ネオ・ビストロから３ツ星まで～フランスを食べ尽くす旅２日目後半

2009/09/22 - 2009/09/22

シテ島付近からバトービュスに乗船し、エッフェル塔付近の乗船場まで20分～30分間くらいのセーヌ川クルーズ。その後、エッフェル塔の最上層フロアまで上がり、降りてからはタクシーで急いでレストランまで。

エリア パリ(フランス)

セーヌ川クルーズは、１周１時間〜１時間半かかる遊覧をしている時間がとれなかったことから、移動手段代わりにバトービュスを利用。とはいえ、一区間のみという利用は無理なので、なくなく１日乗車券を購入して片道だけ使うというVIPプレイ。ちょっともったいないけどここはケチケチしててもしょうがない。

ついに見えてきたエッフェル塔！
川から見上げるのはまた格別。

右に見えるのが乗ってきたバトービュスの船。15〜20分間隔くらいで運航していた。

パリのシンボル、エッフェル塔には、当然のごとく多くの観光客が訪れる。
階段を上がるという経路もあるようだが、エレベータを使う場合はまずチケットを買う列に並び、簡易荷物検査を経て、まず１段階上昇（並んでからここまで40分前後）。さらに上まで行きたい人はここからもう１段階エレベータに乗る列を待たねばならない（さらに40分弱かかった）。

上に行けばいくほどいい眺め。当たり前か。

次第に日が暮れてきて、街の表情も変わる。

夕焼けで自然にグラデーションしている。この時間帯ならではの風景。

ライトアップされたエッフェル塔。期せずして昼、夕暮れ、夜と３つの違う顔が見れた。

時間が差し迫っていたこともあり、エッフェル塔前からタクで直行。ナビ装備の車で迷わず目の前まで行けたおかげでほぼ時間通り。なんとかなるもんだ。

予約は店のホームページのcontactにあった
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をクリックしてメールを英語で送ったら、
シェフのカリル・ロペスさんからわりかしすぐにオーケーとの返事が。念のため１週間くらい前にリコンファームを入れた時も返事あり。なかなかいい対応で高感度アップ。

Restaurant le Cristal de Sel
http://www.lecristaldesel.fr/

パンと、アミューズのビーンズをメインにしたペースト。いきなりおいしい。

ここも英語メニューの用意あり。本日のおすすめのみ英語＆フランス語でなんとか聞き取り、ピジョン（鳩）があると判明。しかし、いろいろ迷っているうちになんと品切れ！店員も「今日はピジョンばっかりでまいっちゃうね」なんてジェスチャーをしていた。

仕切りなおしてまずは前菜。シャルキュトリーの盛り合わせ。traditionalな前菜盛り合わせみたいなメニュー名から、キッシュとかパテ・ド・カンパーニュとかいろいろなアソートメントかと思っていたら、自家製シャルキュトリーのプレートのことだったみたい。スモーク度合、肉質の異なるハム、サラミ５種と、奥にはピクルス＆リエットが。ひとつちょっと噛み切りにくいものがあったが、どれも濃厚で風味もいい。

エビのフリット　タンドリーソース。一転してオリエンタルな味付けのメニュー。カレー風味のディップとパクチーのコラボは鉄板。

白身魚のポワレ　アーティチョーク添え。少しクセはあるけど、アーティチョーク好きにはたまらない。散らされているナッツの香ばしさとコクもいいアクセントになっている。

ラングスティーヌのラビオリ。温かいクリームソースベースに香草がパンチを加える。つるりとしたパスタ生地と中身のぷりぷりの食感のハーモニーがすばらしい。

ブノワに続き、ここでもメインまででチーズ＆デザートは断念。甘党なのに悔しい限り。胃が２、３個ほしい…。

今日も満腹の中、最後に面倒くさいミッションが。預けてある荷物をピックアップして次のホテルに運ばねばならない。
ここは体力的な問題＆夜はいちおう危険ということを免罪符にホテルからホテルまでタクシー。無事、ホテル モリエールにチェックイン。今日１泊、中１日あけて２泊と変則的なかたちでお世話になる。

予想外に冷蔵庫まであって部屋は良かったのに、いかんせん鍵があけづらくて…。日本のビジネスホテルの機能水準の高さに改めて感心してしまう（文化性がなく、無機質だというのは置いといて）。