![2週間の休暇をとってローマ、フィレンツェ、シエナ、チンクェテッレ、ヴェネチアを旅しました。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/38/68/650x_10386835.jpg?updated_at=1276045224)
2009/09/06 - 2009/09/19
2728位(同エリア3776件中)
hanaさん
2週間の休暇をとってローマ、フィレンツェ、シエナ、チンクェテッレ、ヴェネチアを旅しました。
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フィレンツェ1日目
6日間一緒にローマで過ごした同僚の一人がロンドンへ向かう日。ロンドンに住む妹と会い、そこからオーストラリアへ帰国予定。
ローマ滞在中、彼には本当にお世話になってばかり。年中笑わせてくれて、本当にいい旅行になったのは彼のおかげといっても過言ではないくらい。
東京に出張や休暇で来たときには、絶対に国内旅行でガイドを務めると固く約束したのでした。
彼は7時過ぎにホテルをでて、バスでチャンピーノ空港へと向かいます。昨日はベッドに入ったのは午前3時近くだったけれど、ロビーへ出て見送りました。ほんとうにありがとうーーーっ。
これからはもう一人の同僚との2人旅。
ローマからフィレンツェへの移動です。テルミニ駅へ向かい、掲示板でプラットフォーム番号を確認してからフォームへと向かいます。
スーツケース、今回初の電車移動が多い旅ということで、小さめのものを買ったつもりでいたのですが、十分大きかった。。
席の上の棚に自分では到底持ち上げることは出来ずに、毎回毎回周りの方にお願いしてあげてもらいました。
これは今回の反省点です。横にしてシートとシートが背中合わせになっている部分の隙間になら収納できました。
周りを見ると、本当に小さいスーツケース(日本で売っているところの‘3日分‘とあるような大きなのスーツケース)に大きなリュックです。私も今後、電車での移動が多い旅行のときは絶対にリュックメインにすることにします!
ローマからフィレンツェまではユーロスターで1時間半くらい。
冷静と情熱の間を本で読んでから、いつかドゥオモを観てみたいと強く思っていたので、本当にここを訪れるのが楽しみでした。
フィレンツェの駅、サンタマリアノヴェッラに到着したのが正午。ホテルはそこから歩いて3分くらいかな。
例によって狭いお部屋ですが、ずっと外に出っ放しの旅なので、それで十分でした。今回はロケーションと清潔、リーズナブルが条件でホテル選びに時間を掛けて、いずれも実際に泊まってみてよかったです。
Hotel: Hotel Sempione
チェックインを済ませ、荷物を整理したら、まずは街を歩いてみよう!とフロントで地図をもらって出掛けます。
目指すはドゥオモ。フィレンツェは小さい街なので、全て徒歩で問題なく歩けます。道も分かりやすくて迷うことはないと思います。
街のどこからでもドゥオモが見えるのかと思ったら、見えません。どんな風に初めて肉眼で見ることができるのが、ますますテンションがあがってきました。そして、この道を曲がるとあるはずだよー・・というところで曲がってみると、目の前にドーーンとドゥオモが。
言いようのない感動を感じました。本や映画、TV、旅行した友人の写真などで見たことがなくて、いつか自分の目で見たいと思っていたドゥオモだったので、本当に嬉しかった。
サンタ・マリア・デル・フィオーレの鐘楼も大聖堂のファザードも、緑が効いていてすごく綺麗です。
服装:半そでTシャツ、ジーンズ、スニーカー -
ファザード正面
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ブラブラ歩きを続けて、ポンテヴェッキオへ。
ここは両側に貴金属店がずらーーーっと並んで、橋自体もあまり美しいとは言い難いかな。人がとにかく多くてごみごみとしていました。
写真は橋からの眺め。
フィレンツェ、ドゥオモを見て街をぶらぶら歩きながら過ごしたいというざっくりとした予定でした。あとは食べ物ね。
フィレンツェが好きで仕事をやめてこちらに引っ越してきたご夫妻が出した本を日本で買っていたので、その方達おすすめのお店をいくつかチェックしておきました。
なのでフィレンツェはのんびりと3日間過ごす予定。 -
橋を渡って歩いていくと、ピッティ宮殿へとたどり着きました。
同僚は教会、宮殿、美術館にとても興味がある人。そして本当に感心するのは、しっかりとその歴史や背景、エピソードなどを事前に、もしくは鑑賞しながらじっくりと学ぶのです。
必ずオーディオガイドを借りて、展示室の入り口などにある説明書きもじっくりと読みます。
ほんと、感心しきりでした。
私はといえば、旅行先のメジャーな美術館は必ず訪れますが、その中でも有名なものを事前にチェックしておく程度。「ああ。資料集で見たことがある!」という鑑賞の具合です。
なので、同僚とは鑑賞するスピードが違うので、中に入ったら、時間を決めて待ち合わせするように旅行中はしていました。
このピッティ宮殿も、同僚のすすめで入ることに。中にボボリ庭園と美術館があります。 -
庭園は本当に広いです。かなり広いうえに、ルートがよく分からないので、時間がない方はパスしてもいいかもしれません。
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ボボリ庭園と美術館の鑑賞のあとは、ミケランジェロの丘へと向かいました。
アルノ川沿いを歩いていき、途中ちょっと休憩。 -
ジェラートやコーヒーをここで。
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ボボリ庭園や美術館を歩いて、更に歩いて疲れているところへ、最後の難関といわんばかりの階段です。これを登りきったところがミケランジェロの丘。
バスでも行かれるのですが、是非歩くのをおすすめします。 -
ミケランジェロの丘からの風景。
結婚式を何組ものカップルが行っていました。地元の人たちの間でも、ここは景色が素敵なので人気があるみたいです。
ドゥオモ、本当にいつまでも見ていたいと思いました。
この日の夜ご飯は、早めに済ませてしまおうと、ガイドブックにあったお店の中から選びました。
プロシュート、ワイン、パスタをオーダー。プロシュートはくどいようですが、美味しい!
ホテルに戻り、移動と初日観光の疲れをとろうと、10時半ごろにはベッドに入りました。 -
フィレンツェ2日目
昨日早くに寝たのにはもうひとつ理由が。それはウフィツィ美術館。散々長蛇の列、予約がベターときいていたのですが、私はいつも人気の美術館へは予約せずに早朝に行く派。毎回これで殆ど並ばずに入ることが出来ているし、開館直後は館内が比較的空いていて鑑賞しやすいという利点もあります。今回も同僚の同意を得てそうすることに。
なので、8時15分の開館にあわせて、7時50分には美術館へ。20人前後の人たちが既に並んでいました。
開館と同時にすんなり入ることが出来て、ここは有名な美術館だし・・と、私も珍しくオーディオガイドをレンタルして回りました。
ボッティチェリのヴィーナスの誕生が一番好きです。
朝早くて空いていたので、絵の前に設置してある長いすに腰掛けて、ぼんやりと眺めて長い時間をそこで過ごしました。
美術館にはカフェが併設されていて、外にあるテラスにはベンチが置いてあります。そこからドゥオモを眺めることができるので、そこにも一人で長いこと座っていました。
こういう時間が大好きです。
写真は美術館のすぐ隣にあるシニョリーア広場のヴェッキオ宮。
服装:長袖のコットンTシャツ、チノパン、スニーカー -
サンタ・マリア・デル・フィオーレの内部へ。
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そして。私のフィレンツェの一番の楽しみだった、ジョットの鐘楼からドゥオモを眺めます。
414段の階段は確かに途中で無言になりますが、それでも登る価値は十分にあると思います。 -
ドゥオモ
長いこと眺めていました。
同僚が、クーポラに登らなくていいの?本の待ち合わせのシーンでしょ・・と言ってくれたのですが、外から眺めるのが一番いいと思って、今回はクーポラには登りませんでした。 -
友人おすすめだった、サンタマリアノヴェッラ薬局へ。
13世紀、フィレンツェに移住してきたドミニコ会の修道院の修道僧たちが薬草を栽培して薬剤を調合していたのが始まりだそう。あのメディチ家の御用達薬局で、現存する世界最古の薬局です。
今ではコロンやボディケア用品などを買うことができます。
私はここで石鹸を購入しました。ローズのとてもいい香り。 -
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ドゥオモ近くのジェラート屋、GROMへ。新宿にもお店ができましたね。
私はピスタチオとビターチョコレート。濃厚で美味しかったです。 -
夜ご飯は、ローマで知り合ったエストニアの女性がお気に入りのエノテカへ。
ミケランジェロ広場へ向かう途中の道沿いにあります。
Fuori Porta
日本人男性が働いているのよ・・と聞いていたので、スタッフに尋ねると、今日はシフトに入っていないとの事。ローマで知り合った彼女からの紹介だよーと知らせようと思ったのですが、残念。
そんなに寒くないので、外の席に座りました。
パンにアンチョビペーストやポルチーニ茸などが乗ったクロスティーニ、ハムの盛り合わせ、チーズの上にトマトとアンチョビを置いてオーブンで焼いたもの・・など、ワインのおつまみにいいものばかりがメニューにああります。味も雰囲気もよかったです。
地元の人たちも多く見受けられたので、人気店なのかもしれません。
ここを教えてくれた彼女に感謝。
後でガイドブックを見たら載っていました。是非お試しあれ。 -
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フィレンツェ3日目
うす曇の3日目。朝はちょっと肌寒いくらいの陽気ですが、日中は半そででも大丈夫。
この日はフィレンツェからSITAというバスで一時間半くらいの場所にあるシエナへ向かいました。
バスのチケットは駅からすぐのSITAのオフィスで窓口から前の日に購入しておきました。
片道6.80ユーロ。往復で13.6.
かなり頻繁に出ているので、そんなにあわててかうことはないかもしれません。
ですが、バスには並んで待ってその順番で乗り込むので、余裕をみてバス乗り場に行くようにしたほうがいいと思います。
私達は午前9時10分のバスで向かうことに。早めに行って前から4-5番目くらいにいた私達。バスを待つ列が長くなっているというのに、出発時間近くに先頭付近の列から離れたところに立って、皆がいよいよバスに乗り込むときに平然と横入りしたカップルが。こういうのってほんと嫌な気分になります。でも、誰も気に留めていないところがまたすごいのよね。私も、それで並んでいる人間がバスに乗れなくなるほどではないし・・と気を取り直しました。
バスがいよいよ走り出した途端、ぽつぽつと雨が。みるみる激しくなってきて、窓にうちつけるように降り出してきたではないですか。シエナに着いたら止みますように・・と祈りましたが、結局シエナでも一日中降ったり止んだりのあいにくのお天気になってしまいました。
10時50分頃シエナのバス停に到着。バス停には時刻表があるので、それで帰りの時間帯のバスの時刻をチェックしておきます。こういうこと、全て一緒にいた同僚がさっとメモをとってくれたりしたので、本当にありがたかったです。
私は大体がおおまかなタイプなので・・(笑)。
服装:長袖Vネック、下にTシャツ、ジーンズ、スニーカー -
まずはカンポ広場へ。世界一美しいと言われている広場なので楽しみにしていたのですが、率直な感想はどうかしらん・・・という感じ。歴史を感じる広場ではありました。
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そこから歩いて国立絵画館へ。絵画館へ向かう途中の路地がいい感じでした。東京でも路地に趣がある場所ってあるのかなあ。きっとあるのだけれど、普段生活していて、そんなことを考えたり感じることがないだけなのかもしれません。
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シエナ派の絵画というのは全体的に暗い印象ばかりをうけます。絵には詳しくありませんが、色使いなどトーンも暗いし、観ていてあまり明るい気持ちになるものはなかったかな。
絵のタッチの違いを感じるという点ではいいかもしれません。
絵画館の入り口にMachineと書かれたパンフレットや看板が出ていて、館内には1980年のハーレー(バイク)などが展示してありました。それと一緒に人間の背骨の標本なども。職員の方がイタリア語と片言の英語で展示のコンセプトを一生懸命説明してくれるのですが、イタリア語が分からない私達は????。なんとなーーく人間の身体もマシンと同じで色々な部品(骨格)から成り立っていて、そこをリンクさせているというのは理解できたのですが、深いところは分かりませんでした。
地元の子供達の社会科見学などともかちあって、にぎやかでした。 -
絵画館のあとはランチを食べようと、ガイドブックに載っていたお店へ行ってみることに。カンポ広場のすぐ近くだったのですが、あいにくこの日はお休み。すると、店の中からご主人らしき人がでてきて、自分のお父さんがやっているお店は開いているからそこへ行くといい、美味しいよ・・と場所を教えてくれました。
ちょうど次の観光スポット、ドゥオモのすぐ近くでした。 -
Capitano
半地下のようになったお店。
雨が降っていたので、中の席へ。テーブルを担当してくれた学生のような女の子におすすめをきくと、レバーパテやポークが美味しいというのでそのおすすめを頂くことに。
レバーペースト、ガーリックやオリーブなどスパイスが上手く効いて、全く臭みがありません。しかも、温かい状態で出てきてとても美味しかったです。
ポークはフライにしてあって、それをバルサミコのソースで食べるのですが、これまた美味しかった。
イタリア、つくづくご飯が美味しいです。
食事の途中で、お店の奥から突然「オイシ、オ、オイシデスカ? オイシデス?オイシデスカ!!」と聞こえてきて、同僚と顔を見合わせました。日本人客に慣れているウェイターが私達のテーブル担当の若い女の子に日本語を教えている模様。筒抜けだけど・・。
なんどかこの特訓のような掛け合いが聞こえてきてシーンとなったのち、その子がテーブルにやってきました。そして「オイシデスカッ?」と。よかった言えたとなぜかこっちが安堵して、「美味しいです」と答えたのでした。
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雨がひどくなる中、レストランからすぐのドゥオモへ。
横縞模様が印象的な建物です。ファザードからゴシック建築に数えられていますが、建物全体はロマネスク様式なのだそうです。中に入ると、大理石の床に広がる56個のパネル画が目にはいります。40人もの画家達によって手がけられたもの。一枚一枚をカメラに収めている人たちがたくさんいました。
同僚は、見ごたえのある内部に急遽オーディオガイドを借りることに。ここでも私達は「では後で」とそれぞれのペースで鑑賞しました。 -
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その後も雨・雨・雨。カンポ広場に面して建つ市庁舎美術館を鑑賞することに。
ここは正直あまり印象に残っていません。ただ、上階にある見晴台のような場所からシエナの街の一部を見渡せるので、それはよかったかな。雨だったけれど。
その後、雨がどしゃぶりになってしまい、カフェでお茶・・という気分でもないので、そのままシエナをあとにすることに。
ちょっと小降りになったとこで、バス停へと向かいました。17時10分のバスに間に合ったので、それに乗り込みフィレンツェには18時50分頃に着きました。 -
今夜の食事は、フィレンツェ好きが高じてこちらに移り住んだというご夫妻が出版された本‘フィレンツェ美食散歩’の中から、お肉料理が美味しいというCampiへ。
この本、こちらに住んでいる方のおすすめのレストランや屋台、ジェラート屋さん、ケーキ屋さん、チョコレート屋さんなどなどが載っていて、とてもいいですよ。
カジュアルで気軽に行けそうなお店ばかりです。
橋を渡って、地図を見ながらCampiへとたどり着きました。
お店に入るとすぐ右手のガラスケースの中に、おいしそうなお肉やハム、チーズがずらり。
ここは歴史が古いお店で家族経営。お肉にこだわりのあるお店です。店内には生ハム達の脚がずらりと。内装も綺麗だし、すごく気に入りました。 -
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オーダーしたのは、アンティパストにハムやブルスケッタの盛り合わせ。モツのトマト煮こみ。牛肉のステーキ。そして忘れてならないプロセッコ。辛口のスパークリングワイン、ほんと美味しい。
ハムの盛り合わせ。もうなんなのでしょう、イタリアのハムのおいしさというのは!日本で食べるものより旨味があって美味しいです。(←単に私が行くお店と比べて・・ということなのですが)食べるだけで幸せな気持ちに。
モツ煮こみもやわらかくて美味しかったです。ステーキは最初お肉が見えないくらいに野菜に覆われて出てきます。そういえば焼き方を聞かれなかったけれど、お店の人が美味しいと思う焼き方で(そう信じたい)出てきます。ミディアムレアで、もう文句なく美味しいっ。炭火で焼いた風味とお肉の味、そして一緒に出された野菜とがうまくマッチしていて、ほんと、笑顔になりました。 -
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食事が終わってデザートはどうしようかというあたりで「こんにちは。ご旅行ですか」とお隣のテーブルの方から声をかけられました。席を案内されたときに、日本人の男女2人組みの隣だったのです。
このお二人、日本のデパートに勤めるバイヤーの方達でした。聞けば年に10回ほど買い付けでヨーロッパ・アジアを中心に回られるのだそうです。今回は週末から始まるミラノコレクションにむけてイタリア入りされたというわけです。
さぞ海外どっぷり体質かと思ったら、上司である男性のほうは「もう日本語が恋しくて恋しくて。お隣から日本語がきこえてきたのでつい声をかけてしまいました。」と。一緒の女性は部下で、前の日にフィレンツェで合流したばかりだと。そして、「日本を発つときに、日本語の雑誌を買ってきてくれ!!と頼まれて、何冊か雑誌を買ってきたんですよー」と。
どうりで食事中にときおり「ああ。自分のベッドで寝たい」「もう帰りたい」というのが漏れ聞こえてきたんですよね。
そして、いいですねえイタリアに買付けなんて。美味しいものばかりで羨ましいですよ。という私に、彼曰く「僕、いま一番食べたいのは日本のラーメンです」と(笑)。なんか、俺達ってバイヤーだぜぃっ的なとこがなくすごく親しみやすい方達でした。
きっと現場では、目利きをいかし、値段などで相当なタフネゴシエーターとして活躍されているのでしょう。素敵。
フィレンツェにも詳しい彼らにおすすめのお店をたずねたら、ここから近くのお店を教えてくれました。明日の晩はそこで決まり!
プロセッコがいい感じにまわり、お店をあとにして、夜風にあたりながら橋をまた渡ってホテルへ戻って就寝となりました。 -
フィレンツェ4日目
明日朝早い電車での移動を控えているので、今日はフィレンツェでのんびり過ごすことに。
まずはメディチ家礼拝堂へ。
銀行家、政治家として台頭して大きな力をもったメディチ家の歴史って結構興味あります。
修復作業中だったのでちょっとごちゃごちゃした感はありましたが、それでも十分きらびやかでした。
次にサンタクローチェ教会に。ここはミケランジェロやガリレオなどといった有名な人たちが埋葬されている教会です。
毎度のごとく、同僚はオーディオガイド、私は手ぶら(笑)でそれぞれ鑑賞。
服装:長袖Tシャツ、チノパン、スニーカー、薄手のジャケット -
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ランチはお目当てのジェラート屋vivoliに併設しているカフェで。簡単にトマトのブルスケッタ、チーズリゾット、ほうれん草の炒め物で済ませます。そして、デザートにジェラート。このvivoliではストラッチャテッラとヨーグルトをセレクト。ストラッチャテッラがこのお店の一押しだというので試したのですが、美味しかった。生クリームのアイス・・という感じで、美味しくないわけないですよね。ヨーグルトも濃厚で美味しかったです。
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ランチ休憩のあとは、バルジェッロ美術館へ。ミケランジェロなどの作品が展示されています。知っているところでは、お酒の神様?バッカスとか。
フィレンツェでの美術館、教会鑑賞はここまで。
あとはちょっとお店をみてまわることに。オリーブオイルのお店、レザー手袋のお店などをチェック。
オリーブオイルのお店は店内に入るや、日本をはじめアジアの国でこのお店を掲載した雑誌のページが壁に張ってあるのが目につきます。どうりでお店で色々物色中に、日本人らしき女性が何人かやってきました。
このオリーブオイルのお店では試飲が出来ます。オリーブの収穫期は11月だそうで、人気のものはほとんど売り切れてしまっていて、ボトルの大きさなどもストックがもうなかったり・・と、9月はあまりいいタイミングではありません。
けれども、お店の定番オリーブや、味の強いものをリクエストして、試飲させてもらいました。
後味がピリッとするんですよ。お店の人に訊くと、濃くて質のいいオイルは後味がピリっとするんだよ・・と。
ここで2本ほどオイルを買いました。
あとはレザーの手袋のお店。
手を見せるとお店の人がサイズを見極め、こんな感じのものが欲しい・・と伝えると、どんどんどんどん手袋を出してきてくれます。積みあがっちゃうくらい。
中がカシミア素材のものを買いました。色は紫。日本で買う半分くらいの値段でしょうか。
ヴェネチアで結局オリーブ色の手袋も買ったのですが、フィレンツェより若干値段が高かったので、やはりレザーを買うならフィレンツェで買うのをおすすめします。 -
ちょっと街をぶらついたのち、一旦ホテルへ荷物を置きに戻り、それから夕食をとりに再度出掛けました。
行き先は昨日であったバイヤーから教えてもらったお店。ここ、あとで分かったのですが、私がもっていた本にも載っていたお店でした。
IL Santo Bevitore:ワインレストラン
IL Santino:ワインバー
このお店、銀行マンと弁護士の幼馴染2人が「もっと楽しいことをやりたい」と仕事を辞めて始めたお店。
ワインバーは2008年にオープンしたばかり。
レストランのオープンの時間まで1時間ほどあったので、隣にあったバーに入って待つことに。
このバーのほうが断然私達は気に入りました。ワインをオーダーすると、それにあうおつまみが一緒についてきます。
私はプロセッコ、同僚はキャンティ。
あとはチーズとハムの盛り合わせを適当に作ってもらいましたが、いずれも美味。チーズをいちぢくのジャムにつけて食べるのですが、このジャム、ちょっとだけチリが入っていて、ピリッとくるのがまた美味しいんです。
私達の隣で飲んでいたのは、カリフォルニアのモントレーで外科医をしている旦那さんとその奥様。今回は会議があってのフィレンツェ滞在だそうですが、11月にもまた休暇で戻ってくるのだそう。
今回の滞在ホテルはフォーシーズン。一泊700ユーロなり・・高い!
ここ、働いているスタッフもすごく気さくで感じがいいの。お隣が、オーダーしたワインが美味しいと褒めていたら、私達のテーブルにも「君達もついでにちょっと飲んでみて」といってサービスしてくれたり、自分が旅した国の話を聞かせてくれたり・・と、くつろげるお店です。
ここで結構飲んでしまい、となりのレストランへ行ったときにはかなーーり酔いがまわって、全く食事が出来なくて、同僚一人に食事してもらったという、ちょっとな情けないオチがつきました。
それでも、今日もまた美味しい料理とお酒で大満足。
フィレンツェから移動するのが本当に名残惜しかった。美味しいレストランやバーがたくさんあるとのことなので、またいつか来てじっくりまわってみたいです。 -
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