西の洲でバードウォッチング [2009](3)

2009/09/23 - 2009/09/23

西の洲で、渡り途中のシギ・チドリのバードウォッチングを楽しんできました。

写真は、西の洲の霞ヶ浦湖畔から筑波山の遠望です。

※ 2016.11.21 位置情報登録

エリア 稲敷・阿見(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

西の洲の蓮田には、今日もダイサギ（大鷺）やシギがたくさん入っています。\(^o^)／

冬鳥のカモ類も渡ってきていますが、まだエクリプス（非繁殖羽）です。

まず、目立つのは大型シギのオグロシギ（尾黒鷸）です。

オグロシギ

大型と言っても全長38.5cm。
シギの中では大型というだけです。
旅鳥として春と秋に日本に立ち寄ります。

オグロシギ

オグロシギという名は、尾羽が黒い事から付けられた名前でしょう。

オグロシギ

クチバシはまっすぐで長く、淡い肉色で先端が黒く、足も黒い。

オグロシギ

シベリア方面で繁殖し、東南アジアやオーストラリアで越冬します。

ハシビロガモ（嘴広鴨）です。

冬鳥。全長50cm。
クチバシが広く大きいので、付いた名前でしょう。
オスですが、まだエクリプスの為にメスに似ています。

タシギ（田鷸）です。

全長27cm。

タシギ

旅鳥または冬鳥です。

タシギ

本州中部以南では冬鳥です。

アオアシシギ（青足鷸）です。

アオアシシギの足の色は、緑青色または黄色味を帯びるものもある。
奥にいるのはタシギです。

アオアシシギです。

全長35cm。

手前にいるカモは、マガモのメスです。

ウズラシギ（鶉鷸）です。

全長21.5cm。

ウズラシギ

旅鳥です。

ウズラシギ

頭頂部が褐色をしているので目立ちます。

ウズラシギ（左前）と、エリマキシギ（襟巻鷸）冬羽（右）です。

エリマキシギ（左）と、オグロシギ（右）です。

エリマキシギ

旅鳥です。
全長雄32cm。雌25cm。

エリマキシギ（左）と、ウズラシギ（右）です。

エリマキシギ（奥）と、ヒドリガモ（緋鳥鴨）♂のエクリプス（左前）です。

エリマキシギ（左）と、ウズラシギ（右）です。

エリマキシギ（中央）と、マガモ（真鴨）♀（右前）です。

コアオアシシギ（小青足鷸）です。

全長24.5cm。旅鳥です。

コアオアシシギです。

アオアシシギ（右前）と、エリマキシギ♂冬羽（左）です。

アオアシシギと、ダイサギです。

タカブシギ（鷹斑鷸）（右）です。

全長21.5cm。

クサシギ（草鷸）です。

全長24cm。

クサシギ

旅鳥または冬鳥です。
（関東以南は冬鳥）

クサシギ（右）と、タカブシギ（左）です。

マガモ♀（左前）と、タシギ（右）です。

ツルシギ（鶴鷸）冬羽です。

マガモのメス

ダイサギです。

全長90cm。

この旅行記へのコメント （4）

• antoni_gaudiさん 2009/10/19 23:35:51

  見ごたえ、あり過ぎです。o(＠.＠)o

  師匠、こんばんは(^^)
  
  平成教育委員会で、東照宮の三猿　やってましたね。
  そこでも世界中の三猿紹介してました。
  
  シギの種類と数が凄いですね〜。
  霞ヶ浦はレベルが違う感じがします。
  （多くの鳥を発見できる師匠も凄いです。）
  
  でも、もう渡って行ってしまったんですか〜？
  
  見たかったですね。
  
  
  微調整ができる三脚が欲しいantoni_gaudiより
  
  おじゃましました。ヽ(*^^*)ノ

  潮来メジロさん からの返信 2009/10/20 11:51:18

  RE: 見ごたえ、あり過ぎです。o(＠.＠)o

  antoni_gaudiさん、こんにちは！　ヾ(^o^)
  
  > 平成教育委員会で、東照宮の三猿　やってましたね。
  > そこでも世界中の三猿紹介してました。
  
  平成教育委員会ってＴＶ番組名ですか。(^_^;
  ニュースや天気予報、韓流ドラマは良く見るのですが、普段は野鳥や動物が多く出る番組中心で見ています。
  やはり、三猿は外国でもあちこちにあるんですね。
  ＴＶ番組では、「さわやか自然百景」(BSHi)や「知られざる野生」(BS102)、「自然へのいざない」(BS102)などが好きで、欠かさず見ています。
  
  > シギの種類と数が凄いですね〜。
  > 霞ヶ浦はレベルが違う感じがします。
  > （多くの鳥を発見できる師匠も凄いです。）
  
  霞ヶ浦周辺の蓮田では、８月下旬から９月下旬が秋のシギチドリの渡りのシーズンです。春は４月下旬から５月下旬ですが、ＧＷの頃が一番多く見られます。
  東京や埼玉、神奈川のバーダーもよく見えられますよ。
  
  > 微調整ができる三脚が欲しいantoni_gaudiより
  
  三脚の上に取り付けて、上下左右微調整できる小型雲台がありましたね。
  名前を忘れましたが、インターネットで見たのかな・・・？
  倍率の高いレンズで野鳥を捉えようとすると、なかなか視野に入らないので苦労しますよね。
  
  > おじゃましました。ヽ(*^^*)ノ
  
  いえいえ、またお越し下さい。私もantoni_gaudiさんの旅行記楽しみに拝見させて戴いております。
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　　　　　　　　　　　（潮来メジロ）
  

• Guavalomilomiさん 2009/10/19 09:08:42

  シギのオンパレード ですね！

  潮来メジロさん、お早うございます！
  
  いっぱいシギがいますね〜！
  こう言う小さいシギは、区別がまるで出来ません。
  実際に見ても、そんなに近くでは見れないと思いますが、
  どうやって判別されておられるのですか？
  
  こちらでは、まだまだ冬鳥達は少なくて、
  今は、全体的に鳥さんは少ないです。
  
  今日は、シギのお勉強が出来ました、でもすぐに忘れますが(^^ゞ。
  
  
  
  
  グアバ

  潮来メジロさん からの返信 2009/10/19 11:14:49

  RE: シギのオンパレード ですね！

  グアバさん、おはようございます。ヾ(^o^)
  
  > いっぱいシギがいますね〜！
  > こう言う小さいシギは、区別がまるで出来ません。
  > 実際に見ても、そんなに近くでは見れないと思いますが、
  > どうやって判別されておられるのですか？
  
  茨城はシギの渡りルートなのと蓮田が多いので、春と秋にはシギが数多く見られます。なので、今迄にも何回も見ているものが多いのです。
  バードウォッチングを始めた頃は、公民館のバードウォッチング講座を受講し、講師から識別ポイントなどを教えてもらい、フィールドに出て確認しながら覚えました。
  識別ポイントで野鳥の識別をするには、双眼鏡やカメラでは限界があり、やはり望遠鏡（フィールドスコープ）が便利です。
  私は最初は高価なフィールドスコープを買えなかったので、ディスカウントショップなどで売っている安価な携帯用天体望遠鏡に地上観察用の接眼鏡を取り付けて使っていました。
  何度か見ていると、たいていのシギは識別可能になります。
  それと、環境によって見られるシギの種類も変わってきますので、絞込みの参考にはなりますね。
  
  > こちらでは、まだまだ冬鳥達は少なくて、
  > 今は、全体的に鳥さんは少ないです。
  
  こちらでも同様で、バーダーは「鳥枯れ」の時期と嘆いています。
  シギも、昨日見に行ったら越冬地に渡ってしまったようでした。
  
  > 今日は、シギのお勉強が出来ました、でもすぐに忘れますが(^^ゞ。
  
  はい、私も忘れるのは天下一です。(^_^;
  鳥見は「シギに始まり、シギに終わる」と言われる程、シギは種類も多くて奥も深いです。
  私も、シギの渡りシーズンには、これからもシギの観察を続けていきたいと思っています。
  ではまた・・・。(^o^)／~~~
  　　　　　　　　　　　　　（潮来メジロ）