2009/08/14 - 2009/08/16
1183位(同エリア2109件中)
ともきちさん
すっかり恒例になった、夏休みの上高地散策。
今年も晴天に恵まれて、爽やかな3日間を過ごしてきました。
朝もやのゆったりした時の流れとキラッと差し込む陽光のコントラストに自然の幅の広さを感じました。
そんな中からもっともポピュラーな散策コース「大正池~河童橋」を振り返ります。
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
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マイカー規制のされている上高地にはほとんどの人がバスでやってくることになると思います。釜トンネルを抜けたところから雰囲気は山岳リゾート。お店はもちろん民家もありません。山に囲まれ、川が流れ、森が広がる世界の中でしばらくバスに揺られていると、静かに水をたくわえている大正池が目に飛び込んできます。この感動を味わうには、バスの座席は進行方向左側がおすすめです。
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バスでそのままあと10分程度揺られて終点のバスターミナルまで行ってもいいのですが、荷物が少なかったり、日帰りの時には、大正池で降りて、ここからハイキングをスタートするのがおすすめです。写真は大正池のほとりから写した、朝の焼岳。
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ハイキングは自然研究路コースに沿って進みます。湿地帯をつっきる時には木道になっていたりします。向こうからやってくる人とすれ違う時はちょっと気遣いをして端に寄って歩いたりします。水面に太陽と白い雲が反射して、こちらが洗われるよう。
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研究路を進みます。前方に見えるのは穂高連峰。
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さらに進むとぱっと開けたところに出ます。田代湿原です。湿原といっても水は手前の方にちょっと見える程度です。湿原に生えた草木と穂高連峰の眺めが最高です。ベンチもあるので小休止もできます。ともきちはだいたいここまで来ると上に着ていたシャツを脱いで、Tシャツに一枚になります。それと水分補給ですね。
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田代湿原からそのままうっかり自然研究路を河童橋方面に進まないように注意しましょう。というのは、ちょっとわきにそれたところに田代池がひっそりと水をはっているから。しーんと静まりかえった田代池。ハイカーたちの話し声も自然に小さな声になります。おしどり家族は朝食を済ませて、リラックスタイムにはいったようです。
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自然研究路を進むと、梓川コースと林間コースに分かれます。どちらも後悔なしのおすすめコース。その証拠にいつ行っても、ハイカーはほぼ半々にわかれて進んでいくから。今回は梓川コースに進みました。途中、梓川の河岸に出ることができます。ここではマガモの家族が朝食後の睡眠にはいっていました。雄大な穂高連峰と青く澄んだ梓川でのくつろぎのひととき。
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梓川コースと林間コースの合流点付近はバイカモのあざやかな緑が楽しめます。
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合流してまもなく、田代橋地区に。ここはハイキングの交差点であり、展望スポットであり、トイレやベンチもあるので、けっこうにぎやかです。上流は穂高をバックにした梓川の景観が見事です。
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下流は梓川の渓谷美。
上高地帝国ホテル、上高地温泉ホテル、上高地清水屋ホテルも近くです。また、上高地地区に資材などを運ぶ車も通るので、気をつけて。 -
田代橋地区からは、上高地温泉ホテル、上高地清水屋ホテルの各ホテルや日本の近代登山の父、ウェストン碑を通るコースと、中ノ瀬園地コースに分かれます。ウェストン碑の記念撮影に興味のない人は、中ノ瀬園地コースがどちらかというとおすすめです。途中、河岸に降りたり、刻々と角度の変わる穂高連峰を眺められたりします。
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やがて遠くに河童橋が見え始めます。徐々に近づいていく感覚がけっこう緊張します。さあいよいよ名所「河童橋」です。
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ということで、最後の一枚は河童橋です。
ぜひ梓川の清流に足を浸けてみてください。上高地の自然を感覚で楽しむことができます!(冷え冷えですよぉ〜)
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