2009/09/26 - 2009/10/04
89位(同エリア109件中)
てつや。さん
この日記を書いている今の東京では、晴天が続いている。
真っ青に広がる青空を見るたびに、チュニジアの空を思い浮かべている。今年の東京は、ゲリラ豪雨とかで夏の天気が優れずに終わり、、チュニジアに来て夏空のありがたみが身に染みたばっかだった(笑)
いつの日かに見た「青」、それは空の色、街並みの色、海の色。
それらはチュニジアのどの街にでも溢れているが、シディ・ブ・サイドの「青」は昔から多くの人々を虜にしてきた。
シディ・ブ・サイドはチュニス郊外に位置する何の変哲もない小さな町。であるが、「チュニジアで一番美しい」とか「地中海で一番美しい」なんてキャッチコピーを持っているけど、、、うーん今思えばやっぱ普通の町ですね(笑)美しい街ならチュニジアにはいっぱいあるしね。。。
それでも、そののどかな雰囲気に浸って紺碧の空と海を眺めていると、心が洗われていく気がする。あの日本での無機質で殺伐とした日常は何だったのかと。遠く離れた異国の地にいるからこそ、感じられるものがある。何気なく過ごす自分の日常についてもまた、改めて思うこともある。おそらく、そう遠くない昔には考えていたことだろう。
シディ・ブ・サイドと並んでチュニス郊外の観光地と言えば、「カルタゴ(カルタージュ)」。これはもう「チュニジア」よりも有名な名前なんじゃないかと。古代地中海世界に繁栄を極め、一度はローマを追い詰めた海洋国家カルタゴ。歴史マニアなら一度は行ってみたいスポットなのですが・・・そのネームバリューに御するような見所は残っていなかったりする。。。これもまた遠い歴史の流れなんでしょうか。かつてフェニキア人の築いた「カルタゴ」の街はローマによって徹底的に破壊されてしまい、現在残っているのはローマ時代の遺跡です。その後、この地を征服したアラブ人が「チュニス」建設のために、カルタゴの都市から石材を多く持っていったため、遺跡は廃墟と化しました。しかも現在のカルタゴは高級住宅街になっていて、遺跡はその広いエリアに辛うじて点在しているという有様(笑)
シディ・ブ・サイドで出会ったタクシー運転手アブドゥルに、チュニスに帰るついでにカルタゴを一通り回ってもらった(後日また自分で遺跡を訪れることになるが)。確かに迫力ある遺跡はあまり残っていないが、それでも点在する遺跡の一つ一つは見応えがあった。1人で全部回りきれないぐらいの広いエリアに点在している遺跡群を見れば、往時のカルタゴがどんだけ巨大な都市であったかは。
そのうち遺跡にかまわず写真撮影会がヒートアップ★さんざん写真を撮りまくってチュニスへ戻った。やっぱりアラブの人々は親切だ。そして何よりもチュニジアはアフリカで「最も安全で最も成長している国」と言われる。都市部のきれいな町並みは、南欧的で容器に満ち溢れている。でも、交通マナーの悪さとか道端に散らかっているゴミを見ると、アラブっぽいなぁ~なんて思っちゃう。
荷台の上で騒ぎながら、クラクションを鳴らしまくって爆走する軽トラとか(笑)
それに対して、クラクション鳴らし返して軽トラ追い越し「あいつら狂ってやがる!」って叫んだアブドゥル。そして笑みを浮かべて"Good Taxi Man?"って自画自賛(笑)さすがだよアブドゥル
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- エールフランス
-
チュニス・マリン駅よりTGMで出発
2両編成の、東京でいえば昔の相模線とか八高線みたいな(笑)
(ローカルネタですいません・・・) -
車窓より見えるのがチュニス湖
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30分ぐらいでシディ・ブ・サイド駅へ到着
片道:約0.6TD -
閑静な郊外の住宅街といった感じ
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旅先で出会うネコはやっぱかわゆい・・・
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真っ白なモスク
ここではすべての建物が白なのです。 -
炎天下の中、坂道を登るのも一苦労・・・
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お土産屋さん
最初の頃はチュニジアの物価とか通貨の種類がよく分からず、買い物には苦労することに・・・ -
真っ白のメインストリート
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ここは地中海の町★
ここがアフリカだなんて気はしなかったな〜 -
日本に帰国してから気づいたんだが、
カフェのテラスから海の一望できる場所があったのね。。。気付かなかった(-_-;) -
階段を降りて海岸のほうに向かってく
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海岸はヨットハーバーな感じ
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カルタゴにあるモスク
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カルタゴに遺るバシリカの跡
もはや柱しかない -
ラ・マルガの貯水池
この一つ一つがローマ時代の水道管。2000年経っても残されている遺跡を見ると、当時の技術力ってすごいんだなぁーって素人ながら感心した(笑) -
はるか100km南の水源から水を引いていたそうです
(現存する世界最長のローマ水道橋として有名なザグーアンから続いてます) -
水道管の構造
うまく水が流れるように本当に工夫されてるなぁーって -
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写真撮影会も♪
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”Good Taxi Man”アブドゥル
実はi-Phoneユーザ
480ユーロで買ったんだって、すげーよどんだけカネ持ってんだって(笑) -
カルタゴの円形闘技場
ミニチュア版コロッセオって感じ -
カルタゴの中心部に建つサン・ルイ教会
19世紀のフランス統治時代に建立。
名前は、最後の十字軍を率いてチュニスに攻め込むも、病死してしまったルイ9世「聖ルイ」(=サン・ルイ)に因む -
ビュルサの丘
古代カルタゴの中心部で、カルタゴ時代の遺品も出土してるそうです。この日はもう閉館してしまったので、フェンス越しに撮影★
とにかく海の眺めがキレイ!! -
もちろんユネスコ世界遺産
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カルタゴの地に陽が沈む
古代から変わらぬ姿で -
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アブドゥルが「日本が造った橋だ!」って言ってた橋
その時はよく分からなかっんですが、帰国後調べてみると、日本のODAで建設された橋だそうです。
日本の海外援助のあり方って問われている問題だけど、でもこうやって現地に人々に喜ばれているんだなぁと実感(チュニスのタクシー運転手は、「日本のおかげ」だってみんな言ってくれる。こんな所にも、日本人が好感を持たれる理由があると思う。)
こんな隠れた日本人の努力が、世界中で実っているんですね〜
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