2008/03/20 - 2008/03/24
513位(同エリア923件中)
Tatsuoさん
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まだ肌寒い早春のドイツ・ロマンティック街道をドライブ旅行。
北の起点、ヴュルツブルクから南の終点、フュッセンまでロマンチック街道を縦断しました。
前半はときどき雨が降るどんよりした曇り空でしたが、後半は天候も回復。前日降った雪が残る中、ヴィース教会、ノイシュバンシュタイン城がまぶしく輝いていました。
その後北上して、古城街道沿いの古城ホテルに宿泊。贅沢な気分を味わいました。
【その1】起点の街、ヴュルツブルクへ
【その2】中世の街と隕石跡の丸い街
>【その3】ビース教会と
ノイシュバンシュタイン城
【その4】古城に泊まりハイデルベルクへ
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【その3】ローマ帝国の初代皇帝アウグスツゥスに因むアウグスブルクから、ヴィース教会、ノイシュバンシュタイン城を経てロマンチック街道を終点フュッセンまで走破した後、アウトバーンを北上して古城街道のヒルシュホルンに向かいます。
※古代ローマ遺跡に興味のある方はぜひ下記のサイトもご覧ください!
アウグスブルク~ゲルマン人と向き合う拠点(ドイツ)
http://roman-ruins.com/augsburg/
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【1】3/20 成田=フランクフルト
=ヴュルツブルク(泊)
【2】3/21 ロマンチック街道(その1)
ヴュルツブルク
=ローテンブルク
=ネルトリンゲン
=アウグスブルク(泊)
>【3】3/22 ロマンチック街道(その2)
アウグスブルク=ヴィース教会
=ノイシュバンシュタイン城
=フュッセン
=ヒルシュホルン(泊)
【4】3/23 古城街道
ヒルシュホルン
=ハイデルベルク
=フランクフルト=
3/24 成田
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
天気は快晴。
ロマンティック街道途中の大都市アウグスブルクの朝です。
シュタイゲンベルガー・ドライ・モーレンホテルの部屋の窓から、ヨーロッパらしい歴史を感じる美しい町並みが臨めます。Hotel Maximilian’s ホテル
-
1階のレストランは南側の側道に面していますが、外は小さな庭園になっていて落ち着きます。
-
シュタイゲンベルガー・ドライ・モーレンホテルの朝食です。
左上にある結び目の形をしたものは「プレッツェル」というドイツ名物のパン。
ちょっと固めで、何か飲みながら出ないと食べられませんでした。 -
ホテルは旧市街の中心部、石畳の大通りに面しています。
隣は富豪、フッガー家です。 -
駐車場脇のホテル入り口の壁面にはアウグストゥスの絵が書かれています。
アウグスブルクはローマ帝国によって開かれた街で、初代皇帝アウグストゥスにちなんでつけられた名前なのです。
ローマ好きにはたまりません。
当時ここはローマ帝国の辺境の地でした。 -
9時丁度にホテルを出発。
ホテル前の大通りを南下すると、突端に聖ウルリヒ・アフラ教会があります。
「アウクスブルクの和議」を記念して建てられたそうです。
キリスト教には興味がなく、特に見たいものもないので、車から外観だけ眺めて通り過ぎ、川沿いを北に向かいます。聖ウルリヒ&アフラ教会 寺院・教会
-
トラムが走る街の中心地で、車で走るのはかなり大変。
何度も行ったり来たりして、ようやく目的地の大聖堂にたどり着きました。
入り口の彫刻が有名とのこと。
でも私の目当ては別のものです。アウグスブルク大聖堂 寺院・教会
-
イチオシ
目当てはこれ。
教会の前にあるローマ帝国時代の遺跡です。
発掘品が無造作に並べられています。
※古代ローマ遺跡に興味のある方はぜひ下記のサイトもご覧ください!
アウグスブルク~ゲルマン人と向き合う拠点(ドイツ)
http://roman-ruins.com/augsburg/ -
これも発掘品のよう。松ぼっくり?
-
これが遺跡のようです。
説明がなくてどれが何なのかよくわかりませんが、2000年前、当時辺境の地だったこの場所を征服して、ローマからやってきた兵士たちがここに住んでいたのです。
しばし当時の光景を想像して感慨に耽ります。 -
10時にアウグスブルクを後にし、再びロマンティック街道を南下します。
しばらくは高速道路を南下します。 -
このまま高速道路は続いていますが、地図を見るとロマンティック街道は平行して街中を通る道の方のよう。途中からそちらの道に入ります。
道なりに進んでいくとするとランツベルクという街に入り込んでしまいました。
ロマンティック街道のルートがわからないので、町外れにある駅前に車を停めて地図を見ます。 -
だいたいの検討をつけて再び出発です。
街の手前のロータリーを南に進まなければならなかったようです。
今きた道を引き返します。
川を渡り、街の中心部を通り抜けます。
落ち着いてみると川沿いの美しい街です。 -
古そうな塔にカラフルな建物。いかにもドイツという感じです。
観光客が多く、駐車場の入り口に車が列をなしています、 -
坂を登って城壁を出たところのロータリーで南へ進路を変え、無事ロマンティック街道に戻りました。
畑の中を行く気持ちのよい道です。 -
遠くに街が見えます。
どの街にも教会の塔があります。 -
南には雪を頂いた山が見えてきました。アルプスです。
-
気持ちのよい道です。
-
辺りは牧草地。
羊が草を食んでいます。 -
ションガウで畑の中の道から広い道に移り、立派な鉄橋でレヒ川を渡ります。
氷河から流れ出す川に独特の白濁した青緑の流れです。
17号線を南下します。 -
イチオシ
12:50、ヴィース教会に到着。
昨日降った雪で辺りは真っ白。白い雪に白い壁でまぶしいほどです。
17号線から少し東に入ったところにあるかわいらしい世界遺産の教会です。 -
裏手には雪に覆われた草地が広がります。
-
教会の中も8割方は日本人。こういう小さな教会は日本人好みなのでしょうか。
駐車場にある売店のトイレには大きな「男」「女」の文字。 -
再び元の17号線に戻り南下。
シュバンガウの手前で斜め左に分岐する道があり、ここを入ると向こうの方に白い城が見えてきます。
ノイシュバンシュタイン城です。 -
城に向かう途中、青空の広がる中に聖コロマン教会が聳えます。
コロマン教会 寺院・教会
-
イチオシ
城の方に向かってまっすぐ伸びる道を進むと、だんだん城が近づいてきます。
雪の残った草地の向こうに聳えるノイシュバンシュタイン城はとても美しい。
この時期でなければ見ることのできない眺めです。 -
もう中世なんてとっくに終わった19世紀に建てられた、中世そのものの城。
実用性のないものはときにとても美しかったりします。
ノイシュバンシュタイン(Neuschwanstein)の"schwan"は白鳥。確かに白鳥を思わせる姿です。ノイシュヴァンシュタイン城 城・宮殿
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近くに立つ黄色い城は、ノイシュバンシュタイン城を建てたルートヴィッヒ二世の父親の城。
こっちは実用的そうです。 -
城の裏手にあるアルプ湖。
アルプスの山を映す湖面に、のんびりと鴨が泳いでいきます。 -
城への上り坂の入り口にこのあたりの名物「カレーブルスト」を売っている店を発見。
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カレーブルストとホットドックを購入。
カレーブルストはほんのりとしたカレー風味のスパイスが利いています。
どちらもとてもおししい。 -
この辺りでよく見かける看板の塔。
店の種類がわかるかわいい看板です。 -
ノイシュバンシュタイン城のすぐ先でレヒ川を渡り、16時、フュッセンの街に入ります。
ロマンティック街道はここで終わり。
ヴュルツブルクから全線を走破しました。 -
今夜の宿は古城街道沿いのヒルシュホルン。かなり距離があるので先を急ぎます。
フュッセンの街を走り抜けてフォルゲン湖の西岸を走る16号線を北上。
対岸のノイシュバンシュタイン城がどんどん遠ざかります。 -
アルプスが遠ざかっていきます。
-
16号線から12号線を西に進み、ケンプテン(Kempten)からアウトバーン7号線に乗ります。
-
17時半、サービスエリアで給油して一休み。
-
ウルムから6号線に入ってシュトゥットガルトに向かうころには18時を過ぎ、日も暮れてきました。
まだ距離が結構あるので不安になってきます。
ホテルに電話をかけ、苦手な英語で到着が9時頃になることをなんとか伝え、一安心です。 -
かなり激しい雨が降ってきました。
シュトゥットガルト周辺には渋滞もあり、暗くなってきてまたまた不安になってきました。 -
アウトバーンを降りてからもとにかくカーナビを信じ、暗い一般道を右折、左折を繰り返してしばらく進んで、目的のヒルシュホルンの町にたどり着きました。
ホテルは高台にあり、街の裏手から道が通じています。
真っ暗な坂を上る途中で車の床下に「ドンッ」という音が。
一族滅亡のいわくのある古城ホテルと聞いていたので、背筋が凍り付きました。
幸い木の枝か何かを踏んだようで車に異常はなく、9時5分前に無事ホテルに到着しました。
まさに古城そのものです。シュロスホテル ヒルシュホルン ホテル
-
すぐ後から日本人旅行者がやってきて、「今すぐ頼めば夕食が間に合う」と教えてくれました。
慌ててホテルに入りフロントで食事をしたいと伝えると、すぐにレストランに行けば大丈夫とのこと。部屋に荷物を置くなりレストランに直行です。
レストランでは奥の一段高いところにあるテーブルに案内されました。
ろうそくが灯り、ようやくほっと一息つきました。 -
子牛の骨付き肉の料理を注文。
肉はとても柔らかく、ソースがあっさりしていてとてもおいしい。 -
デザートもあっさりしています。
雨まじりの夜の長距離ドライブで肩に力が入りっぱなしでしたが、おいしい料理を堪能してすっかり体がとろけていきます。 -
もうみな食事を終えて部屋に戻ったようです。
ところで食堂にいたのは日本人6組、外国人2組。
在ドイツの日本人がイースター休暇で来ているのでしょうか。
それにしても部屋数もそんなに多くないこのホテルになぜ? -
一族滅亡という怖い話を聞いていましたが、怖い感じは全くありません。
廊下は少し暗めですが、それもかえっていい雰囲気をかもし出しています。 -
部屋の鍵も古い建物らしいいい感じです。
結構重い。 -
部屋からはネッカー川を見下ろせます。
-
部屋はとても清潔です。
今日一日を思い返していると、ロマンティック街道を走破した感動がこみ上げてきます。
しんと静まり返った古城ホテルで眠りにつきます。
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この旅行で行ったホテル
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Hotel Maximilian’s
3.33 -
シュロスホテル ヒルシュホルン
3.34
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旅行記グループ 早春のロマンティック街道ドライブ(2008年3月)
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