2009/08/27 - 2009/09/03
307位(同エリア513件中)
風神さん
16世紀末、シンハラ朝最後の都となったキャンディは、、穏やかな山並みに囲まれ、澄んだ空気と美しい湖が高原のような雰囲気を感じさせる街です。
そしてシンハラ人の心を1500年支え続けた仏歯をまつるダラダーマーリガーワ寺院=仏歯寺があるのもキャンディです。
表紙はキャンディ湖越しの、仏歯寺ライトアップです。
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ホテルの朝
今日は仏歯寺へ行きます。 -
窓の外
まだ日の出前
街も山々も静まりかえっています。 -
よい撮影ポジションを探して
ホテル内をウロウロしていると
ボーイに声をかけられ
「お前は仏教徒か?」と。
私は無宗教ですが、ここはスリランカ、
強いて言えば仏教徒と言えなくもないので
「Yes」と応えると、「それならついて来い」と。
着いたところは、
始業前の従業員が休憩しているテラス。
眺望最高、谷の向こう、キャンディ湖を挟んで、
遠く仏歯寺が望まれます。
彼は仏歯寺を指差して「あれを拝め、仏教徒は毎朝あれを拝む」と。
私は仏歯寺に手を合わせた後、撮影に専念しました。
まだ日は昇っていません。光は弱く、仏歯寺には照明が点いています。 -
多少明るくなってきました。
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曇っているので太陽は見えませんが、
かなり明るくなってきました。 -
まわりの穏やかな山並みが見え始め、
遠くの谷には霧が流れています。 -
テラスに烏が飛んできました。
この烏のずっと向こう、
キャンディ湖の対岸は、仏歯寺です。 -
まもなく出発です。
この黄色い花が咲く花木、
地元の人は「エヘェラ」と発音していました。
「ヘェ」はのどの奥にこもる発音です。
あちこちにたくさん咲いていて、よく目につきました。 -
仏歯寺門前の大通り。
この雰囲気いいですねぇ、ゆっくり歩きたい!
見ている方向と逆は、ほんの50m位で
キャンディ湖畔です。 -
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古い建物と、
赤い国営の路線バス。 -
バスでも何でも、古い車はたくさん走っていますが、
ここまでボロボロのバスはまれです。 -
これはめずらしく、新しく綺麗なバス。
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仏歯寺の門前には、
お供え用の生花を売る露天が
並んでいます。 -
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このゲートから仏歯寺に入りました。
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奥に
ダラダーマーリガーワ寺院=仏歯寺が見えます。 -
傘は日傘でなく雨傘。
傘は日傘になったり
雨傘になったり・・・
スリランカでは
女性も含めて、日傘と雨傘を
それほど区別していないようにも
見えました。 -
ここに写っているのが、
仏歯寺の中心部分。 -
黄色い屋根が、
18世紀にナレンドラ・シンハ王が建て直した
キャンディ3代目の仏歯堂。 -
赤い屋根が、8角形の建物バッティリプア、
かつての王の休憩所です。
現在はヤシの葉の経典写本が所蔵されている図書館になっています。
スリランカの伝統的建築のひとつの特徴は、
屋根の線が途中で屈曲していることです。 -
この建物で靴を預けます。
(この建物も屋根の線が途中で屈曲しています。アジアではめずらしくないですが) -
塀に沿って反時計周りに移動して・・・
(といてもほんのわずかの距離ですが) -
ここから建物内に入ります。
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バッティリプアのすぐ下の階段です。
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すぐ左側に堀を見て階段に取り付きます。
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階段の上り口には、
お決まりのムーンストーン。
でもここのは半円ではない! -
トンネル状の廊下を通ります。
そこの壁画。 -
エサラ・ペラヘラ(ペラヘラ祭り)を彷彿とさせる図柄です。
エサラ・ペラヘラはエサラ月(7〜8月)にスリランカ各地で行われる祭りで、ペラヘラは行列の意味。
キャンディのそれは特別で、国の象徴である仏歯が象の背に載せられて街中を練り歩くという、国家を代表する祭礼です。
満月の夜を最終日とする10日間に行われ、スリランカ中から人が集まります。 -
そのトンネル状の廊下にある石のレリーフ。
非常に精緻なものです。 -
左側が仏歯堂。
仏歯をまつり、お参りするための建物です。 -
仏歯堂を囲む建物。
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その柱のレリーフ。
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仏歯堂の1階部分。
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頭髪に仏歯を隠して、
インドからスリランカに運び入れたとされる
カリンガ王子のレリーフ。
仏歯がインドからスリランカにもたらされたのは、
アヌラーダプラの都が栄えていた4世紀のこと。
仏歯は、宗教的象徴・最高の信仰対象として
最高位の寺院にまつられるのが本来のかたちですが、
しかし当時のシンハラ朝第57代王シリメガワンナ
(在位301〜328)は、仏歯を寺院ではなく王宮にまつり、
王権の象徴としました。
当時仏教は広く人々に浸透しつつある時期で、
王家が仏歯を手にする事は、王家の権威と人々への
影響力を強固にする上で、非常に有効であったと
考えられます。
以後最後の都であるキャンディに至るまで、仏歯は王宮にまつられることになるのです。 -
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実際に仏歯がまつられている仏歯堂の2階。
1日3回の「御開帳」を前にたくさんの信者が詰め掛けています。
「御開帳」といっても、実際に仏歯を見られるわけではなく、仏歯を収めている7重の金製容器を見ることが出来るだけです。 -
しかし信者の様子は真剣そのもの!
尋常でない表情になっている人もいます。 -
仏歯堂の背後は、スリランカの仏教史などを教えるための、資料館のようなものになっています。
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一番奥の仏像
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たくさんの同じスタイルの絵が掛けられています。
スリランカの歴史、スリランカの仏教史にかかわるものです。
これは「仏陀涅槃図」 -
イギリス統治時代のエサラ・ペラヘラ。
イギリスは強権を発動してエサラ・ペラヘラをやめさせた時期があります。
長い休みが生産性を下げると考えたか、あるいは祭りの精神的高揚がイギリスへの反攻に転化することを恐れたのか・・・ -
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ニスの照りが見事な、重厚な扉。
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塀越しに象が見えます。
スリランカで象を飼えるのは、運搬などの使役に使う場合以外は、大金持ちか、大きな寺だけです。 -
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仏歯寺背後の斜面はジャングルです。
ウダワッタキャレー自然保護区です。 -
確かポストオフィス。
バスの中からパチリ。 -
仏歯寺のライトアップ。
キャンディ湖越しにバスの中から撮影。
望遠レンズに交換する時間はなく、
バスの車内照明を消してもらって、やっと撮影。
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この旅行記へのコメント (3)
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- 川岸 町子さん 2011/12/08 22:44:54
- アーユボワン
- 風神さん
スリランカ編も全てすばらしかったです。見ごたえがあり、伝わってくるお写真の数々。
見せていただき、ありがとうございました。
街を歩く人々。深い信仰心を持ってお寺へ集う人。さまざまなお仕事をして働く人。それぞれが、穏やかな深い表情でした。
そしてこの1枚ですが、なんだかとっても好きです。余韻が伝わってくるようで・・・。
こちら8番の旅行記は、朝の清々しい様子から、夜の街まで、キャンディの魅力を余すところなく伝えて下さり、さすが風神さんと感じました。
他のスリランカの旅行記も、手を差し出したくなるような愛らしい小象やワンコ。さらには世界遺産の遺跡、仏像、博物館、茶畑から海まで。
いつか必ずスリランカへ行こうと思います!
川岸 町子
- 風神さん からの返信 2011/12/09 09:46:35
- RE: アーユボワン
- 川岸さん、おはようございます。
またまた訪問と、たくさんの投票ありがとうございます。
私の写真についても、ポイントを捉えてほめていただいて、
大変喜んでいます。
私はいつもその町や遺跡を徹底的に歩いて楽しみ、そして写真を撮るのですが、スリランカの時は交通事故で足を傷めた直後で、そのような旅行のスタイルは無理と思い、ツアーに参加しました。
そのため時間の制約がきつく、私一人なら半日か場合によれば1日かける場所を1時間で済ませるといった状況でした。
実はとても心残りで、もう一回行って気持ちにきりをつけようかなとモヤモヤしているのですが、川岸さんにうれしい言葉をいただいて、そのモヤモヤも少し晴れました笑。
- 川岸 町子さん からの返信 2013/01/20 02:54:58
- RE: RE: アーユボワン
- 風神さん
本年もよろしくお願いします。
行って来ましたーー、スリランカ。
素晴しかったです!
もちろん行く前には、こちらへおじゃまして、ウロチョロしていました。
いつもお世話になっています〜。
スリランカの旅行記、改めて見せて頂きました。
キャンディとシギーリア編は、どんな写真が撮れるのかワクワクしながら見ました。
スリランカでは実際にそれらを見て、風神さんを思い出していました。
写真いっぱい撮りました。
今回の旅の目的が、「笑顔の写真」だったので、満足です。
「笑顔の写真」が沢山撮れた、それだけで良い想い出になりましたo(^▽^)o
たぶん次回も旅の前には、師匠のお世話になりますね。
寒い毎日、どうぞご自愛下さいませ。
川岸 町子
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