2008/12/05 - 2008/12/09
9704位(同エリア19680件中)
冷風扇さん
中国本土への旅行は、食事を考えると一人は厳しい。
「あれも、これも、ああ美味しい物がいっぱいあるのになんで!」
ひと皿の盛りが多すぎて、食べたいのに食べられないジレンマに襲われる。
しかし、同じ中国圏内とはいえ、昔から観光客を受け入れてきた香港は、2人向けのコースメニューを出すレストランもある。
今回は久々の香港で、しかも一人旅。
昔なら屋台とかその辺の大衆食堂でぶっかけめしかっ込んでおわっていた私も、「美味しい物たべたーい」とOLさながらのわがままな欲求に頭をもたげる。
でも、あったんです。一人旅で食べれるコースが。
しかも上海蟹♪
宴会に囲まれながらも一人の世界を堪能してきました〜♪
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- チャイナエアライン
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-
いつもと違って最初にお店の写真から。
今回、久しぶりの香港ってことと、私もちょっぴり年をとって、安くて美味い物を食べれればいいんだ!という若い頃の旅スタイルがちょっと変化してきました。
これまでは、美味しい中華のお店は、友人と一緒じゃないと入れなかったけど(量の問題、お金の問題、羞恥心の問題)、でも、今回は行っちゃったもんね〜。
この前の日の夕方に潮州から香港入りしたので、前日のディナーは映月楼で。夜は飲茶じゃないのが残念ですが。
そして、この日は、上海がにづくしです。
実は、JCBプラザに行って予約を頼んだのであります。
「あのー、一人でも食べられるコースがある店ありませんか?」
「ほとんどのお店が複数名様からなんですが・・・
あ、この上海がにの季節限定コースなら1名様からでも大丈夫です。」
というわけで、早速予約して頂きました。
JCBブランドのカードを持っている方は、
JCBプラザを大いに利用しましょう。 -
コースの最初はスープからです。
蟹粉魚翅
蟹肉と蟹味噌入りのフカヒレスープ。
フカヒレスープというと、普通、フカヒレだけを恭しく食べさせるがごとく、黄金色のスープにフカヒレだけを投入し、さも高級なものだと主張していますけども、それに上海がにの味噌がはいっったら、もう最強じゃありませんか!
上海がにって小ぶりで身が少なくて食べるの大変だけど、でも、この味噌があるから人気なんですよねぇ。 -
続いては、セットメニューのサイド品がまとめて出て参りました。
上湯豆苗 豆苗の炒め物
蟹粉籠仔○飯 蟹肉と蟹味噌の餅米蒸し
(○=次の下に木)
蟹粉桂魚 桂魚の切り身 蟹味噌そーすがけ
一人サイズがお盆でちょこんと。
(さっきのスープも勿論一人サイズ)
今回のコースで唯一の野菜が豆苗炒め。
ちょっと野菜が少ないですが、しゃーないか。 -
はい。こちらは特筆すべきうまさだったのでアップにさせて頂きました。
せいろで蒸した餅米の上には、味噌たっぷりの蟹肉!
もう、こういうのをほっぺたが落ちると言うのです。
もっちもちのおこわとねっとりと甘い蟹味噌の味がお口の中に広がります。
この際蟹肉なんてなくてもいいんですが、食感の違いと蟹の香りはやっぱ肉があるからですかね。 -
はい。すくってみました。
これだけお代りしたいくらいのうまさです。
思えば、前に上海で上海がにを食べたとき、
最も美味かったのが蟹そのものではなく、
上海がにの焼きそばでした。
今回もこのおこわが一番旨かった。
いやー、人が剥いてくれた蟹ってうまい♪ -
普通の人にとってはメインであるであろう蒸し蟹です。
清蒸大閘蟹 上海がにの姿蒸し
でも私は蟹の何がいやって、剥くのがいや。
姿蒸しより、人が剥いてくれて調理してくれた物の方が数倍おいしいのであった。
ああ、最後にこれと格闘するのだな。 -
蟹だけをアップにしてみました。
味噌がたっぷりの蟹です。
ちなみに、食事の前に蒸す前の蟹を小姐が持ってきて、
「こちらの蟹でよろしいですか?」
なんてきかれました。はい、みてもわかりません。
私みたいな人にはテキトーな蟹を持ってきてるかもね。 -
ちょっと味噌をすくってアップにしてみました。
しかし、蟹づくしコースとはいえ、
結構、ここまで蟹たくさん食べてない?
(そうでもないかな) -
はい、できました。ここまでやはり1時間くらいかかってます。
私、蟹をバリバリしゃぶりながら身をこそげ取るのはあまり好きではありません。
なんか、美味しいところは口の中に一杯にならないと食べた気がしないのだ。
だからちまちまちまちまひたすら身をほぐす。
その間にせっかくの熱々蒸し蟹が冷めますけど・・・。
(だから人に剥いてほしい・・・) -
ほい、ここで一気に黒酢をかけます。
小一時間ほどかかってようやく食べられた・・・。 -
ここで小休止。
一人でくると、こういう団体様用のテーブルの周りにできた隙間に配置されます。
この団体様は、50代くらいの女性を若者が囲んでいたので、恐らく、同窓会かなにかではないかと推測する。
先生を囲んでみんなでわいわいやってました。
(でも、ダウンジャケット脱がないのか?) -
最後のデザートです。私これ大好き。
薑茶湯圓 白玉団子入り生姜湯
あったかい生姜湯の中に白玉団子がはいった、優しい甘さの中華デザート。 -
生姜湯はさらっとした甘さに生姜がぴりりと効いていますが、さらにこの白玉の中がごまあんなんです。
絶妙なバランスの甘さと、デザートまで健康的な感じが中華の神髄だ。
ああ、しあわせや〜。 -
最後にもう一度お店です。
行ったのは、上海料理『滬江飯店』 の 尖沙咀店です。
http://www.wukong.com.hk/japanese/index1.htm
香港に行くと、 尖沙咀の重慶マンションに必ず立ち寄るので、この店の前はよく歩いておりました。
でも入ったのは初めて。
食べ終わって外に出てみたら、結構待っている人がたくさんいました。
店もほとんど地元の方で埋め尽くされていた。
いやー、予約してもらってよかったです。
一人で並ぶ気にはなれないもん。
ちなみにHPを見ると、このコースが載っているので、今年もやっているようです。是非行ってみてください。一人でも二人でも大丈夫ですよ♪
あ、2008年はJCBプラザで予約して貰うと10%オフでした。果たして今年もやってるかな?
(勿論支払いはJCBカードで)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- Krisflyerさん 2009/10/22 21:05:05
- ああ、蟹、蟹、蟹
- 先週、上海に上陸していたKrisflyerです。
しかしながら、上海蟹を目の前(実際行ったレストランで普通にうごめいていた)にしておきながら、食べずじまいでした。だって青蟹(いわゆるワタリガニ)の方が大きくて食べ応えありそうだったから。。。そして安かったから。
後悔しているような、していないような。
- 冷風扇さん からの返信 2009/11/06 12:53:28
- RE: ああ、蟹、蟹、蟹
- こんにちは。レス、超遅くなってごめんなさい。
> 先週、上海に上陸していたKrisflyerです。
いいなぁ。上海。
なんか上海はばんばん発展しているのが気になるやら寂しいやら。
私が行ったときも郊外にどんどん高層マンションが建っていて
なんだかびっくりでした。
中国っぽい雰囲気も残るといいなぁとよそ者の勝手な言い分。
> しかしながら、上海蟹を目の前(実際行ったレストランで普通にうごめいていた)にしておきながら、食べずじまいでした。だって青蟹(いわゆるワタリガニ)の方が大きくて食べ応えありそうだったから。。。そして安かったから。
上海がには好きなんですが、食べるのがめんどくさいのがちょっと・・・。
だから蟹より蝦を選んでしまいます。
でも、上海で食べた蟹焼きそばの味が忘れられません。
人が剥いてくれた蟹を食べるのがやっぱり好きです。
(蟹しょうろんぽうとか)
なんかアジアにうまいものたべに行きたいなぁ。
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