2012年10月　ルーマニア2つの世界遺産～マラムレシュの木造教会群＆ブコヴィナの5つの修道院　3日目

2012/10/21 - 2012/10/21

ルーマニア北部、ウクライナとの国境に近い2つの地方、マラムレシュ地方の木造教会群とブコヴィナ地方の5つの修道院を、現地ガイドとドライバーと共に旅しました。ルーマニアの原風景が広がります。

【旅程】

10月19日（金）　成田→（ミュンヘン経由）→クルージュ・ナポカ

10月20日（土）　クルージュ・ナポカ→マラムレシュ地方

10月21日（日）　マラムレシュ地方

10月22日（月）　マラムレシュ地方

10月23日（火）　マラムレシュ地方→ブコヴィナ地方

10月24日（水）　ブコヴィナ地方

10月25日（木）　ブコヴィナ地方→スチャヴァ

10月26日（金）　スチャヴァ→ブカレスト

10月27日（土）　ブカレスト→（ミュンヘン経由）

10月28日（日）　→成田　

2日目　http://4travel.jp/travelogue/11259021　に続いて、引き続きマラムレシュ地方を巡ります。

エリア その他の都市(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

10月21日（日）

ペンションで朝食。ハム入りオムレツ。

サプンツァ村へ。
「陽気なお墓」で有名な場所。
入場料は写真撮影込で5LEI。

陽気な墓 建造物

その人の人生や人となりが語られ、その様子が描かれた彫刻が施されている。

獣医だった人のお墓。

若くして交通事故で無くなった少女の墓。

「陽気な墓」に続いて、サプンツァ村の木造教会へ。この教会は新しく建てられたもので世界遺産ではないが、塔の高さが75mでマラムレシュの教会では最も高い。

ブルサナ村の木造教会。世界遺産。
この教会へは個人宅の敷地を通らないといけない。
個人的には木造教会群の中でも特に気に入った教会。

マラムレシュ地方の木造教会群 寺院・教会

同じブルサナ村でもこちらは「ブルサナ・コンプレックス」と呼ばれる公園のような修道院や教会の複合施設。
ガイドのC氏曰く「宗教テーマパーク」（！）言い得て妙。2003年にできたので重みはないが、ルーマニア人には人気の観光スポットのようだ。
ブルサナの世界遺産木造教会として、こちらが紹介されている記事を見かけるが、それは間違い。

ストゥルムトゥラア村の木造教会。比較的新しいもので世界遺産ではない。

ロザヴレア村の木造教会。こちらも新しいもので世界遺産ではない。

シエウ村の木造教会。世界遺産ではないが古い教会。屋根が大きい。

礼拝を終え、街中でくつろぐシエウのシニアご一同。

ポイエニレ・イゼイ村の木造教会。1604年完成。世界遺産。

ポイエニレ イゼイの木造教会 寺院・教会

教会の横で地元の方たちが、ある方の7回忌の集まりを行っていた。
我々もその輪に招かれ、ご相伴に与る。
大きな鍋で大量に作られた郷土料理「サルマーレ（ロールキャベツ）」。この手の集いには欠かせないもの。
「パリンカ」というサクランボの蒸留酒も勧められる。これが強～いお酒です。

続いてマラムレシュ地方でも田舎の中の田舎、ボティザ村へ。
アグロツーリズムの村としても知られている。
村の教会。新しいもので世界遺産ではない。

ボティザの木造教会 寺院・教会

本日最後の木造教会はイエウッド村のもの。1364年完成でマラムレシュ地方の木造教会でも屈指の歴史を誇る。もちろん世界遺産。

イエウドの木造教会 寺院・教会

本日の宿はヴァドゥ・イゼイにあるペンション、In Deal La Ancuta din Vadu Izei。山小屋ロッジ風。

ペンションで3時間ほど休憩し（仮眠し）、シゲット・マルマツィエイの中心部へ夕食に出かける。店の名はカリネスティ。
トマトにナスのペーストをのせたもの（左)と豚肉加工品が盛られた前菜プレート。

ジャガイモの煮っ転がしみたいなもの。これが美味しい。

3日目はこれにて終了。4日目はマラムレシュ地方の東部分へ。続きは　http://4travel.jp/travelogue/11259146　へ。