2009/08/28 - 2009/08/31
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waterlilyさん
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朝夕の風はもう初秋の香りを運んで来る八月末の北海道。
折しも総選挙の真っ只中、初めて期日前投票制度を利用して向かいました。
そして北海道も初めての地。訪れたい所が一杯でとても三泊四日では足りません。
ですので先ずは、いつか訪ねたいと願って来た有島武郎の足跡を基軸に廻りました。
有島武郎の文学は或いは時に感傷的に過ぎるかも知れませんが、「一房の葡萄」「小さき者へ」「生まれ出づる悩み」、これらの作品が学生の頃から好きでした。
また有島武郎自身の、理想を模索した誠実で真っ直ぐな生き方にも尊敬の念を覚えます。
ですので、「生まれ出づる悩み」の木本少年のモデルとなった木田金次郎の実際の作品を見てみたいという思いもあって、新千歳空港から先ずは有島記念館のあるニセコへ向かい、翌日は北大から、木田金次郎の作品があるという北海道知事公館、有島武郎旧邸が移築復元されてあるという札幌芸術の森へと巡りました。
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新千歳空港からニセコへ向かう途中、小樽の駅で少し乗り換えの待ち時間があり、小樽を駆け足で。
小樽駅前の石川啄木の歌碑。
明治41年1月19日、啄木が小樽を寂しく去った時代とはきっと随分変わったことでしょうか。
啄木に思いを馳せるも騒音にかき消されて…… -
啄木が働いていた小樽日報社跡は現在は内科医院になっていました。
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小樽運河では中国からの観光客の人々が多いのに驚きました。
彼方此方で広東語が飛び交い、何て賑やか。小樽運河 名所・史跡
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日本銀行旧小樽支店金融資料館
日本銀行旧小樽支店金融資料館 名所・史跡
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日銀旧小樽支店の壁には守護神というシマフクロウの沢山の塑像が。
時間が無いので、小樽はこれだけにしてニセコへ向かいます。 -
ニセコの駅にはかぼちゃがいっぱい。
シーズンオフということもあるからでしょうか、ニセコの町は観光客がとても少なくて長閑でした。
地元の方々のお国訛りがほのぼのと温かい。 -
漸く有島記念館入口に着きました。
有島の父武が狩太村(現ニセコ町)の原野に国有未開地処分法によって入手した広大な私有農場を父の没後無償解放し、狩太共生農園と名付けた嘗ての有島農場の入り口に立つ、往時のままの標識。有島記念館 美術館・博物館
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有島武郎が小作人たちの窮乏の実情を知るにつれ小作制農場の所有による搾取を恥じ悩み、父と葛藤し、執筆もした旧有島農場の地に有島記念館は静かに立っていました。
有島記念館 美術館・博物館
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『そしてどうかした拍子に君の事を思い出すと、私は人生の旅路の淋しさを味わった。一度とにかく顔を合わせて、或る程度まで心を触れ合ったどうしが、一旦別れたが最後、同じ地球の上に呼吸しながら、未来永劫またと邂逅(めぐりあ)わない……それは何という不思議な、淋しい、恐ろしい事だ。(中略)孤独に親しみ易い癖に何処か抒情的で人なつっこい私の心は、どうかした拍子に、このやむを得ない人間の運命をしみじみと感じて深いゆう鬱に襲われる。君も多くの人の中で私にそんな心持ちを起こさせる一人だった。』
(「生まれ出づる悩み」より) -
『この頃私は又妙に君を思い出す。君の張り切った生活の有様を頭に描く。(中略)私が私の想像にまかせて、ここに君の姿を写し出して見る事を君は拒むだろうか。私の鈍い頭にも同感というものの力がどの位働き得るかを私は自分で試して見たいのだ。君の寛大はそれを許してくれる事と私はきめてかかろう。』
「生まれ出づる悩み」より) -
『そして僕は、同時に、この地球の上のそこここに君と同じ疑いと悩みとを持って苦しんでいる人々の上に最上の道が開けよかしと祈るものだ。(中略)この地球の生まんとする悩み、この地球の胸の中に隠れて生れ出ようとするものの悩み―それを僕はしみじみと君によって感ずることが出来る。それは湧きいで跳り上る強い力の感じをもって僕を涙ぐませる。
君よ!今は東京の冬も過ぎて、梅が咲き椿が咲くようになった。(中略)
君よ、春が来るのだ。冬の後には春が来るのだ。君の上にも確かに、正しく、力強く、永久の春が微笑めよかし……僕はただそう心から祈る。』
(「生まれ出づる悩み」より) -
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この日は残念ながら小雨がちで羊蹄山を見ることは出来ませんでしたが、晴れていれば記念館のこのテラスや、
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記念館の中のこの椅子のある窓からも、有島武郎も愛した素晴らしい羊蹄山の姿が望めたことでしょう。
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羊蹄山の麓は少し見えたのですが、山頂は丁度雲に覆われていました。
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常設展プロローグ
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常設展の展示
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武郎のキリスト教入信に対して文通を断つと怒った父へ、「其後之御文通なき事何分寂寥之至二不堪伏而願くハ暫く子之罪ヲ恕し給ふて御教示被下候ハバ子之幸福過之申間敷候」と記された、有島武郎より父有島武への書簡(明治32年4月23日)
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木田金次郎 《秋景》(1960年)
岩内町にある木田金次郎美術館にも行きたかったのですが、時間が足りず断念。
でも、有島記念館でこの絵に会えて感動でした。 -
有島武郎と三人の子供たち。
右より、次男 敏行、長男 行光(後の俳優・森雅之)、三男 行三 -
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『「ジムはもうあなたからあやまってもらわなくってもいいと言っています。二人は今からいいお友だちになればそれでいいんです。二人ともじょうずに握手をなさい」と先生はにこにこしながら僕たちを向かい合せました。』
(「一房の葡萄」より) -
『まっ白い手のひらに紫色の葡萄の粒が重なって乗っていたその美しさを僕は今でもはっきりと思い出すことができます。
僕はその時から前より少しいい子になり、少しはにかみ屋でなくなったようです。
それにしても僕の大好きなあのいい先生はどこに行かれたでしょう。もう二度とは会えないと知りながら、僕は今でもあの先生がいたらなあと思います。』
(「一房の葡萄」より)
有島武郎自身のミッションスクールでの体験が基となった、‘許し’ということの大切さの伝わる、この優しくも崇高な童話がとても好きです。そして彼の文体も。 -
有島記念館庭園の有島武郎像
有島記念館 美術館・博物館
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「カインの末裔」の舞台となったニセコの地。
この碑の向こうに見える牧場の、 -
赤い屋根の羊舎の隣の道を暫く歩くと、
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父の没後大正11年、有島が小作人を集め農場を無償開放することを宣言した、弥照(いやてる)神社が。
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《弥照神社内で農場解放を宣言する有島武郎》
山本勇一画(有島記念館内)有島記念館 美術館・博物館
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『私はどう考へても生産の機関は私有にすべきものではない。それは公有若しくは共有であるべき筈のものだ、私有財産としてこの農場からの収益は決して私が収める筈のものではない、小作料は貴君方自身の懐に入れてどうか仲よくやっていって貰ひたいとお話したのでした。』
(「農場解放顛末」より) -
弥照神社の隣にある有島農場解放記念碑。
有島武郎が理想とした相互扶助の思想が碑に刻まれる予定だったのが、当時、土地の私有の否定は体制への批判ととられ許可されず、背面に「父有島武開拓之、子武郎解放之」とだけ刻まれたとのこと。
この解放記念碑建設に際して、石の形・高さ・段数などをデッサンと共に記した有島生馬の案文が、有島記念館に展示してありました。有島記念館 美術館・博物館
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さて、翌朝は、明治29年19歳の時に学習院中等科から札幌農学校予科への編入という、当時としては異例の進路をとった有島武郎の札幌農学校時代の跡を訪ねて北海道大学へ。
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重要文化財「札幌農学校第二農場」
札幌農学校教頭クラーク博士の構想に基づいて明治9年に農学園として開設されたという農場。
ポプラ並木一帯が教育研究用の第一農場で、この第二農場は一戸の酪農家をイメージした模範農場として区分された日本最古の洋式農業建築とのこと。 -
第二農場の管理棟
初期アメリカ建築様式で、当時としては珍しい窓ガラスを多用しているそう。 -
第二農場の牧牛舎
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モデル・バーン(模範家畜房)。
クラーク博士がモデル・バーンの名を使ったことから通称となったとのこと。 -
牧牛舎
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左から動力室・脱ぷ室・収穫室・穀物庫
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市乳・バター・チーズを作る製乳所
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明治40年から東北帝国大学農科大学(札幌農学校の昇格改称)予科の英語講師となった有島武郎が、翌明治41年から舎監生活を送った寄宿舎・恵迪寮跡を探して更に歩きます。
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武者小路実篤が有島武郎を訪ねて来たこともあるという寄宿舎・恵迪寮跡の碑。
こんなに森のような自然に囲まれた所にあったのですね。
当時の寄宿舎の建物や、有島武郎が明治43年5月から翌年7月頃まで住み木田金次郎も来訪したという家が現在「北海道開拓の村」に移築復元されているとのことで、そちらも訪れたかったのですが、時間が足りずに断念、心が残ります。北海道開拓の村 美術館・博物館
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構内の池に鴨が飛んで来て
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《新渡戸稲造顕彰碑》山本正道作
有島武郎の母方の遠縁に当たり、武郎が札幌で寄寓しキリスト教徒の敬虔な日常生活に触れ、有島武郎に大きな影響を与えることとなった新渡戸稲造。
初めて札幌に着いた有島武郎が新渡戸稲造を訪ねた時、好きな学科は何かと問われ、文学と答えて「それではこの学校は見当違いだ」と哄笑されたといいます。
この新渡戸稲造の像って目が合うのでドキッとしてしまいました。 -
この像の横の道を少し行くと、
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ポプラ並木が。
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総合博物館
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札幌農学校昆虫学及養蚕学教室を改装したという交流プラザ「エルムの森」
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このエルムの森ショップでは様々な北大グッズが販売されていましたが、北大ほど観光客が多い大学は他には無いかも知れませんね。
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エルムの森で購入した、「雪の天使たち」という名のブルーベリー・リキュールと札幌農学校クッキー。
北大の低温科学研究所では雪の結晶に関心を寄せ、雪氷学等を研究しているとか。その研究に因んで雪の結晶が描かれたフラスコのような容器が可愛いので買ってしまいました。 -
その低温研が昭和11年、世界で初めて人工雪結晶を実験室内で作る事に成功したのを記念して建てられたという「人工雪誕生の地」の碑
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クラーク像
北海道大学 名所・史跡
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中央ローンを流れるサクシュコトニ川
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次に、北海道知事公館にも木田金次郎の作品があると知り向かいました。
北海道知事公館 名所・史跡
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庭園側からの北海道知事公館。
北海道知事公館 名所・史跡
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知事公館の階段を上って、
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直ぐの応接室に木田金次郎の作品が。
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木田金次郎 《海》(1942年)
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奥のテーブルと二脚の椅子は昭和天皇・香淳皇后が拝謁の際にご使用になられたものとのこと。
幼少時代の有島武郎が大正天皇の御学友に選ばれたことなどを思いながら拝見しました。 -
この呼び出しボタンに驚きました。
何故ここに? -
知事公館の庭園には北海道出身の彫刻家安田侃の作品も。
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安田侃 《意心帰(Shape of mind)》(1990〜91)
何とも心安らぐ存在感に、暫し庭園のベンチでのんびり。 -
有島武郎とは関係ないのですが、知事公館の隣に三岸好太郎美術館があり、こちらも行きたかった所なので立ち寄ることに。
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ちょうど「31歳―駆けぬけた生涯」と題された所蔵品展が開催されていました。
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《陽子像》(1927年頃)
子煩悩だったという三岸の24歳の時の作品で、長女をモデルとしたもの。 -
《道化役者》(1932年)
演目は綱渡り -
《花ト蝶》(1932年)
北海道大学に所蔵されている時、学園紛争の最中破損を危惧した学生によって密かに持ち出され三岸好太郎美術館に預けたことで救われたという作品。 -
《オーケストラ》(1933年)
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《のんびり貝》(1934年)
この作品が売れた収入で、節子夫人を伴い、「貝殻旅行」と称して関西方面に出掛けたとのこと。その帰途立ち寄った名古屋で31歳の短い生涯を終えることになる。 -
《飛ぶ蝶》(1934年)
まるで蝶の標本箱のような金属の額縁からピンを撥ね退け飛び立とうとする蝶の不思議な光景にドキドキしてしまいます。 -
《海洋を渡る蝶》(1934年)(筆彩素描集「蝶と貝殻」より)
作風の変遷を経て辿り着いた、蝶と貝殻を題材とする夢幻的な世界。 -
三岸好太郎美術館内の緑の見えるカフェで一休み。
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札幌時計台(旧札幌農学校演武場)に着いたのはちょうど6時。
有島武郎が「星座」で『鐘に慣れたその耳にも演武場の鐘の音は美しいものだった』と書いた鐘が鳴り始めました。 -
次に、有島武郎が大正2年8月から1年数か月を過ごした家が札幌芸術の森内に移築復元されてあると知り、向かいます。
札幌芸術の森HP
http://www.artpark.or.jp/札幌芸術の森 テーマパーク
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札幌芸術の森の何と広大なことでしょう。
札幌芸術の森 テーマパーク
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有島武郎旧邸。
「小さき者へ」の舞台となったこの家から、翌大正3年11月、妻の発病のため帰京。
大正4年2月、妻安子は平塚市の病院に入院。 -
『恐らく私が今ここで、過ぎ去ろうとする時代をわらい憐れんでいるように、お前たちも私の古臭い心持ちをわらい憐れむのかも知れない。私はお前たちの為にそうあらんことを祈っている。お前たちは遠慮なく私を踏台にして高い遠い所に私を乗り越えて進まなければ間違っているのだ。然しながらお前たちをどんなに愛したものがこの世にいるか、或いはいたかという事実は、永久にお前たちに必要なものだと私は思うのだ。』
(「小さき者へ」より) -
『小さき者よ。不幸なそして同時に幸福なお前たちの父と母との祝福を胸にしめて人の世の旅に登れ。前途は遠い。そして暗い。しかし恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。
行け。勇んで。小さき者よ』
(「小さき者へ」より)
読む度に胸に迫ります。 -
部屋の造りや間取り、デザインには有島自身の意図が強く反映されているとのことで、新築当初は外壁は白木のままだったそうです。
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有島武郎旧邸の一階表座敷
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一階の居間
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一階の食堂。
ここで、戸棚から好きなカップを取り、ココアか珈琲を自動販売機で入れて頂けるようになっていました。 -
残っている旧写真にもある、有島親子が座る席でココアを頂き、有島家の客としてお呼ばれを受けた様な温かな気分に。
こんなに心安らぐ気持ちになったのは、きっとココアの所為だけではなかったでしょう。 -
有島武郎旧邸の二階へ上る階段踊り場に木田金次郎の作品が。
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木田金次郎 《流氷のころ》(昭和32年頃)
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書斎(奥)と、学生の宿泊にも使われたという書斎予備(手前)
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二階の客間
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札幌芸術の森には野外美術館もあり、そちらも鑑賞しました。
向井良吉 《野外美術館シンボルレリーフ》(1986年)札幌芸術の森 テーマパーク
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新宮晋 《雲の牧場》(1990年)
風に吹かれて帆がゆっくりと回り、空をヨットで航海しているみたい。 -
ダニ・カラヴァン 《隠された庭への道》(1992−99年)の「門-1」
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この「門-1」を通って歩いて行った先にある《隠された庭への道》の「円錐」
円錐の中には札幌の眠れる雪が。 -
朝倉響子 《ふたり》(1983年)
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福田繁雄 《椅子になって休もう》(1990年)
黄色い人間の数に21世紀への夢を託しているとか。
鑑賞者も作品の一部となって腰掛けて休みたくなる…かも(^^)
私たちは勿論…… -
グスタフ・ヴィーゲラン 《木の枝をすべりぬける少女》(1907年)
人間の一生の姿を、生命の象徴として木と組み合わせた20点のシリーズの一つ。
札幌芸術の森は、北欧以外でヴィーゲランの作品をまとめて見ることが出来る唯一の野外美術館だそうです。札幌芸術の森 テーマパーク
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宮脇愛子 《うつろひ》(1986年)
空に線を描いたステンレス・スティールの曲線が緑の丘の上に伸びやかで、心が解放されるような、とても好きな作品でした。 -
峯田敏郎 《風と舞う日》(1986年)
春の訪れの歓びに舞う二人の少女。
ムーミン谷のミーに似ている気が…… -
米坂ヒデノリ 《コタンクルカムイの詩》(1986年)
墓標を見守る守護神フクロウ。
不思議に神聖な空気が漂って。 -
飯田善國 《大地からの閃光》(1986年)
風で動く2枚のステンレス・スティールの羽が光を反射させて、宇宙と交信しているよう。 -
吉田芳夫 《抜海の漢》(1978年)
親友の彫刻家・本郷新をモデルにした作品。 -
湯原和夫 《1・9・8・5知性沈下》(1985-86年)
ステンレス・スティールの鏡面に映る世界と、本物の世界が入り交じって。知性よ、沈下しないで。
野外美術館には他にも全部で74点もの作品があり、しかも丘陵に点在しているので最後まで廻れるかしらと心配でしたが、意外にもいつの間にかほぼ全部見て歩いていました。 -
最後に、芸術の森美術館では、「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展」が開かれていましたので、こちらも鑑賞。
撮影は禁止なので写真はありませんが、今回の旅行で廻った様々な展示施設の中で、一番混んでいました。ファンが多いですね。
この展覧会は、この後東京・大阪・九州へと移動するとのことです。 -
美術館ではウィーン世紀末展に因んでDEMELの特別販売も。
ザッハトルテは売り切れでしたが、デメルの猫ラベルのチョコレートを購入。ミルキィで甘いのが好きなのでペパーミントグリーンの箱のミルクチョコを。
猫の舌の形のチョコレートはとても美味しく、猫が金色の舌を出している箱の絵も可愛い。
……と、ふと、これはクリムトのパラス・アテナの胸元に輝く魔除け・ゴラゴンの黄金の舌に似ているような気がして、思わず微笑んでしまいました。 -
チョコレート大好きなので、勿論北海道のお店のチョコレートも購入しました。
ロイズの生チョコ・シャンパン&マシュマロチョコレート、そして六花亭のストロベリーチョコレート。 -
芸術の森美術館の中庭には、11月8日まで展示予定の
「山田良 ヴァーティカル・ランドスケープ」 -
山田良氏は建築家とのこと。
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布の柱が風に揺れ、
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光に輝き、
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青空や雲と共に表情を変える幻想的で美しい空間に見とれてしまいました。
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この旅行記へのコメント (42)
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- コクリコさん 2009/11/21 21:53:13
- 有島武郎への旅
- waterlilyさん、こんばんは。
waterlilyさんの旅行記はいつもwaterlilyさんが思い込めた丁寧な仕上がりになっていて感動します。
美しい景色を見、美味しいものを食べ、素敵なものを買う旅も素晴らしい事ではあるけれど、それに文学が加わるとさらに深いものになりますね。
私もwaterlilyさんのような旅をしたいと思いながらも、waterlilyさんほど本を読んでいなくて。
有島武郎にしても『生まれ出る悩み』や『一房の葡萄』を読んだのに、waterlilyさんの旅行記を読んで“ああそうだった”と思い出す始末。
波多野秋子との心中のことばかり覚えていてお恥ずかしいかぎりです(^^;)。
waterlilyさんの旅行記を読みながら、有島の足跡をたどっている私。
葡萄のステンドグラス良いですね〜
私、葡萄のデザイン好きなのです。
お写真にあるみどり色の葡萄。
その緑色の葡萄とそっくりなペリドットのペンダントを母の形見のひとつにもらいました。
お気に入りなのよ。
そのペンダントを今夜から“一房の葡萄”と呼ぶことにします。
- waterlilyさん からの返信 2009/11/22 09:08:44
- RE: 有島武郎への旅
- コクリコさん、こんにちは♪
御訪問くださってありがとうございます。
> waterlilyさんの旅行記はいつもwaterlilyさんが思い込めた丁寧な仕上がりになっていて感動します。
こんな自己満足な旅行記に、勿体ないお言葉を頂き、恐縮しております。
本当にありがとうございます。
この旅行の頃、引用した部分がとても心に響く気分でしたので、つい個人的な思いを深く込め過ぎてしまい、お恥ずかしい限りです。
> 私もwaterlilyさんのような旅をしたいと思いながらも、waterlilyさんほど本を読んでいなくて。
いえいえ、とんでもないです。私など読書傾向がとても狭く偏っていて、いつまで経っても10代の頃から成長せず我ながら情けなくて……
コクリコさんの博学には勉強させて頂くことばかりです。
波多野秋子との最期は、衝撃的ですよね。
あまり考えたくないことなので、旅行記でもその部分には触れずに済ませてしまいました。。。
> その緑色の葡萄とそっくりなペリドットのペンダントを母の形見のひとつにもらいました。
> お気に入りなのよ。
> そのペンダントを今夜から“一房の葡萄”と呼ぶことにします。
葡萄の形のペリドットのペンダントがお母様の形見って、素敵ですね。
お母様がそのペンダントで天国からコクリコさんを見守ってくださっているのですね。
“一房の葡萄”と呼んでくださるなんて心温まるお話を伺い、お母様がコクリコさんの手の平にペンダントをお優しくそっと乗せてくださったような気がして、何だかじーんとしてしまいました。
- コクリコさん からの返信 2009/11/22 11:10:19
- RE: RE: 有島武郎への旅
- waterlilyさん、おはようございます。
> 波多野秋子との最期は、衝撃的ですよね。
> あまり考えたくないことなので、旅行記でもその部分には触れずに済ませてしまいました。。。
わかります、わかります。
> “一房の葡萄”と呼んでくださるなんて心温まるお話を伺い、お母様がコクリコさんの手の平にペンダントをお優しくそっと乗せてくださったような気がして、何だかじーんとしてしまいました。
きゃ〜、waterlilyさんのこの文章を読んだ方がいらっしゃったら、きっと聖マリアのような母が聖母のような私の掌にそっと葡萄のペンダントを乗せるシーンを思い描くのではないでしょうか!
waterlilyさんが書くと美しい一枚の絵のようです。
現実の私の姿を知っているかにちゃんや唐辛子婆さんが読んだら大笑いしそうです(焦りまくりのコクリコです^^;)。
- waterlilyさん からの返信 2009/11/22 21:02:33
- RE: RE: RE: 有島武郎への旅
- 「そんな〜、笑わないわよ〜」とおっしゃるかにちゃんさんや唐辛子婆さんの声が聞こえてくるようです(^^)
素敵なコクリコさんのイメージだもの。
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- oneonekukikoさん 2009/10/29 23:16:15
- 有島武郎と三岸好太郎
- waterlilyさん
夜分お邪魔しております。
有島武郎
タイトルだけは記憶しているものの
いわゆる「文学史」で一通り習っただけのoneonekukikoでしたが
「小さき者へ」「 一房の葡萄」の1文心にしみます。
この年になると改めてこういう文体に、心惹かれますね。
短編小説を読んでいるような
素敵な流れの中に身を置きました。
そして、三岸好太郎美術館
何年か前に訪れました。
その多才さに驚いた記憶があります。
日本のガリレオみたい
若くして亡くなり惜しいことをしましたが
それが三岸節子の誕生につながったのかも知れませんね。
いつもwaterlilyさんのところでは
たくさんの思いをいただきます。
かわいいシロクマ君たち
北海道の動物園と言うと
「旭山動物園」を思い浮かべますが
「丸山動物園」なかなかです。
美瑛の丘
いつかジャガイモの花の咲くときに訪れたいと
20年近く前に願ったまま
ジャガイモの花はいまだ実現せずです。
oneonekukiko
- waterlilyさん からの返信 2009/10/30 10:44:49
- RE: 有島武郎と三岸好太郎
- oneonekukikoさん、こんにちは♪
御訪問くださってありがとうございます。
有島武郎の美しい文章は心に沁みますよね。
昔読んだ時よりも、歳を重ねた今、また違った感動があり、特に「一房の葡萄」は童話ではありますが、大人になってこそその良さが解る気がします。
ちょうど今の気分でしたので、再びしみじみと味わいました。
共感頂いてとても嬉しいです。
三岸好太郎美術館にoneonekukikoさんもいらしたのですね。
ほんと、作風も大きく変わって行き、詩で書いた絵というものもあるのに同じく驚きました。
あの時代、夭逝した天才って多いですね。
確かにoneonekukikoさんがおっしゃるように、それが三岸節子の誕生へとつながっていったのかもしれませんね。
oneonekukikoさんは三岸節子美術館の方はいらっしゃいました?
私は行ったことがないので、いつか行ってみたいと思っています。
そうそう、北海道と言えば今話題の旭山動物園ですが、今回シロクマの双子ちゃんが見たかったので円山動物園の方を選びました。
旭山動物園のように最先端ではありませんが、素朴な温かい雰囲気の動物園でした。
美瑛の丘、季節によっていろいろ咲く花が変わって行くのですね。
同じく、ジャガイモの花を見てみたいです♪
-
- ばばろあさん 2009/10/08 23:04:12
- 一房の葡萄
- waterlilyさん こんばんは。
素晴らしい大作を、読ませていただきました。
「一房の葡萄」は とても懐かしい作品です。
中学生の読書倶楽部に一時期入っていたのですが、国語の先生が顧問で
或る日の課題が この作品でした。放課後、図書室で、読んだあとに、
感想や意見を交わし、なんだか授業のような雰囲気でしたが。
waterlilyさんのこの文章で、その光景が浮かんできました。
(セーラー服だったんですよ〜)
偶然なのですが、職場の机に、鎌倉文学館で開催された、有島3兄弟の招待券をはさんでいます。体調今ひとつで、行けなかったんです。
軽井沢高原文庫で彼の別荘(浄月庵)を訪れた時には、衝撃的でしたが。
こちらの写真美しいステンドグラスですね。
彼の文章ととても合っていて、タイムスリップしてしまいました。
また、ゆっくりおじゃまさせていただきます。
ありがとうございました。
ばばろあ♪
- waterlilyさん からの返信 2009/10/09 15:02:54
- RE: 一房の葡萄
- ばばろあさん、こんにちは♪
ご訪問くださってありがとうございます。
いえいえ、大作などではなく、ただ無駄に写真が多いばかりで、思い入れがあるとついつい長くなってしまってお恥ずかしい限りです。
こんな冗長な旅行記でも読んでくださり、嬉しいお言葉をありがとうございます。
セーラー服姿のばばろあさん、間違いなく可憐な少女でいらしたことでしょうね〜♪
想像するだけでも可愛い〜(^^)
鎌倉文学館の有島3兄弟の企画展、ばばろあさんもいらっしゃるご予定だったのですね。
体調はその後如何ですか? どうかお大事になさってくださいね。
私も、体調は悪くはなかったのですが、この春の企画展の頃、とても気持ちが沈んでいて、どうにも外出する気力が出ず、気が付いた時にはもう企画展が終わってしまっていました。残念なことをしました。。。
浄月庵!それは衝撃的だったでしょうね。。
行ってみたいような行きたくないような……
実は、若い頃有島武郎が好きだったのにもかかわらず、ある時期暫く有島作品から離れてしまっていたのですが、その原因の一つに彼の最期があります。
彼の自殺に怒ったという内村鑑三や武者小路実篤の気持ちがよく解ります。芥川や太宰の死とは違いますものね。
でも、大人になった今漸く、彼の死はもっと違う懊悩や苦しみがあって、偶々あの形になってしまったのだろうと、少しだけ理解出来るような、いえ理解したいと思っています。
葡萄のステンドグラスに目を留めて頂いて嬉しいです。
葡萄の模様のステンドグラスはこの写真だけでなく、有島記念館に他にも幾つか使われていたんですよ。
葡萄棚も記念館のお庭にあって、彼の作品を偲べるようになっていました。
あぁ、ばばろあさんと有島武郎のお話が出来てとても嬉しいです。
嬉しさのあまり、また長くなってしまってごめんなさい。
こちらこそ本当にありがとうございました(^^)
-
- エムさん 2009/09/30 14:44:25
- 過ぎ行く夏に〜北海道
- waterlilyさん、こんにちは〜。
過ぎ行く夏に〜北海道・・・楽しませて頂きました。
我が家も同じ時期に北海道(函館、小樽)にANAの特典航空券で出かけよう!
と計画したのですが、空席が無くて実現できませんでした。
旅行記を拝見しながら、小樽運河・・・行きたかったのよね〜。(一人でブツブツ)
ホテルまで調べたので、出かけた気分を味わいながら読み進んでいるうちに・・・
北海道大学の門をくぐった辺りから、いつの間にかヨーロッパにいるかのような錯覚に陥ってしまいました。
札幌芸術の森はオランダのクロラー・ミューラー美術館の雰囲気が漂い、
何だか懐かしい気持ちになり、
グスタフ・ヴィーゲランの彫刻にいたっては、去年訪れたフログネル公園
を思い出しました。
日本にもグスタフさんの彫刻があったのですね。ビックリ!!
暫らく錯覚していた私ですが、六花亭のストロベリーチョコレートで目が覚めました。
「あらっ、おいしそう!」
それにしても円山動物園の双子の白くま君、可愛いですね。
waterlilyさん の可愛いコメントで、数倍楽しませて頂きました。
無邪気な小熊は見ていて飽きませんね。
一つのモノを取り合うところはホントに人間の子供と同じで、顔が緩みます。
一緒に旅行をした気分にならせて頂きました。
エム
- waterlilyさん からの返信 2009/09/30 22:42:59
- RE: 過ぎ行く夏に〜北海道
- エムさん、こんにちは〜♪
ご訪問くださってありがとうございます。
エムさんも同じ時期に計画していらしたのですね。
行かれなかったのは残念ですが、でも、エムさんならまたいつでも行けますよ〜!(^^)!
札幌芸術の森はクレラーミュラーに似ているのですか。
クレラーミュラーは憧れの美術館なので嬉しいです。
あ〜、いつか行ってみたい〜!!
ヴィーゲランの彫刻は面白いですよね。
ヴィーゲランの作品は他にも幾つかありました。
「母と子」もありましたよ。
私もヴィーゲランの作品はノルウェーに行かないと見られないかと思っていましたので、驚きました。
意外な所にあるものですね。
六花亭のストロベリーチョコレートは美味しいですよね。
あのお花模様のパッケージも好きです。
双子の白くま君は可愛いでしょ〜。
エムさんに楽しんで頂けてとっても嬉しいです〜(^^)
ほんと、人間も動物も子供は無邪気で可愛いですね。
嬉しいメッセージをありがとうございました☆
-
- むんさん 2009/09/22 16:08:09
- 恵迪寮!
- waterlilyさん、こんにちは!
有島武郎の足跡を訪ねて〜素敵なご旅行なさいましたね!
恵迪寮跡にも行かれたんですね〜!
私は北海道開拓の村の移築復元した建物には行ったことが
あるんですが、この石碑のことは初めて知りました。
今の恵迪寮は、鉄筋コンクリート造の建物で
かつての恵迪寮の面影は全くなくなってしまったのは
寂しいような気がしますね。
我が家の上の娘、この夏、北大のオープンキャンパスに
行ってきたんです〜。
北海道のいとこ達に会うのが主目的だったようですが。(笑)
- waterlilyさん からの返信 2009/09/23 17:32:33
- RE: 恵迪寮!
- むんさん、こんにちは♪
御訪問くださってありがとうございます。
わぁ、むんさんは開拓の村の恵迪寮にいらしたことがおありなのですね。
是非その旅行記を拝見させてくださいませ〜。
私も開拓の村に行きたかったのですが、他にも見たい所が一杯でやむなく諦めたことがとても心残りです。
ほんと面影が無いのは寂しい気もしますが、解体されないで開拓の村に残されているのは貴重なことですね。
有島武郎旧邸も取り壊される寸前だったのが、市民の方々の保存を望む声によって移築保存されることになったと聞きました。
これらの貴重な建物が壊されないで良かったですね。
御親戚の方が北海道にお住まいだなんて良いですね〜。
もしかしてむんさんは北海道のご出身でいらっしゃるのでしょうか。
私は昔から北海道は憧れの地だったのですが、この歳になって漸く願いが叶いました。昨日は近くのデパートの北海道物産展でうにや生キャラメルを購入、北海道を懐かしみました(*^_^*)
- むんさん からの返信 2009/09/23 19:34:58
- RE: RE: 恵迪寮!
- waterlilyさん、返信ありがとうございます!
書き方紛らわしくてすみません。
開拓の村の恵迪寮は、昔のまま移築されていて、
歴史と伝統の感じられるいい建物でした!
その恵迪寮に代わって新築された学生寮があって、
その名前がそのまま恵迪寮となってるようなんです〜。
興味あって見てみたら、鉄筋コンクリート造のビル・・・。
がっかりでした〜。(笑)
> 御親戚の方が北海道にお住まいだなんて良いですね〜。
そうなんです!家内の実家が北海道で、義理の妹夫婦は札幌に
いるんですよ〜。
うちの娘たち、そのいとこと大の仲良し!
休みになるたびに、北海道行きた〜いですって。(笑)
- waterlilyさん からの返信 2009/09/24 16:14:44
- RE: RE: RE: 恵迪寮!
- あ、そんなむんさんの書き方が紛らわしいなんてことないです〜。
むんさんのおっしゃっていること充分伝わっていましたが、私の方が書き方が紛らわしくてすみません。
鉄筋コンクリート造の恵迪寮も見てみたかったです(^^)
むんさんの奥様が北海道のご出身でいらしたのですね。
するとむんさん御一家にとって北海道はお庭のようなものですね。
仲良しのいとこさんもいらっしゃって、お嬢様たちにとっても第2の故郷のような感じでしょうか。
素敵ですね〜☆
-
- Muffinさん 2009/09/18 09:41:50
- 物語を読んでいるよう
- waterlilyさん、おはようございます
北海道も行ったことがなく、そして恥ずかしながら有島武郎も未読でしたが、waterlilyさんの引用とお写真がぴったり合っていて、是非どちらも体験しなくては…と思いながら読ませていただきました。
美しく繊細な文章ですね。もっと若い時に読んでいたらと悔やまれます。
北海道はどこか異国的。お写真からは小樽がそんなに混雑しているとは思われないほど、ゆったりとした北国の街らしさが醸し出されていました。
ニセコもヨーロッパのようですね。秋の北海道もいい季節なんだとしみじみ思いました。
布と円錐のオブジェにかかる光がとってもステキ♪
Muffin
- waterlilyさん からの返信 2009/09/20 15:32:59
- RE: 物語を読んでいるよう
- Muffinさん、こんにちは。
御訪問くださってありがとうございます。
有島武郎の「生まれ出づる悩み」と「一房の葡萄」は、丁度最近の自分の気持ちに響く部分が多かったので、つい思いが深く入り込んでしまいました。
ニセコは美しい地でした。
北海道は私も初めてで(と言いますか、国内で本州の外に出たのもこれが初めてかも知れません)いつか出来ましたなら雪の季節にもう一度訪れてみたいです。
実は昨日成田から帰って来たのですが、千葉県に入った頃、Muffinさんとマフ坊ちゃまがこの辺りにいらっしゃるのね〜♪としみじみ嬉しく景色を眺めて通りました。
-
- エトランゼさん 2009/09/15 15:12:20
- 偶然です!
- waterlilyさん、お久しぶりです。
ほんとに偶然でびっくりしたのですが私も同じ日に北海道へ行っていたのです。
札幌のどこかですれ違っていたかも知れませんね。
しかしこの旅行の中身の違いはどうでしょう。
私のミーハー的観光旅行とは違い、目的をしっかり持ったwaterlilyさんの中身の濃いこと!
ご自身の探究心がずいぶん満たされた北海道訪問だったことでしょう。
しかし私の方も行きたいところを訪れ、食べたいものを十分味わい、昨年同様満足のいく旅でありました。
北海道はその目的や季節により様々な旅ができるところですね。
帰ってくるとまたの来訪を心待ちしてしまいます。
ところで8月31日は台風の影響で関東地方へのフライトが乱れておりましたが大丈夫でしたか?
エトランゼ
- waterlilyさん からの返信 2009/09/20 15:23:38
- RE: 偶然です!
- エトランゼさん、こんにちは。
御訪問くださってありがとうございます。
少し出掛けておりましてお返事が大変遅くなり申し訳ありません。
で!エトランゼさんも同じ日に北海道にいらしてたなんてびっくり、ほんと偶然ですね。
エトランゼさんとどこかですれ違っていたかも知れないなんて楽しい〜。
でも、私の場合中身が濃くなんてないです〜。ただ単に、跡を追って歩いただけです(汗)
そしてそうそう、台風の影響でフライトが欠航になったらどうしようかしらと心配しました。
ダイヤの乱れだけで済んで良かったですね。
後程エトランゼさんの所にもお邪魔させてくださいね。楽しみです〜♪
-
- ナイアさん 2009/09/12 08:32:12
- 中身が濃くって
- 何を書いたらよいか分からないくらいです!
有島武郎氏についてとっても勉強になりました。
現国の教科書で生まれいづる悩みを習ったことを思い出しました。
尊敬できる方ですね。
しんとした北海道の雰囲気の中ではより感動に浸れそうですね。
三岸好太郎氏も好きです。昔愛知県美術館に見に行った記憶があります。
1票だけでなく、幾票も入れたいです!
北海道の夏の終わりの雰囲気が素敵です。
私は先週末はシャスタ山に行って心をリフレッシュしてきました。
空気や水がとにかくきれい。光輝く湖や、木漏れ日の中で聞く小川のせせらぎに癒されました。
人間5人&犬5匹でキャンプを楽しんだんです。
- waterlilyさん からの返信 2009/09/12 13:59:17
- RE: 中身が濃くって
- トモエルさん、こんにちは♪
ご覧くださっていつも温かいメッセージをありがとうございます。
ほんと尊敬できる方ですよね。
明治から大正にかけて、青春を誠実に生きた作家の多かったことに胸を打たれます。
トモエルさんは三岸好太郎を愛知県でご覧になったのですね。
どんな作品が来ていたのでしょうか。
何年か前、奥様である三岸節子さんの美術館が彼女の生まれ故郷の愛知県一宮市に出来たと聞きました。
調べてみましたら少し行き難い所にあるようなのですが、いつか行ってみたいです。
愛知県はトモエルさんを初め優れた女流画家を輩出する地ですね!
シャスタ山でのキャンプ、素敵でしょうね〜☆
ナイアちゃんも大きくなったことでしょうか。
またその時の旅行記や絵を拝見させて頂けるのを楽しみにしています(^^♪
-
- しろくま&ペンギンさん 2009/09/10 21:31:05
- 北海道♪
- こんばんは(*^_^*)
北海道に行ってらしたんですね〜。
私も学生時代に北海道に行った事があるんですが、こんな充実した旅じゃなかったです。
こういうテーマのある旅って、良いですね。
私はこの夏幕末にハマり、ゆかりの地を訪ねる旅を、1人計画してはニヤニヤしてるんですが・・。
実際に行くのは、ずっと先になりそうです(^_^;)
- waterlilyさん からの返信 2009/09/11 13:20:34
- RE: 北海道♪
- しろくま&ペンギンさん、こんにちは♪
北海道は随分歩き回ってしまいましたが、それでも見所があり過ぎて行けなかった所が一杯でした。
しろくま&ペンギンさんは幕末にハマってらっしゃるのですか。
計画段階って楽しいですよね。
幕末のゆかりの地は広範囲に広がっていますから見所も沢山、来年の大河も幕末が舞台ですし、きっとゆかりの地は一層盛り上がることでしょうね。
私も楽しみにしています(^^)
-
- morino296さん 2009/09/10 20:41:35
- 超大作
- waterlilyさん
こんばんは。
北海道の旅行記、超大作完成おめでとうございます。
凄く内容の濃い旅行記ですね。
旅行のテーマがしっかりとあって、
1枚1枚の写真のコメントも充実していて、素晴らしいですね。
春バラの時期に、鎌倉文学館で有島3兄弟展をやっていましたね。
三岸好太郎美術館、初めて知りましたが、こちらも良いですね。
写真も撮らせてもらえるとは、国内では珍しいのでは?
札幌芸術の森の野外美術館に、朝倉響子作品があるのですね。
”ふたり”は、言い争いでもしたのでしょうか、反対を向いてるのですね。
墓標を見守る守護神フクロウ、確かに少し空気が違うように感じますね。
いつもながら、丁寧な旅行記、楽しませていただき、有難うございました。
1票しか入れられないのが、残念です!
morino296
- waterlilyさん からの返信 2009/09/11 13:16:33
- RE: 超大作
- morino296さん、こんにちは。
超大作なんてとんでもないです。いつものことながら無駄に写真が多いだけで、冗長で自己満足の旅行記を最後まで読んでくださってありがとうございます。
お優しいお言葉嬉しく拝読致しました。
そうそう、5月頃、鎌倉文学館で有島3三兄弟展が開かれていましたよね。
この春、何とも気持ちが弾まなくて、気がついた時にはもう終了していて行けなかったのが心残りです。
思えば鎌倉文学館の館長さんって、有島武郎の甥に当たるわけなのですね。
三岸好太郎美術館は小さいながらも落ち着いた良い美術館でした。
この時偶々だったと思うのですが、鑑賞者は日本人より何故かヨーロッパの人が多い感じでした。
写真撮影はフラッシュを使わなければ可だったのですが、国内では珍しいですよね。
朝倉響子の“ふたり”は、ほんと、反対を向いているのが面白いですね。現代的で同じ高さにあるので、親しみを感じます。
守護神フクロウは目が金色で、見つめられているような感じがしました。
最近涼しくて過ごし易くなりましたね。
morino296さんの更なるお出掛けを楽しみにしています。
-
- romanさん 2009/09/10 19:12:45
- 布の柱
- waterlilyさん こんばんは!
いつも素晴らしい旅行記を
ありがごとうございます♪
有島武朗の足跡を訪ねる旅に同行させて頂き
こちらまで、幸せな気持ちになりました〜。
「恐れない者の前に道は開ける。」
まさしく!その通りですよね。
この文章が特に胸にささりました。
う〜ん、「小さき者へ」を読んでみなくては!
文学には、疎くてお恥ずかしいのですが
waterlilyさんに影響されて、この秋は読書もいいなと思いました。
しかし表紙になっている赤と白の外観は、
緑の中で映えますね。
洋館かしらと思いきや、和室もあるんですね。
そして有島親子が座る席でココアまで頂けるなんて
幸せなひと時でしたね〜♪
キット天国からwaterlilyさんを大歓迎されていらっしゃったと
感じましたよーーー!
野外美術館も自然の中を散策しながらで、とっても気持ち良さそうです。
私もムーミン谷のミーに会いに来たいな〜♪
最後の山田良さんの 布の柱は、特に感動しました!
建築家の方が、こんな発想をお持ちだなんて、衝撃でした。
この方に設計をお願いしたら、着物の生地を生かした空間を
上手に作って下さりそうですよね?
1人勝手に妄想してしまいました。
素晴らしい旅行記に心から感謝の1票です!
ろまん
- waterlilyさん からの返信 2009/09/11 13:12:13
- RE: 布の柱
- romanさん、こんにちは!
ご覧くださってありがとうございます。
こちらこそ、romanさんのいつも変らぬ温かいメッセージに幸せな思いでおります。
「小さき者へ」は短い作品で直ぐに読めますので、是非とも読んでくださったら嬉しいです。
本当に胸が熱くなる素晴らしい作品なんですよ。
きっと感動されること間違いないと思います。
有島武郎邸は和洋折衷で、靴を脱いで上がるようになっていましたので、一層寛いだ気分になりました。
わぁ、天国から見ていてくださったら嬉しい〜。
野外美術館はおっしゃる通りとても気持ち良い所でした。
romanさんもミーに会いに是非とも(^^)
布の柱のアートは素晴らしいですよね。共感して頂けて嬉しいです。
ほんと斬新な発想ですね。
着物の生地を生かした空間って、何て素敵〜☆
romanさんの土地探しはその後如何でしょうか。見つかりました?
良い建築家の方に巡り合うのもまた一つの楽しみですね。
- romanさん からの返信 2009/09/13 22:44:20
- RE: 「小さき者へ」購入しました!
- waterlilyさん、こんばんは!
> 「小さき者へ」は短い作品で直ぐに読めますので、是非とも読んでくださったら嬉しいです。
> 本当に胸が熱くなる素晴らしい作品なんですよ。
> きっと感動されること間違いないと思います。
早速、昨日購入して参りました!
これから秋の夜長に読ませて頂きます。
> 布の柱のアートは素晴らしいですよね。共感して頂けて嬉しいです。
> ほんと斬新な発想ですね。
> 着物の生地を生かした空間って、何て素敵〜☆
多分建物自体は、シンプルなモノになると思いますが、
着物のお洋服が映える空間を、模索中です〜★
> romanさんの土地探しはその後如何でしょうか。見つかりました?
> 良い建築家の方に巡り合うのもまた一つの楽しみですね。
あれから、何も進展しなくて、止まってます。
中々思う様な土地には巡り会えませんね。
じっくり、探します。
あ!もうすぐフィジーでしたったけ?
どうぞ気をつけて行ってらっしゃいませ!
ろまん
- waterlilyさん からの返信 2009/09/20 15:55:46
- RE: RE: 「小さき者へ」購入しました!
- わぁ、romanさん、早速本を購入してくださったなんて、感激です〜!!
強制したみたいになってしまい心苦しく思っておりましたが、とても嬉しく本当にありがとうございます。
お読みになられたら是非romanさんの感想を聞かせてくださいね☆
土地探しはほんと難しいですよね。
環境を初め様々な点で全て揃う土地はなかなか無いもの。
でもromanさんの素晴らしいセンスと情熱をもってしてなら絶対良い土地に出会われると信じています。
で、昨日フィジーから帰って参りました〜。
その為お返事が大変遅くなり申し訳ありません。
romanさんが感動された訳が充分納得出来る旅行でした(^^)
- romanさん からの返信 2009/09/21 07:40:48
- RE: おかえりなさいませ〜!
- > わぁ、romanさん、早速本を購入してくださったなんて、感激です〜!!
waterlilyさんには、かなり影響されている私。
素直に、足が本屋に向かってました。
> 強制したみたいになってしまい心苦しく思っておりましたが、とても嬉しく本当にありがとうございます。
とんでもございません!
これからも、色々な文学の世界を教えて下さいね。
> お読みになられたら是非romanさんの感想を聞かせてくださいね☆
は〜い!
> 土地探しはほんと難しいですよね。
> 環境を初め様々な点で全て揃う土地はなかなか無いもの。
> でもromanさんの素晴らしいセンスと情熱をもってしてなら絶対良い土地に出会われると信じています。
ありがとうございます。
時期が来たら、キット出会える気がしております。
> で、昨日フィジーから帰って参りました〜。
> その為お返事が大変遅くなり申し訳ありません。
> romanさんが感動された訳が充分納得出来る旅行でした(^^)
ご無事で本当に良かったです!
体調の方は、いかがですか?
フィジーの旅行記を心より愉しみにお待ちしてますね〜♪
ろまん
- waterlilyさん からの返信 2009/09/21 18:34:22
- RE: RE: おかえりなさいませ〜!
- ありがとうございます。
天候は雨が多くて少し残念でしたが、却ってゆっくり出来、おかげさまで元気に帰って参りました。
旅行記の方はまだ北海道の続きが残っていまして、いつになるか解りませんが、また見てやってくださいね。
-
- ふみこさん 2009/09/09 22:50:40
- 私の知らない北海道・・・
- waterlilyさん、こんにちは。お久しぶりです。
そして、初めての北海道へようこそいらっしゃいました!
有島武郎さん。お名前は知っていますが文学に疎いので読んだことが無く・・・(おはずかしい)
ただ「小さき者へ」だけは何年も前に関係したちょっとだけ心に残る出来事があったので頭に残っていました。
北海道は大自然とおいしいものを目的に来るものと思っていたのですが、このような旅ができること、初めて知りました!
私の知らなかった北海道をwaterlilyさんの目線で見せていただき、とても新鮮な気持ちになりました。
新しい北海道を見せていただきありがとうございました。
私もこの北海道で何か新しい発見をできるよういろいろ興味を持って暮らしたいな、と思いました。
ではまたお邪魔しに来ますね♪
- waterlilyさん からの返信 2009/09/09 23:44:01
- RE: 私の知らない北海道・・・
- わぁ♪ふみこさん!お久し振りです〜。
お元気でお過ごしでしたでしょうか。
そうです、今度は私の方からふみこさんの北海道へ遂に念願叶って行って参りました。
北海道は本当に良い所ですね。
東京生まれ東京育ちの有島武郎が、自分の本当の故郷は北海道だと言う位愛していたのが納得出来ました。
いつかもう一度、紅葉か雪の季節にニセコを訪れてみたいです。
ふみこさんが「小さき者へ」に関係した出来事とはどんなことでしょう?
もしお差支えなければ是非お教えくださいませ。
大自然と美味しいもの、勿論こちらも大きな目的でしたよ(^^)
ふみこさんの旅行記で拝見して憧れていた美瑛と富良野にも行って来ました!
一度に載せられなかったので、後日旅行記にしようと思いますが、その時はまた見てやってくださいね。
- ふみこさん からの返信 2009/09/12 18:16:27
- RE: RE: 私の知らない北海道・・・
- waterlilyさん、こんにちは♪
> ふみこさんが「小さき者へ」に関係した出来事とはどんなことでしょう?
> もしお差支えなければ是非お教えくださいませ。
おもしろくもなんとも無いお話なんですが・・・
10年以上前でしょうか。自社のホームページ管理人をやっていた頃、サイトに大通公園の有島武郎文学碑の写真を載せていたんです。
ある時、北海道を自転車で回ったという学生さんからメールが来て、ぜひ文学碑に書かれている文を教えてほしいとお願いされました。大通公園で碑を見たときに自分の心に響いてとても元気が出たのに写真も取らず文章もメモらず、誰の文だったのかもわからないままだったのだと。写真を見て「これは!」と思い、いても立ってもいられなくメールを出したそうです。
なんとなく学生さんの熱い気持ちが伝わってきたので、早速大通公園に出向いて文をメモってホームページに載せたあと、学生さんにお知らせしました。学生さんにはとても喜んで頂きました。で、その文が「小さき者へ」だったのです。
オチも何も無い話ですみません。でも「小さき者へ」と聞くとなぜかあの時の学生さんは元気かな?とふと思い出してしまうのです。
そんな感じでしたー。
ところで、美瑛と富良野も行かれたのですね。
waterlilyさん目線での美瑛と富良野も楽しみです♪
またお邪魔しますね。
- waterlilyさん からの返信 2009/09/12 19:59:11
- ありがとうございます☆
- わぁ〜、良いお話ですね〜!
大通公園の有島武郎の碑はガイドブックにも載っていましたので行きたかったのですが、時間が足りずに行けなかった場所でした。
「小さき者へ」のあの文に、いても立ってもいられなくなるほど感動されたというその学生さんに、私もお会いして感動を分かち合いたいです。
何だかとっても嬉しい〜。
そして、その学生さんの願いに直ぐに大通公園まで出向かれてHPに載せられたふみこさん、本当にお優しい〜。
学生さんもどんなに感激、喜ばれたことでしょう。
素敵なお話を教えてくださってありがとうございました。
ふみこさんは会社のHPの管理人をなさってるって、すごいです〜。
ふみこさんの文章って、とてもウイットに富んでいて惹き込まれる文章で、
いつも何て文才がおありなの〜!と思っていましたが、やはりそういうお仕事をなさってらしたのですね。
美瑛と富良野は、実はその日台風が日本に接近している日で、お天気が曇りがちだったのと、お花畑に嬉しくなってしまったあまり、時が経つのを忘れ、名前の付いた木のある(パッチワークの丘?)辺りに行く時間が無くなってしまったのが心残りです。もう何日も美瑛に留まりたい〜と思ってしまいました。
北海道はきっと一ヶ月居ても足りませんね(^^)
-
- 前日光さん 2009/09/09 21:56:43
- やっぱり、文学少女だわ〜(^o^)
- こんばんは!
すばらしい大作ですね。
初秋の北海道、農場の赤い屋根の異国的なこと!
知事公館の応接室呼び鈴、「女官」、「内舎人」、
気になります。 素敵だわ、今時。この古めかしい呼称。
ブルーベリーリキュールの容器、かわいいですぅ〜♪
有島氏の3人のお子様のうち、森雅之様はどなたかしら?
幼い頃、微かに微かに森様の出演された映画を見たことがあります。
あ、またミーハーな私が顔を出してしまいました(>_<)
ところで、私は有島氏の作品は実は、ほとんど読んでおりません。
「或る女」を読みかけて挫折してしまいました。
でも、waterlilyさんのこの旅行記
「…前途は遠い。そして暗い。しかし恐れてはならぬ。
恐れない者の前に道は開ける。
行け。勇んで。小さきものよ。」
を拝見して、その力強い言葉に心惹かれました。
なんて、すばらしいのでしょうね。
北海道の美しい風景とともに、有島氏の足跡をご一緒に
辿っているような気分にさせていただきました。
三岸好太郎氏をはじめとする美術作品の数々も
北海道の自然とマッチして、一つの世界を造っていますね。
いつものことながら、waterlilyワールドに酔わせていただきました。
ありがとうございます。
前日光
- waterlilyさん からの返信 2009/09/09 23:23:20
- RE: やっぱり、文学少女だわ〜(^o^)
- 前日光さん、こんにちは♪
いえいえ、大作などというものではなく、いつものことながら写真が多いばかりで、何とか少なくしようと努力はしたのですが、こんなに冗漫な旅行記にお優しいお言葉をありがとうございます。
森雅之氏は中央のお子様だそうです。さすが幼少時代から端正なお顔立ちですよね。
写真の右から、次男 敏行、長男 行光(森雅之)、三男 行三 ですが、コメントに書いていなかったので、後で追加して書きますね。
それにしても有島武郎の家系ってすごいですよね。作家から画家から音楽家から俳優まで。有島武郎の妹の孫が山本直純氏と知った時は驚きました。
そしてそうそう、「女官」と「内舎人」!
やはり前日光さんはここに気付いてくださったのですね。嬉しいです。
私もこの古めかしい呼称が何故ここに?と気になって……
想像ですが、「内舎人」も「女官」も今でも宮中で使われている言葉のようですし、多分昭和天皇皇后両陛下がいらした折に使われたものかしら?……と。
その時だけのために作られるものかしらという気もしなくはありませんが、謎です。。。
でも、「女官」「内舎人」って平安の雅を感じさせる言葉で素敵ですよね。私もこの呼び鈴の呼称に反応してしまいました(^^)
有島武郎は好きなのですが、「或る女」は、実は私は有島武郎の作品の中で好きな作品ではないんです。内容が何とも救われなくて……
あの作品を読んで暫く有島作品から離れてしまったかも。
なので、私の中で「或る女」は無かったことに勝手にしてしまっています(汗)
でも、「小さき者へ」と「一房の葡萄」と「生まれ出づる悩み」は、とても好きです。その文体も。
「小さき者へ」の最後の言葉、ほんと素晴らしいですよね。
読む度、悲しみの中にもこちらまで希望と力を与えられるような気になり、有島武郎の純粋さと文章の力をつくづく思います。
こちらこそ、嬉しいメッセージをありがとうございました。
-
- ippuniさん 2009/09/09 19:27:19
- テーマのある旅
- waterlilyさん
こんにちは!
緑がいっぱいの初秋の北海道、
澄み切った美味しい空気が伝わってきました。
文学紀行…いいですね。
テーマのある旅行、大好きです。
大学を卒業して間もない頃(もうかなり前ですが)、
エミリー・ブロンテの跡を追い、
英国の「嵐が丘」を歩いたり、
春にCanterbury Talesの巡礼路を行き、
物語を想像しながら心の中で詩を呟いたり、
どっぷりと英文学の世界に浸った旅をしました。
あの時、ものすごく幸せでした。
北海道はいつ見ても素敵な場所ですね。
自然がいっぱいで建物も趣があって。
美術館のカフェもとても素敵な空間ですね。
憧れます。
クリムト展、北海道でもかなり混んでいるんですね。
でも東京ではもっと混みそうなので比較的ゆっくり
鑑賞できたのではないかと思います。
芸術の秋ですね。
私もそろそろ心を秋モードに入れ替えます^^
ippuni
- waterlilyさん からの返信 2009/09/09 23:13:19
- RE: テーマのある旅
- ippuniさん、こんにちは〜♪
御訪問くださってありがとうございます。
> あの時、ものすごく幸せでした。
あ〜、このお気持ちすご〜く良く解ります(^^)
好きなことをしている時って、時間も疲れも忘れてしまいますよね。
英国の「嵐が丘」、私も行ってみたいです。
クリムト展は他の展示施設と比べれば人が多かったという程度で、ippuniさんがおっしゃる通り、東京での展覧会を思うと空いていて楽に観賞出来ました。東京で人気のある展覧会の時はもう大変なことになりますものね。
そうそう、以前もお話したかも知れませんが、娘が友人たちとのフランス・スイス・イギリス旅行から帰って参りました。
どこも其々良かったとのことですが、一番感動したのは、ippuniさんもお好きなスイスの大自然と申しておりました。
お土産に買って来てくれた、マルモッタン美術館とロンドンのナショナルギャラリーの図録を眺めて、ippuniさんのパリの風を味わっています。
パリはきっともう素敵な秋の装いなのでしょうね☆
-
- べるつくさん 2009/09/09 17:29:44
- 文学&芸術散歩!
- waterlilyさん、こんにちは〜
有島武郎を訪ねての旅、いつもながら格調高いですね〜
なんでも一房の葡萄の舞台が横浜の山手あたりだとかで、何十年ぶりにまた読んでみようかと思いつつ、実家に岩波文庫あったっけ、今度帰ったら見てみようっと、とそのまんまです。
文学に絵画に彫刻とアート色満載ですが、個人的には小樽や北大の建物の数々にも興味しんしんでした。
文章の引用ってけっこう大変な作業ですねぇ。やってみて痛感しました。
自分はほとんど警察小説しか読まないもので、古典とはあまり縁がないのですが、言葉遣いがまた違うのでさらに大変なことと思います。
あ、でもどっぷり文学の世界に浸かってらっしゃるとすらすら打てたりします?
ちなみに先日読んだ警察小説でニセコが舞台になっているものがありました。オーストラリア人が多い町として描かれていましたがいかがでした?
べるつく
- waterlilyさん からの返信 2009/09/09 23:03:18
- RE: 文学&芸術散歩!
- べるつくさん、こんにちは!
いつもながら単に自己満足の旅行記になってしまってお恥ずかしい限りですが、それにもかかわらずご覧くださってありがとうございます。
そうそう、有島武郎は6歳から9歳まで横浜のミッションスクール(横浜英和学院だそうですが)に通っているのですよね。べるつくさんのお宅の近くかも?
一房の葡萄は‘許し’ということが伝わる奥深い童話で文章も美しくて大好きなんです。童話ではありますが、子供向けというより大人が読んだ方が一層心に響く感じがします。
引用した部分はとても好きな個所なので、胸一杯の気持ちを込めて引用しました。ですので、有島武郎の美しい文章を改めて一文字一文字味わうことが出来て、楽しい作業でした。
ニセコでオーストラリア人には一人も出会いませんでしたが、オーストラリア人が多いのですか?
そう言えば以前、ニセコは雪質が良いのでオーストラリア人に人気だという新聞記事を読んだ気がします。
私が行った時は季節的なこともあるのでしょうか、ニセコでは日本人旅行者さえ数人しか見かけなかったんです。有島記念館でもあんなに広いのに3〜4人の方にすれ違っただけでした。
警察小説という分野は私は殆ど読んだことがないので、べるつくさんは建築、スヌーピーと興味の幅が広くしかも深くていらしてすごい〜といつも感心しています。小樽はべるつくさんのお好きそうな建築物の宝庫という感じでしたよ。
べるつくさんはもうご存知のこととは思いますが、富良野でラベンダー・スヌーピーを見つけましたので、これは絶対べるつくさんのために!と思って
写真を撮って来ました♪
いつになるか解りませんがそのうち旅行記に載せたいと思っていますので、その時はプレゼントを受け取ってくださいね(^^)
-
- クレールさん 2009/09/09 11:42:54
- 爽やかな秋の始まり。
- waterlilyさま
こんにちは♪まりのです。
暫し、有島武郎の世界にも浸り・・・
初秋の北海道の爽やかな空気を
深呼吸させていただいたような、そんな気持ちになりました。
北海道は、スキー場、あるいは
札幌・函館・小樽・・の黄金コースを駆け足でめぐる形でしか
訪れた事がありません。
旅行記を拝見し、こんなかたちの旅もあるのだ・・と、
再確認させていただいた思いです。
いつも、waterlilyさんの旅行記で
美しい別世界を、味わわせていただいております☆
六花亭のお菓子は、どれも美味しくて大好き^^*
特にストロベリーチョコレート!!絶品ですよね〜。
と、また食べ物にばかり反応してしまいました(汗)
まりの
- waterlilyさん からの返信 2009/09/09 21:42:28
- RE: 爽やかな秋の始まり。
- まりのさん、こんにちは♪
ご覧くださっていつも温かいメッセージをありがとうございます。
有島武郎が北海道から帰京してすぐに住んだのは鎌倉の海岸近くとのことですが、もしかしてまりのさんのご実家のお近くでしょうか?
六花亭のストロベリーチョコ、まりのさんもお好きでしたか。
嬉しい〜。
あの苺の甘酸っぱさと甘いチョコレートの組み合わせが良いですよね。
北海道って、美味しいものが一杯なのですね。
デパートの北海道物産展が人気なのが納得出来ました。
小田急でも秋の北海道物産展が始まるようですが、行ってみたい気がする今日この頃です(^^)
北海道は涼しい〜と思って帰って来ましたら、今年は関東も涼しくて過ごし易くなりましたね。
まりのさんの秋のお出掛けはどちらでしょう。
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