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揺れる車内と流れるラジオの爆音の中、車内ではひたすら眠りについていた。半睡眠状態なので途中のことはよく覚えていない。<br />途中いくつかの街で小休止しながら、気づけばバスは何もない荒野を駆けぬけてゆく。<br />まだ外が真っ暗な朝5時30分、バスはドゥーズに到着した。チュニスを出発したときには10人以上いた乗客も、いつの間にか降りていて、僕含めて数人しか車内にはいなかった。<br /><br />っというわけで、何もない暗闇の中バスを降りたのだが、周りに気づけば僕1人しかいなかった。<br />これからどうすればいいの?ってかホテルとかやってるの?<br />途方にくれながら灯りを目指して彷徨い、開いてるカフェを見つけた。<br /><br />「今ドゥーズに着いたばかりだ。ホテルを探している。」<br /><br />驚いたカフェのおっちゃんが、とりあえず僕を中に入れてくれた。体は疲れきって気だるかった。ラジオから聞こえるアザーンが妙に心地よかった。「まぁこれで何とかなるだろうな」ってゆう安堵感ゆえか。。。<br />そのうちカフェおっちゃんがタクシーを呼んでくれて、タクシーであるホテルの前に着いた。タクシーのおっちゃんがドアをガンガン叩くと、起こされて眠そうなホテルのおっちゃんが気だるそうに、僕を部屋に案内してくれた。C&#39;est tres bien★<br /><br />鶏がコケコッコーとか喚いているが無視。そろそろ朝か~。安心しきってベッドの上でひたすら爆睡した。<br />その後5時間ぐらい経っただろうか、暑さと喉の渇きと空腹によって漸く目が覚めた。<br /><br />ここはチュニジア南部、砂漠の入口となる町。昼間の暑さもハンパない。水とご飯を求めて町のレストランを探し、1日ぶりに空腹を満たすことができた。<br />ホテルに戻ると「20 MARS」っという看板が。ああ、ここが「○き方」にも載っているオテル・ヴァン・マルスかぁ。「○き方」に載っていて日本人客が多いから案内されたのだろうか。とりあえず流れで、1泊のラクダツアーに申し込んでみた。<br /><br />午後3時よりラクダ乗車(笑)ツアーでは日本人の女の子2人と出会った。チュニジアに来て初めて日本人を見たよ・・・チュニジアで青年海外協力隊として働いているエマさん、とお友達のマイさん。<br />エマさんはアラビア語が話せるから、ラクダ使いのおっちゃんとも自由にコミュニケーションとれる。羨ましい、というかすごいなぁとずっと感心。<br />ラクダの上はとても揺れるので、あんまり心地いいものでもない。でもそこからは真っ白な砂漠が果てしなく広がっている。これこそ、自分が思い描いていた旅であったのか。「日の出ずる国」より「日の沈む国」へ、バスでひたすら南へ下り辿りついた場所。ここは何千キロにも渡って続くサハラの玄関。土地の人にとっては苛酷な自然環境そのものであり、地球全体にとっては今問題になっている砂漠化現象の現場そのもの。そんな世界の果てに、ロマンを感じてここまで来た。この荒漠たる世界に何を感じられるのだろうか。それは、きっと今を生きていることの有難さであろう。人間なんてこの世界でちっぽけな存在でしかない。それでもこうして衣食住を満たし、夢を追いかけながら世界を旅できるのも、自分の周りにいる人たちのおかげなんだろう。何もない砂漠に映るのは、そうした当たり前の事実である。<br />そしていつまでも心に情熱を。夢を。<br /><br />いまこの地で、この気持ちで、日本人や現地の人と旅をしているのを一つの偶然なんだろう。時には寝食惜しんで旅をして、時にはカネを厭わず旅をして、そうして作られた思い出一枚一枚が、今の自分につながってゆく。今を思えばそれが必然であったかもしれないけど、その時のただの偶然の一つ。そんな刹那の出会いや思い出をこれからも大切にしてゆこう。<br /><br />2時間ほどのラクダの旅のあと今晩の寝床に着き、くすくすでも食べて、いつのまにかサハラの夜は更けてゆく。サハラの音律と夜風に吹かれて。

Le Reve de Tunisie Vol.5 ~ Douz, C'est une Coincidence? ~

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2009/09/26 - 2009/10/04

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てつや。

てつや。さん

揺れる車内と流れるラジオの爆音の中、車内ではひたすら眠りについていた。半睡眠状態なので途中のことはよく覚えていない。
途中いくつかの街で小休止しながら、気づけばバスは何もない荒野を駆けぬけてゆく。
まだ外が真っ暗な朝5時30分、バスはドゥーズに到着した。チュニスを出発したときには10人以上いた乗客も、いつの間にか降りていて、僕含めて数人しか車内にはいなかった。

っというわけで、何もない暗闇の中バスを降りたのだが、周りに気づけば僕1人しかいなかった。
これからどうすればいいの?ってかホテルとかやってるの?
途方にくれながら灯りを目指して彷徨い、開いてるカフェを見つけた。

「今ドゥーズに着いたばかりだ。ホテルを探している。」

驚いたカフェのおっちゃんが、とりあえず僕を中に入れてくれた。体は疲れきって気だるかった。ラジオから聞こえるアザーンが妙に心地よかった。「まぁこれで何とかなるだろうな」ってゆう安堵感ゆえか。。。
そのうちカフェおっちゃんがタクシーを呼んでくれて、タクシーであるホテルの前に着いた。タクシーのおっちゃんがドアをガンガン叩くと、起こされて眠そうなホテルのおっちゃんが気だるそうに、僕を部屋に案内してくれた。C'est tres bien★

鶏がコケコッコーとか喚いているが無視。そろそろ朝か~。安心しきってベッドの上でひたすら爆睡した。
その後5時間ぐらい経っただろうか、暑さと喉の渇きと空腹によって漸く目が覚めた。

ここはチュニジア南部、砂漠の入口となる町。昼間の暑さもハンパない。水とご飯を求めて町のレストランを探し、1日ぶりに空腹を満たすことができた。
ホテルに戻ると「20 MARS」っという看板が。ああ、ここが「○き方」にも載っているオテル・ヴァン・マルスかぁ。「○き方」に載っていて日本人客が多いから案内されたのだろうか。とりあえず流れで、1泊のラクダツアーに申し込んでみた。

午後3時よりラクダ乗車(笑)ツアーでは日本人の女の子2人と出会った。チュニジアに来て初めて日本人を見たよ・・・チュニジアで青年海外協力隊として働いているエマさん、とお友達のマイさん。
エマさんはアラビア語が話せるから、ラクダ使いのおっちゃんとも自由にコミュニケーションとれる。羨ましい、というかすごいなぁとずっと感心。
ラクダの上はとても揺れるので、あんまり心地いいものでもない。でもそこからは真っ白な砂漠が果てしなく広がっている。これこそ、自分が思い描いていた旅であったのか。「日の出ずる国」より「日の沈む国」へ、バスでひたすら南へ下り辿りついた場所。ここは何千キロにも渡って続くサハラの玄関。土地の人にとっては苛酷な自然環境そのものであり、地球全体にとっては今問題になっている砂漠化現象の現場そのもの。そんな世界の果てに、ロマンを感じてここまで来た。この荒漠たる世界に何を感じられるのだろうか。それは、きっと今を生きていることの有難さであろう。人間なんてこの世界でちっぽけな存在でしかない。それでもこうして衣食住を満たし、夢を追いかけながら世界を旅できるのも、自分の周りにいる人たちのおかげなんだろう。何もない砂漠に映るのは、そうした当たり前の事実である。
そしていつまでも心に情熱を。夢を。

いまこの地で、この気持ちで、日本人や現地の人と旅をしているのを一つの偶然なんだろう。時には寝食惜しんで旅をして、時にはカネを厭わず旅をして、そうして作られた思い出一枚一枚が、今の自分につながってゆく。今を思えばそれが必然であったかもしれないけど、その時のただの偶然の一つ。そんな刹那の出会いや思い出をこれからも大切にしてゆこう。

2時間ほどのラクダの旅のあと今晩の寝床に着き、くすくすでも食べて、いつのまにかサハラの夜は更けてゆく。サハラの音律と夜風に吹かれて。

同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー
航空会社
エールフランス
  • ドゥーズのメインストリート<br /><br />小さい村の中でようやく食料にありつく。

    ドゥーズのメインストリート

    小さい村の中でようやく食料にありつく。

  • オテル・ヴァン・マルス<br /><br />「3月20日」ってなんかの記念日なんですかね?

    オテル・ヴァン・マルス

    「3月20日」ってなんかの記念日なんですかね?

  • ホテルの中は、こじんまりとした中庭と部屋でした。

    ホテルの中は、こじんまりとした中庭と部屋でした。

  • 村の外は広大なオアシスが広がっていて・・・

    村の外は広大なオアシスが広がっていて・・・

  • 砂漠へ到着!<br /><br />ヴァン・マルスの中にある旅行会社、ネフザウア・ヴォワイヤージュのツアーに参加しました。<br />1泊:35TD

    砂漠へ到着!

    ヴァン・マルスの中にある旅行会社、ネフザウア・ヴォワイヤージュのツアーに参加しました。
    1泊:35TD

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