2009/08/07 - 2009/08/17
256位(同エリア456件中)
ムーランさん
ルーマニアと聞いて最初に連想したのがドラキュラ、トランシルヴァニア地方でした。そこで、ルーマニアで訪ねる世界遺産は、トランシルヴァニアの世界遺産の街シギショアラに決定!!
Sturnのバスターミナルから40番のバスでブラショフ駅へ。40番のバスは通勤用なのか朝に集中したダイヤなので、ちょっと早いけど7時すぎにホテルをチェックアウトしてバスに乗りました。
駅で食事でもして9時くらいの急行に乗るつもりが、7:45発の普通電車の方がシギショアラに早く着くとのことだったので、予定変更超ローカル世界の車窓からを体験することにしました。シギショアラまで12.80RON。
シギショアラ到着予定時刻が10:40。128kmを3時間って…どんなにゆっくり走るのか!?
電車の出発まであと10分。どの電車なのか分かりません。駅員に聞いても…わかりません。自分が担当してる電車の行き先しか知らないみたい ^^;どうしたものか…そこへ親切な人が寄ってきて、シギショアラはあの電車!と教えてくれました。ルーマニアの人は、ほんとに親切な人が多いです。
実は、この親切な人は乗客ではなく物売りの人でした。(別に何かを売りつけられたわけではなく、一緒に電車に乗ったかと思ったら売り子のごとく行脚してたので。)たしかにシギショアラ行きは観光客多そう。ドル箱の電車情報は駅員より詳しいのかも(笑)
この普通電車、普通なのになぜか窓には深紅のカーテンがついています。
IC、急行と違って、マイナー駅も含め各駅に止まるのだけど、このマイナー駅がスゴイ!!なんとホームがありません。電車と駅舎の間は草ぼーぼーで、そこを歩いて渡ります。ホームがないと、電車の車高ってけっこう高くて、乗るのがたいへんそう。
さらに、単線なので異常に待ち時間が長い。電車は止まると、両サイドのドアが開きます。そして喫煙タイム。電車をおりてタバコを吸いだす人がいっぱい。
ダイヤはめちゃめちゃだけど、発車するときには一応合図らしきものがありました。一番驚いたのは、ドアが閉まってなくても発車しちゃうところ。安全装置とかないのかなぁ。カルチャーショックだらけの鉄道の旅~(笑)
けっきょく、シギショアラには30分遅れで到着。128kmに3時間半。ノロノロ走っているわけではなく、ほとんどの時間は通過待ちで止まってました。
これだけダイヤが当てにならないとなると、危険極まりなさそうなブカレストへは早めの電車で向かうべきという結論に至り、予定より1本早いシギショアラ発13:54の電車に乗ることに決めました。となると、シギショアラ滞在時間は2時間半!!
ソフトキャリーとともに世界遺産の街シギショアラを疾走します(^o^)v
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス レンタカー
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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駅からはニコラエ・ティトゥレスク通り(Str. Nicolae Titulescu)をまっすぐ進んで、ティルナヴァ・マーレ川を渡り、さらにまっすぐ歩いていくとⓘ(インフォメーション)が見えてきました。
ⓘの裏手の階段を上っていくと時計塔に到着!! -
ヴラド・ドラクルの家(Casa Lui Vlad Dracul)
写真右側の建物。1431〜1435年の4年間、ヴラド・ドラクルがハンガリー王によって幽閉されてた家。ドラキュラのモデルとなった息子のヴラド・ツェペシュの生家でもあり、現在はカサ・ヴラド・ドラクル(CasaVlad Dracul)という名のレストランになっている。
ということで、ドラキュラレストランでランチ☆ -
レストラン入り口の階段を上ると…ドラキュラのお屋敷感が漂ってきます。
-
ドラキュラのモデルになっちゃうって、いったいどんな人なのかしら???
地球の歩き方によると…
ルーマニア、トランシルヴァニアに残るドラキュラ伝説の発端は、15世紀に実在したワラアキ公ヴラド3世、別名ヴラド・ツェペシュ(串刺し公)の異常な残虐さだと言われてる。彼は裏切り者や当時敵対していたオスマン朝の兵士を、見せしめのために串刺しにして処刑するなど、あらゆる拷問を考案して実行したらしい。
拷問が趣味かぁ…こうゆう趣味によって後世に名を残すって言うのもビミョーだわ。。。 -
ちなみにドラキュラとはルーマニア語で悪魔(ドラクル)も意味しているらしい。
串刺し公(ヴラド・ツェペシュ)の父は悪魔公(ヴラド・ドラクル)なの???それとも本名???
悪魔の父に串刺しの息子。いったいどんな家系だったのかしら。。。 -
ドリンクだけだと、暗〜い今にもドラキュラが出てきそうなテーブルに案内してもらえるみたいですが、お食事はこのお部屋かテラスみたい。
-
正式名称は忘れちゃったけど、Draculという単語が含まれてたメイン料理をオーダー。
赤っぽい煮込みスープがドラキュラのイメージ!?
レストランの雰囲気がちょっと高級感をかもしだしているからか、24.00RON。 -
時計塔(Turnul cu Ceas)
14世紀に建てられた町のシンボル。
高いところに登れるとなれば、高いとこ好きのムーラン、登らないわけがありません。
ソフトキャリーのハンドルをしまって、ボストンバッグにチェンジ。こうゆうときに観測で鍛えられた腕力が発揮されるのよね〜(笑)
ボストンバッグ片手に最上階へ。 -
時計塔からの眺め。
アンティーク感漂うレンガの屋根が印象的!! -
木の茂みの中にちょこっと見えるのが、時間の関係で断念した山上教会。
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時計塔の隣の教会。
町全体の時間が中世のまま止まってる雰囲気がなんとも素敵☆
さすが世界遺産の街!! -
山上教会(Biserica din Deal)へ続く屋根付き木造階段
このあたりは道がガタガタ。ソフトキャリーには応えるわ。。。まぁ、バッグパックを背負うバッグパッカーはいても、ソフトキャリーをガラガラ引いてるのはムーランくらいだったので、道がガタガタしてることは大した問題じゃないでしょう(笑)
シギショアラは旧市街内部を全体的に工事中。道を整備して、世界遺産の街として大々的に売り出すのかしら!? -
時計塔から続く坂道を下るとHerman oberh広場が見えてきます。
ここから時計塔の方角を見上げると、旧市街全体が見渡せます!! -
-
後ろ髪を引かれつつ、シギショアラ旧市街を後にします。やっぱり2時間半じゃ慌しすぎるわ…
旧市街から駅へ向かう道の途中にあるオルトドクス教会(Biserica Ortdoxa Romana)
中世の空間から出てきたからか、この白さが目を引きます。
13:54発の急行A1746でブカレストへ。2ndクラスで39.90RON。
電車を待ってる間、駅構内をふらふらしていたら、荷物預けカウンターを発見!!ソフトキャリーはここでお留守番させたかったなぁ。
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