⑥イタリア周遊９日間（ｂｙ阪急トラピックス）

2009/07/10 - 2009/07/18

ポンペイの遺跡観光をしたあと、マテーラへ移動しサッシとよばれる洞窟住居を見学しました。

エリア ポンペイ(イタリア)

7/15

ポンペイの遺跡近くにあるカメオ工房へ

ここで作り方などの案内をうけます。

カメオのバックの色は貝殻の内側の色で、内側がオレンジ色の貝や、真珠貝を使って彫ります。

イタリアで一番人気なのは、サルディーニャ島で採れる貝殻で作られたカメオ


バックがチョコレート色になるので、白く掘られた彫像とのコントラストがはっきり浮かび上がる。

サルディーニャ島で採られる貝殻は、採れる数が減ってきているため高価なものとなっている。

お店の外にはカフェやお土産屋さんが並んでいる。

この機械は、オレンジを皮ごといれても果汁だけちゃんと絞ってくれる。

これからポンペイの遺跡を見に行きます。

この飛び石みたいになっているのは、当時の横断歩道だったそうだ。


そういうのが既にあったこと自体、驚き。

当時の彫刻

傷がつかないようガラスで守られている。
こういうのがきちんと残っているのが、なんだか不思議な感覚

商業都市ポンペイは紀元前８世紀に建設されたといわれる。

その当時の染色が、ここまで残っているのがすごい。

ヴェスビオ山の噴火により、ポンペイの町は一瞬にして灰の中うもれてしまう。

写真は逃げ遅れた人たちの石膏型

灰に埋もれた人たちは、肉体は朽ちるけれど骨は残っている。
その空洞に石膏を流しいれて復元したそう。


腰にベルトがあるのは奴隷のしるし
鎖につながれていたため、逃げられなかった。

柱に荷物を運ぶ人の絵が


ここは荷物を運ぶ通りですよ、という意味

大浴場があったと言われる建物の中へ〜

絵柄がまだ残っている。

この一部を見ても、ゴージャスな浴場だったのだろうと想像できる。

ほんとゴージャス！

下の溝のようなところに男性像が彫刻されている。


他にも、天井がかまぼこみたいに湾曲していて、溝が入っていたり。
それは、水蒸気が天井からぽたぽた落ちるのを防ぐためだったらしい。

灯り取りの窓もある

これはマッサージを受ける台だったかな？

大浴場を出て、家があったと思われる場所の玄関へ。

この犬のモザイクはとても有名らしい。
猛犬注意とも書かれているとのこと（笑）

この水飲み場も当時のもの

すぐ近くにはパンを焼くかまどと、粉をひく臼がある

パンを煉るのに水が必要なので、さっきの水飲み場が近くにある。

この石を繋いでいる金具も当時のもの

家があったと思われる場所に溝がある

これは引き戸があったしるし

この柱に描かれているのは男性のシンボル
ここに娼館があったというしるし


港町でもあったポンペイは、いろんな国の人がやってきた。
娼館なら言葉が通じなくても歓待できるので、港町には必ずあった。

これはお墓

向かい側の壁に、綺麗な色のトカゲを発見♪

これは「ポンペイの赤」と言われる壁画

この鮮やかな赤がいまも残っているのには、染料の作り方に秘密があったとのこと。


石灰とロウを加えた石鹸水に、現地から出る赤錆色の顔料を混ぜて作られた染料を使い、さらに鉄ごてや、大理石のローラー、磨き石等で描いた絵を磨き上げていたそう。

いま、この赤色を再現することはできないそうです。

ポンペイの遺跡観光が終わったら、ランチです。

今回のお店はこちら♪
外観がかわいいとテンションが上がる♪♪

お料理も美味しかったです。

シーフード料理で、ボンゴレパスタやイカのフライが出ました。

写真で持っているのはイカのマリネ。
レモンが効いてて美味しかった（＾＾）

お店の外には日陰で涼んでいるわんこが

こんな大きな松ぼっくりも！！！

手のひらサイズでした。

バスに乗って、お次はマテーラへ向かいます。

途中でこんな綺麗な海岸線が！！！

「すごーい」という歓声で、バスで寝てた人たちもむくむく起きだす。

ほんとに綺麗な海岸線
でも、これまたガラスの反射かうまく撮れない；

綺麗な海岸線が見えたのは、ほんの一瞬でした。
ビデオを用意する時間もなかったくらい。

マテーラに到着

サッシとよばれる洞窟住居

人気を感じないけれど、実際住んでいる人がまだいるらしい。

家の前にサッシのミニチュア版が(^^

岩の上に十字架がみえるってことは、あそこに教会が建っているのでしょうか。

このサッシ地区には１００以上の教会があるそうです。

公開しているサッシがあるので、中を見学させてもらいます。

周りにはちらほらとお土産屋さん

ここが中を公開しているサッシ

たくさんのツーリストが順番待ちしています。

中は涼しく、いくつか部屋が分かれていました。

生活雑貨や道具など、当時の生活を再現している空間の中に、馬の模型が！！！

この住居の中に家族と一緒に馬も生活していたなんて。

匂いとか衛生面が不安だわ

そういえば、ベッドの横に簡易式トイレみたいのがあったけど、ただの壺だったし（笑）

窓は一つしかないらしい。

しかも小さい窓が一つ。

これは井戸

中にお金がたくさん落ちていた
水があったと思われる場所には、お金をみんな投げたがるのかな

こちらは台所

でも、窓が一つしかなかったら、匂いや熱がこもりそう。

見学が終わって、サッシ内をあるいてたら黒猫が


画になったのでパチリ

これとか、ほんと洞窟住居って感じ。

カラフルなお土産品が並んでました。

奥にあるニワトリみたいなものは鳥笛だったかな？