セメンゴ・ワイルドライフ・リハビリテーション・センター。 <br />Semengo Wildlife Rehabilitation Centre<br /><br />いよいよ森の中に入ります。 <br /><br />スタッフが先導。 <br />大きな声を出してはいけません。 <br />飲食物は全て鞄にしまうように指示が出ています。 <br /><br />息をひそめてゆっくりついてくるようにとの事。 <br />オランウータンのボスに襲われたら大けがをする事もある。 <br /><br />オランウータンっておとなしい動物だと思っていたのですが、 <br />危険を察知したら人間を襲う事もあるそうです。 <br /><br />やはり自分たちを守るためなのでしょう。 <br /><br />入口から5分ほど歩くと見物台のような場所があり、<br />30m先には餌台があり、そこにはフルーツがたくさん<br />置かれている。 <br /><br />みんなでそこに待機していると、ほどなく、<br />森の中からカサカサと音が聞こえてくる。 <br /><br />スタッフがあそこだと静かに指さしている。 <br />その方向を見ると、数匹のオランウータンがターザン<br />みたいに木の上からこちらを眺めている。 <br /><br />やはり、野生のオランウータンだけに、<br />警戒しているのでしょう。 <br /><br />シンガポール動物園にはオランウータンと一緒に<br />朝食を食べれるプランがあるが、<br />何度も言うようですがここは動物園ではありません。 <br /><br />ようやく警戒が解けたのか、ボスから餌台に降りてきた。 <br />ムシャクシャとバナナやフルーツを食べています。 <br /><br />それにしても、ボスってやはり大きくと貫禄があります。<br />立つと人間と同じくらいの大きさ。<br />木の上にぶら下がって森を行き来しますので、<br />腕力と握力は人間以上。<br />確かに、襲われたらひとたまりもないでしょう。<br /> <br />ボスが満足するとまた木の上に上がって行く。 <br /><br />そしたら、次々と他のオランウータンたちが降りてくる。 <br /><br />でも、上にはボスがいるためか、<br />遠慮がちにパッとフルーツを取って木の上に上がって行く。 <br /><br />何ともその姿がカワイイ。 <br /><br />さて、最終バスが出発するのは16時ジャスト。 <br /><br />行きに同乗してきたヨーロッパ人たちが<br />そろそろ出口に向かって歩き出す。 <br /><br />この森の入口まで約5分。 <br />そこから、出口まで20分歩かなくてはいけません。 <br />タクシーだったら、森の入口近くにある駐車場まで<br />入っていけるのだけど、路線バスは出口までひたすら<br />歩いていかないといけません。 <br /><br />あと、行きのバスの路線を見ていて気が付いたのですが、<br />クチン国際空港から右に行くとクチン市内、<br />左に行くと保護施設だったので、<br />空港から直接タクシーで行った方が早かったのかもしれません。 <br /><br />だから、遅くても15時30分には、オランウータンと別れを告げて <br />出口に向かわないといけません。 <br /><br />後ろ髪を引かれながら、出口に向かうことに。 <br /><br />やはり野生のオランウータンはすばらしいと思いました。 <br /><br />ギリギリバスに間に合いクチン市内へ。

2009年9月　アジア旅行　その２３：オランウータン

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2009/09/21 - 2009/09/28

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#その他

まささん

セメンゴ・ワイルドライフ・リハビリテーション・センター。
Semengo Wildlife Rehabilitation Centre

いよいよ森の中に入ります。

スタッフが先導。
大きな声を出してはいけません。
飲食物は全て鞄にしまうように指示が出ています。

息をひそめてゆっくりついてくるようにとの事。
オランウータンのボスに襲われたら大けがをする事もある。

オランウータンっておとなしい動物だと思っていたのですが、
危険を察知したら人間を襲う事もあるそうです。

やはり自分たちを守るためなのでしょう。

入口から5分ほど歩くと見物台のような場所があり、
30m先には餌台があり、そこにはフルーツがたくさん
置かれている。

みんなでそこに待機していると、ほどなく、
森の中からカサカサと音が聞こえてくる。

スタッフがあそこだと静かに指さしている。
その方向を見ると、数匹のオランウータンがターザン
みたいに木の上からこちらを眺めている。

やはり、野生のオランウータンだけに、
警戒しているのでしょう。

シンガポール動物園にはオランウータンと一緒に
朝食を食べれるプランがあるが、
何度も言うようですがここは動物園ではありません。

ようやく警戒が解けたのか、ボスから餌台に降りてきた。
ムシャクシャとバナナやフルーツを食べています。

それにしても、ボスってやはり大きくと貫禄があります。
立つと人間と同じくらいの大きさ。
木の上にぶら下がって森を行き来しますので、
腕力と握力は人間以上。
確かに、襲われたらひとたまりもないでしょう。

ボスが満足するとまた木の上に上がって行く。

そしたら、次々と他のオランウータンたちが降りてくる。

でも、上にはボスがいるためか、
遠慮がちにパッとフルーツを取って木の上に上がって行く。

何ともその姿がカワイイ。

さて、最終バスが出発するのは16時ジャスト。

行きに同乗してきたヨーロッパ人たちが
そろそろ出口に向かって歩き出す。

この森の入口まで約5分。
そこから、出口まで20分歩かなくてはいけません。
タクシーだったら、森の入口近くにある駐車場まで
入っていけるのだけど、路線バスは出口までひたすら
歩いていかないといけません。

あと、行きのバスの路線を見ていて気が付いたのですが、
クチン国際空港から右に行くとクチン市内、
左に行くと保護施設だったので、
空港から直接タクシーで行った方が早かったのかもしれません。

だから、遅くても15時30分には、オランウータンと別れを告げて
出口に向かわないといけません。

後ろ髪を引かれながら、出口に向かうことに。

やはり野生のオランウータンはすばらしいと思いました。

ギリギリバスに間に合いクチン市内へ。