Sri Lanka　　６ 世界遺産聖地アヌラーダプラ

2009/08/27 - 2009/09/03

アヌラーダプラは、スリランカのシンハラ人が
最初につくった都です。
ＢＣ３世紀ころ、インドからこの都に仏教がもたらされ、
それと共に菩提樹やブッダの遺骨も持ち込まれました。
世界最大級の仏塔が複数建立され、見事な仏像がそこに
まつられました。

アヌラーダプラには１２００年におよぶ仏教徒の繁栄の歴史が積み重ねられますが、１０世紀に入り、南インドの異教徒に攻め込まれ廃墟となってしまいます。

しかし現在はスリランカ仏教発祥の地として、
多くの仏教徒の信仰を集めています。
　　　　　　　
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表紙の写真は、マハーヴィハーラ寺院のルワンウェリセーヤ仏塔。アヌラーダプラ最大の仏塔で、始めはＢＣ２世紀に建てられ、１９世紀に修復されました。

エリア アヌラダプーラ(スリランカ)

まずは、イスルムニヤ聖舎へ行きます。

この階段を上ると・・・

低い岩山の途中に仏堂があり、
ガラスの向こうにこの仏様。

下の岩、池の水際には馬と人のレリーフ
それと・・・

象のレリーフがあります。

一度階段を下りて、
仏堂の背後の高い岩に上ると、この塔があります。
仏塔（ストゥーパ）の形です。

ここは見晴らしがよく、
一帯の位置関係を頭に入れるのには良いところです。

岩の割れ目に、沢山のコウモリがいました。

その気になれば簡単に触れる場所です。
お寺の境内ということもあり、
いたずらされないのでコウモリも安心して
住み着いているのでしょうか。

スリランカでは、犬・猿・鳥などの動物が
人間の近くで安心して生きているように
感じます。

率直に言って、
この色彩、どぎついです。

しかし、やはり・・・

仏様、です。

このレリーフは
宝物館のような建物に展示されています。

イスルムニヤ寺院にある「恋人たち」の像。
４世紀から６世紀の作で、
王位を捨てて結婚したサーリヤ王子と、
アソカマーラ妃を表現したものとの言い伝えもある。

徒歩移動の途中、こんなのも見えました。
非常に大きなレンガの塊！

傍でゆっくり見たいのですが、
なにせパックツアー、グループ行動ですから
どうしようもありません。

遠くにルワンウェリセーヤ仏塔が見えてきました。

ここはルワンウェリセーヤ仏塔のすぐ下、
一族で御参りにきた地元の方です。

了解を得て撮らせてもらいました。

たくさんの人が御参りに来ています。

祈り

祈り

そして祈り

ルワンウェリセーヤ仏塔は・・・

巨大な仏塔です。

上部に円錐形の傘蓋を頂く
スリランカ様式仏塔の特徴をよく現しています。

定例、夕刻のお参りグループです。
日本の講のようなものでしょうか。

手を合わせながら整然と一列になって
ルワンウェリセーヤ仏塔に向かいます。

ルワンウェリセーヤ仏塔を離れ、
振り返っています。

やはり巨大です。

途中、スリー・マハー菩提樹にも寄りました。

ブッダがその下で悟りを開いたとされるインド、ブッダガヤの菩提樹の分け木とされています。

高い壁などで守られており、根元には行けません。

仏像も案置されていますが・・・

この菩提樹そのものが・・・

信仰・祈りの対象です。

中央窓の向こうが菩提樹です。

この菩提樹がブッダのイメージと強く結びついているためです。

御参りに来た人は鉄柵に旗を結びつけて、
一心に祈りを捧げています。

徒歩移動の途中、
ここにもチラリと寄りました。
お決まりのコースのようです。

ローハ・プラサーダ
ＢＣ２世紀に建てられた僧院跡。

この旅行記へのコメント （3）

• でこぽんさん 2013/09/15 15:29:47

  こんにちは

  神風さん
  
  はじめまして
  
  青い空と白い仏塔の写真がとても美しいです。
  
  スリランカ憧れます。。

  風神さん からの返信 2013/09/15 18:44:13

  RE: こんにちは

  でこぽんさん今晩は。風神です。
  
  たくさん投票ありがとうございます。
  
  スリランカいいですよ。
  もちろんスリランカ自体も、人も素晴らしいのですが、
  直行便があり、ビザも不要、とても行きやすい国です。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　風神

• arfaさん 2010/05/21 07:17:38

  おはようございます、arfaです。

  ご無沙汰しております。
  
  アヌラーダプラの仏塔を拝見して、ミャンマーのザガインにあるカウンムードーパゴタとよく似ているなぁと思ったので書きこませていただきました。
  
  やはり仏教建築の一つの様式としてインドから伝わったものなのかもしれませんね。
  
  http://4travel.jp/traveler/arfa/pict/10121452/src.html
  
  それではまた、良い旅を。