2009 ウィーン・ブダペスト・パリ　オペラ・音楽会と観光 1　＜ウィーン（１）＞

2009/10/25 - 2009/11/03

ウィーン・ブダペスト・パリを旅行しました。
オペラ、コンサート観賞と観光です。

クラシック音楽が趣味なので、一度本場でコンサート見たいと思ってました。
今回思い切って実行です！

エリア ウィーン(オーストリア)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: オーストリア航空

約12時間のフライトを経てウィーンにつきました。到着当日から、世界一音響が良いという楽友協会（黄金のホール）でコンサート見ます！

到着当日の夜も使えると思って、ちょっと高いけど、直行便（オーストリア航空）にしたかいありです。

といっても、15：30くらいにウィーンの空港到着で、19：30分開演だから忙しいー（汗）
演目はウィーン交響楽団（ウィーン・フィルではありません）です。

飛行機遅れたら見れないと思って、立見席をWebで予約してました。5ユーロです。
立ち見席なので、チケット引き換え後並んでます。

ホール入口のドアからは、場所取りダッシュです。立見席の一番前はとれたけど、ちょっと遅れちゃって、何本か立ってる柱が視界に入っちゃいました。

でも聴くだけなら、立ち見席の一番前じゃなくても問題まったく無いです。結構ステージも近くて、これで5ユーロすごいーー。

ちなみに、立ち見一番前だったら、立見席と座り席の間の柵の自分のスペースのところに、マフラーとかスカーフとか巻きつけておくと、場所取った！の印になるようです。
私は巻きつけるもの忘れたので、オペラグラスについてた、ただの紐を巻いておいたけどだいじょーぶでした。

ホール内、すごい金ぴかーーー。

今日は、
・ベートーベン：フィデリオ（オペラ）序曲
・メンデルスゾーン：ピアノ協奏曲
・シューマン：交響曲
です。

なぜか、プログラムと違ってピアノ協奏曲から始まりました。

軽快な演奏でよかったです。

写真は、コンチェルト終わって休憩時間にピアノを運んでいるところ。舞台が小さいからピアノ横にして運んでる！！

コンチェルトの次はシューマン、、、ベートーベンはやらないのかなー。

指揮者がシューマンの前に何かしゃべってたけど、ドイツ語わからないー。たぶんプログラムのこと話してると思うのだけど。

シューマンの交響曲は、後年ライン川に飛び込んで自殺未遂とかしちゃう、シューマンの不安定さみたいのが感じられて、とてもよかったです。

で、で、最後にベートーベンをやりだしました。


・・・ステージ見てたら、、、曲順変わったなぞが解けた！

たぶん、ベートーベンの曲中で、ファンファーレ（ソロ）担当のトランペットの人が遅刻したのではないかなと。

なぜなら、ベートーベンの前に、トランペットの人がさらっと入ってきてたから。

まあ、これの真相はなぞだけど、来てよかった！

夜のオペラ座（ウィーン国立歌劇場）。

壁のスクリーンでは、その日の演目（今日はオペラ）をライブ中継してます。

音声もついてて、タダで見れる。
音楽の都は大判振る舞いです。
こんな環境で勉強できる学生いいなー。

朝です。普通の街並みです。

地下鉄です。シェーンブルン宮殿に行きます。

地下鉄のドアは自分で開ける式。結構かたくて力いります。
おまけにぼーっとしてると、ドアあけるの忘れて、降りそびれちゃうー。日本と違って気が抜けない。。。

シェーンブルン駅です。宮殿はここから歩いて5分くらい。

おみやげやさんとか、喫茶店とかなにもなく、超シンプル。

門側からのシェーンブルン宮殿です。

なんか日本でよく見る写真とちょっと色違わない？
影になってるからかなー。

宮殿の中を見終ったので、これから庭を見に行きます。

途中で通った緑のトンネル。きれいー。

お庭です。

上に見えるグロリエッテ美しいー。

この近くまでは、徒歩でいくっぽいけど、道のり見てると絶対往復30分はかかりそうなので、今回は時間ないからパスーー。

結構歩いて上ってってるひともいます。

（ガイドブックによると、宮殿前から出るミニトレインでも行けるらしい。そんなの気付かなかった。この時期にはないのかな。）

グロリエッテに気を取られてたけど、後ろを振り返ると、、、、


んんっ？

これじゃん！！！！
私のシェーンブルン宮殿のイメージはこの色だよー。きれい。

建物の表と裏で少し色が違うのかなー。

これもシェーンブルン宮殿の庭です。

とてもヨーロッパっぽい感じで、なんかうれしい♪

これも庭。

壁みたいに木が刈られてる。

これからベルベデーレ宮殿に行きます。

トラムはちょっと車幅がせまい。

ベルベデーレ宮殿（上宮）、庭と反対側。

ベルベデーレ宮殿（上宮）、庭側。

上宮の中はオーストリア・ギャラリー。
クリムト、エゴン・シーレなどがあります。

初めてみたけど、クリムトよかった。とっても繊細。
こんな感性で生きてたら、さぞかし大変じゃないかなー。と想像。
本当は違うかもしれないけど。

ベルベデーレ宮殿の庭です。

模様がいろいろあります。
これはもっと視点上から撮らないとだめだね・・・

庭の噴水。




・・・・・・なんか、足のねじれかた、痛くない？？

・・・・うーん。どういう曲げ方か謎。

そして後ろの人は、乗り物の口むりやり開けてる。



何かの神話とかなのかな。

ただの街並み。

ウィーンの街はトラムの電線がいっぱい。

シュテファン寺院にきました。

雨＆夕方だから、あまりきれいに撮れないなー。

寺院の中。

手近に入口のあった、北塔（２つある塔のうち、低いほう）に上りました。

こういう微妙な高さが、最近ちょっと怖い・・・
でもここはちゃんと背丈の上まで、金網張ってあったから大丈夫！
（柵の丈が低いと、怖くて歩けなくなっちゃう。泣）

飛行機は平気なんだけど。

屋根の模様がおもしろい。

シュテファン寺院から歩いてすぐのペーター教会。

シュテファン寺院はゴシック様式。こちらはバロック様式（装飾いっぱい様式）だそうです。
だからこっちは豪華。

天井の絵（フレスコ画だって）きれい。

パイプオルガンも、なんか豪華っすよ！

コールマルクトです。ブランドショップ通りです。

興味はないのでチェックもせず、先をいそぐーー。

この右手のどこかが、デメルだと思います。

王宮の庭には、戦車がいるー！！


・・・今日（10月26日）は、オーストリアの建国記念日だそうで、王宮の庭でイベントが開かれてます。
オーストリア軍の戦車とかが展示されるらしいです。

で、この日は国会議事堂とか、世界で一番美しい図書館といわれる、国立図書館が無料になるそうです（by地球の歩き方特派員ブログ）。
だけど時間がないので恩恵うけれないー。


・・・このあたりで、夕方にコンサートの予定を入れまくると、すごく忙しいということに、やっと気付いてきた。
これはたいへんだよー。

この後も急いでホテルに帰って着替えるのだけど、祭りでビール売ってるから、ついふらふらと超大急ぎで飲んじゃった。。。

ライトアップされた王宮とイベントのテントたち。

ホテルに戻る途中で、オペラ座の前を通りました。
今日はバレエみたいです。

ライブ中継画像を、たくさんの人が見てました。
椅子もあるから、防寒対策さえすれば、結構楽しめるかも。

私は明日オペラを見ます！
今日はこれからコンチェルトハウスに行かなくちゃー。

コンチェルトハウスにきました。
今日は、大ホールの演目はなく、Mozart-Saalのみです。

まーいいか。当日観るもの現地で探すのも大変だし。せっかくウィーンなんだから、音楽会みなくちゃ。と軽い気持ちで日本でWeb予約してきたものです。
バルコンの後ろのほうで、14ユーロ。


『Wiener Symphonia Schrammeln』


何も分からないので、日本で調べてからいきました。


「シュランメルン音楽とは、ホイリゲ（ワイン酒場）などで演奏される、ウィーンの郷土音楽です。」


・・・・といったって、たぶん1回もきいたことないよー。
どんなんだろう？

ちなみにモーツアルトホールはかわいい色ですてきです。

・・・コンサートが始まって、聞いたそのままの私の印象だと、

シュランメルン音楽とは、「ウィーン心の歌」とか「懐かしのウィーン歌謡」とかそういう感じでしょうか？

バイオリン、クラリネット、アコーディオン、ギターがいたような。あとゲストでボーカルの女性が出ていました。

お客さまはほぼご年配の方。ロマンスグレーのおじさまと、すてきなおばさまばかりで、観光客風のひとはゼロ。東洋人も一人みかけたくらい。。。

ちょっと場違いな感じだったけど、せっかく来たから最後まで聞きました。
最後はホールの全員で一緒に歌ってたりしてて、みなさん楽しそうでした。本当に歌謡ショーみたいー。

ホールの出口で、最後に女性客のみに、バラの花をくれました。

何も包んだりとかしてない、素のバラ一本。茎も長いまま。こういう習慣があるのですかね。

このバラをみんな手に持って帰宅していきました。
私もホテルに持って帰ってきて、コップに活けてみました。




>>【２】へつづく