2014/08/13 - 2014/08/14
376位(同エリア713件中)
reiさん
かつて栄えた岩内は、木田金次郎を育んだ漁師の町。この周辺には、木田金次郎に影響を受けた、小川原脩、西村計雄、の画家が誕生した。木田金次郎美術館、彼らの作品を展示した小川原脩美術館、西村計雄美術館と、有島武雄記念館を含めてミュージアムロードが整備されている。ニセコに泊まりこの美術館を巡った。木田金次郎美術館のビデオで「生まれ出づる悩み」のモデルの木田金次郎を理解し、その地域の文化的背景を知ったことは、とても有意義だった。有島武郎記念館は、何度も行っていたので今回は省いた。
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
中山峠は、生憎の小雨交じり。
-
とはいえ結構観光客で込んでいた。一寸した心づかいが、和ませる。涼しい風が心地よい。
-
羊蹄山に雲がかかっていた。揚げいもの看板が、中山峠の食欲をそそる。
-
喜茂別を通り過ぎると、芋畑がつずく。羊蹄山も美しい。十勝とは違う畑の様子。
-
倶知安の市街地から少し離れている。小川原脩記念美術館。あまり期待してなかったが、外観を見たら、内容が期待される。この小さな町に、出来すぎた美術館。都市でもまれな高い質の美術館。設計はだれなのか?
-
手入れの行き届いた前庭。
-
真っすぐに伸びるエントランス。
-
やはり暑いのか、誰もテラスにいなかった。秋の頃は心地よさそう。
-
デザインされたグリーの芝生。
-
エントランス。
-
心地よいロビーホール。大きなピクチャーウインドウが、目の前に広がる。緑が瑞々しい。
-
近づくとマルセル・ブロイヤーの椅子だった。こんな田舎にどうして沢山?設計科のセンスが偲ばれる。
-
北口さつきのfour Seasons とマルセル・ブロイヤーの椅子。確か1脚2拾数万円のはず。素敵過ぎる。
-
小川原脩の足跡と作品のビデオ室。良くできていた。
-
オープン事務室。こうした処で働けるのが、羨ましい。
-
小川原脩の絵葉書を買った。中国の風景が見たかったのに展示されていなかった。
-
1時間半ぐらい鑑賞して出口に向かう。紹介できないのが残念。
-
出口の案内の方に、この件で郷土資料館も入れるからと勧められる。なかなか充実していた。ここでは写真はよいとのこと。
-
月光仮面の雑誌があった。平凡など古い雑誌も見れて、なかなか面白い。
-
2階展示場
-
イトウの生涯が紹介されていた。イトウが生息していたのだろうか?
-
何故かゼロ戦の左の羽の残骸があった。
-
翅の亀裂部分。ガラス箱の中で写真は撮れなかった。
-
ニセコに泊まって、翌日岩内町の木田金次郎記念美術館に行った。
-
入口のプレート
-
形は少し平凡。美術館の正面
-
ロビーから見た中庭。ここからは出られない。
-
ロッカールームと喫茶コーナーへの廊下。
-
木田金次郎の岩内港の絵葉書の一部。漁師と絵描きを両立していた。有島が自殺後、絵かきとして生計を立てた。岩内町の絵画の指導をし続け、美術を理解する町民を育てた。
-
喫茶部分。美術館展示空間は写真不可で紹介ができない。右の部屋で、金次郎の生涯と作品がビデオで紹介されている。ここではじめて、有島武郎の小説「生まれ出づる悩み」のモデルの木田金次郎関係が、理解できた。
-
いったん隣の公園に出ると、この中庭にはいれる。喫茶部分は共有のようだ。
-
隣の公園
-
現代アート風のモニュメント
-
親水公園風の造り。気持ちよさそうで子供たちが水遊びをしていた。
-
ハマナスの実。
-
木田金次郎がよく題材にした、岩内漁港。
-
岩内漁港。
-
荒井記念美術館。岩内高原ホテルに隣接している。ピカソの版画が中心。
-
高原ホテルの庭と思う。設置者が同じのよう。
-
エントランスホール。版画という内容のため、照度を暗くしており、多くが窓のカーテンが閉められており、ゆったりした感じが希薄である。費用対効果が、良くない。ピカソの版画はよく集められているが、油彩がないのが残念でる。
-
荒井美術館の絵葉書の一部。版画なので、迫力に欠けていた。
-
食事をして、西村計雄記念美術館に行く。都市設計の松田真人の設計と知っていた。大学院時代の先輩で、一度見たいと思っていた。ニセコ連峰が遠くに見える。
-
小高い丘に建っている。
-
造形性に富む、きれいなデザイン。小川原記念美術館のアクの柔らかな空間と違い、直線的で男性的な空間。
-
側面からの空間
-
優等生的空間。やはり太田實の弟子の影響か?
-
美術館プレート。実に丁寧な作品だ。
-
入り口わき
-
休息室。
-
展示室に続く廊下。
-
廊下から中庭を隔てて、山並みを見る。
-
休息コーナー
-
西村の抽象画。木田金次郎の影響を受け、芸大に入った。フランスで認められた。セーヌ川の橋。ノートルダムらしき建物がわかる。絵葉書の一部。
-
廊下の白壁に、ステンドグラスが映っていた。お弟子さんの作品とか。時間は4時半を過ぎていた。有島記念館を含めて、ミュージアムロードと名付けられている。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
54