2009/03/20 - 2009/03/24
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warajiさん
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旅の実質2日目。旅立ちから3日、いよいよ一番の目的地、トドワラへと向かった。
時の流れをこれ程感じた事は無い!何も無い最果ての地である事は間違いない。でも、それは私個人、いや人間が勝手に思っていることだとも思う。
訪れてよかったと思う。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 新幹線 JR特急 JRローカル
-
釧路塘路湖の朝。昨日の朝、北海道入りして晩、釧路で過ごし、そして今日の夜には札幌から夜行で青森入りするという何ともすごいスケジュール。
荷物の整理をしていてあ!っと気が付いた。お土産を忘れた!たぶん釧路駅だ。今までこんな事無かったのに・・・・。恐らく車内だと思う。ここで慌ててもしょうがないので釧路駅で確認するしかない。幸い釧路が終点であり、忘れ物もほぼ車内で忘れた確立が高いのでまあ出たらお慰みといったところ。あ〜ぁ、やっちゃったよ。
早朝、もう一人の宿泊者も散歩するみたいだったので声を掛けたが、歩いて周辺を散歩したいというので私たちだけで行く。さわやかなとても真冬とは思えない風景だった。朝陽が美しかった。 -
雪は無いけどやはり北海道釧路。風は冷たい。湖も凍っていた。美しい景色だった。
途中エゾシカが車にはねられて死んでいるのを発見した。何とも痛ましい。よくある事なので本当に悲しくなる。時には人間も死ぬ。
帰るとき、道路管理の人が死骸を片付けていた。 -
下り坂のカーブから湖を眺める。本当は危ないのだが、早朝だし何も無い所だから少しだけなら鑑賞できた。ここからの景色が本当に素晴らしいのだ。
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周辺には温泉もある。また改めてゆっくり来たい。
いったん戻って展望台に向かった。
塘路湖では有名なサルボ展望台。ここからの景色が素晴らしい。 -
近くに駐車場があり、そこに車を止めて歩く。思ったより歩くのでマイペースで・・・。やはり寒かった。登っていると、汽車の汽笛が聞こえた。なんと、この時間に汽車が通るのだ。まだ6時台だ。急いで展望台を目指したので息が切れてハァハァしながら登る。まだ来てないみたい。
登った先から見た景色は素晴らしかった。ほぼぐるりと見渡す事が出来る。気が付くと凍った湖に鹿がいた。塘路湖の眺めも素晴らしい。 -
塘路湖周辺の案内板。役に立つ。
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はるか遠くに釧路の広大な湿原が覗けた。今まで何度か来ているのにこうして湿原を眺めるのは初めてだった。
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やがて汽笛が近づいて汽車がやってきた。一両編成のかわいい列車だ。昨日はこの汽車で釧路を往復したのだ。見ると乗るとでは大違い。ここから見てると本当にかわいい。
実際はすごいスピードで駆け抜けていく。あっという間の出来事だった。 -
汽車は塘路駅で上下線すれ違う。だから2度味わえるのだ。
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山影に隠れた線路は再び顔を出す。そこを狙って摩周湖方面の山々をバックに汽車と景色を撮った。
さすがに寒くて震えたのでこれで展望台を去った。 -
せっかくなので釧路川展望コースも走ってみた。途中エゾシカの群れに遭遇。
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サルボ展望台から見た景色を今度は反対側から覗いている。エゾシカがだんだん増えてきた。食事の時間帯なのだろうか?
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最初は釧路川を一望できる展望台に行こうとしたが、車だらけであきらめた。どうやら釣り人が多いらしい。
いくだけ走って途中で引き返した。いったん走ると一本道でUターンも出来ないため、行ける所まで行ったのだが、運良く川の岸辺を眺める事が出来た。こんな景色を見ていると帰りたくなくなる。カヌーが流行っているが、やる気持ちがよくわかる。私もやりたい。
ここでようやくYHに帰る事にした。 -
YHで早めの朝食を取り、すぐ出発した。YH恒例の出発の写真を撮っていよいよトドワラへの旅立ちだ!
もう一人の女の子も帰ってきて食事を取っていた。聞いたら高校生!ビックリした。時期的には私たちの時代ならすごい人で埋まっていいはずなのに、時代の流れだろうか?私にはこの高校生が懐かしかった。同じ頃、九州を旅していたからだ。そのあとすぐ大学で九州に住む事になったが、その時の旅が私の旅の原点になっていると言ってもいい。
その高校生は実習で来ている横浜(だったと思う)の子だった。その合間に旅をしているとの事だった。
昔の自分を思い出してしまった。 -
塘路を離れ、一気に標茶まで来た。ここで初めてセイコーマートという北海道お馴染みのコンビニを知った。北海道に来たら札幌クラシックビールとセイコーマートなのだそうだ。ふぅ〜ん・・・。
途中多和平に寄った。360度の景色という牧場で有名になった。一度夏の北海道で味わって以来の展望。今日は単に道に車を寄せて丘にちょこっとよじ登って見ただけだが。
多和平は実は360度の地平線は見えない。うたい文句だけ。実際は丘陵地なので丘を眺めるといった感じ。ちなみに初めて有名地として登場した開陽台もそう。
ここにはいろんな事件やドラマがあって、私自身も霧の開陽台に一度来ただけで終わってしまったのだが、やるせない気持ちがある場所。多和平もそのあと登場し、他にも似たような場所があるが、まあこの話しはまたいずれ機会があったら語る事にしよう。
道草をしながらも一路トドワラを目指す。 -
標津まで来た。相変わらず雪は無いが、防風林と雪庇避け、畑には一面の雪があった。やっぱり北海道ではこの風景が似合う。
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今回軽を借りたが、ガンガン攻めた。時間が無いのだ。予報では天気は崩れるらしい。
しかし私たちは青空を追いかけているようで、いつまでも青い空が広がった。
道もごらんの通り。路面状態は最高で、雪道を想定していたので助かった。 -
いよいよ野付半島に進路をとる。この辺りも懐かしい場所だ。知床が見えたときには感動した。
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野付半島に入った。ここからは北方領土が見える。
なんとなくここは北海道?という景色。海と国後島を横に見ながらドライブは続く。雪はどうしたの?という位無い。 -
途中休憩して知床や国後の海を眺めた。知床の山々は雄大だった。
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道はどこまでも果てしなく続く。両側が海。こういう道が私は好きだ。
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野付の内海は一部凍っていた。ここは時々TVでも紹介されるので知っている人も多いと思うが、北海縞えびで有名だ。その時期に是非訪れてみたい。
反対側は北方領土できびしい冷たい海が広がっている。対照的なところ。 -
最初に現れたのがナラワラ。ここはすぐ見れる。ナラの樹が海水に浸食されて立ち枯れになっている群落で、いずれここも消えて無くなる運命。
展望台で写真を撮ってすぐ離れた。 -
ナラワラの手前には湖があり、丹頂が一羽いた。寂れた景色でも鳥や動物にとっては天国なのかもしれない。
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トドワラ方面に目をやると、彼方にそれらしき景色と草原が広がっていた。
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トドワラビジターセンターに到着。ここから歩く事になる。この先行き止まりと言う事だったが、後で知ったが灯台までは行けるらしい。失敗!でもトドワラという観光ルートはここから歩くルートなのでこれはこれでいいのだろう。
イメージと大分違った。うっそうとした原生林が続き、その中に立ち枯れのトドマツが群れを成しているのかと思った。全くの拍子抜け。木など何も無い。低木のハマナスなどしか無い。最初パッと見て、行っても価値あるのかな?と思ってやめようとも思ったが、友達はやはり同じようにそれで行くのをやめて後悔しているので行く事にした。元々そのつもりで来てるんだし。
風が強かった。空は青かったが、だんだん曇ってきた。予報通り天気は下り坂だ。
歩いていると、やはりトドワラの先の半島や付け根が気になった。でもここまで来て中途半端はよくない、初志一貫!
途中所々に案内板があった。これはトドワラの成り立ちの説明だった。 -
ビジターセンターから歩いて数十分、遊歩道を歩いてついに入り口まで来た。夏のシーズンになると渡り船が出てハマナスがきれいに咲き、馬車が通る。エビ漁もあるみたいだ。
ここから先は完全に木道を歩く観光遊歩道になる。トイレもここが最終で設置されていた。 -
トドワラの説明案内版。ここはかつてはトドマツで辺り一帯が覆われていたのだろう。
ここは街が出来て遊郭まであったという程栄えていたらしい。豊かな所だったのだ。
それから歴史は移って海水の浸食が始まり、松は立ち枯れて荒廃した。イメージとしては長野穂高入り口上高地の大正池にたたずんだ枯れ木群だろうか?
しかしそれすら歴史の中ですでに姿を消した。
トドワラも消え行く自然の風景なのである。 -
かつて栄えたトドマツの群生は立ち枯れ、そして荒野に消えていった。今はその面影を僅かに留めるのみ。やがて草原になってしまうのだろう。
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唯一生き残っている立ち枯れ群。これも数年の内には消えていくんだろう。
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遊歩道を振り返る。遠くに野付の先端が見える。
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遊歩道から船着場の道のり。夏はここから人が出入りするのだろう。でも季節外れの大雨で破壊されてしまった。
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トドワラ入り口看板と立ち枯れ群の間にある遊歩道。
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遠くに立ち枯れ群が見える。ここには渡り鳥や海鳥がゆっくり休んでいた。
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これが渡り船の船着場遊歩道。壊れて一部消えている。
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見事に遊歩道が流されてます。
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対岸の新トドワラ?ここからまだまだ距離がある。
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全体の景色
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野付の内海とトドワラの末期の景色
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遊歩道から見たトドワラと海岸線
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ビジターセンターまで帰ってきた。この裏にある野付の記念碑でゴール!
空もだいぶ曇ってきたので帰る事にした。 -
記念碑の近くにはこんな看板が・・・・。これで十分野付の事が分かる気がする。
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野付に住む生き物たち
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野付の自然
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観光ガイド。また来たいな〜♪そんな想いを残して去る事になった。
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時間を気にしながら釧路を目指した。お昼を近くのセイコーマートで買って取り、自遊人を使って標茶にあるオーロラ温泉という所を目指した。
この辺りから天気は急に悪くなってきた。どうやら最後は雨のようだ。
オーロラ温泉は近いと思ったらものすごく遠く、しかもすごい山の中!車もかなり急な登り下りのガタガタのダートを走ったのでものすごく汚れてしまった。
温泉は野性味あふれたところで、意外に利用者はいた。温泉も素晴らしくよかった。モール泉のトロトロで、時間が無くてすぐでなければいけないのが残念だった。近くは雨の影響かぬかるんで大変だった。
温泉自体は素晴らしいが、施設としては簡易的なのでそこら辺は注意。
出て帰る途中から雪になった。まさかの初雪!雪が降って驚くなんて・・・・。普通じゃない。
この辺りは標高が高いのだろうか?国道に出たらすぐ雨に変わった。
雨の中、何とか無事釧路駅に到着。少し余裕があったのでぶらぶら。忘れ物も無事戻ってホッとした。よかった。駅で再び塘路で一緒だった高校生に会った。
駅構内ではラッコブームでラッコパンが売れていた。私は高いしバカらしくなってやめた。まだいるのかな?
やがて定刻になり、夕方発の特急スーパーおおぞらで札幌へ向かう。辺りはだんだん闇に包まれてきた。帯広の想い出も2日間の想い出も詰め込んで札幌を目指す。雪が多かったのは釧路から帯広の間だけで、それでも少なかった。
走馬灯とはこの事をいうのかな?あっという間の北海道だった。
やがて汽車は札幌へ。夜8時に無事到着した。
〜つづく〜
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