単独山行　八ヶ岳を歩く。 その１

2009/10/10 - 2009/10/12

初めての挑戦。八ヶ岳を単独山行。
秋の長雨が続いた今年の秋は、紅葉を楽しみにしていた私には
予定変更を余儀なくすることになった。

渋峠の写真撮影会も台風で流れた。
尾瀬にも行きたいと思った計画も間際には帰路のバスが取れない
そんなわけで晴天の続く連休に
　一人旅、八ヶ岳に挑戦。
　インターネットで往復のバスを押さえ　山小屋もOK
　中盤カメラ、三脚、一眼レフデジタルカメラをザックに
　　入れて出発ー。
　

エリア 清里・八ヶ岳(山梨)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス

10/10
竹橋　22：30　に出た夜行バスは
10/11
　八ヶ岳登山の入り口でもある
　美濃戸に早朝の5：30に到着。
　

いつものように登山カードに記入。
なぜか一人旅だと思うと真剣な気持ちで書く。

荷物を軽くする為に朝食を済ませて
6：00　出発。

6：50　美濃戸山荘着
　行程表は7：30到着の予定でもあったが
　一人だと早い。
　
　5年ぶりの八ヶ岳だ。ネパールに行く前の
　足ならしに5月の連休に歩いた。
　久しぶりだ。山小屋風景は変わっていない。

この道標の前でいつもの様に
歩くコースを確認。
今回は南回りのコースで行者小屋に向かう。

7：00　出発。

紅葉は麓まで下りて来ていた。
朝の光の中で輝いて見える。

山頂の紅葉は終わっていなければ良いのだが？

美濃戸口より行者小屋に直行。
行者小屋付近で写真を撮る予定で計画をした。

木々の木立の間から八ヶ岳の山が見える。
久々の八ヶ岳に気持も軽い。

苔むした樹林帯の中は箱庭の様。
倒木も自然に還り美しさを感じる。

青い空、澄んだ空気
満喫しながら一人旅を楽しむ。

この風景です。
　どこからかこの風景は何度見ても
　良いものだなーと、ご夫婦の会話が
　聞こえてきました。

　私も来れたぞという安堵感を感じていました。

10：30　行者小屋に到着。
　ここは八ヶ岳登山の中継地点
　賑やかだ。
　小屋の前には色とりどりのテントが並ぶ。
　秋を満喫の世界が有る。

　紅葉？
　　終わっていましたー。

小屋の中は昼食中の団体さんで賑わっている。
25人ぐらいのパーティと聞く。

私もラーメンを頼み昼食にする。
お値段800円　疲れた後の汁物は美味しい。

ただ今11：30
　一日が長い。
　赤岳山頂までピストンの時間も無さそうなので
　文三郎道を登ることにした。

昨夜は冷え込んだらしい。
水場付近は凍っている。霜柱も道中見られた。
今秋の一番かも知れない。

阿弥陀岳への分岐
やはり紅葉は終わっていました。
八ヶ岳は樹林帯が多く黄葉のようでした。

紅葉の時期、落葉樹、針葉樹の勉強不足です。

行者小屋から赤岳への直線ルート
文三郎道を分岐近くまで登りました。

小さく行者小屋が見えます。

5年前に5月の連休に歩いた雪道を思い出しながら
歩きました。

横岳の岩峰が青空に聳えます。

足元に赤い実が朝陽を浴びて輝いています。
そっと摘まんでみました。
優しい甘みに秋を感じます。

枯れ木の白さがオブジェのようで。
赤岳を飾ります。

逆光が阿弥陀岳を美しい姿に。
秋の青空に映えます。

横岳の岩峰にガスがかかり
違った岩山の風景をつくります。
この瞬間とシャツターをきりました。

草紅葉と青空
　彩りの良いカラフルなテント
　ここには山の雰囲気がいっぱい。
　気持も開放感を感じます。

　秋探しをしながら阿弥陀岳、中岳、赤岳と
　眺めながら歩きました。
　秋は終わっていましたが、この風景に
　出会えた時間に満足喜びが有りました。
　
　14：30　阿弥陀小屋に帰着。