2009/06/19 - 2009/06/30
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warajiさん
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6月21日。3日目の朝。南島とドルフィンスイム、クジラウォッチングのツアーへ出かけた。とても素晴らしい1日だった。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 新幹線 JRローカル 徒歩 バイク
-
ドルフィンスイムを終え、私は勝手にスコールもどきと呼んで雨の中揺れる船の中で必死に船酔いと戦っていました。
スイムでかなりフラフラになった人がいてぐったり組が何人か魚にエサを提供。
私もダイビングで経験あるけど、これってかなり苦しいです。魚は喜んでますがね〜。その時は複雑な気持ち。魚は私の周りに群がるからね〜。
やがて先ほどの天気がウソのようにカラッと真夏の強い日差しと青空が現われました。いよいよ上陸です。南島には進入航路があるらしく、他の船と交流しながら近づいていきます。 -
パパヤ本船は大きすぎて湾に進入できず、もう1隻の小さい船に乗り換えて南島に上陸です。
一度には乗れないので船酔いの激しい人から順番に下船。私は耐えて最後の方の順番にしました。 -
小さい船は揺れも大きく、さすがにいきなりダウンしそうになったけどがんばりました。進入する湾は決まっていて、上陸ポイントも決まっているみたいだった。
進入した湾は通称ネブカ。ここにはネブカサメがいるんですよ〜♪条件によってはサメツアーもあるけど今回はダメとの事。
でもちゃんとサメさん見ました。ここにいるのは夜行性のサメで、大人しい性格。
本船ではでっかいマンタや海亀も発見! -
上陸前に南島の説明と注意を受けました。ここもご多分にもれず、観光スポットとして人気があってかなり荒れてしまったとの事。それで石原都知事が怒って上陸禁止にしてしまえと言う事になったそうです。結構小笠原はいろんな規制があってうるさいんです。
この辺りからエコの島という意味がだんだん理解できて来ました。
地形遺産って知ってますか?今ある自然そのものが保護の対象になるとかなりうるさいという事を知りました。全くその対象物には手が出せないんですよ。みんな今世界遺産とか騒いでいるけど、本来そんなものは必要ない世界が当たり前だと思うんです。もう少し本当になにが大切なのかを真剣に考えていった方がいい。そう思います。北海道の例もあるし。
旅人同士で観光と人々の暮らしで論議もしたけど、色んな想いがそれぞれにあって一筋縄では解決できない難しい事情も確かにある。島根の石見銀山や青森の白神山地地域の人々の想いも無視できない。でもこれは国レベルの重要な問題だと私は感じた。世界遺産はよくないというのが私の結論だが、保護とそこに住む人々の暮らしは国が補償するべきだと思う。ついでに文化芸術もそうだが・・・・。
南島は小笠原観光にとって重要な資源だ。それで交渉して上陸は許可するが、保護を徹底する事が条件になった。
まず絶対ガイドが付く事。一日の上陸人数の制限と、年間の上陸制限。滞在時間も決まっている。東京都の認可したガイド一人に対しての客の制限もある。確か15人だったかな?
指定した場所以外歩いてはいけないしガイドの注意は絶対である。全てのものは傷つけても持ち帰ってもダメ。持ち込みによるゴミや害虫、植物の種、寄生虫の卵も絶対禁止。
これらはかなり厳しく徹底していた。
上陸して何組かに分けて分散してガイドを受けた。私たちは最初に先ほどの湾の見える丘に登った。とてもきれいだ。 -
これは島全体に広がっていて、ハトベラというそうだ。現地ではこれを葉タバコにして吸っていたそうである。
島は現在何も無い草原のような感じになっているが、これは人間が自然破壊をした結果なのだそうである。昔はジャングルだったらしい。ここにヤギだったかな?放牧をしたらしい。やがて捨てられて野生化したヤギが限られた植物を根こそぎ食べてしまった。
行き場の無いヤギはやがて絶滅し、生き残った植物が今こうして生えているのだそうだ。北海道の十勝三股のルピナスを思い出してしまった。
そういえばそろそろあっちもルピナスがきれいに咲く頃なんだなぁ〜。 -
各班に分かれて島を歩く。強い日差しと湿気、暑さには参った。
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ネブカの入り江から右に目をやるとこんな美しい風景が・・・・みんなここで記念写真。
ここは珊瑚の隆起した島で、その証拠として足元のゴツゴツした石を見せて説明してもらった。石灰質の部分が溶けて無くなり、固い部分だけが残る。そういった岩肌の島なのだ。ちょうどその近くに小さな穴があってカツオドリ?のヒナがいた。
穴の開いた岩は浸食によって出来たもので、もしかしたらいずれ崩れて無くなるかもしれないとの事。昔はただの岩壁で盆地のようだったのだ。未来は美しいビーチになるのかな?
この景色を見て思い出したのがアニメ紅の豚のシーン。ここが舞台となったのかな?ガイドに聞いてみると、「みんなよく聞くんだけど違うのが正しいと思います」だった。他にもそういう所があるらしい。 -
この花は何でしょう?やはりこれもヤギの食害からまぬがれた毒花なのかな?結構あちこちに咲いていた。
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遊歩道を歩いていたら、なんと貝殻無しのヤドカリ!宿無しとは珍しい。初めて見た。
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海岸線に降りてきて上を見上げると。・・・・美しい。
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先ほど上から見た海岸の景色。ここで休憩。分かれていた班も集合し、ここでお昼になった。
スタッフはここでも忙しい。観光案内とちょっとしたお昼の準備、危険地帯や禁止事項の徹底などやることが山ほど。本当に早朝から夜遅くまで働きっぱなしだ。本当にすごいパワフル。
日影など隠れる所が少なく、岩肌の影に隠れたりして食事を取った。日差しを受けても平気な人もたくさんいたが、私はちょっとさすがに危なく感じて岩陰を探して隠れた。
海は少し波が強かった。海は多少入ってもOKだったが、はだしは禁止。岩場もはだしは禁止だった。珊瑚の鋭い岩肌で足を切ると危険との事。また、そういう事が起きると観光スポット自体もなんだという事になって禁止になりかねない。単なる怪我では済まされないのだ。スタッフはもちろんショップとしての責任も追及される。だから決して甘える事無く決められた事は守るようにして欲しい。 -
岩場に隠れて食事してたら変なものが・・・まるでダンゴ虫のおばけ。
聞いたらこれはひさら貝という貝なのだそうだ。地元ではハチマイと言うらしい。ギザギザが8枚と言う事だろうか?こんなに大きいのは南島が敵無しで大きく成長できるかららしい。普段はこんな大きくないと言っていた。食べるとアワビのようだとの事。硫黄島出身の人はこれを圧力釜で殻ごと柔らかくして食べるらしい。
私はさすがに気持ち悪かった。 -
お昼の後今度は別班が行っていたお池コースへ行く。まあ分散して別行動と言っても島自体大きくないし歩いて10分程度の差、大した事は無いのだが先ほど説明した通りガイド1人当たりの客人数は決まっていてそれ以上は許されない。恐らく目の届く範囲で指導が徹底できるギリギリのラインと言う事だろうか?
あとは場所も狭いから一度に多くの人は行けないというのもあるかも知れない。
砂浜と草地の混ざった場所は生き物にとっては聖域とも言える。こういう所には天然記念物のカツオトリが雛を育てたりしていて遊歩道近くにもいたりする。
ガイドたちは一つ一つ確認したり保護活動をしながら私たちを案内する。確か他にもいたような気がするが・・・よく聞けなかったので残念。まあいろんな巣があるので注意!ということで。
しばらく歩いてたら砂丘の岡のような所を指差して「これから化石になっていくカタツムリの貝殻です」と言われた。よく見ると砂浜には無数の貝殻が・・・ -
一面に広がる貝殻。砂の中に眠っていたものが浸食によって削られて出てきたのだ。それにしてもすごい。
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これからどんな化石になっていくのか・・・・数千年後が楽しみ???
あ、これヒロベソカタマイマイと言うらしいです。
ところで・・・取るのは写真だけにしましょう!思わず1つくらいとなってしまうのが人情ですが。私もぐっとこらえて思いとどまりました。何もかも持ち出し禁止ですから。気持ちだけ持ち帰りましょう。 -
最後に回ったのがお池。名前は忘れたけど調べたら陰陽池と言うらしい。
ここは人が上陸してから一度も枯れた事が無いという淡水湖。本当に不思議。動植物のいのちの池だ。 -
そろそろ帰るときが来た。来た道を戻りながら植物の説明を受ける。
2本見えるのはタコノキの子供。小さいときは独特の姿は無い。 -
ちょっと分かりづらいんだけど、グリーンの芝みたいになってる所わかりますか?左下真ん中くらいの所。根無しつると言われ、スナズルという植物。他の植物の栄養をとってしまう外来種で、繁殖もすごい。定期的に駆除してるのだと言う。
島のこの外は父島の南部、ハートロックとかジョンビーチという景観のあるところが見える。地形や地質など、まあ詳しい事は知らないが違うらしいので興味は尽きないという。ちなみに最新情報で、現在ジニーだかジョンだか忘れたがあの辺りは陸路は禁止になっている。カヌーで海上からはOKとのこと。今年だったかな?最近の話しで、外国人観光客が遭難死して閉鎖になった。
言葉の問題とかいろいろあったのだろうが、ナメてしまったのだろう。脱水症状による遭難だった。一番つらい死に方だ。まあ大抵私もそうだったが、自分が死ぬ時というのは意外に分かっていなくて死んでいく。
むしろ気持ちよくてぐったりして眠くなって気がついたら死んでいるのだ。状況は悪いのに気持ちよく感じてきたら要注意ですぞ!!それは死の一歩手前です。
同じ死ぬでも安らかに死ねるならまだマシですが・・・。 -
いよいよ南島ともお別れ。外周を回って兄島を目指す。そのときカツオトリの子供を発見した。もう巣立ちの訓練を始める頃だと言う。でもまだ小さくて白い毛に覆われた姿が見れる。この時期しか見れない。
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拡大してみました。分かりますか?この時もそうだったけど、やはり望遠や水中対応のカメラが欲しいと思う。普通のデジカメでは無理だ。
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南島が遠のいていく。いい島巡りだった。
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やってきたのは兄島と父島の海峡。まるで川のようだった。目の前には兄島の通称キャベツビーチと言われる海中公園。ダイビングスポットでもある。対岸は父島のビーチだ。今まで見てきた風景とは一変した。
兄島は現在上陸禁止。外来種を防ぐ目的もあるが、すでに外来の松などの繁殖がすごくてかなり荒れてきている。飛行場問題は実はこの兄島だった。この兄島に飛行場建設の話しが持ち上がったのだ。今はひっそりとしているが・・・・。どうなっていくのだろうか?飛行機が飛べば確かにお金さえ積めば簡単に行く事が可能になる。大きな犠牲と失うものとの引き換えに。私の気持ちも複雑だ。飛んで欲しいという願いもあればこのままそっとして欲しいという願いもある。でも言える事は、苦労して来る価値もあっていいのではないか?という事。島民の気持ちも複雑だろうなぁ〜と思う。
それは後の話しになるが、八丈島から少し離れた青ヶ島の事を知ってからだ。 -
兄島小瀬戸。通称キャベツ畑海中公園。海水がキャベツみたいな味がするらしい。色も心なしかキャベツ色?ここでしばしシュノーケリングを楽しんだ。久々に泳いだが、ここは本当に別世界。小笠原に潜りに来る人の気持ちがよくわかる。
ビーチで少し海面を泳いだだけでも伊豆のダイビングより面白い。ソフトコーラルなどの水生生物はどうも少ないようだが、その代わり珊瑚やその周りにいる魚たちが実に豊富。
オヤビッチャが多かった。あとはツノダシやベラ、キイロハギなど。ブダイみたいなのもいた。とにかく最高!話しによるとビーチで大物がかなり見れるとの事で、ああ〜これなら荷物を気にしないで3点セットくらいは用意しとくんだったと後悔した。Cカードも忘れてしまったし。
注意としては、岸に近づかない事と、流れがすごく速いので指定されたところ以外は泳がない事。
指定されたとこでも簡単に流されてしまう。流されてもあわてずそのまま流されて欲しいとの事だった。あとで救助しますからの言葉に真剣味を感じた。
実際私も相当注意して泳いだのにすぐ流された。中央部などは目線でも本当に川ではないか?というくらい流れがあった。 -
兄島の海中公園はポイントも多く、多くの船が来る。漁船などの通り道でもある。
今日も私たちが泳いでる間に3隻の船が泊まった。こういうポイントには係留する為のブイがあって、そこに止めるのであるが、それが無いと船は簡単に流された。
さあ、兄島も終わり、いよいよクジラツアーが始まった。
父島の港の反対側に出て外洋へと向う。今までは小笠原海嶺の浅瀬周辺だったが、今見れるクジラはマッコウクジラ。これは一年中みれるとの事だ。写真で豪快に飛ぶクジラはザトウクジラで、2月から4月くらい。遅くてもゴールデンウィーク前くらいで終わりだと言う。クジラツアーって余りピンと来なかったのだが、面白そうだ。ザトウクジラは近海で出産子育てで浅瀬に来るのでいいが、マッコウクジラは外洋の深い海で暮らしている。これから父島沖水深1000メートル以上の深い海の所まで出かけるのだ。
クジラツアーでの注意点と話しがあっていざ出発! -
船はあっという間に外洋へと出て島影すら見えない。船は小型船と2隻で水中ソナーでクジラを追う。
海についての説明も聞きながら船はどんどん島から離れていった。周りは太平洋のど真ん中。何も無い。海と鳥とトビウオだけの世界があった。トビウオって本当に鳥みたいに空を飛ぶ。初めて見たが最初は分からなくて鳥だと思った。
海には潮の流れと寒流暖流の他に上下流がある。ダイビングでは知らないと命を落としかねない大事な事だ。寒く感じた時は底の冷たい海流や寒流が来ているのだ。
海の色も変わる。見ていて面白い。暖かい海流の時はいいが、冷たい海流に来ると身震いするくらい寒い。
だんだんポイントに近づいてきたらしく、もう何が出ても不思議でないので全員で魚影を追った。 -
クジラは時々ソナーで確認しながらポイントを追っていく。いることは判明したが、見られるとは限らない。私は船酔いを考えて下の後ろで海を見ていた。不思議なもので、クジラやイルカを探していると夢中になって酔うのも忘れる。
発見は全員の目で行われ、船首を時計の12時として時計読みで何時の方向という言い方で何か発見したら伝える。
しばらくしていきなりアカボウクジラを遠方で発見した。上に上がれたので船橋からしばらく眺めていたらちょっとだけ見えた。残念ながら遠すぎて辛うじて見えた感じ。カメラもビデオも用意できなかった。とりあえず小型のデジカメだけ用意してがんばった。おかげでこのツアーの半分はビデオに納める事が出来ず、残念だった。後でみんなで見て感動した所が抜けていてガッカリだった。
まあ思い出の中にしまっておこう。
いきなりアカボウクジラが見れた事で興奮し、これはいける!と意気込んでいたが、それ以降まったく反応が無くなってしまった。このツアーで外した事は1回しか無いからほぼ99%の確率で見れると言っていたが、まさかその1%に・・・!
しばらくして今度は珍しいイルカの大群に遭遇した。先ほどのドルフィンでは湾内にいる比較的遊んでくれるミナミハンドゥイルカだったが、このイルカはマダライルカといい、外洋性で大きな群れでエサを獲るという。完全な野生で人間とは遊ばない種類らしい。ドルフィンも可能だが、襲われている可能性もあったりクジラツアーに影響が出るのでNOだった。
それにしても圧巻だった。何百という群れで、船がイルカに囲まれてしまった。もうクジラはあきらめてもいい心境になった。これだけのすごい遭遇はめったに無いと言う。ビデオが間に合わず、ひたすら写真で追いかけるがうまくいかなかった。 -
なんとかイルカの群れを追う。とにかく素晴らしかった!みんな大興奮だ。
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なんとか辛うじてイルカの群れを追うが、とにかくすごいスピードでこちらが間に合わない。良しと思えばすぐ潜られるし、距離感も海では難しかった。こんなとき一眼など、望遠が利くといいなと思った。ドルフィンやスイムなどでは絶対水中カメラが欲しい。
後から後からすごい群れがやってきては遠のき、やがて見えなくなった。
また先ほどの静寂が戻る。さあ、クジラ再開だ! -
時間だけが過ぎていった。クジラが近くまでいることが分かったが、潜水して浮上する30分が過ぎても確認できない。クジラは呼吸の為、必ず現われる。そこを狙っているのだが、どうも警戒されてるとの事だった。
もう半ばあきらめ、もう少し待ってダメなら帰る事になった。時間も無くなり、新しく移動するも無理があるという。残念だ。
ところが・・・!スタッフのなずなちゃんが発見を伝えた。ついに捉えた!すごい奇跡だ!船をクジラポイントまで急行。喜んだの何の。本当に嬉しかった。
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クジラが潮を吹いた所。マッコウクジラだ。ザトウクジラと違ってぽっかりと浮いた姿しか確認できないが、とにかく見れたことに感動した。
クジラの環境を守る為、船はある一定の位置までしか近づかない。それがルールのようだった。
おかげで写真はこの通り。これで最大に撮ったのだが・・・肉眼ではもっとよく見えたんだけどね〜 -
クジラはなんと、2頭でした!親子らしいです。最後の最後にこんな素晴らしいショーが見られるなんて・・・本当にラッキー。
実はジンクスがあって、なずなちゃんが乗ると必ずクジラが見られるんだそうです。不思議ですね〜♪
彼女は若くて高校生みたい。小さい身体だけどすごいパワーの人です。聞いたら高校時代からすでにスタッフとして勉強して手伝っていたそうです。まさに海に生まれた子みたい。船も車も操縦し、ちゃんとした東京都公認のガイドです。とにかく働き者で、皆から一目置かれてるような人でした。パパヤには2人の若い女性ガイドスタッフがいたのですが、どちらもパワフルで無くてはならない存在のようです。それを取り仕切る姉御肌の方がまたパワフルで・・・・まあとにかく小笠原は元気です。 -
クジラも私たちに敵意が無いと感じたのかゆっくり泳いでます。
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クジラは私たちに合わせる気など無いから勝手気まま。その移動のスピードと動きの速さには驚きました。あっという間に見えなくなってしまいます。何とか探し当てて船を操縦、移動しながら観察。
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やがて最後のブリーチ。尻尾の出る所を逃してしまったけど、感動ものの写真を収めることが出来ました。感謝!
最後は皆でクジラにありがとう!と手を叩いてお別れ。船は時間オーバーの為、急いで帰りました。
最後はずっと上の船橋で海を眺めていたけど、すごい風と日差し。ダイバー用に買ったポンチョが役に立った。
海からの跳ね返りと日差しで肌がすごく焼けるから注意を言われたが、うまく理解できなかった。帰って隠してなかった胸を見てビックリ!真っ赤に日焼けしてしまった。日焼け止めは絶対だとこの時思った。常に持って塗っていないと。
宿に戻ると母島から戻ってきた人や別のツアーからきた人が同じ部屋になった。
その人たちの話しはもうまさしく旅人そのもの。羨ましかった。どんな仕事してるんだろう?まあ世の中にはそういうことが出来る人がたくさんいるんだな、という事だけは分かった。その逆もそれ以上に多いのも知っているが。
私は常々旅に出たくても出れない人、苦しんでいる人たちに救いの手は無いか考えているのだが、やはり目標を絞った中に答えを見出すしか今の所方法が無い。辛く、苦しいのだが、そこからヒントを得て自分で切り開く以外道が無いようにも感じてる。
母島から帰ってきた人が、女子ソフトの全日本のメンバーが母島に滞在していたという情報をもらった。
なるほど・・・・それでTVとか来てたのか。上野選手も見たと言っていた。いいなぁ〜。身体はまるで男って言ってた。
夜、パパヤはメイン通りにあるので外を眺めていたらなんと全日本メンバーがガイドを受けて観光していた。大変なスケジュールなんだろうな。それにしてもそのガイド、いいねー。サインもらったのかな?
明日はいよいよ母島。早いので朝食も止め、早めに寝る。 -
6月22日月曜日。朝、霧と曇り空のあと晴れてきた。
父島はおが丸の一航海がカレンダーでもある。それが基準で生活がある。
今日はおが丸一航海分の最後の宿泊になる。大体どこも明日帰る人の為に打ち上げとか送迎会があったりする。
そういえば昨日は夕食の食堂で結婚式の2次会らしきものが行われていた。のどかないい光景だった。
そのとき見た焼酎のパッションフルーツ割りが美味しそうだった。
パパヤではこの日、ケータ島ツアーがあった。結構いいらしい。値段も高いのでやめるつもりだったのだが、これは決して高いツアーじゃないよと言われ、考え直す事にした。まあ今回は母島に行くから無理だが・・・。もう少し日程を考えればよかったんだろうが、状況がつかめていなかったから仕方が無い。
母島丸は7時半と出航が早い。パパヤで弁当が出来るけどどうする?と聞いてきたので作ってもらった。
宿を7時に出た。船はもう出航を待っている状態だった。もう少しゆとりがあればいいのになぁ〜。何でこんなに早いんだろう?
やがて父島を離れる。船にはそんな人は乗っていなかった。これから約2時間、船の旅だ。
母島が見えてきた。これから何日か暮らす島だ。今の所3泊の予定。
母島はすごいよ〜!と聞いていたが、うん・・・確かにすごい。まるで何も無かった。父島が都会に見えた。
船から降りて記念に切符を貰う。降りた先は船の観光ターミナルだけが立派に建っていた所だった。
ターミナルの観光案内で地図を貰ってあとは宿を目指した。 -
これが母島の玄関口。沖港の桟橋。しばらく母島丸は停泊していたが、すぐ出航してしまった。その手前には共勝丸という貨物船が泊まっていた。これでも小笠原と東京の間を航行していて、乗ることが出来るらしい。
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本当はいったん宿に入りたくて真っ直ぐ宿を目指したつもりが別の所に来てしまったみたい。
ここは母島のメインストリート。静かなとこです。
何しろ人はこの地区しか住んでいないのだから。島民は合わせて100名〜200名の間だと思った。 -
迷って歩いていたらあっという間に島居住区のあたり一帯を歩いてしまいました。
さすがに手荷物を持っての歩きは疲れた。でもおかげで大体の地形は分かってしまった。それほど小さいんだね〜。
たどり着いたのは観光ポイントでも奥に当たるローズ記念館。 -
地元の石だそうです。この島特有の石材らしい。ローズと言う人が発見して採られるようになったとか。
私は見た目大谷石に似てるなと思いました。
暖かい感じの石です。昔はこうやって石を切り出して建築に使ってたんだろうね。今は余り見ないけど、量が無いのかな?それとも別の理由? -
中は展示物でいっぱい。ここはサッと通り過ぎてしまった。何か教室もやっていた。
若い女性が一人で受付をしている。お客は私一人。なんか寂しい。
館内は無料で見学できるので訪れるとよい。休みはおが丸と連動しているようなので(どこもそういう所が多い)確認はしておこう。 -
これは昔の井戸を復元したそうである。やはりローズ石で出来ている。
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記念館にあったパパイヤ。とても大きくてここが南国だと改めて認識。
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パパイヤの実のなるところを拡大して見てみました。とにかく珍しくて・・・・
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宿が探しても分からなくて結局町全体を歩いてしまった。どうやら場所を間違えたみたい。また桟橋まで戻った。
メイン通りのヤシの木が南国情緒たっぷりだった。 -
歩いていたら再び案内板。これを見るのは結構好き。
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母島からの島の距離を示しているが、ハワイまでの看板に胸がときめく。海外か〜
ま、ここも海外のようなもんだ。 -
やっと本日の宿を発見!船から出て歩いてすぐって言うからおかしいと思ったんだよね。母島は以前からある町に加えて新しく住宅居住地を開拓したのだ。それは町とは反対方向で、漁協や漁港がある公園に面した方角だった。船を下りたときそれが分からずに町は一箇所しかないと思ってすぐ歩いてしまったのが間違いだった。
居住地はアパートと宿の集合体のようだった。目立つ青い色の家と言っていたのですぐ分かった。周辺は歩いて数分で終わってしまう広さ。なんと、明日泊まるYHはそのすぐ裏の向かいだった。父島のYHもそうだったが、建物は密集している。
しばらく宿でボ〜ッとしてくつろいだ。とにかく外は暑い。
そのうちまたもや雨が降ってきたのでくつろいでいたら青空になったので再び散歩。近くの神社まで歩いてみた。
この周辺の地区を清見が岡と言うらしい。観光で一番手っ取り早く回れるのはここだ。
まずは月ヶ岡神社へ。
小笠原が日本の認められた領土のキッカケは日本人が上陸して小笠原藩が出来てこの神社を建てたからと言われる。これが無かったら今の日本の小笠原は無い。何事も早い者勝ちだね。そして証拠を作らないと・・・結局このような事例が決め手になって国際法で日本の領土になったのだから。 -
清見が岡の説明案内板。なぜか神社とお寺が同居している。不思議だ。
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これは神社の拝殿前の参拝路の近くにあったもの。りっぱな鐘だ。しかし南国情緒たっぷりの釣鐘だね。
それにしても母島は熱帯植物のオンパレード!父島なんか問題じゃないくらいトロピカルだ。パパイヤ・バナナ・巨大なポトス等などもう驚きの世界。 -
この辺りは小さいながら洞窟もある。洞窟巡りは時間の関係でやめたが、観光協会で申し込んで見る事が出来る。
これは昔の祈祷の跡だったらしい。ちょっと不気味だった。周りはジャングルで暗く、怖ささえある。 -
月ヶ岡神社は拝殿から裏の散歩コースがあり、さっそく歩いてみた。
ジャングルに覆われ、薄暗い。ここでガジュマルの大木を見た。お〜・・・・南国だ。 -
出口は適当に歩いていたら別の所から出て、清見寺や鍾乳洞のある方に出た。最初は神社拝殿に向う道から入ったが・・・。
出た先にまたもや園芸店やマニアが喜びそうな植物が。
ここにいると本土で大事に育てている熱帯の植物がバカらしく見えてくる。ここに来れば当たり前の世界が広がっているのだ。
もっと南に行けばきっと洋ランなども当たり前の世界で、すごい世界が見れるんだろうな〜。 -
庭先からはみ出たパパイヤの木が元気よく育っている。これにはビックリ!
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これが菩提樹の木らしい。記念に撮った。
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宿を出て漁港を歩いていくと、その先には広場と公園がある。そこには唯一の観光センターがあり、クラブノアという店がある。マリンスポーツの唯一の拠点みたいだった。ダイビングもここのショップ一軒だけ。
広場前の砂浜には亀公園というのがあった。珍しい。今日は父島から母島まで、ビデオテープがあまり無くて使えなかったのが残念だった。もっと用意しておくんだった。まさかそんなに使うとは思ってもみなかった。手に入るか怪しい中で、雑貨屋をのぞいたらあったので早速買い、この辺りから再開。よかった。でも今度は写真がおろそかに。。。
母島には店が3件しかない。食事も1〜2軒と考えた方がいい。要は何も無いのだ。それがまたいい。
2軒は一般商店で、1軒は農協関係。郵便も銀行も扱えるが、時間帯や制限などもあるので事前に調べて行かないと大変な事になる。やはりこういった所では郵便局の存在が大きい。 -
亀さんいました。この辺りはアオウミガメだそうです。最初岩かと思ったら亀があちこちに。
公園は海との出入りが自由だと思ったらちゃんと柵がありました。 -
亀公園にはちゃんと産卵場所とそれに伴ってふ化場もあります。産まれた卵は掘り返してふ化場へ移し、自然に帰します。
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一回りして再び宿へ。本日の宿は民宿「わんとね」1泊2食8500円でした。
宿泊は私一人。宿の部屋とダイニングにはすごいギャップがあったけど、まあ落ち着けたかな?
明日はYHだと言うと、友達だと言う。ビックリ。でもまあここは誰でも友達だろうなぁ〜。子供が同じでお世話になってるとか。
私の所はいつでも空いてるから困ったらおいでと言われた。YHはいつもにぎやかそうだからいいかもねとも。
小笠原の旅は1ヵ所定住の方がいいかなぁ〜?まあ今回はどうせもう2度と来る事も無いかもしれないし色々経験したかったので自由に組んだが。 -
わんとねの夕食。これがまたよかった。たまたますごくいい魚が手に入ったからと、また豪勢だった。
魚は地元には中々いいのが手に入らないらしい。自分で船を持っていれば別だが、何も手段を持たない宿や一般家庭は漁協で並んでほとんど1種類くらいの魚しか手に入らず、あとはみんな東京などの市場に送られてしまうのだそうだ。あとは一般商店で干物や冷凍ものを買うしかない。意外である。
デザートにまたパッションフルーツが出た。これは結構好きになった。保存も常温でいいし長持ちするからいいよと教えてくれた。今年は当たり年らしい。実もいいし美味しいとの事。表面にしわが出るまでは大丈夫との事だった。
驚いたのはパッションの大半は母島産。父島はほとんど栽培してないとの事。どうりでこちらは安いと思った。農業は母島が盛んらしい。父島は仕入れる方が多いのかな?
パッションは本来はもう少し出荷をコントロール出来るらしいのだが、この時期に一気に収穫して終わってしまうと言う。値段的なことや事情もあるのだろうが、もう少し期間を伸ばす努力をすればいいのにね〜と漏らしていた。
今日食べた魚は尾長という高級魚。深海魚だと思うがキンメに似ていた。普段私たちは高くてとても食べられないと言っていた。赤い魚で、赤っぽい白身。あぶらが乗っていて美味しかった。
明日からはいよいよ母島観光だ。
〜つづく〜
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