアーリは全くの初めてなんだけど、実に魅力的なところです!
古代遺跡を左右に見下ろしながら、世界史で覚えのある皇帝の名前があちこちに出てきて、進んでいけば目の前に見えてくるコロッセオ。古代ローマの息吹が感じられ、今は見る影もないその姿を想像すれば楽しさ倍増!
このあたりはムッソリーニによって、軍事パレードがしやすいように埋め立てられ、その結果多くの遺跡が道路の下に埋もれてしまったのだとか。
次にここに来る前に、塩野七生さんのローマに関する本を読んでおかなくっちゃ! -
というわけでフォロ・ロマーノの入口です。
でね・・4年前はここは入場無料だったのよ。だからどこからでも入れたわけ。
今回どこからでも入れないように柵みたいなのができて、しかもこの広さに対して入口が2つしかないって・・。 -
特別展をやっていて、4ユーロ余計に取られたんだけど・・。
たしかウフィッツでもそうだったかな、この特別展が曲者で、ほんと特別展なんていらないのよね。
フォロ・ロマーノだけでいいんだもの。
無理やりくっつけられて、余計なお金とられてるっていう印象なんですけど。 -
とりあえずオーディオガイドは借りなくっちゃね
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クーリア・元老院のなかです。
う〜ん、これは皇帝の像?それとも特別展の・・? -
セヴェルスの凱旋門
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セヴェルス帝の戦いの様子を描いてます
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フォカスの記念柱
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中央はローマを勝利に導いた双子神の神殿。
その右にあるのが、ヴェスタの神殿・・だと思う。
4人の巫女が聖なる火を守っていた神殿で、30年の任期の間に純潔を汚すと、ローマに災いをもたらすとして、生き埋めの刑になったんだそうで・・。
30年って長すぎよねぇ。 -
サトゥルヌスの神殿、古代ローマのもっとも聖なる場所のひとつで、別名を「アエラリウム」。
国家の財宝がここに納められていたらしい。 -
中央奥ににあるのは現在のローマ市庁舎の裏側。
12世紀頃から元老院が使ってきたのですが、実はこの建物紀元前78年にできあがったタブラリウム(文書館)の遺跡の上に建ったものだとか。
でっ手前右の妙に白っぽい造形物が、特別展示らしいんだけど・・全然ここの雰囲気にそぐわないって思いませんか? -
レジア・王宮
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ロムルスの神殿(青い円屋根のところ)
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いまだにあちこちで調査が行われてます。
きっとお宝は無尽蔵なのかも。 -
パラティーノの丘の、貴族や権力者たちの豪壮なお屋敷があったところ
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ティトゥスの凱旋門
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その日陰で休む人たち
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暑い時には水飲み場がほんと助かります。
硬水だけど飲んでも大丈夫。 -
ここまで来ればコロッセオもすぐそこ
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でもここからパラティーノの丘に登ります。共通券に含まれてるからね。
でね、フォロ・ロマーノが全部見えるのよ!こりゃ興奮だよね。
セヴェルスの凱旋門の右側に見える茶色の大きな建物がクーリア。 -
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ヴェスタの巫女の家の中庭(?)
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巨大なアーチはマクセンティウスのバジリカ
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前回もそう思いつつ勉強が足らなかったんだけど、この時代の歴史がわかっていたらもっと楽しかっただろうって思います。
人生いつまでも勉強やね。 -
ここで拾ったイタリア傘松の松ぼっくり。
この大きさだもの、松の実だって大きいよね。
この松の実をジェノヴェーゼソース作るときに使うわけで、そりゃコクがでておいしくなりそう。 -
オーディオガイドを返さなきゃいけないから最初の入口へ戻り、そこからコロッセオへ。
トラヤヌス帝時代のローマ帝国の史上最大版図です。
現在のイタリアがこの大きさだったら、世界もかなり変わっていたかも。
ローマ編最後までいけると思ったんだけど、やはり無理でした。
母娘2人旅ローマ③ではコロッセオから帰国まで。
思わぬところで「ケサネ チュセヨ」なんて韓国語を使う機会があったりして、やっぱり海外旅行って楽しいですね。
長々とご覧いただきありがとうございました。
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